映画『デッドプール2』のキャストには、主演のライアン・レイノルズをはじめ、ジョシュ・ブローリン、ザジー・ビーツ、ジュリアン・デニソン、モリーナ・バッカリン、忽那汐里ら、国際的に活躍する俳優が集結しています。加えて、ブラッド・ピットやマット・デイモンといった大物俳優が意外な形で登場することでも知られています。
2018年6月1日に日本公開された本作は、デッドプールが特殊能力を持つ仲間たちと「Xフォース」を結成し、未来からやって来たケーブルと少年ラッセルをめぐって戦うアクションコメディです。2026年現在もシリーズ作品への関心は高く、2024年公開の『デッドプール&ウルヴァリン』をきっかけに、過去作の出演者やキャラクターを改めて調べる人も少なくありません。ここでは主要キャスト、役名、日本語吹き替え声優、カメオ出演者、俳優たちの現在を整理します。
【主要キャスト一覧】デッドプール2の出演俳優と役名を紹介

『デッドプール2』の中心となるのは、ウェイド・ウィルソン、ケーブル、ラッセル、ドミノの4人です。そこに恋人ヴァネッサやユキオ、Xフォースのメンバーが加わり、物語を展開させます。
マーベル公式の作品紹介では、主要キャストとしてライアン・レイノルズ、ジョシュ・ブローリン、モリーナ・バッカリン、ジュリアン・デニソン、ザジー・ビーツ、忽那汐里の6人が掲載されています。
ライアン・レイノルズ:デッドプール/ウェイド・ウィルソン役名:ウェイド・ウィルソン/デッドプール
物語の主人公。驚異的な回復能力を持つ傭兵で、毒舌とブラックジョーク、第四の壁を破る演出が特徴です。
演じるライアン・レイノルズは、本シリーズを代表する存在です。前作に続いて主演を務めただけでなく、『デッドプール2』では脚本と製作にも参加しています。
本作では、個人的な喪失を経験したウェイドが、少年ラッセルとの出会いを通じて他者を守ることの意味を見つけていきます。単なるお笑い担当ではなく、物語の感情的な中心を担う人物です。
ジョシュ・ブローリン:ケーブル役名:ケーブル/ネイサン・サマーズ
未来からやって来た兵士。機械化された身体と高度な戦闘能力を持ち、ラッセルを追っています。
ジョシュ・ブローリンは、マーベル作品では『アベンジャーズ』シリーズのサノス役でも知られる俳優です。『デッドプール2』では、冷静沈着で重厚な雰囲気を持つケーブルを演じています。
デッドプールとは性格も戦闘スタイルも対照的です。シリアスなケーブルと冗談ばかりのデッドプールが衝突することで、本作ならではのテンポのよい掛け合いが生まれています。
ザジー・ビーツ:ドミノ役名:ドミノ/ニーナ・サーマン
Xフォースのメンバー。周囲の偶然や幸運を味方につける特殊能力を持っています。
ドミノの能力は、一般的な超能力者のように強力な攻撃を放つものではありません。危険な状況でも偶然が重なり、本人に有利な展開が生まれるという独特のものです。
演じるザジー・ビーツは、テレビシリーズ『アトランタ』や映画『ジョーカー』などでも知られています。ドミノ役では、余裕のある表情と軽快なアクションが印象に残ります。
ジュリアン・デニソン:ラッセル/ファイヤー・フィスト役名:ラッセル・コリンズ/ファイヤー・フィスト
強力な炎の能力を持つ少年。ケーブルに追われ、デッドプールと行動を共にすることになります。
ラッセルは、本作のストーリーを動かす重要人物です。施設での経験から大人への不信感を抱いており、怒りや孤独を内側に抱えています。
ジュリアン・デニソンはニュージーランド出身の俳優で、タイカ・ワイティティ監督の『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』でも注目されました。『デッドプール2』では、反抗的な少年の姿と、その内側にある孤独を表現しています。
モリーナ・バッカリン:ヴァネッサ役名:ヴァネッサ
ウェイドの恋人。デッドプールの過激な言動を理解し、精神的な支えとなる存在です。
ヴァネッサは、ウェイドの人間らしい部分を引き出す重要なキャラクターです。前作から続く2人の関係が、本作におけるウェイドの行動にも大きな影響を与えています。
モリーナ・バッカリンは『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』やテレビシリーズ『GOTHAM/ゴッサム』などにも出演してきた俳優です。
忽那汐里:ユキオ役名:ユキオ
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドと親しい日本人ミュータント。明るく親しみやすい性格が特徴です。
忽那汐里の出演は、日本の映画ファンにとっても大きな注目ポイントでした。ユキオは作品中で独特の存在感を放ち、デッドプールとのコミカルなやり取りも見どころです。
忽那汐里は俳優として日本国内だけでなく海外作品にも活動の場を広げています。本作では英語での演技に加え、日本語吹き替え版でもユキオの声を本人が担当しています。
【出演者と役名の完全整理】Xフォースと周辺人物の関係一覧
『デッドプール2』には、主要6人以外にも個性豊かな登場人物が数多く出演しています。特に注目したいのが、デッドプールが結成する特殊能力者チーム「Xフォース」です。
以下は、作品の主要人物と出演俳優、物語上の立ち位置を整理した一覧です。
この一覧から分かるように、本作はデッドプールとケーブルの対決だけで成立しているわけではありません。ラッセルを中心に、Xフォースの仲間たちやウェイドの身近な人物が複雑に関わっています。
特にXフォースは、能力の強さだけでなく、性格や個性の違いも笑いにつながるチームです。超人的な力を持つ人物と、普通の人間であるピーターが同じチームにいることも、本作らしい演出になっています。
出演者とキャラクターの対応は、マーベル公式の主要キャスト情報、作品クレジット、吹き替え専門資料などでも確認できます。
【日本語吹き替え声優一覧】デッドプール2の声を担当するのは誰?
『デッドプール2』は、日本語吹き替え版のキャスティングも注目されています。前作から続投した声優に加え、Xフォースのメンバーには、洋画やアニメーションで活躍する実力派声優が起用されました。
マーベル公式が掲載している主要な吹き替えキャストは次のとおりです。
デッドプール/ウェイド
ライアン・レイノルズ
加瀬康之
ケーブル
ジョシュ・ブローリン
大塚明夫
ヴァネッサ
モリーナ・バッカリン
林真里花
ラッセル/ファイヤー・フィスト
ジュリアン・デニソン
皆川純子
ドミノ
ザジー・ビーツ
佐古真弓
ユキオ
忽那汐里
忽那汐里
主要キャラクター以外の吹き替え声優も確認しておきましょう。
- ウィーゼル:佐藤せつじ
- ドーピンダー:影平隆一
- ブラインド・アル:一柳みる
- コロッサス:木村雅史
- ネガソニック:嶋村侑
- ジャガーノート:乃村健次
- ベドラム:三宅健太
- シャッタースター:中村悠一
- ツァイトガイスト:田村真
- ピーター:三上哲
- ブラック・トム:辻井健吾
- 理事長:魚建
- ガンマン:こばたけまさふみ
このほかにも、脇役や端役を担当する声優が参加しています。吹き替え版の専門資料「吹替キングダム」には、主要人物から小さな役まで詳しい出演情報が掲載されています。
注目したいのは、デッドプール役の加瀬康之が前作から続投していることです。作品独特の早口の冗談や皮肉、感情の変化を表現するうえで、声の継続性は大きな意味を持ちます。
また、ケーブル役の大塚明夫は、落ち着いた低音と重厚な演技で、デッドプールとは対照的な人物像を作り上げています。日本語版でも2人の対比を楽しめます。主要キャストはマーベル公式、追加出演者は吹替キングダムの掲載情報に基づいています。
【カメオ出演者】ブラッド・ピットはどこに登場する?
『デッドプール2』の出演者を語るうえで外せないのが、ブラッド・ピットをはじめとする豪華カメオ出演です。通常の出演者一覧だけを見ていると見落としやすい人物もおり、鑑賞後にクレジットや出演情報を確認すると意外な発見があります。
ブラッド・ピット:バニッシャー役名:バニッシャー
Xフォースのメンバー。姿を消す能力を持つ透明人間です。
本作最大級のサプライズといえるのが、ブラッド・ピットによるバニッシャー役です。
バニッシャーは物語の大部分で姿が見えません。しかし、Xフォースの作戦中に電線へ接触する場面で、一瞬だけ顔が映ります。その正体がブラッド・ピットだったという仕掛けです。
2018年7月のEntertainment Tonightのインタビューでは、ライアン・レイノルズがこの出演について説明しています。コーヒー1杯を届けることが出演を引き受けてもらう際の話題になったというエピソードも紹介されました。
短い登場時間ながら、世界的スターを透明人間役に起用するという発想そのものが、デッドプールらしいユーモアになっています。
マット・デイモン:ガンマン役名:ガンマン/作中の通称的な出演者表記ではDickie Greenleaf
ケーブルが過去に戻った場面で登場する人物の一人です。
マット・デイモンも、本作に意外な形で登場しています。顔を特殊メイクで大きく変えているため、初見では本人だと気づきにくい出演です。
映画の出演情報では、彼の役は「Dickie Greenleaf」という名前で扱われることがあります。これは映画『リプリー』に関連する遊び心のある名前で、一般的な主要キャストとしての出演とは異なります。
アラン・テュディック:ガンマンの相手役役柄:ケーブルが遭遇する農村の男性
マット・デイモンと同じ場面に登場するカメオ出演者です。
アラン・テュディックも、マット・デイモンとともに短い場面へ出演しています。声や顔に特徴のある俳優ですが、シーン自体が短く、意識していなければ見逃す可能性があります。
X-MENの出演者もサプライズ登場加えて、ジェームズ・マカヴォイ演じるプロフェッサーX、エヴァン・ピーターズ演じるクイックシルバー、ニコラス・ホルト演じるビースト、タイ・シェリダン演じるサイクロップスなども、短い場面に登場します。
こうした出演は物語の中心を担うものではなく、シリーズ作品や過去の映画を知っている観客に向けたファンサービスとして機能しています。
なお、ライアン・レイノルズは主人公デッドプールだけでなく、原語版のジャガーノートの声も担当しています。これも出演者情報を確認する際に見落としやすいポイントです。
【登場人物の相関図】デッドプール・ケーブル・ラッセルの関係
キャストを把握したら、次は登場人物同士の関係を整理すると、物語が理解しやすくなります。本作の中心にあるのは、デッドプールとケーブルの対立、そしてラッセルをめぐる関係性です。
ウェイド・ウィルソン/デッドプール
ライアン・レイノルズ
守ろうとする対象
ラッセル/ファイヤー・フィスト
ジュリアン・デニソン
ドミノ
ザジー・ビーツ
Xフォースの仲間
Xフォース
複数の能力者
デッドプールのチーム
ケーブル
ジョシュ・ブローリン
未来からラッセルを追ってやって来る
ウェイドを取り巻く人物
ヴァネッサ・ウィーゼル・ユキオ・ブラインド・アルなど
この関係性を理解するうえで重要なのは、ケーブルが単純な悪役ではないという点です。彼は未来から来た兵士であり、ラッセルを追う目的を持っています。一方、デッドプールはラッセルを守ろうとします。
つまり、2人の対立は単なる正義と悪の戦いではなく、異なる事情や価値観を持つ人物同士の衝突として描かれています。
ラッセルの存在が物語の鍵となり、デッドプールの行動にも変化をもたらします。そこにドミノたちXフォースのメンバーが加わることで、アクションとコメディが同時に展開していきます。
また、ヴァネッサやユキオなどの人物は、戦闘以外の場面でデッドプールの人間関係を補強しています。特にユキオとネガソニックの関係は、作品の中でも親しみやすい要素の一つです。
【キャストの現在】2026年も活躍を続ける主要出演者たち
『デッドプール2』の公開から8年が経過した2026年。主要出演者たちは、その後も映画やドラマ、アニメーションなど幅広いジャンルで活動しています。
ライアン・レイノルズライアン・レイノルズは2024年公開の『デッドプール&ウルヴァリン』でもウェイド・ウィルソン役を続投しました。同作では脚本・製作にも参加し、シリーズの中心人物として活動しています。
また、俳優業に加えて製作活動にも力を入れており、デッドプールというキャラクターを映画シリーズ全体のブランドへと発展させてきました。
ジョシュ・ブローリンジョシュ・ブローリンは、2024年公開の『DUNE/デューン 砂の惑星 PART2』でガーニイ・ハレックを演じました。
また、『アベンジャーズ』シリーズのサノス役など、ジャンルを横断した出演歴を持っています。ケーブル役で見せた重厚な演技は、こうしたキャリアの中でも印象的な一作です。
ザジー・ビーツザジー・ビーツは、2019年の『ジョーカー』に続き、2024年の『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』にもソフィー役で出演しました。
加えて、2025年公開のアニメーション映画『バッドガイズ2』ではダイアン・フォックスの声を担当しています。実写作品だけでなく、声優としても活動の幅を広げています。
ジュリアン・デニソンジュリアン・デニソンは、『ゴジラvsコング』や『Y2K』などへの出演を経て、2025年公開の実写版『ヒックとドラゴン』にフィッシュレッグス役で参加しました。
少年時代に演じたラッセル役から、成長した俳優として新たな作品に出演している点も注目されます。
モリーナ・バッカリンモリーナ・バッカリンは2024年の『デッドプール&ウルヴァリン』でもヴァネッサ役を続投しました。シリーズを通じてウェイドの人間関係を支える存在として出演しています。
忽那汐里忽那汐里は、『デッドプール&ウルヴァリン』でもユキオ役として登場しました。また、Apple TV+のSFドラマ『インベージョン』では、三季にわたってミツキ・ヤマト役を演じています。
日本の作品と海外作品の双方で活動してきた忽那汐里にとって、ユキオ役は国際的なキャリアを象徴する出演の一つです。
このように、2026年時点でも主要キャストの多くは映画やドラマで活躍しています。特に2024年の『デッドプール&ウルヴァリン』は、ライアン・レイノルズやモリーナ・バッカリンらのシリーズ復帰を確認できる作品です。
【プロの結論】デッドプール2のキャストを理解する3つのポイント
『デッドプール2』のキャスト情報を調べるときは、単純に俳優名だけを覚えるよりも、出演形態やキャラクター同士の関係を整理することが大切です。
第一に、主要キャストとカメオ出演者を区別すること。ライアン・レイノルズやジョシュ・ブローリンは物語の中心を担う主要出演者ですが、ブラッド・ピットは数秒程度のサプライズ出演です。出演時間や役割は大きく異なります。
第二に、俳優と吹き替え声優を混同しないこと。例えばケーブル役はジョシュ・ブローリンですが、日本語吹き替えでは大塚明夫が担当しています。ユキオのように、実際の出演者と吹き替え担当者が同じケースもあります。
第三に、作品のシリーズ展開と合わせて見ること。『デッドプール&ウルヴァリン』を鑑賞すると、過去作から続投するキャラクターや人物関係が分かりやすくなります。『デッドプール2』を先に見ておくことで、シリーズの人物関係をより深く楽しめます。
特に、ドミノ役のザジー・ビーツやユキオ役の忽那汐里など、主人公以外のキャストにも目を向けると、本作の魅力をさらに発見できます。
【デッドプール2のキャスト】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:デッドプール2の主演俳優は誰ですか?
A1:主演はライアン・レイノルズです。ウェイド・ウィルソン/デッドプールを演じています。ジョシュ・ブローリン、ザジー・ビーツ、ジュリアン・デニソンらが主要キャストとして出演しています。
Q2:デッドプール2のケーブル役とドミノ役は誰ですか?
A2:ケーブル役はジョシュ・ブローリン、ドミノ役はザジー・ビーツです。日本語吹き替えでは、それぞれ大塚明夫と佐古真弓が担当しています。
Q3:デッドプール2にブラッド・ピットは出演していますか?
A3:出演しています。透明人間バニッシャー役で登場し、電線に触れる場面で一瞬だけ顔が映ります。短い出演ですが、本作を代表するサプライズの一つです。
『デッドプール2』は、ライアン・レイノルズを中心に、ジョシュ・ブローリン、ザジー・ビーツ、ジュリアン・デニソン、モリーナ・バッカリン、忽那汐里など、多彩な俳優が参加した作品です。
加えて、ブラッド・ピットのバニッシャー役、マット・デイモンやアラン・テュディックのカメオ出演など、出演者を知ってから見直すことで楽しみが増える仕掛けも用意されています。
日本語吹き替え版では、加瀬康之、大塚明夫、林真里花、皆川純子、佐古真弓らが参加し、原語版とは異なる魅力を生み出しています。
2026年現在、シリーズは『デッドプール&ウルヴァリン』へと展開し、出演者たちもそれぞれのキャリアを重ねています。キャストと役名、吹き替え声優、人物相関を押さえてから鑑賞すれば、アクションやギャグだけでなく、登場人物の関係性や細かなカメオ出演まで、より深く楽しめるはずです。