加藤大樹と並んで注目されたのが、矢田佳暉(YOSHIKI)だ。矢田は第1回順位発表式で4位、第2回で5位、第3回で3位、ファイナルで2位と、最終盤に向けて順位を上げた。
矢田の特徴は、総合順位だけでなく、SEKAI投票での支持も強かったことだ。第2回ではグローバルランカー1位を獲得している。
矢田佳暉の正式な順位発表式での推移| 発表式 | 順位 | 前回比 |
|---|---|---|
| 第1回 | 4位 | ― |
| 第2回 | 5位 | 1ランクダウン |
| 第3回 | 3位 | 2ランクアップ |
| ファイナル | 2位 | 1ランクアップ |
矢田は最初からデビュー圏内に位置し続けた練習生だが、最終的には2位まで上昇した。特に第3回で3位となったことは、ファイナルに向けた支持の強さを示す結果だった。
ファイナルの得票要点は508,787ポイント。1位の加藤大樹との差は28,669ポイントだった。
加藤が急落から首位へ戻るドラマを見せた一方、矢田は安定した上位進出を続け、最後まで1位を争う存在となった。
【投票制度を解説】国民投票70%・SEKAI投票30%とグローバルランカーの仕組み

日プ新世界の順位変動を理解するうえで欠かせないのが、投票制度の仕組みだ。従来の日プシリーズと異なり、今回は日本国内の視聴者だけでなく、海外の視聴者も投票に参加できる構成になった。
国民投票とSEKAI投票の配分通常の総合ランキングは、次の比率でポイントを算出する。
通常ランキングの投票配分
国民投票70%
SEKAI投票30%
国民投票とSEKAI投票を別々に集計し、所定の割合で加重したポイントによって順位を決定。
国民投票は日本国内の支持、SEKAI投票は海外からの支持を反映する。海外で知名度や支持を獲得している練習生は、SEKAI投票の割合を高めたランキングでも上位に入る可能性がある。
公式サイトでも、通常ランキングは国民投票70%・SEKAI投票30%、グローバルランカーは国民投票30%・SEKAI投票70%と明確に区別されている。
グローバルランカー制度とは?グローバルランカーは、海外からの投票をより重視した特別ランキングの上位12人を指す。
通常ランキングで上位20人に入れなかった場合でも、グローバルランキングで12位以内に入れば、次の審査へ進める救済的な仕組みだ。
第3回順位発表式では、この制度によって次の2人がファイナル進出を決めた。
- 小清水蓮(KO.REN):総合23位、グローバル10位
- ユ・ヒョンスン(HYEONSEUNG):総合21位、グローバル11位
2人は通常の総合順位では20位以内に入っていなかった。それでもグローバルランカーの条件を満たしたため、ファイナリスト22人に加わった。
この制度が示したのは、日本国内での順位がそのまま世界全体での人気を表すわけではないということだ。海外からの支持を独立した評価軸として残した点に、日プ新世界ならではの特徴がある。
コンセプト評価のベネフィットはどこまで順位に影響する?コンセプト評価は、番組オリジナル楽曲を各チームが披露し、コンセプトの理解度、表現力、チームワークなどを競うステージだった。
視聴者投票によるチーム編成と現場投票による評価が行われ、勝利チームには個人成績に応じたベネフィットが付与された。
今回のBLACK ANGELには総額25万票のベネフィットが用意され、上位6人に配分された。この特典は第3回順位発表式のポイントに反映された。
ここで注意したいのは、ベネフィット込みの順位が正式な発表結果だということ。ベネフィットを除いた独自の順位計算は参考分析にはなるが、公式順位とは異なる。
投票による支持とステージ評価の両方を反映する仕組みだったため、コンセプト評価の結果が第3回の順位を動かす要因になった。
【日プ新世界の穴あき順位】中間発表で何が分かった?
日プ新世界を追いかけていたファンの間で話題になった言葉が「穴あき順位」だ。
穴あき順位とは、通常の順位発表式のように全員の順位を公開するのではなく、一部の順位だけを明かす中間的なランキング発表を指す。
2026年6月4日に公開されたファイナル直前の順位ファイナルの2日前に行われた公式YouTubeのSPECIAL LIVE STREAMINGでは、現時点での順位の一部が公開された。
明らかになったのは次の3人だった。
- 11位:安部結蘭(YURA) ― 第3回の2位から9ランクダウン
- 12位:小野慶人(KEITO) ― 第3回の15位から3ランクアップ
- 13位:飯塚亮賀(RYOGA) ― 第3回の5位から8ランクダウン
この発表は大きな注目を集めた。特に安部結蘭はシグナルソング「新世界」のセンターを務め、第3回でも2位だったため、11位への変動は意外性のある結果だった。
小野慶人は15位から12位へ上昇し、デビュー圏内に入った。一方、飯塚亮賀は13位となり、デビュー圏外に位置していた。
ただし、これはファイナル前の中間順位であり、最終結果ではない。実際のファイナルでは飯塚が9位、小野が7位、安部が8位でデビューを決めている。
穴あき順位を見るときの3つの注意点穴あき順位は、ファンが投票状況を把握する手掛かりになる一方、読み違えやすい情報でもある。
- 空欄は順位未発表を意味する:名前が表示されていない練習生の順位を、脱落圏や上位と決めつけることはできない。
- 正式発表とは別物:途中経過のため、その後の投票によって順位は変化する。
- 順位変動は支持率そのものではない:順位はほかの練習生との相対的な位置関係であり、何人が新たに支持したかを直接示す数字ではない。
ファイナル前の穴あき順位だけを見てデビューを予想すると、実際の結果との間に大きな違いが生じる場合がある。投票締切までの変動と、最終発表の結果を分けて考えることが大切だ。
【ファイナル順位一覧】KO1KEYZのデビューメンバー12人が決定
2026年6月6日の最終順位発表によって、KO1KEYZのデビューメンバー12人が確定した。
1位は加藤大樹、2位は矢田佳暉。第3回で首位だったオ・シンヘンは4位となり、安部結蘭は8位でデビューを決めた。
最終順位と得票ポイント
ファイナル総投票数6,983,025票
{#each [
["1","K.DAIKI","加藤大樹","537,456"],
["2","YOSHIKI","矢田佳暉","508,787"],
["3","SIYOUNG","パク・シヨン","498,627"],
["4","SHINHAENG","オ・シンヘン","481,415"],
["5","YUKI","後藤結","470,789"],
["6","ISSA","柳谷伊冴","417,479"],
["7","KEITO","小野慶人","408,598"],
["8","YURA","安部結蘭","407,595"],
["9","RYOGA","飯塚亮賀","404,949"],
["10","RYUJI","杉山竜司","390,614"],
["11","KOSUKE","照井康祐","381,605"],
["12","TOWA","濱田永遠","378,536"]
] as member}{member[0]}
{member[2]}
{member[1]}
{member[3]}
{/each}
出典:2026年6月6日ファイナル結果。要点はJOYSOUND音楽ニュース掲載値。
この結果で興味深いのは、序盤の順位が必ずしも最終順位を決めなかったことだ。
例えば、柳谷伊冴は第1回の19位から第3回で8位、最終6位まで上昇した。後藤結も第1回17位から最終5位まで順位を伸ばした。
また、小野慶人は第2回18位、第3回15位から最終7位へと大きく上昇。ファイナル前の穴あき順位で12位に入った後も支持を伸ばした。
一方、安部結蘭は第3回2位から最終8位へ、照井康祐は第3回4位から最終11位へと順位を下げながらも、デビューを勝ち取った。
KO1KEYZは日プ歴代シリーズと何が違う?日プ新世界は、これまでのシリーズと比べても投票システムとデビュー人数に大きな違いがある。
- 2019年・SEASON1:11人組のJO1が誕生。
- 2021年・SEASON2:11人組のINIが誕生。
- 2023年・THE GIRLS:11人組のME:Iが誕生。
- 2026年・新世界:12人組のKO1KEYZが誕生。
過去3シリーズでは国民プロデューサーによる国内投票を軸に11人が選ばれていた。対して新世界では、SEKAI投票とグローバルランカー制度を導入し、デビュー人数も12人に拡大した。
そのため、従来のシリーズと今回の順位変動を単純に比較するのは難しい。投票対象の地域、Pick数、ベネフィット、救済制度が異なるからだ。
今回の順位変動は、単なる人気競争というより、国内支持と海外支持、個人ファンの投票集中、ステージ評価が重なった結果として理解するのが適切だ。
2026年10月7日、KO1KEYZが日韓同時デビューファイナルで選ばれた12人は、2026年10月7日にデビューシングル「KO1KEYZ」をリリースし、日本と韓国で同時デビューを果たした。
グループの正式メンバーは、加藤大樹、矢田佳暉、パク・シヨン、オ・シンヘン、後藤結、柳谷伊冴、小野慶人、安部結蘭、飯塚亮賀、杉山竜司、照井康祐、濱田永遠の12人だ。
番組内の順位争いは終了したが、デビュー後はグループとしての活動やパフォーマンスが新たな評価の舞台となる。日プ新世界の順位変動は、KO1KEYZ誕生までの過程を記録した重要なデータでもある。
【日プ新世界順位変動】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日プ新世界で最終1位になったのは誰?
A1:加藤大樹(K.DAIKI)です。第1回・第2回でも1位でしたが、第3回で10位に下落し、ファイナルで再び1位を獲得しました。
Q2:加藤大樹はなぜ1位から10位に下がった?
A2:第3回に向けて投票方式が12Pickから2Pickへ変更されたことや、コンセプト評価のベネフィットが順位に反映されたことが背景にあります。ただし、個人の得票変動を一つの理由だけで説明することはできません。
Q3:矢田佳暉の最終順位は何位?
A3:2位です。第1回4位、第2回5位、第3回3位と推移し、ファイナルで順位をさらに上げました。
Q4:グローバルランカーとは何?
A4:SEKAI投票70%・国民投票30%で算出した別ランキングの上位12人です。通常ランキングの上位20人に入れなくても、グローバルランカーに入れば次の審査へ進める制度でした。
Q5:日プ新世界のデビューメンバーは何人?
A5:12人です。2026年6月6日のファイナルでKO1KEYZのメンバーが決定し、10月7日に日韓同時デビューしました。
Q6:穴あき順位は最終順位と同じ?
A6:違います。穴あき順位は投票期間中に一部だけ公開された中間順位です。最終的なデビュー順位は6月6日のファイナルで確定しました。
2026年の日プ新世界で起きた順位変動を振り返ると、最大の見どころは加藤大樹の首位復帰だけではない。矢田佳暉の安定した上昇、柳谷伊冴や後藤結の躍進、小野慶人の終盤での追い上げなど、さまざまな練習生が異なる形でデビューをつかんだ。
特に押さえておきたい要点は次の3つだ。
- 投票方式の変化:12Pickから2Pick、さらにファイナルの1Pickへと進むにつれ、投票の集中度が変わった。
- 国内外の支持の違い:国民投票70%・SEKAI投票30%の通常ランキングに加え、グローバルランカー制度が導入された。
- 最後まで確定しない順位:穴あき順位や第3回の順位だけでは、ファイナルの結果を予測しきれなかった。
加藤大樹の1位から10位、そして再び1位という推移は、日プ新世界の投票制度とサバイバル形式を象徴する出来事だった。最終的に選ばれた12人はKO1KEYZとして2026年10月7日にデビューし、番組での競争を新たなグループ活動へとつなげている。
順位表を見るときは、発表式ごとの順位だけでなく、投票方式、ベネフィット、グローバルランキング、発表時点の違いまで確認すること。それが日プ新世界の順位変動を正しく理解するための判断基準となる。