2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンに選ばれたメジャー組は誰なのか。大会公式登録メンバーを確認すると、MLB所属選手は合計8人だった。大谷翔平、山本由伸、菊池雄星、菅野智之に加え、岡本和真、村上宗隆、吉田正尚、鈴木誠也が名を連ねた。
所属球団はロサンゼルス・ドジャース、ロサンゼルス・エンゼルス、コロラド・ロッキーズ、トロント・ブルージェイズ、シカゴ・ホワイトソックス、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブス。投手から内野手、外野手、指名打者まで、異なる役割を担う選手が集結した。なお、2026年大会は3月に終了しており、日本は1次ラウンドを4戦全勝で突破したものの、準々決勝でベネズエラに5対8で敗れている。
【2026年最新】WBC侍ジャパンのメジャー組は誰?公式登録8選手一覧

2026年大会の侍ジャパンに登録されたMLB所属選手は8人だ。野球日本代表の公式選手一覧では、2026年2月26日更新の登録情報に、それぞれのポジションと所属球団が掲載されている。
以下が大会登録時点のメジャー組の一覧だ。
| 選手名 | 大会登録ポジション | 所属球団 | 主な役割・特徴 |
|---|---|---|---|
| 大谷翔平 | 指名打者 | ロサンゼルス・ドジャース | 中軸を担う左打者 |
| 山本由伸 | 投手 | ロサンゼルス・ドジャース | 先発投手 |
| 菊池雄星 | 投手 | ロサンゼルス・エンゼルス | 左腕投手 |
| 菅野智之 | 投手 | コロラド・ロッキーズ | 右腕投手 |
| 岡本和真 | 内野手 | トロント・ブルージェイズ | 長打力を持つ内野手 |
| 村上宗隆 | 内野手 | シカゴ・ホワイトソックス | 長打力を持つ左打者 |
| 吉田正尚 | 外野手 | ボストン・レッドソックス | 高い打撃技術を持つ左打者 |
| 鈴木誠也 | 外野手 | シカゴ・カブス | 長打力と走攻守を備える外野手 |
この8人の内訳は、投手3人、内野手2人、外野手2人、指名打者1人。ドジャースからは大谷翔平と山本由伸の2人が選ばれた。
特に注目したいのは、投手だけでなく打線の中心を担う選手もMLBからそろったことだ。大谷、岡本、村上、吉田、鈴木という顔ぶれは、長打力と打撃技術の両面で相手投手にプレッシャーを与える構成だった。
なお、ここで示した守備位置は大会公式登録上の区分であり、実際の試合での打順や守備起用を固定するものではない。野球日本代表の公式選手一覧では、大谷は投手ではなく指名打者として登録されている。
【投手編】大谷翔平・山本由伸・菊池雄星・菅野智之の所属球団と役割
2026年大会のメジャー組で投手登録されたのは、山本由伸、菊池雄星、菅野智之の3人だ。大谷翔平もMLBでは投打二刀流の選手として知られるが、今大会の公式登録区分は指名打者だった。
大谷翔平|ロサンゼルス・ドジャース所属球団:ロサンゼルス・ドジャース
大谷翔平は、2026年大会でも侍ジャパンの象徴的な存在となった。ドジャースに所属する世界的スターであり、打撃面では相手バッテリーが最も警戒する選手の一人だ。
今回の大会で押さえておきたいのは、公式登録ポジションが指名打者だった点である。二刀流としての知名度から投手登録を想像する読者もいるが、2026年大会の登録上は打撃に専念する役割だった。
2023年大会では投打両面で活躍し、日本の優勝に大きく貢献した。その経験もあり、2026年大会でも打線の中心として期待を集めた。
山本由伸|ロサンゼルス・ドジャース所属球団:ロサンゼルス・ドジャース
山本由伸は、2023年大会に続いて侍ジャパンに選ばれた右腕投手だ。オリックス時代から高い投球能力を評価され、MLB移籍後はドジャースの先発投手として活躍している。
山本の特徴は、球速だけに頼らない投球術にある。多彩な球種、制球力、打者のタイミングを外す投球が持ち味で、国際大会でも先発候補として重要な存在だった。
菊池雄星|ロサンゼルス・エンゼルス所属球団:ロサンゼルス・エンゼルス
菊池雄星は左腕投手として選出された。日本では埼玉西武ライオンズで実績を積み、その後MLBへ移籍。メジャーで複数球団を経験してきた投手だ。
左投手の存在は、相手打線の左右のバランスを考えるうえでも意味がある。国際大会では対戦相手によって打線の組み方が変わるため、左腕の先発・救援候補を確保できることは投手陣の選択肢を広げる。
菅野智之|コロラド・ロッキーズ所属球団:コロラド・ロッキーズ
菅野智之も2026年大会のメジャー組に名を連ねた。読売ジャイアンツで長年エースとして活躍し、NPBで培った経験をMLBでも生かしている右腕だ。
菅野の強みは、打者の反応を見ながら投球を組み立てる経験値にある。球速や球威だけではなく、配球やコントロールによって打者を抑えるタイプの投手として知られている。
なお、所属球団については情報の更新時期に注意したい。過去の報道ではボルティモア・オリオールズやフリーエージェントという表記が見られたが、2026年2月26日の侍ジャパン公式登録情報ではコロラド・ロッキーズとなっている。
【野手編】岡本和真・村上宗隆・吉田正尚・鈴木誠也の所属球団
野手のメジャー組は4人。内野手の岡本和真と村上宗隆、外野手の吉田正尚と鈴木誠也が登録された。異なる球団でプレーする4人が、侍ジャパンの攻撃力を支える構成となった。
岡本和真|トロント・ブルージェイズ所属球団:トロント・ブルージェイズ
岡本和真は、巨人で主軸打者として実績を積み上げた右打者だ。2026年大会では内野手として登録された。
岡本の持ち味は、長打を狙えるパワーと、状況に応じて打撃を変えられる対応力にある。国際大会では一発で試合の流れを変える打者が重要になるため、クリーンアップ候補としての存在感は大きい。
トロント・ブルージェイズ所属という点も注目材料だ。日本のプロ野球からMLBへ挑戦した内野手が、代表チームでも主力候補として期待されることは、日本野球の選手層の広がりを示している。
村上宗隆|シカゴ・ホワイトソックス所属球団:シカゴ・ホワイトソックス
村上宗隆は、東京ヤクルトスワローズで圧倒的な長打力を示してきた左打ちの内野手だ。2026年大会では内野手として登録された。
NPB時代から本塁打を量産してきた村上は、相手投手に対して一振りで得点を生み出す可能性を持つ。岡本とともに内野のメジャー組を構成し、侍ジャパンの中軸候補として期待された。
所属先のシカゴ・ホワイトソックスは、村上のMLB挑戦を象徴する球団でもある。日本で築いた実績を世界最高峰のリーグでどう発揮するかという点は、大会前から大きな関心を集めた。
吉田正尚|ボストン・レッドソックス所属球団:ボストン・レッドソックス
吉田正尚は、オリックス・バファローズ時代から高いコンタクト能力と選球眼で知られる左打者だ。MLBではボストン・レッドソックスに所属し、外野手として侍ジャパンに登録された。
吉田の魅力は、単純な長打力だけではない。ボールを見極める能力や、打球方向を打ち分ける技術など、打席での対応力に優れている。
2023年大会でも日本代表の一員として優勝に貢献しており、国際大会での経験を持つ選手の一人だ。
鈴木誠也|シカゴ・カブス所属球団:シカゴ・カブス
鈴木誠也は、広島東洋カープで中心選手として活躍した後、MLBに挑戦した外野手だ。2026年大会ではシカゴ・カブス所属の外野手として登録された。
打撃面では長打力と勝負強さが魅力で、外野守備でもチームに選択肢を与える存在だ。2023年大会は負傷の影響で出場できなかったが、2026年大会では代表入りを果たした。
吉田と鈴木が外野のメジャー組として並んだことで、侍ジャパンはMLB経験を持つ打者を複数の打順に配置できる選択肢を得た。
【NPB組との比較】メジャー組8人と国内組22人の違いとは?
2026年の侍ジャパンは、メジャー組だけで構成されたチームではない。公式登録30人のうち、MLB所属選手が8人、NPB所属選手が22人という構成だった。
割合にすると、MLB組は約26.7%、NPB組は約73.3%。国内組が全体の約4分の3を占めている。
投手陣はNPB組が中心、野手にはMLB組の主力が集結ポジション別に見ると、メジャー組の配置には特徴がある。
投手14人のうちMLB所属は3人。捕手3人は全員NPB所属だ。内野手7人では岡本と村上、外野手5人では吉田と鈴木がMLB所属となり、指名打者は大谷翔平が担当した。
つまり、MLB組は投手・内野・外野・指名打者に分散している一方、捕手や投手陣の多くは国内組が担っていた。
メジャー組とNPB組の主な違い両者の違いは、単純な実力の上下ではなく、普段のプレー環境やチーム内で担う役割にある。
- MLB組:世界最高峰のリーグで異なるタイプの打者・投手と対戦してきた経験が強み。
- NPB組:投手陣の人数や捕手陣を含め、代表チーム全体のバランスを支える。
- 共通点:代表チームでは所属リーグに関係なく、短期決戦に適した役割分担が求められる。
特に注目したいのは、捕手が全員NPB所属だった点だ。捕手は投手の状態を把握し、配球や守備位置を調整しながら試合を組み立てる重要なポジションである。国内組の捕手がチームの守備基盤を支える構成には、チーム全体の連携という観点からも意味があった。
一方、MLB組の経験は、世界各国の強打者や投手の特徴を理解するうえで役立つ可能性がある。異なるリーグでプレーする選手同士が情報を共有できることは、国際大会ならではの強みだ。
【選出経緯】2026年のメジャー組8人はどのように決まった?
2026年大会のメンバー選考は、1月26日の発表から2月26日の最終変更まで複数回の更新を経て確定した。特に注目すべきなのは、吉田正尚の追加選出と松井裕樹の出場辞退だ。
1月26日:井端弘和監督が29人を発表2026年1月26日、井端弘和監督はWBCに出場する予定選手29人を発表した。
この時点でMLB所属選手として名前が挙がっていたのは、大谷翔平、山本由伸、菊池雄星、菅野智之、松井裕樹、岡本和真、村上宗隆、鈴木誠也の8人だった。
この発表では、2023年大会で日本の優勝に貢献した大谷と山本に加え、新たにMLBに挑戦した岡本と村上も注目を集めた。
2月4日:吉田正尚が最後の1枠に決定2月4日、侍ジャパン公式サイトは、1月26日に発表した29人に加えて、残る1人としてボストン・レッドソックスの吉田正尚を選出したと発表した。
これにより、当初発表されたメンバーに吉田が加わり、MLB所属選手の顔ぶれも拡充された。吉田は過去のWBCで優勝を経験しており、打線の厚みと国際大会での経験を兼ね備えた選手として期待された。
2月26日:松井裕樹が辞退、金丸夢斗を追加選出大会前最後の大きな変更は2月26日だった。
侍ジャパン公式発表によると、サンディエゴ・パドレス所属の松井裕樹がコンディション不良を理由に出場を辞退。代わって中日ドラゴンズの金丸夢斗が追加選出された。
この変更によって、最終的なMLB所属選手は8人となった。1月26日時点の8人に吉田が加わり、その後、松井が離脱したという流れだ。
選出経緯を整理すると、次のようになる。
- 1月26日:29人を発表。MLB組8人を含む。
- 2月4日:吉田正尚を追加選出。登録予定メンバーが30人に。
- 2月26日:松井裕樹がコンディション不良で辞退し、金丸夢斗が追加選出。
- 最終結果:MLB組8人、NPB組22人の30人編成。
この経緯を知らずに1月時点のニュースを読むと、松井裕樹を含めてメジャー組が9人いるように見える場合がある。最終的な大会登録メンバーと、発表当初の予定メンバーを区別することが大切だ。
【歴代比較】WBC日本代表のメジャーリーガーは何人だった?
日本代表におけるメジャーリーガーの参加人数は、大会ごとに変化してきた。2026年の8人という数字は、過去の大会と比べても大きな特徴を持つ。
第1回から第6回までのメジャー組の推移- 2006年・第1回:大塚晶則、イチローの2人。日本は初代王者となった。
- 2009年・第2回:松坂大輔、城島健司、岩村明憲、福留孝介、イチローの5人。日本は大会連覇を達成した。
- 2013年・第3回:メジャーリーガーの参加は0人。日本はベスト4で大会を終えた。
- 2017年・第4回:青木宣親の1人。日本はベスト4だった。
- 2023年・第5回:ダルビッシュ有、大谷翔平、ラーズ・ヌートバー、吉田正尚の4人。日本は3度目の優勝を果たした。
- 2026年・第6回:最終登録では8人。日本は準々決勝で敗退した。
この推移から分かるのは、2026年大会のメジャー組8人が、過去の日本代表と比較しても非常に多いということだ。2009年の5人、2023年の4人を上回る構成となった。
ただし、メジャーリーガーの人数と大会成績が比例するわけではない。2023年は4人のメジャー組を含むチームが優勝した一方、2026年は8人を擁しながら準々決勝で敗退した。
国際大会は短期決戦であり、選手個人の実績だけで勝敗が決まるものではない。投手のコンディション、打線のつながり、守備、相手チームとの相性など、複数の要素が結果を左右する。
2026年大会の結果にも表れた短期決戦の難しさ2026年の日本代表は、1次ラウンドのプールCで4戦全勝を記録。チャイニーズ・タイペイ、韓国、オーストラリア、チェコを相手に勝ち進んだ。
しかし、3月15日の準々決勝ではベネズエラと対戦し、5対8で敗れた。
日本は3回に森下翔太の3ラン本塁打などで一時リードを奪ったものの、その後ベネズエラに逆転された。MLB所属選手を多く抱える日本であっても、相手の強力な打線と投手陣を最後まで抑え切ることはできなかった。
この結果は、メジャー組の人数だけではチーム力を測れないことを示している。代表チームに求められるのは、スター選手の集合ではなく、30人全体が役割を果たす組織力だ。
【プロの結論】WBCのメジャー組を見るときに押さえたい3つのポイント
1. メジャー組の人数とメジャー経験者の人数は違う「メジャー組」という言葉は、一般的には大会登録時点でMLB球団に所属している選手を指す。ただし、過去にMLBでプレーした経験がある選手や、MLB球団と契約しているものの出場資格や登録状況が異なる選手まで含めると、人数の数え方は変わる。
そのため、人数を比較する場合は、対象となる大会と登録時点をそろえる必要がある。
2. 所属球団は発表日によって変わる菅野智之のように、契約や移籍によって所属表記が更新される選手もいる。古いニュース記事では過去の所属球団が掲載されている場合があるため、2026年大会について調べるなら、2月26日の公式登録情報を基準にするのが適切だ。
また、松井裕樹のように当初の選出後に辞退した選手もいる。発表時点の候補者一覧と最終登録メンバーを混同しないことが、正確な情報収集につながる。
3. MLB組だけでなくNPB組の役割も見るMLB所属という肩書きは分かりやすい指標だが、代表チームの実力を判断するには不十分だ。
2026年大会では、30人のうち22人をNPB組が占め、捕手3人も全員が国内所属選手だった。投手陣も14人中11人がNPB所属であり、国内組の存在がチーム編成を支えていた。
大谷や山本のようなスター選手に注目することは自然だが、国際大会では控え選手や守備固め、捕手、救援投手などの働きも勝敗に直結する。メジャー組とNPB組の双方を把握することで、代表チームの構造がより立体的に見えてくる。
WBCのメジャー組に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年WBCの侍ジャパンにメジャー組は何人いましたか?
A1:大会の最終登録メンバーでは8人です。大谷翔平、山本由伸、菊池雄星、菅野智之、岡本和真、村上宗隆、吉田正尚、鈴木誠也が選ばれました。
Q2:2026年WBCのメジャー組で最も多い所属球団はどこですか?
A2:ロサンゼルス・ドジャースです。大谷翔平と山本由伸の2人が所属しています。ほかの6人は、それぞれ異なる球団に所属していました。
Q3:大谷翔平は2026年WBCで投手として登録されましたか?
A3:いいえ。2026年大会の公式登録ポジションは指名打者です。投打二刀流として知られる選手ですが、今大会では打者として登録されました。
Q4:菅野智之の2026年WBC登録時の所属球団はどこですか?
A4:コロラド・ロッキーズです。以前の所属やフリーエージェント時点の情報とは異なるため、2026年2月26日の公式登録情報を確認することが大切です。
Q5:松井裕樹は2026年WBCのメジャー組に含まれますか?
A5:最終登録メンバーには含まれません。松井は当初選出されていましたが、2026年2月26日にコンディション不良で出場を辞退し、代わりに金丸夢斗が選出されました。
Q6:2026年WBCのNPB組は何人でしたか?
A6:公式登録30人のうち22人です。残る8人がMLB所属選手で、国内組が全体の約73.3%を占めていました。
Q7:2026年WBCで侍ジャパンは優勝しましたか?
A7:優勝はしていません。1次ラウンドを4戦全勝で突破しましたが、3月15日の準々決勝でベネズエラに5対8で敗れ、連覇を逃しました。
2026年WBCの侍ジャパンに登録されたメジャー組は、大谷翔平、山本由伸、菊池雄星、菅野智之、岡本和真、村上宗隆、吉田正尚、鈴木誠也の8人だった。
所属球団は、ドジャース、エンゼルス、ロッキーズ、ブルージェイズ、ホワイトソックス、レッドソックス、カブスの7球団。投手3人、内野手2人、外野手2人、指名打者1人という構成だった。
一方、侍ジャパンの公式登録30人のうち22人はNPB所属選手だった。投手陣の多くや捕手陣を国内組が担い、MLB組とNPB組がそれぞれ異なる役割を持つチーム編成となっていた。
2026年大会は準々決勝敗退という結果に終わったものの、8人のメジャーリーガーが同じ日本代表としてプレーしたことは、過去のWBCと比較しても大きな特徴だ。
今後の侍ジャパンを考えるうえでも、単純なMLB所属選手の人数だけでなく、NPB組とのバランス、投手陣の厚み、打線の組み合わせ、そして選手のコンディションまで含めて評価することが重要になる。世界一を目指す日本代表の強さは、スター選手の個人能力とチーム全体の完成度がかみ合ったときに発揮される。
2026年大会のメジャー組を正確に把握するなら、最終登録8人と2月26日時点の所属球団を基準にすることが、最も確実な見方だ。