2026年の金曜ロードショーでは、スタジオジブリ作品が年間を通じて複数回放送されました。1月2日の『千と千尋の神隠し』を皮切りに、1月9日の『かぐや姫の物語』、ゴールデンウイークの『耳をすませば』『魔女の宅急便』、そして8月の3週連続企画まで、合計7作品がラインナップに登場しています。
特に注目されたのが、8月7日から21日まで実施された「3週連続夏はジブリ!!」。『借りぐらしのアリエッティ』『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』が、エンドロールを含むノーカットで放送されました。2026年11月3日現在、これらの放送はすべて終了しています。
2026年のジブリ作品の放送は、年始・ゴールデンウイーク・夏休みという3つの時期に分かれていました。
年間のラインナップを確認すると、単発の特別放送だけでなく、2週連続や3週連続といったシリーズ企画が組まれていたことが分かります。
2026年1月:新年は『千と千尋の神隠し』と『かぐや姫の物語』2026年最初のジブリ作品は、1月2日(金)放送の宮﨑駿監督作品『千と千尋の神隠し』でした。
放送時間は21時から23時39分まで。通常より45分拡大された特別編成で、ノーカット放送となりました。
続く1月9日(金)には、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』を放送。21時から23時54分までの拡大枠が設定され、こちらもノーカットでした。
宮﨑駿監督と高畑勲監督という、スタジオジブリを代表する2人の作品が新年早々に並んだ点は、2026年の特徴的な編成です。
2026年5月:ゴールデンウイークは2週連続ジブリ春の企画では、5月1日(金)に『耳をすませば』、5月8日(金)に『魔女の宅急便』が放送されました。
『耳をすませば』は近藤喜文監督作品で、宮﨑駿が製作プロデューサー・脚本・絵コンテを担当。読書好きの月島雫と、ヴァイオリン職人を目指す天沢聖司の青春を描いています。
翌週の『魔女の宅急便』は、13歳の新米魔女キキが、黒猫ジジとともに新しい街で生活を始める物語です。宮﨑駿が脚本・監督を務め、原作は角野栄子の児童文学です。
どちらもノーカットで放送され、『耳をすませば』は25分、『魔女の宅急便』は15分の放送枠拡大が行われました。
2026年8月:夏休みの3週連続ジブリ企画2026年のジブリ放送で最も大きな企画となったのが、8月7日から始まった「3週連続夏はジブリ!!」です。
作品の選定にも特徴がありました。1週目は小人の少女の冒険、2週目は自然と人間の共生を描いた壮大な物語、3週目は子どもたちと不思議な生き物との交流を描くファンタジーです。
8月7日から21日まで、3週続けて金曜日の21時から放送されました。スタジオジブリの公式発表では、3作品ともエンドロールを含むノーカット放送と案内されています。
【放送日・作品名一覧】2026年のジブリ全7作品と放送時間を比較

2026年の金曜ロードショーにおけるジブリ作品の放送情報を、日付順に整理しました。
| 放送日 | 作品名 | 放送時間 | 放送情報 |
|---|---|---|---|
| 1月2日(金) | 千と千尋の神隠し | 21:00~23:39 | ノーカット・45分拡大 |
| 1月9日(金) | かぐや姫の物語 | 21:00~23:54 | ノーカット・60分拡大 |
| 5月1日(金) | 耳をすませば | 21:00~23:19 | ノーカット・25分拡大 |
| 5月8日(金) | 魔女の宅急便 | 21:00~23:09 | ノーカット・15分拡大 |
| 8月7日(金) | 借りぐらしのアリエッティ | 21:00~22:59 | ノーカット・5分拡大 |
| 8月14日(金) | 風の谷のナウシカ | 21:00~23:24 | ノーカット・30分拡大 |
| 8月21日(金) | となりのトトロ | 21:00~22:54 | ノーカット |
※放送時間は各作品の公式番組情報に基づきます。実際の視聴時には地域ごとの番組表も確認してください。
2026年の放送スケジュールから分かる3つの特徴1つ目は、年始の2週連続放送です。『千と千尋の神隠し』と『かぐや姫の物語』という、異なる監督の代表作を連続して楽しめる編成でした。
2つ目は、ゴールデンウイークの2作品です。『耳をすませば』と『魔女の宅急便』は、青春や自立、成長をテーマにした作品で、幅広い世代が楽しめる組み合わせでした。
3つ目は、夏の3週連続企画です。8月7日・14日・21日の3週にわたって放送され、夏休みに家族で楽しめる作品が選ばれました。
つまり、2026年はジブリ作品の放送が夏だけに集中していたわけではありません。年始から夏まで、年間を通じて複数の特集が実施された年でした。
【ノーカット放送を検証】エンドロールや本編はどこまで見られた?
ジブリ作品の金曜ロードショーで、視聴者が気にするポイントの一つが「ノーカット放送」です。
映画館や配信サービスで見た作品をテレビで再び楽しむ場合、放送時間の都合で本編の一部が省略されていないか気になる人も多いはずです。
2026年の対象7作品はいずれもノーカット2026年の年始・ゴールデンウイーク・夏の放送については、各作品の公式番組案内でノーカット放送が告知されました。
とりわけ8月の3週連続企画では、スタジオジブリ自身がエンドロールを含むノーカット放送と発表しています。
このため、夏の3作品については、物語の本編だけでなく、映画の最後に流れるエンドロールまで含めた放送が予定されていました。
ノーカット放送とCMなし放送は別物ここで注意したいのが、ノーカットという言葉の意味です。
ノーカット放送は、映画本編の映像や内容を放送時間の都合で削らずに放送することを指します。テレビ番組そのものにCMが入らないという意味ではありません。
また、作品によって放送時間が異なるのは、映画の長さや番組編成上の拡大時間が違うためです。
たとえば『かぐや姫の物語』は23時54分までの放送枠が設けられました。一方、『となりのトトロ』は22時54分までの編成です。
作品ごとの放送枠を確認することで、録画予約の終了時刻を間違えるリスクも減らせます。
【歴代作品一覧】金曜ロードショーで放送されてきたジブリの名作
金曜ロードショーとスタジオジブリの関係は、2026年に始まったものではありません。
日本テレビの映画番組「金曜ロードショー」は1985年にスタートし、翌1986年には『風の谷のナウシカ』を放送。スタジオジブリ公式の展覧会紹介によると、それ以来、ジブリ作品は200回以上にわたって放送されてきました。
同じ作品が何度も再放送されているため、200回以上という数字は作品の種類が200以上あるという意味ではありません。長年にわたり、同じ名作が世代を超えてテレビで紹介されてきたことを示しています。
歴代の代表的な放送作品金曜ロードショーで親しまれてきたジブリ作品には、次のようなタイトルがあります。
宮﨑駿監督作品
- 『風の谷のナウシカ』
- 『天空の城ラピュタ』
- 『となりのトトロ』
- 『魔女の宅急便』
- 『紅の豚』
- 『もののけ姫』
- 『千と千尋の神隠し』
- 『ハウルの動く城』
- 『崖の上のポニョ』
- 『風立ちぬ』
- 『君たちはどう生きるか』
高畑勲監督・その他の監督による作品
- 『火垂るの墓』
- 『おもひでぽろぽろ』
- 『平成狸合戦ぽんぽこ』
- 『耳をすませば』
- 『海がきこえる』
- 『ホーホケキョ となりの山田くん』
- 『猫の恩返し』
- 『ゲド戦記』
- 『借りぐらしのアリエッティ』
- 『コクリコ坂から』
- 『かぐや姫の物語』
- 『思い出のマーニー』
上記は歴代の代表的な作品を整理したもので、全放送回の完全な記録ではありません。
『魔女の宅急便』は2026年5月8日に放送歴代作品の中でも、テレビ放送で繰り返し親しまれているのが『魔女の宅急便』です。
2026年5月8日の放送では、原作・角野栄子、脚本・監督・プロデューサーを宮﨑駿が担当した1989年公開作品が、ノーカットで紹介されました。
主人公のキキは、13歳になったことをきっかけに修業の旅へ出ます。見知らぬ街で暮らしながら、自分の力で仕事を始め、人との出会いや失敗を通して成長していく物語です。
2026年にはテレビ放送だけでなく、6月19日から全国のIMAX劇場で4Kデジタルリマスター版の期間限定上映も発表されました。テレビと劇場という異なる環境で作品に触れられる機会が設けられたことも、2026年の注目点です。
『千と千尋の神隠し』は2026年で12回目の放送2026年1月2日に放送された『千と千尋の神隠し』も、歴代の金曜ロードショーを代表する作品です。
2001年公開の本作は、10歳の少女・千尋が不思議な世界に迷い込み、両親を助けるために神々が集う湯屋で働き始める物語です。
日本テレビ系での今回の放送は12回目。日刊スポーツがビデオリサーチの調査結果として報じた関東地区の平均世帯視聴率は10.7%、平均個人視聴率は7.1%でした。
初回放送時の世帯視聴率は46.9%で、2024年の前回放送は12.9%。テレビ視聴環境が変わる中でも、繰り返し放送されている作品の一つです。
【なぜ3週連続で放送?】2026年夏のジブリ企画と作品ごとの見どころ
2026年8月の企画は、単に人気作品を3本並べたものではありません。それぞれ異なる世界観とテーマを持つ作品を、毎週金曜日に楽しめる構成になっていました。
第1週・8月7日『借りぐらしのアリエッティ』監督:米林宏昌/企画・脚本:宮﨑駿/原作:メアリー・ノートン
古い屋敷の床下に住む小人の少女アリエッティが主人公です。
人間に見つからないように生活する小人たちには、必要なものを人間から少しずつ借りて暮らすという独自のルールがあります。
しかし、屋敷に療養のためやってきた少年・翔に姿を見られたことで、アリエッティの生活は大きく変化します。
本作の魅力は、人間から見れば何気ない日常の道具や場所が、小人の視点では大冒険の舞台になるところです。身近な世界を違う角度から眺める楽しさが詰まっています。
声の出演は志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林などです。
第2週・8月14日『風の谷のナウシカ』原作・脚本・監督:宮﨑駿/プロデューサー:高畑勲/音楽:久石譲
1984年公開の『風の谷のナウシカ』は、金曜ロードショーとジブリの歴史を語るうえでも重要な作品です。
巨大な蟲が生息し、有毒な瘴気に覆われた腐海が広がる未来の世界。風の谷の王女ナウシカは、自然や生命を大切にしながら、人間同士の争いにも立ち向かいます。
本作の中心にあるのは、人間と自然の関係、生命の尊さ、そして異なる立場にある者同士が理解し合うことの難しさです。
2026年8月14日の放送は21時から23時24分まで。30分拡大されたノーカット編成でした。
声の出演には島本須美、納谷悟朗、松田洋治、永井一郎、榊原良子、家弓家正らが参加しています。
第3週・8月21日『となりのトトロ』原作・脚本・監督:宮﨑駿/音楽:久石譲
3週連続企画の最後を飾ったのは、1988年公開の『となりのトトロ』でした。
主人公は、父親とともに郊外へ引っ越してきた姉妹、サツキとメイです。新しい生活の中で、森に住む不思議な生き物トトロやネコバスと出会います。
本作の魅力は、壮大な戦いや複雑な謎解きではなく、子どもたちの目に映る自然や日常の不思議を丁寧に描いているところです。
昭和30年代初めの日本を思わせる風景、豊かな緑、雨の日のバス停など、印象的な場面が数多く登場します。
2026年8月21日の放送は21時から22時54分までで、ノーカット編成でした。声の出演は日髙のり子、坂本千夏、糸井重里、島本須美らです。
3作品に共通するのは世代を超えて楽しめる世界観『借りぐらしのアリエッティ』は小さな存在から見た世界、『風の谷のナウシカ』は自然と人間の共存、『となりのトトロ』は子どもの感性と日常の不思議を描いています。
作品の制作年代も1984年、1988年、2010年と異なります。公開時期の異なる作品を連続して見ることで、スタジオジブリが描いてきた多様な世界観を楽しめる企画でした。
【11月最新情報】今後のジブリ放送予定は?2027年の発表状況も確認
2026年11月3日現在、日本テレビの金曜ロードシネマクラブで公開されている今後の放送ラインナップには、ジブリ作品は含まれていません。
公式番組表で案内されている11月の主な放送予定は次のとおりです。
- 11月6日(金):『ライオン・キング:ムファサ』
- 11月13日(金):『モアナと伝説の海2』
- 11月20日(金):『SING/シング』
- 11月27日(金):『SING/シング:ネクストステージ』
このため、11月以降のジブリ作品の具体的な放送日については、現段階で公式発表を確認できません。
2027年の放送予定は発表されている?2027年のジブリ作品についても、金曜ロードショーの具体的な放送日や作品名は、2026年11月3日時点で公表されていません。
過去の放送間隔から次回作品を予想することはできますが、過去に何度も放送された作品だからといって、翌年の放送が決まっているわけではありません。
『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『ハウルの動く城』などの人気作品も、次回の放送日が公式に発表されるまでは予定作品として扱えません。
最新情報を確認するならどこを見る?ジブリ作品の放送日を正確に知りたい場合は、次の公式情報を確認するのがおすすめです。
- 日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」:次回の放送作品、放送時間、特別企画、ノーカット情報を確認できる。
- スタジオジブリ公式サイト:ジブリ作品の放送に関する公式告知や関連情報を確認できる。
- 各地域のテレビ番組表:地域ごとの放送時間や番組編成を確認できる。
特に、SNSやまとめサイトで「来月ジブリが放送される」といった情報を見かけた場合は、日本テレビの公式ラインナップに作品名と日付が掲載されているかを確認することが大切です。
放送予想と正式決定は異なります。公式発表を基準にすることで、誤った録画予約や放送日の勘違いを防げます。
【よくある質問】ジブリの金曜ロードショーに関するFAQ
Q1:2026年の金曜ロードショーでジブリ作品は何作品放送されましたか?
A1:2026年11月3日時点で確認できる放送実績は全7作品です。『千と千尋の神隠し』『かぐや姫の物語』『耳をすませば』『魔女の宅急便』『借りぐらしのアリエッティ』『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』が放送されました。
Q2:2026年のジブリ3週連続放送はいつでしたか?
A2:2026年8月7日、14日、21日の3週連続でした。順番は『借りぐらしのアリエッティ』『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』です。
Q3:2026年8月14日の放送作品は何ですか?
A3:『風の谷のナウシカ』です。21時から23時24分までの30分拡大枠で、ノーカット放送されました。
Q4:2026年8月21日の放送作品は何ですか?
A4:『となりのトトロ』です。21時から22時54分まで放送され、ノーカットでした。
Q5:『千と千尋の神隠し』は2026年のいつ放送されましたか?
A5:2026年1月2日(金)21時から23時39分まで放送されました。45分拡大のノーカット放送です。
Q6:『かぐや姫の物語』の2026年の放送日はいつですか?
A6:2026年1月9日(金)です。21時から23時54分まで放送されました。高畑勲監督作品で、ノーカット放送でした。
Q7:『魔女の宅急便』は2026年に放送されましたか?
A7:はい。2026年5月8日(金)21時から23時09分まで放送されました。15分拡大のノーカット放送でした。
Q8:2026年11月以降にジブリ作品の放送予定はありますか?
A8:2026年11月3日時点で、日本テレビの公式ラインナップに新たなジブリ作品の放送日は掲載されていません。今後の予定は公式発表を待つ必要があります。
Q9:金曜ロードショーで最初に放送されたジブリ作品は何ですか?
A9:1986年に放送された『風の谷のナウシカ』です。金曜ロードショーは1985年に始まり、翌年からジブリ作品を放送してきました。
Q10:金曜ロードショーのノーカット放送にはCMが入らないのですか?
A10:いいえ。ノーカットは映画本編を編集で短縮しないという意味です。通常のテレビ放送と同様にCMが入る場合があります。
2026年の金曜ロードショーは、1月の『千と千尋の神隠し』『かぐや姫の物語』から始まり、5月の『耳をすませば』『魔女の宅急便』、そして8月の3週連続企画へと続きました。
年間の放送実績は合計7作品。特に8月7日・14日・21日の夏の特集では、『借りぐらしのアリエッティ』『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』がエンドロールを含むノーカットで放送されました。
歴代の放送実績を振り返ると、金曜ロードショーは1986年の『風の谷のナウシカ』以来、200回以上にわたってジブリ作品を紹介してきた長い歴史を持っています。
同じ作品でも、子どもの頃に見たときと大人になってから見たときでは、印象に残る場面や登場人物の言葉が変わることがあります。こうした世代を超えた再発見こそ、ジブリ作品がテレビで繰り返し放送される魅力の一つです。
2026年11月3日時点では、次回のジブリ作品の放送日は未発表です。今後の新作発表や過去の名作の再放送を楽しみにしながら、日本テレビの公式番組情報とスタジオジブリの発表をチェックしておきましょう。
主な事実確認資料
- 2026年1月の公式放送発表:スタジオジブリ・日本テレビ。
- 2026年5月の2週連続放送:日本テレビ公式番組情報。
- 2026年8月の3週連続・ノーカット放送:スタジオジブリ・日本テレビ公式発表。
- 11月以降の放送ラインナップ:日本テレビ公式番組表。
- 金曜ロードショーとジブリの歴史:スタジオジブリ公式展覧会情報。
- 『千と千尋の神隠し』の2026年視聴率:日刊スポーツ(ビデオリサーチ調べ)。