2026年の個人タイトル争いで、大谷にとって大きな節目となるのがナ・リーグMVPだ。BBWAAが発表した最終候補3人に、大谷翔平の名前が入った。ドジャースからは大谷が唯一の候補者となっている。
最終候補は、大谷、シカゴ・カブスのピート・クロウ=アームストロング、ミルウォーキー・ブルワーズのブライス・トゥラン。受賞者の発表は米国時間11月12日に予定されている。11月3日現在、受賞者はまだ決まっていない。
ナ・リーグMVP最終候補3人の比較今回のMVP争いで、大谷の最大のライバルと見られているのがクロウ=アームストロングだ。45本塁打、41盗塁という40本塁打・40盗塁の記録を達成し、打率.280、出塁率.372、長打率.570をマーク。攻撃だけでなく、中堅守備でも高い評価を受けている。
一方、トゥランも打率.268、21本塁打、100打点、19盗塁という総合力の高い成績を残した。ブルワーズの地区優勝とNLCS突破を支えた選手であり、チームの成功も評価材料になる。
大谷は打撃だけなら両者と異なるタイプの数字だが、投手として防御率1.79、95奪三振を記録した点が大きな差別化要素だ。打者として30本塁打を放ちながら、先発投手としても結果を残したことは、一般的な野手の成績表だけでは測れない価値を持つ。
MVP最終候補の評価ポイント- ピート・クロウ=アームストロング(カブス): 45本塁打、41盗塁。攻守にわたる総合力が強み。
- 大谷翔平(ドジャース): 30本塁打、OPS.889、投手として8勝2敗、防御率1.79。二刀流の貢献度が強み。
- ブライス・トゥラン(ブルワーズ): 21本塁打、100打点、19盗塁。攻撃と守備の両面でチームを支えた。
MLB公式の候補者紹介では、クロウ=アームストロングが有力候補として取り上げられている。大谷にとっては厳しい争いだが、投手としての実績を含めた総合評価がどこまで票につながるかが見どころだ。
ポストシーズンの不振はMVP投票に影響する?ここには押さえておきたいポイントがある。BBWAAのMVP投票はレギュラーシーズンの成績を対象としており、投票はポストシーズン開始前に行われる。したがって、ブルワーズとのNLCSで打率.192に終わったことが、そのまま2026年のMVP投票に反映されるわけではない。
評価の中心になるのは、レギュラーシーズンの打撃成績、投手成績、出場状況、チームへの貢献度だ。大谷の受賞可能性を判断するときは、ポストシーズンの印象とBBWAAの投票対象を混同しないことが大切になる。
【2027年二刀流復帰】大谷翔平の次回登板はいつ?来季の起用方針

2027年に向けて、最も期待されているニュースは大谷の投手復帰だ。大谷本人は2026年10月15日のシーズン最終戦後、翌年も投手と打者の両方でプレーする意向を示した。投手としての復帰を断念する考えはなく、二刀流を続ける意思は明確になっている。
さらに10月21日のシーズン総括会見では、フリードマン編成本部長が2027年の投手復帰を強く期待していると説明した。左膝と右上腕二頭筋の負傷について手術は必要ないとの見通しも示され、球団は2027年の開幕時点で健康な状態に戻ることを期待している。
2027年は開幕直後から先発するのかここで注意したいのは、投手復帰の方針が固まっていることと、開幕から先発ローテーションに入ることは別だという点だ。
MLB公式の報道によると、ドジャースは大谷が2027年にどの時点から投打両方を本格的に始めるかについて検討を続けている。開幕時に投手として十分な状態であっても、最初から先発ローテーションに組み込最初に、打撃と投球の負荷を段階的に増やす選択肢もある。
フリードマン編成本部長が重視しているのは、レギュラーシーズンだけでなく、10月のポストシーズンでも大谷が最大限の力を発揮できる状態をつくることだ。2026年のようにシーズン途中で投手活動を停止する事態を避けるため、投球開始のタイミングや練習量、コンディション管理を慎重に組み立てる必要がある。
大谷翔平の次回登板予定は発表されている?2026年11月3日現在、2027年の具体的な次回登板日や対戦相手、先発復帰の試合は発表されていない。確認できるのは、本人が2027年の投手復帰を希望し、球団も復帰を期待しているという段階までだ。
今後、注目したいのは次の3点だ。
1.春季キャンプでの投球状況:ブルペン投球や実戦形式の練習をどの段階から始めるか。投球強度と回復状況が判断材料になる。
2.オープン戦での起用方法:打者としての出場と投手としての調整をどのように組み合わせるか。登板間隔や投球回数の管理も重要だ。
3.開幕後の先発ローテーション:開幕直後から投げるのか、打者として先行して出場し、投手復帰を後ろにずらすのか。球団の判断が二刀流復活の具体像を左右する。
2027年の大谷を追う際は、「投手復帰が決定した」という見出しだけでなく、実際に登板した日、投球回数、登板間隔まで確認したい。二刀流の復活は、単にマウンドに戻ることではなく、年間を通じて投打のパフォーマンスを維持できるかどうかにかかっている。
【大谷翔平速報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大谷翔平の2026年シーズン打撃成績は?
A1:レギュラーシーズンは打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁、OPS.889だった。出塁率は.377、長打率は.512を記録している。
Q2:ドジャースはブルワーズに何連敗して敗退した?
A2:2026年のナ・リーグ優勝決定シリーズで4連敗し、対戦成績0勝4敗で敗退した。最終戦は10月15日、ブルワーズが6対4で勝利している。
Q3:大谷翔平は2026年のナ・リーグMVP候補に選ばれた?
A3:選ばれた。大谷はピート・クロウ=アームストロング、ブライス・トゥランとともに最終候補3人に入った。受賞者の発表は米国時間11月12日の予定だ。
Q4:大谷翔平の左膝と右上腕二頭筋は手術が必要?
A4:10月21日のドジャース球団幹部の説明では、両箇所の負傷について手術は必要ないとの見通しが示された。2027年開幕時には健康な状態に戻ることが期待されている。
Q5:大谷翔平は2027年に二刀流へ復帰する?
A5:本人は2027年も投打両方でプレーする意向を示しており、球団も投手復帰を期待している。ただし、開幕から先発ローテーションに入るか、具体的な登板日がいつになるかは決まっていない。
2026年の大谷翔平は、打率.275、30本塁打、OPS.889という打撃成績に加え、投手として8勝2敗、防御率1.79、95奪三振を記録した。左膝と右上腕二頭筋の問題によって投手としてのシーズンは7月3日で止まったものの、限られた登板機会で高い能力を示したことは確かだ。
一方、ドジャースはブルワーズにNLCSで4連敗。大谷もポストシーズンでは打率.192に終わり、チームの3連覇という目標は実現しなかった。個人の成績とチームの結果が必ずしも一致しないことを示すシーズンでもあった。
個人タイトルでは、ナ・リーグMVP最終候補に選出されたことが大きなニュースだ。米国時間11月12日のBBWAA発表で、クロウ=アームストロングらを上回って受賞できるかが注目される。
そして、最も大きな関心は2027年の二刀流復帰だ。手術不要との球団説明は明るい材料だが、開幕から投げるかどうかは別の問題。投球再開の時期、春季キャンプでの調整、先発ローテーションへの復帰という段階を追って見る必要がある。
【プロの結論】2027年の大谷翔平を評価する際に見るべきなのは、単純な本塁打数や勝利数だけではない。打者としての出場を維持しながら、投手として年間を通じてどれだけ安定した登板を重ねられるかが最大の判断基準となる。2026年の負傷から何を学び、ドジャースがどのような起用計画を設計するのか。その答えが、次の二刀流シーズンの成否を左右する。
11月のMVP発表、オフシーズンのコンディション調整、2027年春季キャンプ。大谷翔平の次のニュースは、再びマウンドに立つまでの道のりに集まっている。
記事の基準日:2026年11月3日
主な情報源:MLB公式選手成績、MLB公式ニュース、ドジャース球団のシーズン総括会見、BBWAAの2026年各賞最終候補発表。