白川陸斗は、大阪府河内長野市出身の総合格闘家。現在は「白川ダーク陸斗」のリングネームで活動し、JAPAN TOP TEAM(JTT)に所属している。
RIZIN公式選手プロフィールにも掲載されており、国内MMAを中心に経験を重ねてきた選手だ。
基本プロフィール一覧
Rikuto Dark Shirakawa
異名:浪速のトリックスター
主戦場:総合格闘技(MMA)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 白川ダーク陸斗 |
| 旧表記 | 白川陸斗 |
| 生年月日 | 1991年7月18日 |
| 年齢 | 35歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 大阪府河内長野市 |
| 身長 | 173cm |
| リーチ | 175cm |
| 所属 | JAPAN TOP TEAM |
| ニックネーム | 浪速のトリックスター |
| 得意分野 | 打撃 |
| 主な出場団体 | DEEP、RIZIN、BreakingDown |
※プロフィールはRIZIN公式選手情報などを参照。体重は出場階級によって変動するため、固定値として扱わない。
「浪速のトリックスター」と呼ばれる理由白川陸斗の特徴として知られるのが、独特の打撃スタイルと試合での存在感だ。
単純に前進してパンチを打ち合うだけではなく、相手との距離を調整しながら攻撃を組み立てる。こうした個性が「浪速のトリックスター」というニックネームにもつながっている。
また、RIZIN公式プロフィールでは2024年10月以降の選手情報を「白川ダーク陸斗」の名前で更新すると案内されている。
そのため、検索結果に「白川陸斗」と「白川ダーク陸斗」の2種類が表示されるが、基本的には同一人物を指している。
【経歴・戦績を時系列で整理】THE OUTSIDERからRIZIN、そしてDEEPへ

白川陸斗のキャリアを理解するには、RIZINだけでなく、プロデビュー前後のTHE OUTSIDERやDEEPでの経験も押さえておきたい。
格闘技キャリアの主な転換点RIZIN公式プロフィールによると、白川はTHE OUTSIDERで経験を積み、2015年10月にDEEPでプロデビューした。
プロ初期は勝敗を重ねながら経験を積み、2018年にはベテランの北田俊亮を下して存在感を高めた。
その後、RIZINへの参戦を果たし、2020年から2021年にかけて大きな飛躍を遂げる。しかし、身体の不調や負傷による離脱がキャリアに影響を与えた。
| 年月 | 出来事・対戦相手 | 結果・意味 |
|---|---|---|
| 2015年10月 | DEEPでプロデビュー | ソン・ジンスに判定負け |
| 2016年 | 中村公彦、國頭武と対戦 | 2連勝 |
| 2018年12月 | 北田俊亮戦 | 判定勝利 |
| 2020年8月 | RIZIN.22・萩原京平戦 | TKO負け |
| 2020年11月 | RIZIN.25・朴光哲戦 | TKO勝利 |
| 2021年6月 | RIZIN.29・青井人戦 | 判定勝利 |
| 2021年10月 | RIZIN.31・山本琢也戦 | 1R KO勝利 |
| 2022年 | めまい症などによる療養 | 長期離脱 |
| 2023年9月 | RIZIN.44・中原由貴戦 | 判定負け |
| 2024年2月 | 矢地祐介戦 | 一本負け |
| 2024年7月 | DEEP 120・中村大介戦 | 判定勝利 |
| 2024年11月 | RIZIN LANDMARK 10・マゲラム・ガサンザデ戦 | 判定負け |
| 2024年12月 | GROUND ZERO TOKYO 2024・奥山貴大戦 | 腕十字で一本負け |
| 2026年3月 | BreakingDown19・sakkki戦 | 判定5対0で勝利 |
| 2026年11月22日 | DEEP 134・瀧澤謙太戦 | 開催予定 |
白川のキャリアで見逃せないのが、2021年の連勝後に訪れた離脱期間だ。
RIZIN公式プロフィールによれば、白川はめまい症を発症し、手術後に療養を余儀なくされた。
2022年7月にはヴガール・ケラモフとの復帰戦が予定されていたものの、自身の負傷によって出場を断念。結果として、長期の戦線離脱となった。
復帰戦は2023年9月のRIZIN.44。中原由貴と対戦したが、グラウンドコントロールを許して判定負けを喫した。
その後も矢地祐介、マゲラム・ガサンザデ、奥山貴大といった実力者との対戦が続いている。単純な勝ち負けだけでは測れない、復帰後の難しさが表れた時期だった。
【白川陸斗のRIZIN戦績】3勝4敗、印象的なKO勝利と苦戦の記録
白川陸斗のRIZINでの公式戦績は、7戦3勝4敗。
勝利の内訳を見ると、朴光哲戦のTKO、青井人戦の判定、山本琢也戦のKOが挙げられる。
特に2020年11月の朴光哲戦と2021年10月の山本琢也戦は、白川の打撃力を印象づけた試合だった。
RIZINでの全対戦結果| 開催日・大会 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 2020年8月9日・RIZIN.22 | 萩原京平 | 3R TKO負け |
| 2020年11月21日・RIZIN.25 | 朴光哲 | 3R TKO勝ち |
| 2021年6月27日・RIZIN.29 | 青井人 | 判定勝ち |
| 2021年10月24日・RIZIN.31 | 山本琢也 | 1R KO勝ち |
| 2023年9月24日・RIZIN.44 | 中原由貴 | 判定負け |
| 2024年2月24日・RIZIN LANDMARK 8 | 矢地祐介 | 2R 一本負け |
| 2024年11月17日・RIZIN LANDMARK 10 | マゲラム・ガサンザデ | 判定負け |
朴光哲戦:2020年11月21日
RIZIN.25でベテランの朴光哲と対戦。3ラウンドにサッカーボールキックによるTKO勝利を収めた。RIZIN初勝利となった試合だ。
山本琢也戦:2021年10月24日
RIZIN.31では1ラウンド3分48秒、グラウンドでのキックによってKO勝利。短時間で試合を終わらせた印象的な一戦だった。
RIZINでの戦績と、MMAのプロ通算戦績は分けて考える必要がある。
2026年11月時点で確認できる戦績データでは、白川ダーク陸斗のプロMMA通算成績は次のとおりだ。
プロMMA通算戦績12
勝利11
敗北1
引き分け
KO・TKO勝利
5回
一本勝利
0回
判定勝利
7回
プロMMAの記録。BreakingDown19のアマチュア戦績は別集計。
ここで注意したいのは、BreakingDown19での勝利をプロMMAのKO勝利として加算しないことだ。
sakkki戦は判定勝利であり、プロ通算12勝の内訳とは別の記録になる。
【BreakingDown19でsakkkiに勝利】試合結果と内容を検証
2026年3月20日に愛知県のIGアリーナで開催された「BreakingDown19」。
白川ダーク陸斗は、第28試合の名古屋対大阪対抗戦に登場し、ラッパーのsakkkiとライト級MMAルールで対戦した。
判定 5対0
白川ダーク陸斗勝利
JAPAN TOP TEAM
sakkki敗北
大阪チーム
大会:BreakingDown19
開催日:2026年3月20日
会場:IGアリーナ(愛知県)
第28試合・ライト級ワンマッチ
ルール:MMA・1分3ラウンド
試合序盤はsakkkiが前蹴りやパンチで積極的に攻める展開となった。
対する白川は組み付きからテイクダウンを奪い、バックポジションを確保するなど、MMA経験を生かした攻防を見せた。
2ラウンドでもテイクダウンを狙い、グラウンドで攻める場面を作った。
最終3ラウンドではsakkkiもパンチで前に出たが、白川は距離を調整しながら応戦。終盤には右アッパーや左フックも見せた。
最終的にジャッジ5人全員が白川を支持し、判定5対0で勝利した。
西谷大成戦の敗北から約1年、再起を印象づけた試合白川はBreakingDown15で西谷大成と対戦し、2025年3月2日に3ラウンドTKO負けを喫していた。
さらにプロMMAでは2024年12月のGROUND ZERO TOKYO 2024で奥山貴大に腕ひしぎ十字固めによる一本負けを経験している。
その後のBreakingDown19での勝利は、白川にとって久しぶりの勝利という意味でも注目された。
ただし、今回の結果はあくまで判定勝ち。KOでの完全決着ではない。
この区別は、白川の戦績を正確に把握するうえで重要だ。
RIZIN復帰への意欲はある?公式決定とは別BreakingDown19の勝利後、白川はRIZIN復帰にも意欲を示したと格闘技メディアが報じている。
ただし、RIZINへの再参戦が正式決定したわけではない。
2026年11月3日時点で、具体的なRIZIN復帰戦の対戦相手や開催日は公表されておらず、直近の正式発表として確認できる大きな予定はDEEP 134 IMPACTへの出場だ。
【JAPAN TOP TEAMでの現在】朝倉未来・朝倉海との関係と練習環境
白川陸斗の現在の所属先は、JAPAN TOP TEAM(JTT)。
同ジムは朝倉未来、朝倉海らが所属する総合格闘技のトレーニング環境として知られている。
白川はJTTの古参選手としても紹介されており、単に所属選手の一人というだけではない。
JTTでの活動と白川の役割2024年7月には、JTT公式チャンネルが白川の1日に密着した動画を公開した。
動画では、練習環境やジムでの活動に加え、朝倉海との対談も取り上げられた。
また、同年11月にはORICON NEWSが、RIZIN LANDMARK 10に向けたJTT所属選手の密着ドキュメンタリーを報道している。
記事では、白川がジムでの通常練習に加えて個人練習にも取り組む様子が紹介された。
フェザー級からバンタム級への転向白川のキャリアにおいて重要な変化が、フェザー級からバンタム級への階級変更だ。
2024年11月のORICON NEWSの記事では、白川自身がフェザー級では体格面で不利を感じていたことや、コーチからバンタム級が適正階級だと助言されていたことを明かしている。
これは単なる減量の話ではない。
階級を下げることで、自身の体格と対戦相手とのバランスを見直し、競技人生の後半に向けた選択をしたという意味を持つ。
DEEP 134で瀧澤謙太と対戦する際も、このバンタム級での戦い方が注目点となる。
【2026年11月最新】DEEP 134 IMPACTで瀧澤謙太と対戦予定
2026年11月22日に開催される「宗明建設Presents DEEP 134 IMPACT」で、白川ダーク陸斗と瀧澤謙太の対戦が予定されている。
大会は東京・ニューピアホールで開催され、白川の試合はDEEPバンタム級5分3ラウンドとして組まれている。
DEEP 134 IMPACTの大会概要| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 宗明建設Presents DEEP 134 IMPACT |
| 開催日 | 2026年11月22日(日) |
| 開場 | 15時30分 |
| 開始 | 16時00分 |
| 会場 | 東京・ニューピアホール |
| 対戦カード | 白川ダーク陸斗 VS 瀧澤謙太 |
| 階級 | バンタム級 |
| 試合形式 | 5分3ラウンド |
| 白川の所属 | JAPAN TOP TEAM |
| 瀧澤の所属 | Fired Up Gym |
このカードは当初、2026年9月13日開催のDEEP 133 IMPACTで行われる予定だった。
しかし、瀧澤謙太を含む4選手が練習中の怪我によって欠場することになり、白川との試合も中止・延期となった。
DEEP公式発表では、白川対瀧澤のカードを11月のDEEP 134 IMPACTに延期すると案内している。
つまり、対戦自体が白紙になったわけではなく、11月大会での仕切り直しとなった。
瀧澤謙太戦で注目したい3つのポイント1. 白川の打撃がどこまで生きるか
白川はプロMMAで5回のKO・TKO勝利を記録しているストライカーだ。距離を作りながら打撃を当てるスタイルが、今回の試合でも見どころとなる。
2. バンタム級への適応
フェザー級から階級を下げた白川にとって、バンタム級での競技継続はキャリア上の重要な選択だ。減量と試合中のパフォーマンスの両立が焦点となる。
3. 約1年11か月ぶりのプロMMA戦
白川の直近のプロMMA戦は2024年12月26日の奥山貴大戦。DEEP 134が予定どおり開催されれば、約1年11か月ぶりのプロMMA公式戦となる。
BreakingDown19で勝利したことはプラス材料だが、1分3ラウンドの試合と5分3ラウンドのプロMMAでは競技条件が異なる。
今回の一戦は、プロの舞台でどこまで戦える状態に戻っているかを測る機会になる。
【プロの結論】白川陸斗の現在地は再起から次のステージへの移行期
白川陸斗のキャリアを振り返ると、RIZINで3勝4敗を記録した時期、身体の不調による離脱、そしてJAPAN TOP TEAMでの再始動という複数の転換点がある。
2026年のBreakingDown19ではsakkkiに勝利したが、それだけでRIZINのトップ戦線に戻ったと判断するのは早い。
現在の立ち位置を評価するなら、次の3つの視点が重要になる。
- 実績: RIZINで3勝を挙げ、プロMMA通算12勝を記録している。
- 課題: 2024年後半の連敗後、プロMMAでの勝利から遠ざかっている。
- 次の目標: DEEP 134で瀧澤謙太に勝ち、プロの舞台で再び存在感を示せるか。
格闘家の評価は、知名度や話題性だけで決まるものではない。対戦相手のレベル、競技ルール、試合時間、直近の結果を合わせて見る必要がある。
白川にとってDEEP 134は、BreakingDownでの勝利をプロMMAの結果につなげるための重要な一戦となる。
【白川陸斗に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:白川陸斗は現在何歳ですか?
A1:1991年7月18日生まれで、2026年11月現在35歳です。大阪府河内長野市出身で、身長は173cmです。
Q2:白川陸斗と白川ダーク陸斗は別人ですか?
A2:同一人物です。RIZIN公式プロフィールでは2024年10月以降、白川ダーク陸斗の名前で選手情報が更新されています。
Q3:白川陸斗のRIZIN戦績は何勝何敗ですか?
A3:RIZINでの公式戦績は3勝4敗です。朴光哲、青井人、山本琢也に勝利しています。
Q4:BreakingDown19では誰と対戦しましたか?
A4:2026年3月20日にラッパーのsakkkiと対戦し、判定5対0で勝利しました。KO勝利ではありません。
Q5:白川陸斗の所属ジムはどこですか?
A5:JAPAN TOP TEAM(JTT)です。2024年には同ジムでのトレーニングや練習環境が公式動画や報道で紹介されました。
Q6:瀧澤謙太との試合はいつですか?
A6:2026年11月22日のDEEP 134 IMPACTで予定されています。東京・ニューピアホールで開催されるバンタム級5分3ラウンドの試合です。
Q7:白川陸斗はRIZINに復帰しますか?
A7:BreakingDown19の勝利後、RIZIN復帰への意欲が報じられています。ただし、2026年11月3日時点でRIZIN復帰戦の正式発表は確認されていません。
白川陸斗(白川ダーク陸斗)は、THE OUTSIDERからDEEP、RIZINへと活動の場を広げてきた総合格闘家だ。RIZINでは3勝4敗、プロMMA通算では12勝11敗1分という実績を持ち、KO・TKO勝利も5回記録している。
2026年3月のBreakingDown19ではsakkkiに判定勝利し、再起への足がかりを作った。そして次の舞台は、11月22日のDEEP 134 IMPACT。瀧澤謙太との対戦は、プロMMAでの現在地を改めて示す重要な機会になる。
RIZIN復帰への期待がある一方、まず注目すべきなのはDEEPでどのような結果を残すかだ。浪速のトリックスターが再びプロの舞台で勝利をつかめるのか。11月22日の試合は、白川陸斗の今後を占う大きな節目となりそうだ。