2026年の巨人を振り返るうえで、避けて通れないのが阪神タイガースとの直接対決です。
NPB公式のチーム別対戦成績では、巨人は阪神に対して8勝16敗1分。25試合で大きく負け越しました。
一方、DeNAには13勝12敗と勝ち越しています。この違いは、リーグ順位を考えるうえでも要点です。
阪神との対戦で生じた8敗の負け越し阪神は79勝62敗2分、勝率.560でセ・リーグ優勝を達成しました。巨人とのゲーム差は2.5です。
巨人が阪神との対戦を五分に近い成績で終えていれば、優勝争いの構図は違っていた可能性があります。
もちろん、直接対決の成績だけでシーズン全体の順位が決まるわけではありません。しかし、25試合で8勝16敗1分という数字は、優勝チームとの力関係を考える際の重要な材料です。
DeNAには勝ち越していたのにCSで敗退興味深いのは、レギュラーシーズンではDeNAに勝ち越していた点です。
- 公式戦:巨人13勝12敗
- CS第1戦:巨人1-2DeNA
- CS第2戦:巨人1-4DeNA
年間を通じた対戦成績では巨人が上回りましたが、短期決戦では結果が逆転しました。
CSは限られた試合数で勝敗が決まるため、レギュラーシーズンの対戦成績がそのまま再現されるわけではありません。特にファーストステージのような短期決戦では、先発投手の状態や少ない得点機会を生かせるかが勝敗を左右します。
【投打の数字を分析】2026年の巨人は投手力と打撃力のどちらが課題だった?

2026年の巨人を数字から評価すると、投手陣と打線では異なる特徴が浮かび上がります。
投手陣はリーグトップクラスの防御率NPB公式のチーム投手成績によると、巨人の2026年のチーム防御率は2.80でした。
| 球団 | チーム防御率 |
|---|---|
| 阪神 | 2.79 |
| 巨人 | 2.80 |
| DeNA | 3.27 |
| 中日 | 3.28 |
| 広島 | 3.39 |
| ヤクルト | 3.68 |
巨人は阪神にわずか0.01及ばなかったものの、リーグ2位の防御率を記録しました。
加えて、セーブ数は47、ホールド数は159。救援陣もシーズンを通して重要な役割を担っています。
失点444、自責点399という数字からも、投手陣がチームの勝敗を支える大きな柱だったことが分かります。
打撃成績では上位球団との差が見えた一方、チーム打撃成績を見ると、巨人は打率.234、総得点486、本塁打103本でした。
阪神とDeNAはいずれもチーム打率.246、本塁打125本を記録しています。
巨人の打率.234はリーグ上位2球団を下回り、得点数でも阪神の518点、DeNAの557点に届きませんでした。
この数字から見えるのは、投手陣の安定感に対して、打線の得点力には改善の余地があったという構図です。
ただし、チーム打率だけで打線の評価を決めることはできません。出塁率、長打率、得点圏での結果なども合わせて見る必要があります。
CSでも得点力が結果を左右したDeNAとのCSでは、巨人の得点は2試合合計2点でした。
個人打撃成績を見ると、吉川尚輝は7打数4安打、打率.571。2試合で二塁打も2本記録しています。
また、ダルベックは2試合で1本塁打、1打点を記録しました。
一方で、チーム全体としては得点を積み重ねられず、2試合とも相手を上回ることができませんでした。個人の好成績をチームの勝利に結びつけることの難しさが表れたシリーズでした。
【プロの結論】巨人の2026年シーズン振り返りと今後の注目点
2026年の巨人は、76勝64敗3分という好成績を残しながら、リーグ優勝にもCS突破にも届きませんでした。
数字を整理すると、今季の評価は大きく3つに分けられます。
1. レギュラーシーズンでは安定した勝率を確保勝率.543は、143試合を通して一定の競争力を維持したことを示しています。
本拠地では39勝31敗2分、ビジターでは37勝33敗1分。ホームとビジターの成績に極端な差はありませんでした。
交流戦も10勝6敗2分と勝ち越しており、シーズン全体で見れば安定した戦いを展開しています。
2. 阪神との直接対決が順位争いの課題阪神との対戦は8勝16敗1分でした。
優勝チームとの直接対決で負け越したことは、2位に終わったシーズンを振り返るうえで見逃せない数字です。
今後の巨人にとっては、上位球団との対戦でどれだけ勝ち星を積み上げられるかが重要な評価ポイントになります。
3. CSでは接戦を勝ち切る力が問われたCS第1戦は1点差、第2戦は3点差で敗れました。
井上温大の好投があった一方、打線は2試合で2得点にとどまりました。
短期決戦では、シーズン通算の防御率や勝率だけでは測れない対応力が大切です。
先発投手の好投を生かす攻撃、限られた得点機会での集中力、試合終盤の継投など、複数の要素が勝敗に直結します。
2027年以降の巨人を評価する際にも、こうした部分は注目したいところです。
【巨人の野球結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:巨人の2026年シーズン最終成績は何勝何敗ですか?
巨人は2026年のセ・リーグ公式戦を76勝64敗3分、勝率.543で終えました。143試合を戦い、リーグ2位でした。
Q2:巨人は2026年のCSでDeNAに何対何で負けましたか?
10月10日の第1戦は1対2、10月11日の第2戦は1対4で敗れました。2試合とも東京ドームで開催され、巨人はファーストステージで敗退しました。
Q3:巨人のCSファーストステージの先発投手は誰でしたか?
第1戦は井上温大、第2戦は竹丸和幸でした。井上は8イニングで10奪三振を記録しましたが、チームは1点差で敗戦。竹丸も第2戦で敗戦投手となりました。
Q4:2026年の巨人は阪神に勝ち越しましたか?
いいえ。阪神との対戦成績は8勝16敗1分で、8つの負け越しでした。阪神は79勝62敗2分でリーグ優勝を果たしています。
Q5:2026年の巨人のセ・リーグ順位は何位ですか?
2位です。1位阪神とは2.5ゲーム差、3位DeNAとは5ゲーム差でした。
Q6:巨人の2026年の公式戦はいつ終了しましたか?
NPB公式の試合結果では、レギュラーシーズン最後の試合は10月3日のDeNA戦で、巨人は2対5で敗れました。その後、10月10日からCSファーストステージに臨み、10月11日の第2戦でシーズン終了となりました。
2026年の読売ジャイアンツは、76勝64敗3分、勝率.543でセ・リーグ2位という結果を残しました。
公式記録から見えてくる今季の要点は次のとおりです。
- 公式戦は143試合で76勝64敗3分。
- セ・リーグでは阪神に次ぐ2位。
- 阪神との対戦は8勝16敗1分。
- DeNAとの公式戦は13勝12敗。
- チーム防御率は2.80でリーグ2位。
- CSファーストステージは10月10日、11日の2連敗で敗退。
- CSの先発は井上温大と竹丸和幸。
今季は投手陣の安定感が光った一方、阪神との直接対決やCSでの得点力に課題を残しました。
巨人の2026年シーズンを正しく評価するには、最終順位だけでなく、143試合の勝敗、対戦相手別の成績、先発投手の結果、短期決戦の内容を合わせて見ることが大切です。
76勝を積み上げたシーズンの先に、優勝と日本シリーズ進出という目標が残った。 2027年に向けて、巨人が投打のバランスをどう整え、阪神をはじめとするライバルとの競争力を高めていくかが注目されます。
主な記録資料:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦成績、セントラル・リーグチーム勝敗表、チーム打撃・投手成績、読売ジャイアンツ公式試合結果、クライマックスシリーズ記録。