2019年12月、世界中のエンターテインメントファンから注目を集めた「The 100 Most Beautiful Faces of 2019」が発表された。主催するのは、映画評論家として知られるTC CandlerとThe Independent Critics。1位にはTWICEのツウィ、3位にはBLACKPINKのリサが選ばれ、日本からも山本舞香、小松菜奈、石原さとみ、岡田奈々ら7人がランクインした。日本人最高位は山本舞香の22位だった。
2026年現在も過去のランキングを調べる人が多いのは、単なる順位だけでなく、世界各国の俳優、モデル、アーティストが同じリストに並ぶ独特の国際性に理由がある。ここでは2019年の公式発表動画と当時の報道資料を照合し、100人の全順位、日本人女性の選出結果、歴代順位、選考方法、ランキングの信頼性まで整理する。
【2019年版の結果】1位ツウィ、3位リサ!世界で最も美しい顔ランキングの注目人物

2019年版のランキングは、2019年12月27日にTC Candlerの公式YouTubeチャンネルで公開された。
トップを獲得したのは、韓国のガールズグループTWICEで活動する台湾出身のツウィ。2位はイスラエル出身のモデル、ヤエル・シェルビア、3位はタイ出身のBLACKPINKメンバー、リサだった。
日本人では女優の山本舞香が22位に入り、日本人最高位を記録している。
当時の発表を振り返ると、K-POPアーティストの存在感が際立つ一方、欧米の俳優やモデル、中国・タイなどアジア各国の著名人も幅広く選ばれていた。
1位・TWICEのツウィ
ツウィ(TZUYU)
台湾出身・TWICEメンバー
2018年版では2位だったツウィが、2019年版でついに首位を獲得。グループでの活動を通じた国際的な知名度もあり、今回のランキングを象徴する存在となった。
ツウィは2018年版でも2位に選ばれていた。翌年に1位へ上昇したことから、単年度の結果だけでなく、継続的な評価という観点でも注目された人物だ。
3位・BLACKPINKのリサ
リサ(LISA)
タイ出身・BLACKPINKメンバー
BLACKPINKのメンバーとして世界的に活動するリサが3位にランクイン。歌手・ダンサーとしての活動に加え、モデルとしての存在感も評価の話題となった。
リサはタイ出身で、BLACKPINKではラップやダンスでも存在感を発揮している。2019年版では3位という高順位を獲得し、アジア出身のアーティストが上位を占めた象徴的な結果となった。
2位・ヤエル・シェルビア
ヤエル・シェルビア(Yael Shelbia)
イスラエル出身・モデル
1位のツウィと3位のリサの間に入ったのがイスラエル出身のモデル。ランキングがK-POPアーティストだけで構成されていないことを示す存在でもある。
この上位3人の顔ぶれだけでも、ランキングが特定の国や芸能ジャンルに限定されていないことが分かる。
【日本人女性ランクイン一覧】山本舞香22位からTWICEミナ91位まで7人
2019年版では、日本人女性が合計7人選出された。
最も高い順位だったのは山本舞香。続いて小松菜奈、TWICEのサナ、石原さとみ、岡田奈々、丹羽仁希、TWICEのミナという顔ぶれになっている。
注目したいのは、女優、モデル、アイドルという異なるジャンルから選出されている点だ。
日本人7人の順位とプロフィール| 順位 | 名前 | 主な活動・所属 |
|---|---|---|
| 22位 | 山本舞香 | 女優・モデル |
| 41位 | 小松菜奈 | 女優・モデル |
| 48位 | サナ(湊崎紗夏) | TWICE |
| 62位 | 石原さとみ | 女優 |
| 65位 | 岡田奈々 | AKB48・STU48 |
| 76位 | Niki(丹羽仁希) | モデル |
| 91位 | ミナ(名井南) | TWICE |
山本舞香
女優・モデル
2019年版で日本人の最上位に選ばれた。2018年版には名前がなかったため、日本からの新たなランクインとしても注目された。
山本舞香は、女優としての活動に加えてモデルとしても知られる人物だ。
日本人最高位という結果は、2019年版を振り返る際に外せないポイントである。
小松菜奈は41位
小松菜奈
女優・モデル
独特の存在感を持つ女優・モデル。2018年版では31位、2019年版では41位に選ばれた。
小松菜奈は2017年にも38位で選ばれており、2019年は3年連続のランクインとなった。
TWICEのサナは48位、ミナは91位
サナ(湊崎紗夏)
48位
日本出身のTWICEメンバー。2018年は46位、2019年は48位。
ミナ(名井南)
91位
日本出身のTWICEメンバー。2019年版でトップ100入りを果たした。
TWICEからはツウィ、サナ、ミナのほか、ダヒョンも73位に選ばれている。
ただし、ダヒョンは韓国出身のメンバーであり、日本人7人の人数には含まれない。この区別はランキングを集計する際に押さえておきたい。
石原さとみ62位、岡田奈々65位、Niki76位
石原さとみ:62位
2013年から継続的に選出されてきた日本を代表する女優の一人。2016年には6位を記録している。
岡田奈々:65位
当時AKB48およびSTU48で活動していたアイドル。2019年版で初めてトップ100に入った日本人の一人。
Niki(丹羽仁希):76位
モデルとして活動。2017年の84位、2018年の75位に続き、2019年も選出された。
特に石原さとみは、2019年までの日本人選出回数でも注目された存在だ。2019年版での選出によって、当時の報道では日本人最多の選出回数を更新したと紹介されている。
【全順位一覧】世界で最も美しい顔100人・2019年版を完全掲載
ここからは2019年版の1位から100位までをすべて紹介する。
順位はTC Candlerの公式発表動画をもとに、当時のGIGAZINEや男子ハックが掲載した一覧と照合したものだ。海外の人物は公式表記を基本とし、日本で一般的に使われている名前は日本語表記を採用している。
出典:TC Candler公式動画「The 100 Most Beautiful Faces of 2019」、2019年12月27日公開。
この全順位を見ると、韓国のアイドルだけでなく、ハリウッド女優、欧州のモデル、アジア各国の俳優や歌手など、幅広いジャンルの人物が選ばれていることが分かる。
また、TWICEからはツウィ、サナ、ダヒョン、ミナの4人、BLACKPINKからはリサ、ジェニー、ロゼ、ジスの4人が選ばれている。
【選考基準と仕組み】TC Candlerはどのように100人を選ぶのか
ランキングを理解するうえで重要なのが、発表元であるTC CandlerとThe Independent Criticsの選考方法だ。
この企画は1990年から毎年発表されている。2019年の公式動画説明によると、一般から寄せられる推薦を参考にしながら、Independent Criticsのメンバーが最終的な100人を選んでいる。
つまり、SNSの人気投票で得票数の多い順に順位を決める仕組みとは異なる。
選考の基本的な流れ| 項目 | 内容 | 意味 |
|---|---|---|
| 企画主体 | TC Candler | 年間ランキングを発表 |
| 選考組織 | The Independent Critics | 最終的な候補者・順位を決定 |
| 一般参加 | 世界各国から推薦を受け付ける | 候補者の発見につながる |
| 評価対象 | 顔の美しさに加え、多様な美的要素 | 単純な人気投票とは異なる |
| 最終結果 | 100人を順位付け | 公式動画で発表 |
2019年の公式動画説明では、美しい顔の評価について、単純な外見上の整い方だけでなく、次のような要素を挙げている。
- Grace:優雅さ
- Elegance:気品
- Originality:独創性
- Daring:大胆さ
- Passion:情熱
- Class:品格
- Poise:落ち着きやたたずまい
- Joy:喜び
- Promise:将来性
- Hope:希望
ここで注目したいのは、評価が顔のパーツや比率だけに限定されていないことだ。
表情や雰囲気、個性、人物としての印象なども含む、幅広い美的価値観を掲げている。
一般投票で順位が決まるわけではないネット上では「ファン投票で1位になった人がランキング1位になる」と理解されることもある。
しかし、TC Candlerの2019年公式説明では、一般からの推薦を選考の参考にしつつ、最終的な順位はTC CandlerとIndependent Critics側が決めるという構造になっている。
そのため、SNSのフォロワー数やファンの投票数だけで順位を説明することはできない。
また、評価項目ごとの配点や、審査員別の採点結果など、詳細な数値基準は公式説明からは確認できない。
2019年版で示された選考規模TC Candlerの2019年公式動画説明では、選考対象として約12万人以上の著名人に触れている。
また、年間ランキングには約40か国が参加していると説明されていた。
これは主催者側が提示した企画規模であり、第三者機関が監査した統計とは区別する必要がある。
それでも、特定の国の芸能人だけでなく、さまざまな国や地域の人物を取り上げるという企画の方向性は明確だ。
【歴代順位を比較】石原さとみ・小松菜奈・Niki・TWICEの変遷
2019年の順位だけを見ると、その年の評価しか分からない。
しかし、過去のランキングを並べると、同じ人物が何年も選ばれていることや、年ごとに順位が変化していることが見えてくる。
石原さとみの歴代順位石原さとみは、2013年から2019年にかけて継続的に選出された日本人女性の代表例だ。
| 年 | 順位 |
|---|---|
| 2013年 | 32位 |
| 2014年 | 25位 |
| 2015年 | 19位 |
| 2016年 | 6位 |
| 2017年 | 34位 |
| 2018年 | 43位 |
| 2019年 | 62位 |
特に2016年の6位は、日本人女性としても目立つ好成績だった。
その後は順位を下げているが、2019年まで連続してトップ100に入っている点は注目に値する。
順位の変動は、その人物の魅力が客観的に増減したことを示すものではない。毎年の選考対象や審査側の評価によって結果が変わるためだ。
小松菜奈の歴代順位| 年 | 順位 |
|---|---|
| 2017年 | 38位 |
| 2018年 | 31位 |
| 2019年 | 41位 |
小松菜奈は2017年から3年連続で選出されている。
2018年には31位まで順位を上げ、2019年も41位でトップ100を維持した。
Niki(丹羽仁希)の歴代順位| 年 | 順位 |
|---|---|
| 2017年 | 84位 |
| 2018年 | 75位 |
| 2019年 | 76位 |
Nikiも3年連続のランクインとなった。
2017年の84位から2018年には75位へ上昇し、2019年は76位という結果だった。
TWICEのツウィの順位変化ツウィは2018年に2位、2019年には1位となった。
この変化は2019年版を象徴する出来事だ。
前年から上位を維持し、翌年に首位へ到達したことで、ランキングの話題性を大きく高めた。
【信頼性と評判】世界一の美人を決める公式ランキングなのか?
「世界で最も美しい顔」という名称から、世界共通の美人基準に基づいた公的な順位だと考える人もいる。
しかし、TC Candlerのランキングは、国際機関や学術団体が認定する美人ランキングではない。
あくまでTC CandlerとIndependent Criticsが企画・選考するエンターテインメント性の高いランキングである。
ランキングの評価できる点一つ目は、国際的な多様性だ。
2019年版には台湾、タイ、イスラエル、日本、韓国、欧米など、さまざまな地域の人物が登場している。
特定の国の芸能界だけでは出会いにくいモデルや俳優を知るきっかけになる。
二つ目は、芸能界の人気とは異なる視点を提示している点だ。
世界的に有名な人物だけでなく、特定の地域で活動するモデルやクリエイターも選ばれている。
三つ目は、毎年の発表がエンターテインメントとして継続的に注目されていることだ。
2019年版も公式動画として公開され、ツウィやリサの順位を中心に世界各国のメディアで紹介された。
注意したい点・批判されやすい点一方で、ランキングには明確な限界もある。
- 美しさには客観的な唯一の尺度がない。 顔立ちの好みや美的感覚は文化や個人によって異なる。
- 審査の詳細が公開されていない。 評価項目の具体的な配点や審査員ごとの採点結果は分からない。
- 知名度や推薦環境の影響を完全には排除できない。 世界各地から推薦を集める仕組みである以上、情報への接触機会にも差がある。
- 順位がその人物の価値を決めるわけではない。 100位以内に入らなかったことは、美しさや才能が劣っていることを意味しない。
したがって、このランキングを美容医学の研究結果や、世界中の人々を対象にした統計調査と同じものとして扱うのは適切ではない。
どのような人におすすめできるランキングなのかランキングの楽しみ方は、読者の目的によって異なる。
楽しめる人
- 世界各国の俳優やモデルを知りたい人
- K-POPアーティストの国際的な話題を追いたい人
- 日本人女性の歴代ランクイン状況を調べたい人
- 毎年の順位変動を比較したい人
そのまま鵜呑みにしない方がよい人
- 科学的な美人の基準や顔の黄金比を調べている人
- 公的機関が認定した世界共通の順位を求めている人
- 順位を芸能人の実力や人間的価値の比較に使いたい人
この区別を理解すれば、ランキングを必要以上に神格化せず、国際的なエンターテインメント企画として楽しめる。
【プロの結論】2019年版が示したのは美の順位よりも世界的な多様性
2019年版で最も印象的なのは、TWICEのツウィが1位、BLACKPINKのリサが3位となり、日本人からも7人が選ばれたことだ。
一方、山本舞香の22位、小松菜奈の41位、石原さとみの62位という順位を、単純に人物同士の優劣として解釈することには意味がない。
このランキングの価値は、世界各国の多様な顔立ちや個性を一つの企画に集め、普段は接点の少ない芸能人を知る機会を提供していることにある。
また、歴代順位を確認する際には、次の3点を意識すると情報を正しく理解しやすい。
1. 順位と選考基準を分けて考える。 1位は主催者の選考結果であり、世界全体の総意ではない。
2. 国籍と活動グループを区別する。 TWICEやBLACKPINKのメンバーでも、出身国はそれぞれ異なる。
3. 歴代順位は年度ごとに比較する。 前年より順位が下がっても、その人物の魅力が低下したという意味ではない。
【世界で最も美しい顔ランキング2019】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2019年の世界で最も美しい顔ランキング1位は誰ですか?
A1:TWICEのツウィです。台湾出身のメンバーで、2018年版の2位から2019年版では1位に上昇しました。
Q2:2019年の3位は誰ですか?
A2:BLACKPINKのリサです。タイ出身のアーティストで、2019年版では3位に選ばれました。
Q3:日本人で最も順位が高かったのは誰ですか?
A3:女優・モデルの山本舞香です。22位で日本人最高位となりました。
Q4:2019年にランクインした日本人女性は何人ですか?
A4:7人です。山本舞香、小松菜奈、サナ、石原さとみ、岡田奈々、Niki(丹羽仁希)、ミナが選ばれました。
Q5:TWICEからは何人が選ばれましたか?
A5:4人です。ツウィが1位、サナが48位、ダヒョンが73位、ミナが91位でした。
Q6:TC Candlerのランキングは一般投票で決まるのですか?
A6:一般からの推薦も選考の参考にされますが、最終的な順位はTC CandlerとIndependent Criticsが決定します。単純な人気投票ではありません。
Q7:ランキングは世界共通の美人の公式基準ですか?
A7:いいえ。TC Candlerが独自に企画・選考するエンターテインメントランキングです。科学的な顔の評価や国際的な公的認定とは異なります。
Q8:2019年の日本人女性で最も多く歴代ランクインしているのは誰ですか?
A8:当時の男子ハックの歴代集計では石原さとみが最多選出回数を更新したと紹介されています。2013年から2019年まで7年連続で選ばれました。
2019年の「世界で最も美しい顔100人」は、TWICEのツウィが1位、イスラエルのヤエル・シェルビアが2位、BLACKPINKのリサが3位という結果だった。
日本人女性では山本舞香が22位で最高位となり、小松菜奈、サナ、石原さとみ、岡田奈々、Niki、ミナの計7人がランクインしている。
また、TC Candlerの選考は一般投票による単純な人気順位ではなく、一般からの推薦を参考にIndependent Criticsが最終的な100人を選ぶ独自企画だ。
2026年に2019年版を振り返る際も、順位だけで人物の魅力を判断するのではなく、各国の芸能文化や美的価値観の違いを知る資料として楽しむことが、このランキングの本来の面白さにつながる。