2026年11月3日現在、男子バレーボール日本代表は、ネーションズリーグ4位、アジア男子バレーボール選手権優勝、アジア競技大会銀メダルという成績で今シーズンの主要国際大会を終えています。特に9月13日のアジア選手権決勝では、ライバルのイランをセットカウント3-0で破り、2大会連続となるアジア王者に輝きました。
一方、10月3日のアジア大会決勝では同じイランに1-3で敗れ、惜しくも準優勝。2026年は男子のシニア世界選手権が開催されない年であり、次の大舞台は2027年9月10日~26日にポーランドで開催予定のFIVB男子ワールドカップです。この記事では、2026年の試合速報・セットカウント・最新順位表から、石川祐希、髙橋藍、西田有志の動向、今後の日程やテレビ放送・ネット配信まで整理します。
2026年の男子日本代表は、国際大会で安定した強さを示しました。特にネーションズリーグの予選全勝と、アジア選手権でのイラン撃破は、世界上位を狙うチームとして大きな成果です。
ただし、大会ごとに最終順位は異なります。ネーションズリーグでは予選1位からメダルを逃し、アジア選手権では優勝、アジア大会では銀メダルという結果になりました。
2026年の主要大会を一覧にすると、次のとおりです。
| 大会・時期 | 日本代表の結果 | 主な試合・順位 |
|---|---|---|
| ネーションズリーグ2026 6月~8月 |
4位 | 予選12勝0敗。決勝ラウンド準決勝でアメリカに2-3、3位決定戦でスロベニアに1-3。 |
| アジア選手権2026 9月4日~13日 |
優勝 | 9月13日、決勝でイランに3-0。通算11度目のアジア王者。 |
| アジア競技大会2026 9月27日~10月3日 |
銀メダル | 10月3日、決勝でイランに1-3。 |
| FIVB世界ランキング 10月13日時点 |
5位 | 352.70ポイント。 |
大会結果の確認には、日本バレーボール協会(JVA)の公式記録が役立ちます。試合終了後のセットカウントだけでなく、各セットの得点や大会最終順位も確認できます。
ここで押さえておきたいのは、アジア選手権とアジア大会は別の大会だという点です。前者は大陸王者を決めるバレーボール専門の国際大会、後者は複数競技が行われる総合スポーツ大会です。同じ日本対イランでも、出場選手や大会の位置づけが異なります。
【ネーションズリーグ2026男子】日本は予選12戦全勝も最終4位

2026年のバレーボールネーションズリーグ男子で、日本代表は予選ラウンドから圧倒的な成績を残しました。12試合を戦って12勝0敗、勝ち点30で予選ラウンド1位。世界の強豪が集まる大会で、無敗のまま決勝ラウンドに進出しました。
予選ラウンドの順位と成績日本はポーランド、アメリカ、スロベニアなどの強豪国を相手に勝利を重ね、攻撃力と守備力の両面で存在感を示しました。
予選ラウンドの上位成績は次のとおりです。
- 1位:日本(12勝0敗、勝ち点30)
- 2位:ポーランド(10勝2敗、勝ち点29)
- 3位:スロベニア(10勝2敗、勝ち点26)
- 4位:イタリア(8勝4敗、勝ち点26)
日本が特に注目を集めた試合の一つが、6月12日のポーランド戦です。フルセットにもつれ込んだ接戦を3-2で制し、強豪相手にも勝ち切る力を見せました。
決勝ラウンドの試合結果7月29日の準々決勝では中国に3-1で勝利。準決勝ではアメリカと対戦し、2-3で惜敗しました。
続く8月2日の3位決定戦ではスロベニアに1-3で敗れ、最終順位は4位。予選の勢いをメダル獲得につなげることはできませんでした。
決勝ラウンドの主な結果は以下のとおりです。
- 7月29日・準々決勝:日本 3-1 中国
- 8月1日・準決勝:日本 2-3 アメリカ
- 8月2日・3位決定戦:日本 1-3 スロベニア
- 大会優勝:ポーランド
この結果から分かるのは、予選ラウンドで勝ち続ける力と、決勝ラウンドでメダルを獲得する力は必ずしも同じではないということです。短期決戦では、相手の対策や試合終盤の判断、連戦によるコンディション管理が最終順位を左右します。
日本は予選全勝という確かな実績を残しましたが、世界の頂点に立つためには、さらに厳しい試合で勝ち切る力が大切です。
【アジア男子バレーボール選手権2026】日本対イランは3-0!完全優勝の全貌
2026年9月のアジア男子バレーボール選手権は、日本代表にとって今シーズン最大級の成果となりました。福岡県北九州市で開催された決勝で、日本はイランをストレートで破り、アジアの頂点に立ちました。
9月13日の決勝は北九州市立総合体育館で行われ、セットカウントは日本の3-0。各セットの得点は以下のとおりです。
- 第1セット:日本 25-21 イラン
- 第2セット:日本 26-24 イラン
- 第3セット:日本 25-23 イラン
特に第2セットは、イランの粘りに対して日本が競り勝った重要な局面でした。第3セットも接戦となりましたが、最後まで主導権を渡さず、ストレート勝利で優勝を決めています。
準決勝でも韓国にストレート勝ち決勝前日の9月12日、日本は準決勝で韓国と対戦しました。セットカウントは3-0、各セットの得点は25-13、25-11、25-14。韓国を圧倒し、決勝へ進みました。
準々決勝ではインドにも3-0で勝利。決勝トーナメントで安定した戦いを続け、最後は最大のライバルであるイランを破りました。
優勝でロサンゼルス五輪の出場権を獲得この優勝には、アジア王者という称号以上の意味があります。日本は2028年ロサンゼルス五輪の男子バレーボール出場権を獲得しました。
JOCとFIVBの発表によると、日本は開催国アメリカに続いて出場を決めたチームとなり、五輪本大会に向けた準備を早期に進められる立場を確保しました。
また、今回の優勝は日本男子にとって歴史的な通算11度目のアジア選手権制覇です。髙橋藍選手は大会MVPに選ばれ、西田有志選手らもチームの勝利に貢献しました。
アジア選手権の結果は、2027年の世界大会、さらに2028年の五輪を見据えた日本代表の強化方針にも大きな影響を与える成果となっています。
【アジア競技大会2026男子バレー】日本はイランに1-3で敗れ銀メダル
アジア選手権でイランを破った日本でしたが、9月27日から10月3日まで開催された愛知・名古屋アジア競技大会では、再びイランと決勝で対戦しました。
結果は日本の1-3。日本は銀メダルを獲得しましたが、4大会ぶりの優勝には届きませんでした。
日本対イラン決勝のセットカウント10月3日の決勝は岡崎中央総合公園総合体育館で開催されました。試合結果は以下のとおりです。
- 第1セット:日本 26-28 イラン
- 第2セット:日本 25-19 イラン
- 第3セット:日本 21-25 イラン
- 第4セット:日本 24-26 イラン
日本は第1セットをデュースの末に落としましたが、第2セットでは25-19と取り返しました。しかし、第3セットで再びイランにリードを許し、第4セットも24-26で競り負けました。
あと一歩でセットを奪えそうな場面もありましたが、イランが終盤の勝負強さを発揮。日本は惜しくも準優勝となりました。
若手選手の成長という収穫今回のアジア大会では、若手や代表経験の浅い選手を中心とした布陣も注目されました。大塚達宣選手ら経験豊富な選手が支えながら、甲斐優斗選手、西本圭吾選手、西山大翔選手などが存在感を示しました。
準決勝の中国戦ではフルセットの接戦を制し、3-2で勝利。第5セットを15-13で取り切ったことは、若い選手たちにとって大きな経験になりました。
決勝では敗れたものの、今後の代表を担う選手が強豪イランと競り合ったことには意味があります。2027年の世界大会や2028年のロサンゼルス五輪に向け、選手層を厚くするための重要な経験となりました。
【石川祐希・髙橋藍・西田有志】男子日本代表の主力3選手の最新情報
男子日本代表の動向を追ううえで、石川祐希選手、髙橋藍選手、西田有志選手の3人は欠かせない存在です。2026年はそれぞれが異なる役割を担い、国際大会や所属クラブで活動を続けています。
石川祐希:日本代表の主将としてチームを牽引石川祐希選手は、男子日本代表を長く支えてきたアウトサイドヒッターです。2026年も主将として国際大会に臨み、アジア選手権優勝に貢献しました。
所属先はトルコのジラート・バンク・アンカラ。国際舞台での豊富な経験と、攻守両面での安定感が大きな持ち味です。
2026年のアジア選手権では、イランとの決勝を含む重要な試合でチームを支えました。次の目標となる2027年の世界大会、2028年のロサンゼルス五輪でも中心選手としての活躍が期待されます。
髙橋藍:アジア選手権MVPに輝きポーランドでプレー髙橋藍選手は、2026年のアジア選手権で大会MVPを獲得しました。攻撃だけでなく、レシーブや守備でも貢献できるオールラウンドな選手として、日本代表の重要な戦力となっています。
2026-27年シーズンはポーランドのボクダンカ・LUV・ルブリンでプレー。海外リーグで経験を積みながら、さらなる成長を目指しています。
また、2026年9月にはサントリースポーツとのアンバサダー契約も発表されました。競技活動だけでなく、バレーボールの普及に関わる活動にも注目が集まっています。
西田有志:大阪ブルテオンの主将として連覇を目指す西田有志選手は、強烈なサーブと高い攻撃力を持つオポジットです。2026年のアジア選手権でも日本代表の優勝に貢献しました。
所属する大阪ブルテオンでは主将を務め、2026-27年シーズンのSVリーグ連覇を目標に掲げています。
10月5日のTBS NEWS DIGの取材では、代表活動からクラブに合流して間もない時期ながら、コンディションは良好との認識を示していました。シーズン終盤に向けて状態を高めていく考えも伝えられています。
西田選手にとって、国内リーグでの活躍は2027年の代表活動につながる重要なステップです。
3選手の所属先と2026年の主な実績- 石川祐希:ジラート・バンク・アンカラ(トルコ)。日本代表主将としてアジア選手権優勝。
- 髙橋藍:ボクダンカ・LUV・ルブリン(ポーランド)。アジア選手権MVP。
- 西田有志:大阪ブルテオン。アジア選手権優勝に貢献し、クラブでは主将として連覇を目指す。
3人がそれぞれ異なるリーグで経験を積むことは、日本代表全体の競争力を高める要素にもなります。所属クラブでの試合結果と代表戦での活躍を分けて追うと、選手の現在地がより分かりやすくなります。
【FIVB世界ランキングと2027年大会】次回の世界バレー男子はいつ?
2026年11月時点で、男子日本代表が次に目指す大きな国際大会は2027年の男子ワールドカップです。
ここで注意したいのが大会名称です。2026年は男子シニアの世界選手権が開催されない年です。次の主要な世界大会は、FIVBと日本バレーボール協会が2027 FIVB男子ワールドカップとして案内している大会です。「世界バレー」「男子世界選手権」という検索語で探している場合も、この大会情報を確認するとよいでしょう。
FIVB男子世界ランキングで日本は5位J SPORTSが掲載した2026年10月13日時点のFIVB男子世界ランキングでは、日本は5位、352.70ポイントでした。
上位の顔ぶれは次のとおりです。
- 1位:ポーランド
- 2位:イタリア
- 3位:ロシア
- 4位:アメリカ
- 5位:日本
- 6位:ブラジル
- 7位:スロベニア
- 8位:フランス
- 9位:ブルガリア
- 10位:フィンランド
FIVB世界ランキングは、単純な勝利数だけで決まるものではありません。対戦相手の強さや公式国際試合の結果などを反映するポイント制です。
そのため、ネーションズリーグの順位表とFIVB世界ランキングは別物です。ネーションズリーグで日本が4位でも、世界ランキングでは5位というように、異なる順位になることがあります。
2027年男子ワールドカップはポーランド開催FIVBの公式発表によると、2027年の男子ワールドカップは9月10日~26日にポーランドで開催される予定です。出場は32チームで、日本はアジア選手権の上位3チームに入ったことで出場権を獲得しました。
アジアからは日本、イラン、韓国の3チームが出場します。開催国ポーランドと前回優勝国イタリアも自動的に出場権を確保しています。
大会は4チームずつ8組に分かれて予選ラウンドを行い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出する方式です。
2026年10月30日のFIVB発表では、男子ワールドカップの組み合わせ抽選会は2026年12月3日にポーランドのヴィエリチカ岩塩坑で開催される予定です。日本の対戦相手や組み合わせを確認するうえで、次の注目日となります。
2027年はロサンゼルス五輪への重要な通過点2027年大会には、ロサンゼルス2028五輪の出場権を懸けた戦いという側面もあります。FIVBの大会発表によれば、すでに五輪出場権を獲得していないチームのうち、上位3チームに五輪出場権が与えられる予定です。
日本はアジア選手権優勝によってすでに五輪出場権を獲得していますが、世界大会でどこまで上位に進出できるかは、チームの実力を測る重要な指標となります。
【男子バレー試合日程・テレビ放送】速報とネット配信の確認方法
2026年の男子日本代表の主要国際大会は10月3日のアジア大会決勝で終了しました。11月3日現在は、代表戦だけでなく、石川祐希選手や髙橋藍選手の海外クラブでの試合、西田有志選手が所属するSVリーグの試合も注目されています。
次の男子日本代表の大会日程- 2026年11月:主要国際大会終了後のクラブシーズン。
- 2026年12月3日:2027年男子ワールドカップの組み合わせ抽選会。
- 2027年6月7日~8月1日:FIVBカレンダー上のネーションズリーグ開催期間。
- 2027年9月10日~26日:男子ワールドカップ(ポーランド)。
2027年の日本代表戦の具体的な対戦日時や放送枠は、今後の公式発表で確認する必要があります。大会全体の開催期間と日本代表の個別試合日程は区別しておきましょう。
2026年のテレビ放送・ネット配信実績2026年の主要大会では、放送・配信サービスが大会ごとに異なっていました。
- ネーションズリーグ2026:地上波TBS系列、BS-TBSで男女日本戦を放送。決勝ラウンドの男子日本戦もTBS系列で中継されました。
- アジア選手権2026:FODプレミアム、フジテレビONE/TWO/NEXTで日本代表戦を生中継。
- アジア競技大会2026:TBS系列で日本戦を放送し、U-NEXTでもライブ配信を実施。
見逃し視聴を利用する場合は、サービスごとに対象試合や配信期間が異なる点に注意が必要です。地上波の録画放送とネットのライブ配信が同じ時間に行われるとは限りません。
2027年大会の放送情報はいつ発表される?2027年男子ワールドカップの日本国内向けテレビ放送・ネット配信については、2026年11月3日時点で具体的な中継予定が発表されていません。
大会の組み合わせ抽選会については、FIVBが12月3日の開催を案内しています。抽選会はVolleyball Worldの公式YouTubeチャンネルで世界向けにライブ配信される予定です。
今後の視聴情報を追う場合は、日本バレーボール協会、TBS、フジテレビ、Volleyball Worldの公式発表を確認するのが確実です。
【世界バレー男子速報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の男子バレー日本代表は優勝しましたか?
A1:大会によって結果が異なります。ネーションズリーグは4位、アジア選手権は優勝、アジア競技大会は銀メダルでした。特にアジア選手権ではイランに3-0で勝利しています。
Q2:日本対イランの2026年の試合結果は?
A2:9月13日のアジア選手権決勝では日本が3-0(25-21、26-24、25-23)で勝利しました。一方、10月3日のアジア競技大会決勝では1-3(26-28、25-19、21-25、24-26)で敗れています。
Q3:2026年に男子の世界バレーは開催されますか?
A3:2026年は男子シニアの世界選手権は開催されません。次の主要な世界大会は、2027年9月10日~26日にポーランドで開催予定の男子ワールドカップです。
Q4:男子日本代表のFIVB世界ランキングは何位ですか?
A4:2026年10月13日時点では5位で、352.70ポイントでした。世界ランキングは国際試合の結果によって変動するため、最新順位はFIVBの公式ランキングで確認してください。
Q5:石川祐希、髙橋藍、西田有志の所属先は?
A5:2026年のJVA登録情報では、石川祐希選手はトルコのジラート・バンク・アンカラ、髙橋藍選手はポーランドのボクダンカ・LUV・ルブリン、西田有志選手は大阪ブルテオンに所属しています。
Q6:2027年男子ワールドカップの日本の対戦相手は決まっていますか?
A6:2026年11月3日時点では、最終的なグループ分けは未発表です。組み合わせ抽選会は12月3日に予定されており、日本の対戦相手は抽選後に確定します。
2026年の男子日本代表は、ネーションズリーグ予選12戦全勝、アジア選手権優勝、アジア競技大会銀メダルという結果を残しました。特にアジア選手権でイランを3-0で破り、ロサンゼルス2028五輪の出場権を早期に獲得したことは、大きな成果です。
一方、ネーションズリーグの最終4位やアジア大会決勝での敗戦は、世界の頂点を目指すうえで克服すべき課題も示しました。主力選手の安定感に加え、若手の成長と選手層の充実が今後の鍵となります。
次の大きな目標は、2027年9月10日から26日にポーランドで開催される男子ワールドカップです。12月3日の組み合わせ抽選会を経て、具体的な対戦相手も明らかになります。
世界ランキング、各大会の最終順位、セットカウント、選手の所属クラブは、それぞれ更新時期が異なります。速報を追う際は大会の順位表とFIVB世界ランキングを混同せず、JVAやFIVBの公式記録を基準にすることが大切です。
石川祐希選手、髙橋藍選手、西田有志選手を中心に、日本男子バレーが2027年の世界大会でどこまで勝ち上がるのか。2026年に積み重ねた実績を、次の世界一への挑戦につなげられるかが注目されます。
主な確認資料: 日本バレーボール協会(JVA)、FIVB/Volleyball World、JOC、TBS、J SPORTSの2026年公式記録・発表を参照しています。