2026年11月現在、SixTONESのメンバーとして音楽活動を続けながら、映画俳優としても存在感を高めている松村北斗。2012年の『劇場版 私立バカレア高校』で映画出演を果たして以来、青春映画、恋愛映画、ヒューマンドラマ、ミステリー、アニメーション映画まで、幅広いジャンルに挑戦してきた。2026年には『白鳥とコウモリ』『汝、星のごとく』が相次いで公開され、出演作の幅はさらに広がっている。
松村北斗の映画を調べる際に押さえておきたいのは、実写作品だけでなく、声優として参加した新海誠監督の『すずめの戸締まり』も代表的な出演作に含まれることだ。さらに『夜明けのすべて』『ファーストキス 1ST KISS』『秒速5センチメートル』では、それぞれ異なる人物像を演じ、日本アカデミー賞でも評価を受けている。ここでは、2012年から2026年までの映画15作品を公開年順に整理し、役名、人物像、見どころ、評価、今後の出演予定まで詳しく紹介する。
【2012~2026年】松村北斗の映画出演作15本を公開年順に完全一覧

松村北斗の映画キャリアを振り返ると、初期は青春・学園作品への出演が中心だったが、2021年以降は主演作や話題作、著名な映画監督との作品が増えている。
2026年11月現在、劇場公開された映画を公開年順に並べると、以下の15作品となる。
| 公開年 | 映画タイトル | 役名 | 作品の特徴 |
|---|---|---|---|
| 2012年 | 劇場版 私立バカレア高校 | 浅田哲也 | 学園・青春映画 |
| 2016年 | バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ | 林秀太 | ジェシー、田中樹とのトリプル主演 |
| 2018年 | 坂道のアポロン | 松岡星児 | 青春・音楽映画 |
| 2019年 | 映画 少年たち | ダイケン | 少年刑務所を舞台にした群像劇 |
| 2021年 | ライアー×ライアー | 高槻透 | 森七菜とのダブル主演 |
| 2021年 | 劇場版 きのう何食べた? | 田渕剛 | 日常・人間ドラマ |
| 2022年 | ホリック xxxHOLiC | 百目鬼静 | 実写ファンタジー |
| 2022年 | すずめの戸締まり | 宗像草太(声) | 劇場アニメーション |
| 2023年 | キリエのうた | 潮見夏彦 | 音楽・ヒューマンドラマ |
| 2024年 | 夜明けのすべて | 山添孝俊 | 上白石萌音とのダブル主演 |
| 2024年 | ディア・ファミリー | 富岡進 | 実話を基にした医療・家族ドラマ |
| 2025年 | ファーストキス 1ST KISS | 硯駈 | 松たか子と初共演 |
| 2025年 | 秒速5センチメートル | 遠野貴樹 | 初の単独主演映画 |
| 2026年 | 白鳥とコウモリ | 倉木和真 | 今田美桜とのダブル主演 |
| 2026年 | 汝、星のごとく | 久住尚人 | 横浜流星・広瀬すずらとの共演 |
※公開年は日本国内の劇場公開日を基準としている。作品によって製作年と公開年が異なる場合があるため、公開年で統一した。
初期作品:学園映画から本格的な青春ドラマへ映画デビュー作は、2012年10月13日公開の『劇場版 私立バカレア高校』。松村北斗は浅田哲也を演じた。
同作はテレビドラマの劇場版として制作された学園作品で、当時の若手出演者たちが集結した映画でもある。松村はSixTONESのメンバーである森本慎太郎らとともに出演し、若手俳優としての経験を積んだ。
2016年には『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』で林秀太役を担当。ジェシー、田中樹とのトリプル主演で、3人の個性を生かした青春コメディーに挑戦した。
2018年の『坂道のアポロン』では松岡星児役を演じている。知念侑李、中川大志、小松菜奈らが出演した音楽青春映画で、松村はオーディションを経て役を獲得した。
2019年の『映画 少年たち』ではダイケン役。少年刑務所を舞台にした群像劇で、これまでの学園作品とは異なる人物像を見せた。
2021~2023年:主演と個性派キャラクターの両立2021年は松村北斗の映画キャリアにおける転換期だ。
『ライアー×ライアー』では高槻透役で森七菜とダブル主演。恋愛映画の中心人物として作品を引っ張った。
同年11月公開の劇場版『きのう何食べた?』では、田渕剛役として出演。口が悪い一方でさっぱりした性格の美容師という、親しみやすさと独特の存在感を持つ人物を演じた。
2022年には蜷川実花監督の『ホリック xxxHOLiC』で百目鬼静役を担当。さらに新海誠監督の『すずめの戸締まり』では、声優として宗像草太を演じた。
2023年の『キリエのうた』では潮見夏彦役に挑戦。岩井俊二監督が手掛ける178分の音楽映画で、アイナ・ジ・エンド、広瀬すず、黒木華らと共演した。
この時期には、単に出演本数を増やすだけではなく、監督や作品の世界観に合わせて演技の方向性を変えていることが分かる。
【2026年最新】『白鳥とコウモリ』『汝、星のごとく』の役柄と見どころ
2026年の松村北斗は、性質の異なる2本の話題作に出演している。
どちらも原作小説を持つ実写映画だが、作品のジャンルも松村が演じる人物の立場も大きく異なる。
『白鳥とコウモリ』倉木和真役:事件の真相を追う容疑者の息子<作品情報>
- 公開日:2026年9月4日
- 原作:東野圭吾
- 監督:岸善幸
- 脚本:向井康介
- 出演:松村北斗、今田美桜、三浦友和、柄本佑、中村芝翫、吉田羊ほか
- 松村北斗の役名:倉木和真
東野圭吾の小説『白鳥とコウモリ』を実写映画化したミステリー作品で、松村北斗と今田美桜がダブル主演を務める。
物語の発端は、善良な弁護士・白石健介が刺殺された事件だ。
容疑者として浮上した倉木達郎(三浦友和)は、自ら事件を起こしたと自供する。しかし、事件が解決したように見えた後、容疑者の息子である倉木和真(松村北斗)と、被害者の娘である白石美令(今田美桜)は、それぞれの父親の言動に疑問を抱く。
2人は異なる立場に置かれながら、事件の背景にある真実を追い始める。
本作で注目したいのは、松村が演じる倉木和真の立場だ。
和真は単純に事件の犯人を追う探偵役ではない。容疑者の家族として、父親への思いと事件の真相を知りたいという気持ちの間で揺れ動く人物である。
松村の持ち味である繊細な表情や、言葉にしきれない感情の表現が生きる役柄といえる。
また、今田美桜とのダブル主演という点も大きい。被害者側と容疑者側という異なる視点を持つ2人が、どのように関係を築いていくのかが作品の重要な見どころだ。
松竹の作品情報では上映時間145分のミステリーとして紹介されており、事件の謎だけでなく、加害者家族と被害者家族の双方が抱える問題にも踏み込んでいる。
『汝、星のごとく』久住尚人役:主人公を支える相棒<作品情報>
- 公開日:2026年10月9日
- 原作:凪良ゆう
- 監督:藤井道人
- 脚本:安達奈緒子
- 主題歌:RADWIMPS「夕星−ゆうづつ−」
- 出演:横浜流星、広瀬すず、松村北斗、中村アン、濱田岳、尾野真千子、木村佳乃、石田ゆり子、長谷川博己ほか
- 松村北斗の役名:久住尚人
『汝、星のごとく』は、凪良ゆうによる同名小説を映画化した恋愛ヒューマンドラマだ。
物語の中心となるのは、瀬戸内の島で出会った青埜櫂(横浜流星)と井上暁海(広瀬すず)。
それぞれ異なる家庭環境を抱える2人が惹かれ合い、人生の選択を迫られながら15年間を歩んでいく。
松村北斗が演じる久住尚人は、櫂とともに夢を追う相棒であり、何でも話せる親友だ。
漫画の作画を担当する人物で、櫂との関係には、本人だけが抱える秘密も存在する。
この役柄で興味深いのは、物語の中心となる恋愛関係を直接担うのではなく、主人公の人生に深く関わる重要人物を演じている点だ。
松村は2026年6月のキャスト発表時、藤井道人監督作品への初参加が明らかになった。映画公式サイトでも久住尚人は、櫂にとって欠かせない相棒として紹介されている。
横浜流星、広瀬すずという主演2人を中心に、松村がどのような人間関係の奥行きを生み出すかが見どころだ。
原作の持つ繊細な人間描写と、藤井監督の映像表現が融合した作品であり、恋愛映画だけではない人物ドラマとしても注目したい。
2027年公開予定の『映画 九条の大罪』にも出演2026年11月時点で発表されている次回の劇場映画は『映画 九条の大罪』だ。
公開日は2027年1月8日。主演は柳楽優弥、監督は土井裕泰。
松村北斗はエリート弁護士・烏丸真司を演じる。
烏丸は東大を首席で卒業した弁護士で、かつて九条間人(柳楽優弥)と行動をともにしていた人物。九条との関係や、弁護士としての正義をめぐる葛藤が描かれる。
2026年の2作品に続き、法律や社会の闇を扱うクライムエンターテインメントへの出演が決まっている点も、今後のキャリアを考えるうえで興味深い。
【代表作を深掘り】『夜明けのすべて』『ファーストキス』『秒速5センチメートル』の役柄
松村北斗の映画出演作を語るうえで、特に押さえておきたいのが2024年から2025年にかけての3作品だ。
いずれも人物の内面を丁寧に描く作品であり、松村の演技を比較するうえでも適している。
『夜明けのすべて』山添孝俊役:何気ない日常の中にある希望<作品情報>
- 公開日:2024年2月9日
- 原作:瀬尾まいこ
- 監督:三宅唱
- 共演:上白石萌音
- 役名:山添孝俊
『夜明けのすべて』は、松村北斗と上白石萌音のダブル主演作品だ。
松村が演じる山添孝俊は、パニック障害を抱えたことで、それまでの生活が大きく変わってしまった青年。
職場で藤沢美紗(上白石萌音)と出会い、互いの事情を知りながら少しずつ関係を築いていく。
本作の特徴は、恋愛を物語の中心に置かないことだ。
2人は友人とも恋人とも異なる関係性を育てながら、相手の事情を理解し、無理のない距離感で支え合っていく。
山添は、感情を大きく表に出すタイプではない。日常の小さな出来事や、周囲との関係に対する反応から、その内面が少しずつ伝わってくる人物だ。
松村の抑制された演技と三宅唱監督の丁寧な演出が組み合わさり、派手な展開に頼らない人間ドラマを成立させている。
また、上白石萌音とはNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』以来の共演。映画では夫婦ではなく、職場の同僚という異なる関係性を演じている点も興味深い。
『ファーストキス 1ST KISS』硯駈役:時間を超えて描く夫婦の愛<作品情報>
- 公開日:2025年2月7日
- 監督:塚原あゆ子
- 脚本:坂元裕二
- 共演:松たか子、吉岡里帆、森七菜、リリー・フランキー
- 役名:硯駈
『ファーストキス 1ST KISS』は、松たか子と松村北斗が初共演したオリジナルラブストーリー。
松村が演じる硯駈は、松たか子演じる硯カンナの夫だ。
結婚15年目を迎えた2人は、長く続いた倦怠期の中で関係が悪化していた。そんな中、駈が事故で亡くなり、カンナはタイムトラベルによって過去の駈と再会する。
若い頃の駈と再び出会ったカンナは、もう一度恋に落ちる。そして未来に起きる事故を回避しようと行動する。
松村が演じる駈の面白さは、時間の経過による人物の変化を表現する必要があることだ。
若い頃の駈は、マイペースでチャーミングな人物。一方、年月を重ねた駈には、夫婦生活を通じて積み重なった感情や疲れが表れている。
同じ人物でありながら、年齢や状況によって印象が変わる。その違いを自然に見せることが、この作品での松村の重要な役割だった。
2026年の第49回日本アカデミー賞では、同作によって優秀助演男優賞に選出されている。
『秒速5センチメートル』遠野貴樹役:初の単独主演映画<作品情報>
- 公開日:2025年10月10日
- 原作:新海誠の劇場アニメーション
- 監督:奥山由之
- 脚本:鈴木史子
- 共演:高畑充希、森七菜、青木柚、宮﨑あおい、吉岡秀隆
- 役名:遠野貴樹
『秒速5センチメートル』は、2007年公開の新海誠監督による劇場アニメーションを実写映画化した作品だ。
松村北斗にとって初の単独主演映画となった。
演じるのは主人公の遠野貴樹。幼い頃に出会った篠原明里との思い出を胸に抱えながら、人生を歩んでいく青年だ。
物語は、小学生時代から高校時代、そして社会人時代へと進み、約18年間の時間の流れを描く。
実写版では、松村が主に社会人時代の貴樹を演じ、少年期や高校時代の貴樹は別の俳優が担当する。
この作品で重要なのは、貴樹の心の変化を大きなセリフや劇的な行動だけで見せるのではなく、視線や表情、沈黙などを通じて表現することだ。
奥山由之監督の映像表現も特徴的で、原作アニメーションの印象的な風景を実写ならではの質感で再構築している。
実写化作品は原作ファンから比較されやすいが、本作は映像とキャストの演技が評価された。シネマトゥデイが2025年11月に掲載した評価分析では、公開3週目で観客動員102万人、興行収入14億円を突破したと報じられている。
2026年の第49回日本アカデミー賞では、松村が優秀主演男優賞に選出された。
【実写とアニメの違い】『すずめの戸締まり』宗像草太役で見せた声の演技
松村北斗の映画出演歴を整理する際、忘れてはならないのが『すずめの戸締まり』だ。
2022年11月11日に公開された同作は、新海誠監督による劇場アニメーションである。
松村が担当したのは、閉じ師の青年・宗像草太の声。
宗像草太はどんなキャラクター?宗像草太は、災いをもたらす扉を閉じる役目を担う青年だ。
九州で岩戸鈴芽と出会い、彼女とともに日本各地を巡ることになる。
物語の中では、ある出来事によって椅子の姿になってしまうという特殊な展開も用意されている。
松村にとって本作は声優初挑戦だった。
新海監督がオーディションで松村の声を聴き、宗像草太役に選んだことが公式発表されている。
実写映画と声優出演では何が違う?松村北斗の実写映画とアニメーション映画を比較すると、表現方法の違いがよく分かる。
実写作品では、視線、姿勢、表情、身体の動きなどを通じて人物の感情を表現する。
一方、声優としての出演では、声の高さ、息遣い、話す速度、感情の強弱などが人物の印象を左右する。
『すずめの戸締まり』での宗像草太は、物語の重要な存在でありながら、作品全体の世界観に溶け込む自然な声の演技が求められる役だった。
なお、同作は新海誠監督作品として興行収入149億円を超える大ヒットを記録している。
松村は本作と『ホリック xxxHOLiC』に関連して、2023年の第46回日本アカデミー賞で話題賞俳優部門にも選出された。
この経験は、後の『秒速5センチメートル』で実写映画の主演を務めることにもつながる、興味深いキャリアの接点だ。
【映画の評判と受賞歴】松村北斗の演技はどう評価されている?
松村北斗の映画に対する評価を考えるとき、ファン人気だけでなく、映画賞や映画レビューサイトの評価も参考になる。
特に2023年以降は、映画俳優としての評価を示す実績が増えている。
日本アカデミー賞での受賞・選出歴松村北斗の主な映画関連の受賞歴は次のとおり。
- 2023年・第46回日本アカデミー賞:新人俳優賞(『ホリック xxxHOLiC』)
- 2023年・第46回日本アカデミー賞:話題賞 俳優部門(『すずめの戸締まり』『ホリック xxxHOLiC』)
- 2026年・第49回日本アカデミー賞:優秀主演男優賞(『秒速5センチメートル』)
- 2026年・第49回日本アカデミー賞:優秀助演男優賞(『ファーストキス 1ST KISS』)
- 2026年・第49回日本アカデミー賞:話題賞 俳優部門(『ファーストキス 1ST KISS』『秒速5センチメートル』)
ここで注目したいのは、2026年に主演と助演の両方で優秀賞に選ばれている点だ。
『秒速5センチメートル』では物語を牽引する主演として、『ファーストキス 1ST KISS』では松たか子を支える夫役として、それぞれ異なる立場から作品に貢献した。
単に主演作が増えたというだけではなく、作品の中で求められる役割に応じて存在感を変えられることが評価につながっている。
映画レビューサイトでの評価映画ファンの評価を知るためには、Filmarksなどのレビューサイトも参考になる。
2026年11月3日に確認できる表示では、主な作品の評価は以下のとおり。
- 『白鳥とコウモリ』:3.9
- 『汝、星のごとく』:4.2
- 『秒速5センチメートル』:4.0
- 『ファーストキス 1ST KISS』:4.1
- 『夜明けのすべて』:4.0
※5点満点。レビューサイトのユーザー評価であり、集計時期や投稿数によって変動する。
この数字だけで作品の優劣を決めることはできないが、複数のジャンルで安定した評価を得ている点は興味深い。
評価される理由は「静かな感情表現」と「役柄の幅」松村北斗の映画で注目される特徴の一つが、感情を過剰に説明しない演技だ。
『夜明けのすべて』では、パニック障害を抱える青年の不安や戸惑いを、日常的な動作や表情の変化で表現した。
『秒速5センチメートル』では、時間の経過とともに変化する遠野貴樹の心情を演じた。
『白鳥とコウモリ』では、父親が事件の容疑者となった息子という複雑な立場を担っている。
こうした役柄には、人物の心情を一方的に説明するのではなく、観客に想像させる余白が必要になる。
一方、『ライアー×ライアー』や『ファーストキス 1ST KISS』では恋愛映画の中心人物として、相手役との掛け合いや人物の魅力を伝える演技が求められた。
作品ごとに異なる表現ができることが、映画俳優としての評価を支えている。
【SixTONES松村北斗の俳優キャリア】映画出演から読み解く3つの転換点
松村北斗は、2020年にSixTONESのメンバーとしてCDデビューした。
グループ活動と俳優活動を両立しながら、映画では出演作ごとに異なる監督や脚本家と仕事を重ねている。
そのキャリアを整理すると、3つの転換点が見えてくる。
1. 学園・青春映画で経験を積んだ初期2012年の『劇場版 私立バカレア高校』から2019年の『映画 少年たち』までは、若者を中心とした作品への出演が目立つ。
この時期には、青春映画、音楽映画、学園作品などを通じて、映画の現場で経験を重ねてきた。
特に『坂道のアポロン』では、オーディションで役を獲得している。シネマトゥデイの過去の人物特集では、松岡星児役への起用に際して、オーディションでの歌唱が評価された経緯も紹介されている。
2. 主演と実力派監督との仕事が増えた2021~2024年『ライアー×ライアー』での主演を経て、『キリエのうた』『夜明けのすべて』『ディア・ファミリー』など、作品の性格が異なる映画への出演が続いた。
特に注目したいのは、三宅唱、岩井俊二といった個性の異なる監督の作品に参加していることだ。
『夜明けのすべて』では日常を丁寧に描く演出に向き合い、『キリエのうた』では音楽と複数の人物の人生が交差する物語に参加した。
『ディア・ファミリー』では、大泉洋演じる坪井宣政と出会い、後に彼を支える医師・富岡進を演じている。監督の月川翔は、実在の医師をモデルとした役柄であることを紹介している。
役柄の規模にかかわらず、物語に必要な人物として出演する姿勢が、この時期の特徴だ。
3. 2025~2026年は映画賞と大型作品で存在感を拡大2025年の『ファーストキス 1ST KISS』『秒速5センチメートル』は、松村の映画キャリアを象徴する2作品となった。
そして2026年には『白鳥とコウモリ』『汝、星のごとく』が公開され、2027年には『映画 九条の大罪』への出演も決定している。
ここで重要なのは、映画出演が単純に増えていることだけではない。
主演、ダブル主演、助演、声の出演と、さまざまなポジションを経験している点だ。
俳優としての活動範囲を広げるうえで、こうした役割の変化は大きな意味を持つ。
【プロの結論】松村北斗の映画はどの作品から見るべき?松村北斗の映画を初めて見る人には、目的に合わせて作品を選ぶことをおすすめしたい。
演技力や人物描写をじっくり楽しみたい人
『夜明けのすべて』がおすすめ。大きな事件に頼らず、人間同士の関係が少しずつ変わっていく過程を楽しめる。
恋愛映画が好きな人
『ファーストキス 1ST KISS』がおすすめ。時間を超えた夫婦の愛という設定に加え、松たか子との共演が見どころだ。
松村北斗の主演俳優としての存在感を知りたい人
『秒速5センチメートル』がおすすめ。初の単独主演映画であり、原作アニメーションとの違いも楽しめる。
ミステリーが好きな人
『白鳥とコウモリ』がおすすめ。容疑者の息子と被害者の娘という立場の違いを通じて、事件の真相と人間関係を描く。
アニメーション作品が好きな人
『すずめの戸締まり』がおすすめ。実写映画とは異なる声の表現を確認できる。
逆に、アクションやテンポの速い展開だけを求める人には、『夜明けのすべて』のような静かな人間ドラマは少しゆっくり感じられるかもしれない。
松村北斗の映画を選ぶ際には、ジャンルだけでなく、どのような人物を演じているかに注目すると、作品ごとの違いがより明確になる。
【よくある質問】松村北斗の映画出演作に関するFAQ
Q1:松村北斗が出演した映画は全部で何作品?
A1:2026年11月現在、2012年から2026年までに日本で劇場公開された出演映画は15作品。実写映画だけでなく、声優として参加した『すずめの戸締まり』も含まれる。
Q2:松村北斗の2026年最新映画は何?
A2:2026年公開作は『白鳥とコウモリ』(9月4日公開)と『汝、星のごとく』(10月9日公開)。前者では倉木和真、後者では久住尚人を演じている。
Q3:『秒速5センチメートル』で松村北斗が演じた役は?
A3:主人公の遠野貴樹。2025年10月10日公開の実写映画で、松村にとって初の単独主演映画となった。
Q4:『夜明けのすべて』で松村北斗が演じた人物は?
A4:山添孝俊。パニック障害を抱える青年で、上白石萌音演じる藤沢美紗と職場で出会い、特別な関係を築いていく。
Q5:『すずめの戸締まり』では何役を担当した?
A5:閉じ師の青年・宗像草太の声を担当した。松村にとって初めての声優挑戦であり、新海誠監督がオーディションで声を聴いて起用した。
Q6:松村北斗は日本アカデミー賞を受賞している?
A6:第46回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。第49回では『秒速5センチメートル』で優秀主演男優賞、『ファーストキス 1ST KISS』で優秀助演男優賞に選出された。なお、優秀賞と最優秀賞は異なる賞区分である。
Q7:松村北斗の次の映画出演作は?
A7:『映画 九条の大罪』。2027年1月8日公開予定で、松村はエリート弁護士・烏丸真司役を演じる。柳楽優弥が主演を務める。
松村北斗の映画出演歴を2012年から2026年まで振り返ると、学園・青春映画から始まり、恋愛、ヒューマンドラマ、ミステリー、アニメーションまで、幅広いジャンルに挑戦してきたことが分かる。
特に大きな転換点となったのが、『夜明けのすべて』『ファーストキス 1ST KISS』『秒速5センチメートル』の3作品だ。
それぞれ異なる人物像を演じ、2026年には日本アカデミー賞の優秀主演男優賞と優秀助演男優賞にも選出された。
さらに『白鳥とコウモリ』ではミステリーの中心人物、『汝、星のごとく』では主人公の人生に深く関わる相棒を演じ、作品ごとに異なる立場から物語を支えている。
2027年1月には『映画 九条の大罪』も控えている。
SixTONESとしての音楽活動と並行しながら、俳優としてどのような役柄に挑戦していくのか。これまでの出演作を見比べることで、松村北斗という俳優の成長と表現の変化をより深く楽しめるはずだ。
主な事実確認資料: STARTO ENTERTAINMENTの出演映画情報、松竹『白鳥とコウモリ』公式作品情報、東宝『汝、星のごとく』公式サイト、各作品の公式情報、日本アカデミー賞公式記録、映画レビューサイトの公開情報を照合しています。