小川美月は、韓国の芸能界で活動してきた日本出身のアーティストだ。K-POPファンの間では、SECRET NUMBERのLÉA(レア)として知られている。
ただし、彼女の芸能活動はSECRET NUMBERから始まったわけではない。以前にはSKarfという韓国のガールズグループに所属し、HANA(ハナ)の名前で活動していた。
2025年以降は本名に由来するMIZUKI(ミズキ)名義でのモデル活動も展開。2026年には映画監督という新しい肩書きが加わった。
小川美月の基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 小川美月(おがわ・みづき) |
| 生年月日 | 1995年8月12日 |
| 年齢 | 31歳(2026年11月現在) |
| 国籍 | 日本 |
| SKarf時代の芸名 | HANA(ハナ) |
| SECRET NUMBER時代の芸名 | LÉA(レア) |
| 現在の活動名 | MIZUKI/美月 |
| 主な活動歴 | 歌手、アイドル、モデル、女優 |
| 現在の主な所属先 | SNP Entertainment |
| 新たな挑戦 | 映画監督 |
生年月日はK-POP関連のプロフィール情報や過去の報道で1995年8月12日と紹介されている。2026年11月3日時点では31歳だ。
特に押さえておきたいのは、HANA、LÉA、MIZUKIという3つの名前が、別々の人物を指すのではなく、同一人物の活動名だという点である。
名前が変わるたびに活動の舞台も変わっており、韓国のアイドル活動から日本でのモデル・映像制作へと表現の幅を広げている。
【韓国での経歴】SKarfのハナからSECRET NUMBERのレアへ

小川美月のK-POP活動を語るうえで欠かせないのが、韓国の多国籍ガールズグループSKarf(スカーフ)だ。
彼女は同グループにHANAという芸名で参加した。
2013年5月31日には、SKarfの1stミニアルバム『Luv Virus』がリリースされている。当時のKstyleの報道でも、新加入メンバーHANAの写真が所属事務所を通じて公開されたことが伝えられた。
また、Soompiの2013年5月31日付の記事では、SKarfが韓国・シンガポールのメンバーで構成された多国籍グループとして紹介されている。HANAは日本出身のメンバーだった。
この時期の経験は、後のSECRET NUMBERでの活動につながる初期キャリアとして位置づけられる。
2017年にはサバイバル番組『MIXNINE』に参加SKarfでの活動を経て、小川美月は2017年に韓国のオーディション番組『MIXNINE』に挑戦した。
同番組は、韓国の芸能事務所を巡るオーディションを通して、デビューを目指す練習生やアーティストを選抜するサバイバル形式の番組だ。
彼女はHANAやLÉAではなく、本名の小川美月として個人練習生の立場で参加している。
当時のJTBC番組関連情報を報じたSoompiにも、個人練習生として参加した小川美月の名前が掲載されている。
この経験は、既存グループのメンバーとして活動するだけではなく、自分自身の実力で再びデビューの機会をつかもうとした時期だった。
2020年、SECRET NUMBERのLÉAとして再デビュー2020年、小川美月にとって大きな転機が訪れる。
韓国の芸能事務所VINE EntertainmentからデビューしたガールズグループSECRET NUMBERに、LÉAとして参加したのだ。
グループの正式デビュー日は2020年5月19日。デビューシングルアルバムは『Who Dis?』だった。
当時のAju Pressの報道では、LÉAは日本人メンバーとして紹介されている。
SECRET NUMBERは韓国だけでなく、さまざまな国や地域のメンバーが集まる多国籍グループだった。小川美月にとっては、以前のSKarfで経験した国際的なグループ活動を、さらに大きな舞台で経験する機会になった。
その後、グループは2023年4月5日にデジタルシングル『LIKE IT LIKE IT』で日本デビューも果たしている。
韓国での活動に加え、日本のファンに向けた展開にも参加したことは、彼女のキャリアにおける重要な実績だ。
【経歴年表】小川美月の活動歴と人生の転換点を一覧で比較
ここまでの活動を整理すると、小川美月のキャリアには大きく3つの段階がある。
1つ目は、韓国でアイドルとしてデビューした時期。2つ目は、SECRET NUMBERで国際的な活動を経験した時期。そして3つ目が、グループ卒業後にモデル・女優・映画監督へと活動領域を広げた時期だ。
| 年月 | 出来事・活動 | 関連する名前・人物 |
|---|---|---|
| 1995年8月 | 日本で誕生 | 小川美月 |
| 2013年5月 | SKarfの『Luv Virus』で活動 | HANA |
| 2017年 | JTBC『MIXNINE』に参加 | 小川美月 |
| 2020年5月19日 | SECRET NUMBERとしてデビュー | LÉA |
| 2023年4月5日 | SECRET NUMBERが日本デビュー | LÉA |
| 2025年4月2日 | VINE Entertainmentとの契約満了、グループ活動終了 | LÉA |
| 2025年8月 | SNP Entertainmentと専属モデル契約 | MIZUKI |
| 2026年3月10日 | RABBIT STYLEとエージェント契約 | MIZUKI |
| 2026年9月7日 | 映画『明日へのコード』制作始動を発表 | 美月 |
| 2026年10月10日 | 主題歌と歌唱アーティストを発表 | HI-NA |
この年表で注目したいのは、2025年から2026年にかけて活動の軸が変わっていることだ。
2025年4月のグループ離脱は、単なるメンバー変更ではない。韓国のアイドルグループでの活動に区切りをつけ、その後のキャリアを再構築するタイミングになった。
なお、2025年8月4日付のSNP Entertainment公式ニュースでは、MIZUKIとの専属モデル契約が発表されている。
さらに2026年3月10日には、日本のRABBIT STYLEがエージェント契約を発表。モデルや映画・ドラマを中心とする活動機会の拡大を支援する方針を明らかにした。
【グループ卒業後の現在】MIZUKIとしてモデル・女優活動へ
2025年4月2日にSECRET NUMBERを卒業小川美月のグループ卒業について、最も重要な資料はVINE Entertainmentの公式発表だ。
2025年4月3日、同社は公式SNSを通じて、レアの専属契約が2025年4月2日付で満了したと発表した。
発表では、SECRET NUMBERのメンバーとして活動したレアへの感謝と、今後の将来を応援する旨が伝えられた。
Kstyleやモデルプレスも、この発表を受けて脱退を報道している。
ここで注意したいのは、契約満了とグループ活動の終了が発表されたということであり、トラブルによる解雇や不祥事による脱退といった説明はなされていない点だ。
ファンの間で卒業理由をめぐる憶測が生まれることはあるが、公式発表が示したのは契約期間の満了である。
SNP Entertainmentとの契約で新しいキャリアへ2025年8月には、韓国のSNP Entertainmentと専属モデル契約を締結した。
同社の公式発表によると、MIZUKIはモデルとしてブランドやキャンペーンなどの活動に参加する方向で、新たな活動をスタートさせた。
SNP Entertainmentの公式アーティスト一覧にも、現在MIZUKIの名前が掲載されている。
また、同社のプロフィールでは、過去のSECRET NUMBERでのアイドル活動や広告出演なども紹介されている。
つまり、芸能活動そのものを終了したのではなく、活動の中心をアイドルグループから個人のモデル・映像分野へ移しているわけだ。
ミラノ・パリのファッションショーにも出演モデルとしての活動で注目されるのが、ヨーロッパでのファッション関連の仕事だ。
韓国メディアのDailianは2025年10月13日、SNP Entertainment所属モデルのMIZUKIがミラノとパリのファッションウィークでランウェイに登場したと報道した。
記事によると、ミラノでは日本の伝統衣装から着想を得たブランド「きものdeどれす」のコレクションに出演。
続くパリでは、デザイナー長谷川愛弥氏のブランドMAYA HASEGAWAのコレクションに参加した。
日本文化を取り入れたファッションと海外の舞台を結びつける仕事は、韓国のアイドル時代とは異なる方向性を示している。
こうした実績を見ると、MIZUKI名義での活動は単なる芸名変更ではなく、モデルとして独自のキャリアを築くための転換だったことが分かる。
【映画監督デビュー】『明日へのコード』とは?2027年秋公開予定の全貌
2026年の小川美月に関する最大のニュースが、映画『明日へのコード』の監督就任だ。
2026年9月7日、Any-youが制作プロジェクトの始動を発表。監督は小川美月で、彼女にとって日本で初めて監督を務める映画作品となる。
公開予定は2027年秋。撮影の舞台は大阪とされている。
『明日へのコード』のあらすじ本作が描く中心テーマは、夢を追う人々の葛藤と再出発だ。
物語の中心となるのは、小さなカフェ「CAFE Refrain」。
そこで暮らす人々は、それぞれ異なる夢や悩みを抱えている。
- 美月:カメラで人々の日常を記録しながら、自身の夢とも向き合う人物。
- 蓮:路上で歌い続けるミュージシャン。
- そら:かつて歌手デビューを目指していた女性。
- 優那:モデルとして評価され始める一方、将来に迷う女性。
- かれん:ダンスを教えながら、自分自身の進路を探す女性。
- るあ:登場人物たちの夢を次の世代へつなぐ存在。
物語をつなぐ重要なアイテムが一本のギターだ。
登場人物たちの間を渡っていくギターは、単なる楽器ではない。誰かが叶えられなかった夢や、次の世代に託したい思いを象徴している。
特に印象的なのは、作品が成功者だけを描く物語ではないことだ。
夢を諦めた人、夢から離れた人、夢を追い続ける人。それぞれの立場から人生を見つめ直す構成になっている。
このテーマには、韓国で長くアイドル活動を続け、グループ卒業後に新しい道へ進んだ小川美月自身の経験が重ねられている。
小川美月自身の言葉に表れた作品のテーマ制作発表資料には、監督・小川美月名義のメッセージが掲載されている。
夢を叶えられなかった人は、本当に失敗なのだろうか。
この問いは、本作全体を理解するうえで重要だ。
同資料では、彼女自身がK-POPアイドルとしてデビューした後、グループを離れ、新しい夢に向かっていることを説明している。
また、夢を追う過程で経験した挫折や孤独、喜びなどを、作品のテーマに反映させている。
注目すべきは、映画が本人の半生をそのまま再現する自伝的作品ではないという点だ。制作発表では、本人と出演者それぞれの経験や感情を重ね合わせ、一つの物語として構成すると説明されている。
主題歌「BRAND NEW CODE」と挿入歌「Refrain」2026年10月10日には、作品の音楽面について新しい発表があった。
主題歌は「BRAND NEW CODE」に決定。作詞を小川美月、作曲をHAL、編曲をKohey Nakanoが担当する。
そして歌唱を担当するのは、17歳の新人アーティストHI-NAだ。
当初の制作発表では主題歌アーティストはオーディションで選ぶ予定とされていたが、10月の発表でHI-NAの起用が明らかになった。
一方、挿入歌「Refrain」は美月自身が歌唱する予定だ。
つまり、彼女は映画監督だけでなく、作詞家・歌手としても作品に関わることになる。
主な出演者と制作スタッフ| 人物・担当 | 役割・内容 |
|---|---|
| 小川美月(美月) | 監督・出演 |
| そら | そら役 |
| るあ | るあ役 |
| 村並莉久 | 蓮役 |
| みやび | 優那役 |
| 汐崎水悠 | かれん役 |
| HI-NA | 十数年後のるあ役・主題歌歌唱 |
| 馬場基晴 | 脚本・プロデュース |
| HAL | 主題歌作曲 |
| Kohey Nakano | 主題歌編曲 |
| Any-you | 企画・制作 |
公式制作発表では、映画の中で小川美月がカメラを手に登場人物の日常を記録する役柄も設定されている。
実際の監督という立場と、劇中のカメラを持つ人物という役柄が重なっているのも興味深い構成だ。
2027年秋の公開までに予定されている展開映画の計画は、劇場公開だけにとどまらない。
制作発表資料で示された主な展開は次のとおりだ。
| 時期 | 予定されている展開 |
|---|---|
| 2026年秋 | 大阪での撮影を予定 |
| 2027年春 | HI-NAによる全国47都道府県プロモーション |
| 2027年春以降 | 主題歌を通じた音楽・ドキュメンタリー展開 |
| 2027年秋 | 映画の劇場公開予定 |
| 公開に向けて | 韓国でのイベント・プロモーション |
| 将来的な目標 | 釜山国際映画祭への出品 |
特に興味深いのが、HI-NAによる47都道府県のプロモーションだ。
新人アーティストが全国を巡り、主題歌を届けながら経験を積んでいく過程をドキュメンタリーとして記録する構想になっている。
加えて、その先には韓国でのイベントやプロモーションも予定されている。
これは、かつて韓国で夢を追った小川美月が、次の世代の挑戦を支えるという作品外のストーリーにもつながる。
なお、釜山国際映画祭への出品は制作側の目標であり、正式な出品決定や上映決定を意味するものではない。また、2027年秋という公開時期は予定であり、具体的な公開日はまだ発表されていない。
【最新活動と評判】2026年11月現在、小川美月は何をしている?
2026年11月現在、小川美月の活動は大きく3つに分けられる。
1. MIZUKI名義でのモデル活動
2. 女優・映像分野での活動
3. 映画『明日へのコード』の監督・音楽制作
SNP Entertainmentの公式アーティストページではMIZUKIとして掲載されており、RABBIT STYLEも2026年3月にモデル・映像分野の活動支援を発表している。
つまり、SECRET NUMBER卒業後に芸能界から姿を消したという理解は正確ではない。
現在の評判はどうなのか?現時点で注目されているのは、K-POPアイドルからモデル、そして映画監督へと活動領域を広げたキャリアの変化だ。
2026年9月の映画制作発表はKstyleなどの韓国エンタメ媒体でも取り上げられ、元SECRET NUMBERのレアが日本で映画を監督するという意外性が話題の中心となった。
また、10月には主題歌の作詞とHI-NAの歌唱決定が発表され、映画と新人アーティストの成長を連動させる企画も明らかになっている。
ただし、映画自体はまだ公開前だ。
したがって、観客の評価や映画レビューをもとに作品の評判を判断できる段階ではない。現時点で評価できるのは、企画内容やキャリア上の新しい挑戦、発表された制作体制までとなる。
今後の注目要点は3つ1. 初監督としてどのような作品を完成させるのか
アイドル時代に培った表現力を、映像作品の構成や演出にどう反映するのかが注目される。
2. 韓国での経験を日本の映画制作にどう生かすのか
日本と韓国の両方で活動してきた経験は、今後の海外展開を考えるうえでも特徴的な経歴だ。
3. 2027年秋の公開と韓国展開が実現するのか
映画の完成、劇場公開、韓国でのプロモーション、映画祭への出品など、今後の進捗が重要になる。
【プロの結論】小川美月の経歴から見えるキャリア転換の意味
小川美月の経歴で注目したいのは、芸能活動を一つの肩書きに限定していないことだ。
SKarfではHANA、SECRET NUMBERではLÉA、グループ卒業後はMIZUKIとして活動。そして2026年には映画監督として新しい挑戦を始めた。
特に、今回の『明日へのコード』には、本人のアイドル時代の経験が作品のテーマとして反映されている。
K-POPのアイドル活動は、歌唱・ダンス・ステージ表現を中心に、多くのスタッフやメンバーとの共同作業で成立する世界だ。
一方、映画監督は物語の方向性を考え、出演者や制作スタッフと作品を形にしていく立場である。
両者は異なる仕事だが、人に何かを伝えるという点では共通している。
また、小川美月の場合、作詞や挿入歌の歌唱にも関わるため、従来のアイドル活動で身につけた音楽的な経験も新しい作品に生かされている。
今後、彼女の監督としての実力を判断するなら、次の点を確認するとよい。
- 制作発表だけでなく、実際に映画が完成するか。
- 監督としての演出や作品構成がどのように仕上がるか。
- 劇場公開後、観客や映画関係者からどのような評価を受けるか。
- 韓国でのプロモーションや映画祭出品が実現するか。
肩書きの変化だけで成功・失敗を判断するのではなく、完成した作品とその評価を見ることが大切だ。
小川美月の現在に関するよくある質問(FAQ)
Q1:小川美月(レア)の現在の年齢は何歳?
A1:1995年8月12日生まれで、2026年11月3日現在31歳。現在はMIZUKI名義でモデル活動などを行い、映画監督としても活動している。
Q2:小川美月はSECRET NUMBERをなぜ脱退した?
A2:2025年4月2日付でVINE Entertainmentとの専属契約が満了したため。翌3日に公式発表され、グループ活動を終了した。発表では今後の活躍を応援するメッセージが伝えられている。
Q3:小川美月が監督する映画『明日へのコード』はいつ公開?
A3:2027年秋の劇場公開を予定している。2026年9月7日に制作始動が発表され、10月10日には主題歌「BRAND NEW CODE」と歌唱を担当するHI-NAの情報も公表された。具体的な公開日は未発表。
小川美月(レア)の経歴を振り返ると、韓国でのアイドル活動から現在のモデル・女優活動、そして映画監督への挑戦まで、段階的に活動の幅を広げてきたことが分かる。
- SKarfではHANAとして活動。
- 『MIXNINE』に小川美月名義で参加。
- 2020年にSECRET NUMBERのLÉAとして再デビュー。
- 2025年4月にグループを卒業。
- SNP Entertainmentと専属モデル契約を締結。
- 2026年には映画『明日へのコード』の監督に就任。
彼女の新しい挑戦を象徴するのが、2027年秋公開予定の『明日へのコード』だ。
かつて自分自身が韓国で夢を追った経験を、今度は映画という形で表現し、次の世代へつなごうとしている。
2026年11月現在、小川美月は過去のK-POPアイドルという肩書きだけでは語れない、新しいキャリアを築いている最中だ。
2027年秋の映画公開が、その挑戦を評価する大きな節目になりそうだ。