料理中にキッチンペーパーを切らしていることに気づいても、慌てて買いに走る必要はありません。実は、布巾やさらし、ザル、網付きバットなど、家庭にある道具で代用できる場面は数多くあります。ただし、豆腐や野菜の水切りと揚げ物の油切りでは、適した代用品が異なります。ティッシュや新聞紙のように、使い方によっては食品衛生や安全面に注意が必要なものもあります。
2026年11月現在、キッチンペーパーがないときの対処法として押さえたいのは、用途に合わせて吸水・排水・吸油を使い分けることです。この記事では、キッチンペーパーの代用品を用途別に比較し、豆腐の水切り、野菜の水気取り、揚げ物の油切り、掃除への活用方法から、電子レンジの注意点まで詳しく解説します。
【まず結論】キッチンペーパーの代用は用途によって選ぶのが正解

キッチンペーパーは、単に水分を吸収するだけの道具ではありません。食材の余分な水分を取る、揚げ物の油を切る、調理器具の汚れを拭き取るなど、複数の役割を担っています。
そのため、何でも同じもので代用しようとすると、うまくいかないことがあります。
例えば、豆腐の水切りには吸水性のある布が適していますが、揚げ物を網に載せれば、油を下に落とすことができます。反対に、吸水性のあるティッシュを揚げ物の下に敷いても、破れたり衣に付着したりする可能性があります。
代用品を選ぶ3つの基本ルール1. 水分を吸収したいなら布類を選ぶ。
清潔な布巾、さらし、ガーゼなどが候補です。洗って繰り返し使用できるため、普段から調理用と掃除用を分けておくと便利です。
2. 油を落としたいなら網やザルを選ぶ。
揚げ物の油切りでは、紙に油を吸わせるよりも、食材を浮かせて余分な油を下に落とす方法が有効です。
3. 汚れを拭き取りたいなら紙類や掃除用クロスを選ぶ。
調理台やコンロ周辺の掃除ならティッシュや一般的なペーパータオルでも対応できます。ただし、食品に直接触れる用途とは区別してください。
大切なのは、代用品の素材だけでなく、食品に触れてよい製品か、熱に耐えられるか、使用後に衛生的に管理できるかを確認することです。
【水切り編】豆腐・野菜には布巾・さらし・ザルが便利
キッチンペーパーがないとき、特に困りやすいのが食材の水切りです。豆腐や洗った野菜は余分な水分が残ると、料理の味や食感に影響します。
この用途では、清潔な布巾やさらし、ザルを使う方法が実用的です。
豆腐の水切りは布巾・さらし・重しで対応豆腐の水切りには、清潔な木綿布やさらしを使用できます。
基本的な手順は次のとおりです。
- 豆腐を清潔な布巾またはさらしで包む。
- 水分を受けられる皿やバットの上に置く。
- 上に平らな皿を載せ、必要に応じて軽い重しを加える。
- 料理に必要な水分量になるまで置く。
- 布を外し、表面に残った水分を確認する。
絹ごし豆腐は崩れやすいため、重しを使う場合は軽めにします。木綿豆腐は比較的しっかりしているため、重しを使った水切りにも向いています。
布巾で包む方法の利点は、豆腐の形を保ちながら水分を取り除けることです。ただし、布の繊維や洗剤が残らないよう、食品用として清潔に管理されたものを使用してください。
豆腐を加熱したくない場合はザルもおすすめ豆腐を崩したくない場合や、冷奴などのみずみずしさを残したい料理では、ザルを使う方法もあります。
ボウルの上にザルを置き、豆腐を移してしばらく置くだけです。重しを使わないため、強い圧力をかけずに余分な水分を落とせます。
さらに簡単なのが、豆腐を購入時のパックに入れたまま水切りする方法です。パックのふたの一辺に切り込みを入れ、切り込み側を下にして水受け容器に立てかけます。道具が少なく、洗い物も増えません。
キッコーマンのホームクッキングが2026年9月14日に更新した豆腐の水切り方法の比較記事でも、ザルやパックのまま水切りする方法が、キッチンペーパーを使わない選択肢として紹介されています。
同記事の検証では、350gの木綿豆腐を使用した場合、30分後に減少した重量は、ザルが17g、パックのままが31g、重しを使った方法が45gでした。水切りの程度は方法によって異なるため、料理に合わせた選択が必要です。
野菜の水気取りにはザルと清潔なタオル洗った野菜の水気を取りたい場合は、最初にザルで自然に水を落とし、その後に清潔な布巾で軽く押さえる方法がおすすめです。
- レタス:葉を数枚ずつ清潔な布で包み、優しく水分を取る。
- トマト:清潔な布で表面の水滴を押さえる。
- きゅうり:ザルで水を切ってから、必要に応じて布で拭く。
- ほうれん草:ザルで十分に水を落とし、葉を潰さないように水分を取る。
サラダ用の葉物野菜は、強く絞ると傷みやすくなります。吸水性のある布で優しく包むことがポイントです。
なお、布巾を使う場合は、食品用と掃除用を分けてください。農林水産省は、家庭の食中毒予防として、清潔で乾燥した布巾を使用し、毎晩洗って乾かすことを勧めています。必要に応じて熱湯や漂白剤による消毒も行いましょう。
【揚げ物編】油切りは網とバットが優秀!新聞紙の使い方にも注意
唐揚げや天ぷら、コロッケなどの揚げ物では、キッチンペーパーを使って余分な油を吸収させる方法が一般的です。しかし、キッチンペーパーがなくても、網とバットを使えば十分に対応できます。
網とバットを組み合わせる方法揚げ物の油切りには、網をバットの上に置き、揚げた食材を並べる方法がおすすめです。
- 清潔なバットを用意する。
- バットの上に網をセットする。
- 揚げ物を油から取り出し、鍋の上で軽く油を落とす。
- 網の上に食材を重ならないように並べる。
- 余分な油がバットに落ちるまで置く。
網を使う最大の利点は、食材の底面にも空気が通ることです。紙や平らな皿に直接置くと、接触面に蒸気や油がたまり、衣がしんなりすることがあります。
日清オイリオの調理道具の解説でも、揚げ物用の網とバットが油切りに便利な道具として紹介されています。特に、網に高さのある脚が付いたタイプは、油を落としやすい構造です。
日清製粉グループの天ぷら調理の解説でも、揚げた食材は網に載せる方法が推奨され、キッチンペーパーに直接載せると接触面が蒸されて衣がしんなりする点に注意を促しています。
新聞紙は食品に直接触れさせない新聞紙やチラシは、揚げ物の油を処理するときに使われることがあります。ただし、使い方には注意が必要です。
新聞紙は食品に直接触れることを想定した食品用の紙ではありません。印刷インキや紙に付着した汚れなどが食品に移る可能性もあるため、揚げ物を直接載せる使い方は避けるのが無難です。
新聞紙を活用するなら、バットの底に敷き、その上に別の受け皿や網を設置して、食品と新聞紙が接触しない構造にします。
日清オイリオも、新聞紙やチラシを揚げバットの下に敷いて後片付けを簡単にする方法を紹介しています。ここでの役割は、食品の油切りではなく、バットの下に落ちた油の処理です。
コーヒーフィルターは揚げ油のろ過に使えるコーヒーフィルターも、キッチンペーパーの代用品として活用できる場面があります。ただし、向いているのは揚げ物の油切りではなく、使用済みの揚げ油をこす作業です。
油の中には、パン粉や衣の細かなカスが残っています。目の粗い網だけでは取り除きにくい細かな汚れを、コーヒーフィルターでろ過できます。
使用する場合は、次の手順を守りましょう。
- 揚げ油の火を止める。
- 油の温度が十分に下がり、安全に扱える状態にする。
- 清潔な油こし器や漏斗にコーヒーフィルターをセットする。
- 油を少量ずつゆっくり注ぐ。
- ろ過した油を清潔な保存容器に移す。
高温の油を紙製フィルターに直接注ぐと、やけどや油の飛散につながります。必ず安全な温度まで冷ましてから作業してください。また、コーヒーフィルターは目詰まりしやすいため、大量の油を一度に流さないことも大切です。
【用途別比較表】キッチンペーパーの代用品と使い分けを一覧で確認
ここまで紹介した代用品を、目的ごとに整理しました。どれを使えばよいか迷った場合は、次の比較表を参考にしてください。
| 用途・対象 | おすすめの代用品 | 使い方・メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 豆腐の水切り | 布巾・さらし・ザル | 包む、重しを載せる、自然に水を落とす | 清潔な食品用の布を使用する |
| 野菜の水気取り | ザル・清潔なタオル | 自然に水を落としてから優しく拭く | 葉物を強く絞らない |
| 揚げ物の油切り | 網・バット | 食材を浮かせて余分な油を落とす | 食材を重ねず、網を清潔にする |
| 揚げ油のろ過 | コーヒーフィルター | 細かな揚げカスを取り除く | 油を十分に冷ましてから使用する |
| バットの後片付け | 新聞紙・チラシ | バットの下に敷いて油汚れを受ける | 食品に直接触れさせない |
| 食卓・調理台の掃除 | ティッシュ・ペーパータオル | 水滴や軽い汚れを拭き取る | 食品に直接触れる用途には使わない |
| コンロ周辺の掃除 | 古布・掃除用クロス | 油汚れや調味料の飛び散りを拭き取る | 食品用の布と分けて管理する |
比較すると、最も汎用性が高いのは清潔な布巾とザルです。一方、揚げ物では網とバットの組み合わせが合理的です。
すべての用途を1種類の代用品で済ませるよりも、調理用の布巾、網付きバット、掃除用クロスをそれぞれ用意しておくほうが、衛生面でも作業効率でも優れています。
【衛生面の注意】ティッシュ・新聞紙・布巾は食品に使っても大丈夫?
キッチンペーパーがないときに手元にあるものを使いたくなりますが、紙製品なら何でも食品に使えるわけではありません。
特に注意したいのが、ティッシュ、新聞紙、一般的なペーパータオルです。
ティッシュは食品に直接触れさせないのが基本ティッシュペーパーは、肌や鼻を拭く用途を想定した製品です。キッチンペーパーと比べると、水に濡れたときに破れやすく、食品の水分や油を取る用途には適さない場合があります。
大王製紙のエリエールも、ティシューとペーパータオルでは濡れたときの強度に違いがあると説明しています。また、同社の一部ペーパータオルについても、食品や食器に触れる用途を想定していないと案内しています。
つまり、紙製品というだけで食品に直接使えると判断することはできません。製品ごとの用途表示を確認する必要があります。
ティッシュが向いているのは、次のような場面です。
- 食卓にこぼした飲み物を拭く。
- 調理台の端に付いた水滴を取る。
- 調味料ボトルの外側を拭く。
- コンロ周辺の軽い汚れを拭き取る。
- 冷蔵庫の外側や取っ手の汚れを拭く。
反対に、揚げ物の衣に直接触れさせたり、豆腐や魚を包んで水分を吸わせたりする使い方はおすすめできません。紙が破れて繊維が残ったり、食品に紙片が付着したりする可能性があります。
新聞紙と食品の衛生面で気をつけたいこと新聞紙は、掃除や油汚れの処理には便利ですが、食品に直接触れる用途には向きません。
理由は、食品用の包装紙として設計されたものではないことに加え、印刷インキや保管中に付いた汚れなどが食品に移る可能性があるためです。
新聞紙を揚げ物の油切りに使うという昔ながらの方法を見かけることがありますが、現在の家庭調理では、網とバットを組み合わせるほうが衛生面でも仕上がりの面でも合理的です。
新聞紙は、あくまでバットの下や掃除用として使用し、食材との直接接触を避けましょう。
布巾・さらしを繰り返し使う場合の衛生管理布巾やさらしは繰り返し使えることが利点ですが、使い方を間違えると衛生面の問題につながります。
特に、生肉や魚のドリップを拭いた布を、野菜や調理済み食品の水切りに使い回すことは避けてください。
使用後は洗剤で十分に洗い、必要に応じて熱湯や適切な漂白剤で消毒し、しっかり乾燥させます。湿ったまま丸めて放置しないことも大切です。
農林水産省や厚生労働省の家庭向け食中毒予防情報でも、ふきんなどの調理器具は使用後に洗浄し、清潔な状態で保管するよう呼びかけています。
【電子レンジ・クッキングシート・掃除】間違えやすい代用品の注意点
キッチンペーパーがないとき、電子レンジやクッキングシートで代用できないかと考える人もいるでしょう。しかし、これらはキッチンペーパーと役割が異なります。
電子レンジで紙類を使うときは表示を確認電子レンジで豆腐の水切りをする方法は、時短の選択肢として知られています。
キッコーマンの検証では、キッチンペーパーで包んだ豆腐を耐熱容器に入れ、600Wで約3分加熱する方法が紹介されています。ただし、使用する紙製品と電子レンジの取扱説明書の両方を確認することが前提です。
紙製品なら何でもレンジで加熱できるわけではありません。日立の電子レンジに関する案内では、新聞紙、封筒、紙袋などの紙類は原則としてレンジ加熱に使用できず、指定された調理メニューでの使用に限ると説明されています。
加えて、2026年3月には国民生活センターも電子レンジの安全な使い方について注意喚起を行い、使用できない紙製品や容器を加熱すると発煙・発火につながるおそれがあるとしています。
安全に使用するための判断基準は次のとおりです。
- 新聞紙やチラシを電子レンジに入れない。
- 一般的なティッシュを加熱しない。
- 布巾やさらしを食品と一緒に加熱しない。
- キッチンペーパーは製品に電子レンジ使用の表示がある場合に限り、取扱説明書に従って使用する。
- 豆腐は購入時のパックから出し、電子レンジ対応の耐熱容器に移す。
特に、豆腐を水切りするために布巾で包み、そのまま電子レンジに入れる方法は避けてください。布の素材や縫製、装飾によって安全性が異なります。
クッキングシートとキッチンペーパーは役割が違うクッキングシートは、キッチンペーパーの代用品として名前が挙がることがありますが、基本的な機能は異なります。
キッチンペーパーは水分や油分を吸収するための製品です。一方、クッキングシートは食品が調理器具にくっつくのを防ぎ、油や汁が通りにくいように加工された製品です。
旭化成ホームプロダクツのクックパー公式情報でも、両面シリコーン加工によるくっつきにくさ、油や汁を通しにくい性質、オーブンや電子レンジへの対応などが特徴として紹介されています。
両者の違いを理解すると、代用できる場面が分かりやすくなります。
- キッチンペーパー:食材の水分や油分を吸い取る。
- クッキングシート:食材のくっつき防止や調理器具の汚れ防止に使う。
- アルミホイル:包む、覆う、焼くなどの用途に使う。電子レンジでは原則使用できない。
例えば、クッキーや魚を焼くときにクッキングシートを敷くことはできますが、洗った野菜の水気を吸い取る用途には適していません。
揚げ物の油切りでも、クッキングシートに直接載せるより、網を使って油を落とす方法が向いています。
キッチンペーパーの代用として掃除に使えるもの食品に触れない掃除用途なら、代用品の選択肢は広がります。
調理台や食卓の水滴にはティッシュやペーパータオル、コンロ周辺の油汚れには古布や掃除用クロスが使えます。
特に油汚れを拭き取る場合は、使い捨ての布や掃除用クロスを利用すると便利です。ただし、掃除に使用した布を食品の水切りに再利用してはいけません。
また、コンロや換気扇の掃除では、熱が残っていないことを確認してから作業してください。洗剤を使った場合は、製品表示に従って拭き取りやすすぎを行い、食品や食器に洗剤が付着しないようにします。
【プロの結論】キッチンペーパーがないときに失敗しない選び方
キッチンペーパーの代用を考えるとき、最も大切なのは「何を取り除きたいのか」を先に判断することです。
水分を取りたいのか、油を落としたいのか、それとも汚れを拭きたいのかによって、最適な道具は変わります。
実際、キッチンペーパーの役割をすべて1つの代用品に置き換える必要はありません。
豆腐や野菜なら清潔な布巾とザル、揚げ物なら網とバット、掃除ならティッシュや古布。この基本を覚えておくだけでも、キッチンペーパーがないときの対応はかなり簡単になります。
こんな人には布巾・さらしがおすすめ- 豆腐や野菜の水切りを頻繁にする人。
- 繰り返し使える道具を活用したい人。
- 使い捨ての紙製品を減らしたい人。
ただし、洗浄や消毒、乾燥の手間をかけられない場合にはおすすめできません。食品用の布を清潔に保つ習慣が必要です。
こんな人には網付きバットがおすすめ- 唐揚げや天ぷらなどの揚げ物をよく作る人。
- 衣のサクサク感を保ちたい人。
- キッチンペーパーを使わずに油切りをしたい人。
網付きバットは揚げ物以外にも、魚の下処理や食材の水切りなどに活用できます。洗浄後にしっかり乾燥させれば、繰り返し使用できる点も魅力です。
こんな使い方は避けたい- ティッシュを揚げ物の下に直接敷く。
- 新聞紙で食品を直接包む。
- 掃除に使った布を食品の水切りに使い回す。
- 電子レンジで使用できる表示のない紙類を加熱する。
- 高温の揚げ油をコーヒーフィルターに直接注ぐ。
代用品を選ぶときは、便利さだけでなく食品への接触、耐熱性、洗浄のしやすさまで考えることが、失敗を防ぐポイントです。
キッチンペーパーの代用に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キッチンペーパーの代わりにティッシュを使っても大丈夫?
A1:食卓や調理台の水滴を拭く用途なら使えます。ただし、水に濡れると破れやすく、食品に直接触れさせる用途には適しません。豆腐や魚の水切り、揚げ物の油切りには清潔な布巾や網を使いましょう。
Q2:キッチンペーパーなしで豆腐の水切りはできる?
A2:できます。ザルにあけて30分程度置く方法や、購入時のパックのふたに切り込みを入れて立てかける方法があります。しっかり水分を抜きたい場合は、清潔な布巾で包んで重しを載せる方法もおすすめです。
Q3:揚げ物の油切りに新聞紙を使ってもいい?
A3:新聞紙を食品に直接触れさせる使い方は避けましょう。印刷インキや汚れが食品に移る可能性があります。新聞紙はバットの下に敷いて後片付けに活用し、油切りには網を使う方法が適しています。
Q4:クッキングシートはキッチンペーパーの代わりになる?
A4:用途によっては代用できますが、吸水や吸油には向いていません。クッキングシートは食品のくっつき防止や油・汁の通過を抑えるための製品です。水切りには布巾やザルを使いましょう。
Q5:コーヒーフィルターで揚げ物の油を切れる?
A5:揚げ物を直接載せて油を切る用途には向いていません。コーヒーフィルターが役立つのは、使用済みの揚げ油をろ過するときです。油を安全に扱える温度まで冷ましてから使用してください。
Q6:キッチンペーパーやティッシュは電子レンジで使える?
A6:製品によって異なります。電子レンジ使用可能の表示と、電子レンジ本体の取扱説明書を確認してください。新聞紙や一般的なティッシュ、布巾などを安易に加熱するのは避けましょう。
Q7:野菜の水気取りには何が一番おすすめ?
A7:ザルで自然に水を切ってから、清潔な布巾やさらしで優しく押さえる方法がおすすめです。葉物野菜は強く絞ると傷みやすいため、包み込むように水分を取ってください。
キッチンペーパーがないときでも、家庭にある道具を上手に使えば、豆腐や野菜の水切り、揚げ物の油切り、調理台の掃除などに対応できます。
特に覚えておきたいのは、次の使い分けです。
- 豆腐の水切り:清潔な布巾・さらし・ザル・重し。
- 野菜の水気取り:ザルと清潔なタオル。
- 揚げ物の油切り:網とバット。
- 使用済み揚げ油のろ過:コーヒーフィルター。
- 調理台や食卓の掃除:ティッシュや掃除用クロス。
- バットの後片付け:新聞紙を食品に触れない位置に敷く。
一方で、ティッシュや新聞紙を食品に直接触れさせたり、使用条件を確認せずに紙類を電子レンジで加熱したりすることは避ける必要があります。
2026年も、調理の効率だけでなく食品衛生や安全性を考えた道具選びが欠かせません。普段から清潔な布巾やさらし、網付きバットを用意しておけば、キッチンペーパーを切らしたときにも慌てずに済みます。
代用品は何でもよいわけではありません。水分は布やザル、油は網、掃除は専用の紙やクロスという基本を押さえ、料理の仕上がりと衛生面の両方を守りながら使い分けましょう。