阪神タイガースの近本光司選手は、2026年4月26日の広島戦で死球を受け、左手首骨折と診断されて戦線を離脱しました。阪神のリードオフマンとして欠かせない存在だっただけに、ファンの間では復帰時期やリハビリの進み具合に大きな関心が集まりました。
結論からいうと、近本光司選手の二軍実戦復帰は2026年7月7日、一軍復帰は2026年7月11日です。負傷から約2か月半を経て一軍に戻り、その後は打率.306を記録。9・10月には球団選定の月間最優秀選手にも選ばれました。2026年11月3日時点で確認できる復帰後の歩みと現在の状況を整理します。
【結論】近本光司の一軍復帰は2026年7月11日!二軍復帰との違いも解説

近本光司選手が阪神タイガースの一軍に戻ったのは、2026年7月11日です。
ただし、復帰日を調べる際には、7月7日と7月11日の2つの日付を区別する必要があります。7月7日は二軍での実戦復帰、7月11日は一軍への復帰です。
7月7日、近本選手はファーム・リーグ西地区の広島戦に「1番・DH」で先発出場しました。4月26日の負傷から72日ぶりとなる実戦復帰で、まずは打席でプレーできる状態まで回復したことを示しました。
その後、二軍での実戦を重ね、7月10日のオリックス戦では五回に中前打を記録。復帰後3試合目、10打席目で初安打を放ちました。
そして7月11日、阪神は近本選手を出場選手登録。甲子園で行われたヤクルト戦で「1番・中堅」としてスタメンに名を連ねました。
この試合では、九回に中前打で出塁。中野拓夢選手の四球などで二塁へ進み、森下翔太選手の左前打と相手の失策によってサヨナラのホームを踏みました。
単にベンチへ戻っただけではありません。一軍復帰初戦から先発出場し、チームのサヨナラ勝利に直接関わる働きを見せたのです。
【負傷から復帰までの全記録】4月26日の死球から7月11日までの時系列
近本選手の離脱は、2026年4月26日の阪神対広島戦で起きました。
4月26日:広島・高太一の死球で左手首を骨折甲子園で行われた広島戦。近本選手は「1番・中堅」で先発出場していました。
試合の8回2死、第4打席で広島の高太一投手が投じた151キロの直球が、近本選手の左手首付近を直撃しました。
近本選手はその場に倒れ込み、トレーナーとともにベンチへ下がりました。その後、代走が送られて途中交代。試合後に兵庫県内の病院を受診し、球団から左手首骨折と診断されたことが発表されました。
当時、球団から具体的な全治期間は公表されていませんでした。過去に右肋骨を骨折した際には比較的早く復帰した実績があったものの、今回は左手首という別の部位の負傷であり、慎重な調整が必要になりました。
4月27日:阪神が出場選手登録を抹消翌27日、近本選手は阪神の出場選手登録を抹消されました。2023年7月以来、約3年ぶりの登録抹消でした。
チームにとっては、攻撃の起点となる1番打者と中堅の守備の中心を同時に欠くことになります。
5月1日:二軍施設SGLでリハビリ開始5月1日には、兵庫県尼崎市にある阪神の二軍施設SGLでリハビリを開始しました。
当初はギプスを装着し、患部への負担を抑えたウォーキングなどを中心に調整。負傷直後からすぐに打撃練習へ戻るのではなく、まずは日常的な動作や基礎的な運動から段階的に進めていきました。
6月26日〜7月3日:打撃練習と実戦形式の調整へ6月26日には、負傷から約2か月が経過した段階で、室内練習場で約80分間の打撃練習を実施しました。
6月30日には屋外でのフリー打撃を再開。6月中にはノックを含めた二軍の全体練習にも参加できるようになりました。
さらに7月1日には負傷後初めてのシート打撃、7月3日には2度目のシート打撃を実施。実戦に近い状況で打撃動作を確認する段階へ進みました。
7月7日〜7月11日:二軍実戦復帰から一軍復帰へ7月7日のファーム・広島戦で実戦復帰。7月10日のファーム・オリックス戦では待望の初安打を記録しました。
そして7月11日に一軍登録され、ヤクルト戦で先発出場。4月26日の負傷から76日ぶりに一軍の試合へ戻りました。
ここまでの経過を
| 日付 | 出来事 | 復帰への意味 |
|---|---|---|
| 4月26日 | 広島戦で死球を受け、左手首骨折と診断 | 戦線離脱 |
| 4月27日 | 出場選手登録を抹消 | 二軍で治療・調整へ |
| 5月1日 | SGLでリハビリ開始 | 基礎的な運動から再開 |
| 6月26日 | 室内で約80分間の打撃練習 | 打撃動作の確認 |
| 6月30日 | 屋外フリー打撃を再開 | 通常練習への移行 |
| 7月1日・3日 | シート打撃を実施 | 実戦形式の調整 |
| 7月7日 | 二軍広島戦で実戦復帰 | 72日ぶりの試合出場 |
| 7月10日 | 二軍オリックス戦で中前打 | 復帰後初安打 |
| 7月11日 | 一軍登録、ヤクルト戦に先発出場 | 76日ぶりの一軍復帰 |
この経過から分かるのは、近本選手が負傷から一気に復帰したわけではないということです。リハビリ、打撃練習、シート打撃、二軍実戦という段階を踏み、最終的に一軍へ戻りました。
【なぜ復帰まで76日かかった?】左手首骨折と近本光司のリハビリ経過
近本選手の復帰まで約2か月半を要した理由を考えるうえで、注目したいのが負傷した部位です。
近本選手は左打ちの外野手であり、打撃だけでなく、守備や走塁も含めて高い運動能力を求められる選手です。左手首の骨折は、試合で必要となる動作を取り戻すうえで慎重な確認が必要になる負傷でした。
打撃だけでなく守備・走塁も含めた調整が必要打者として一軍に戻るには、スイング時に患部へ負担がかからないか、実戦の投球に対応できるかを確認する必要があります。
さらに近本選手の場合、守備では中堅手として広い範囲をカバーし、走塁では盗塁や次の塁を狙う判断も求められます。
そのため、単にバットを振れるようになっただけでは、一軍復帰の判断には十分ではありません。
実際、今回のリハビリ経過を見ると、室内打撃から屋外フリー打撃、シート打撃、二軍の試合出場へと順番に進んでいます。打撃と実戦感覚を段階的に取り戻したことが分かります。
過去の骨折と今回の離脱は単純比較できない近本選手は2023年7月にも死球によって右肋骨を骨折した経験があります。その際は約20日で一軍復帰を果たしました。
しかし、2026年の左手首骨折とは負傷部位が異なります。肋骨の負傷と手首の負傷では、競技動作への影響も回復過程も同じではありません。
過去に短期間で復帰した経験があるからといって、今回も同じ期間で戻れるとは限らなかったのです。
今回の76日間という離脱期間は、打撃・守備・走塁を含めたプロ選手としての実戦復帰を目指し、段階的に調整した期間として見る必要があります。
【復帰後の成績を検証】打率.306と9・10月の活躍が示した存在感
近本選手の復帰後を評価するうえで注目したいのが、シーズン成績と終盤の打撃内容です。
阪神タイガース公式サイトに掲載された2026年度の選手成績では、10月8日時点で90試合に出場し、打率.306を記録しています。
2026年の公式成績は打率.306、114安打2026年の主な打撃成績は次のとおりです。
- 出場試合数:90試合
- 打席数:414
- 打数:372
- 安打数:114
- 本塁打:5本
- 打点:17
- 盗塁:12
- 打率:.306
- 出塁率:.374
- 長打率:.392
特に注目したいのは、長期離脱があったシーズンでも打率3割を超えている点です。
近本選手の持ち味は、長打だけに依存せず、出塁して走塁でプレッシャーをかける攻撃スタイルにあります。114安打、12盗塁という数字からも、復帰後に打線の中で重要な役割を果たしたことがうかがえます。
9・10月は打率.364!球団選定の月間最優秀選手に選出シーズン終盤の活躍を象徴する出来事が、2026年10月15日に発表された阪神球団選定の9・10月度月間最優秀選手への選出です。
阪神球団公式サイトによると、近本選手の9・10月の成績は次のとおりでした。
- 試合数:26試合
- 打席数:121
- 打数:107
- 安打数:39
- 本塁打:2本
- 打点:6
- 打率:.364
特筆すべきは、26試合で39安打を放ったことです。打率.364という数字は、シーズン終盤における安定した打撃を示しています。
4月の負傷から約半年が経過した時期に、これだけの打撃成績を残したことは、復帰後のパフォーマンスを評価する材料になります。
注意したい「9・10月度月間MVP」の意味ここで一つ、混同しやすいポイントがあります。
近本選手が受賞したのは、阪神タイガースが選定する球団選定9・10月度月間最優秀選手です。
一方、日本野球機構(NPB)が発表する公式の「大樹生命月間MVP賞」とは別の表彰です。
2026年9・10月度のNPBセ・リーグ打者部門は、阪神の大山悠輔選手が受賞しています。大山選手は打率.330、34安打、5本塁打、17打点を記録しました。
したがって、近本選手が9・10月度の月間MVPを受賞したという情報を見かけた場合は、球団独自の表彰なのか、NPB公式の月間MVPなのかを区別する必要があります。
近本選手が終盤に好成績を残したこと自体は、阪神球団の公式発表によって確認できます。
【2026年11月現在】近本光司の怪我の状態は?再離脱やリハビリの最新情報
2026年11月3日時点で注目したいのは、近本選手が7月の一軍復帰後、シーズン終盤にも出場を続けていたことです。
阪神球団公式サイトの選手成績では、10月8日時点までの2026年成績が掲載されており、90試合出場、打率.306となっています。
さらに10月15日には、9・10月度の球団選定月間最優秀選手として表彰されました。これは、少なくともシーズン終盤において、打撃面で結果を残していたことを示す情報です。
現在はリハビリ中なのか?4月の左手首骨折後に始めたリハビリについては、7月11日の一軍復帰までの経過が報道されています。
一方、11月3日時点で確認できる公表資料には、現在の左手首の医学的な検査結果や完全治癒の診断内容までは掲載されていません。
そのため、現状を整理すると、2026年7月11日に一軍復帰を果たし、10月まで公式戦でプレーした記録がある一方、現在の患部の詳細な状態は公表情報だけでは判断できない、ということになります。
復帰後に再び大きな故障があったのか?確認できる2026年の球団発表や選手成績では、4月26日の左手首骨折後に同じ箇所を再び負傷して長期離脱したという発表は見当たりません。
10月の球団表彰や公式成績も、復帰後の活動を確認する材料です。
ただし、試合に出場していることと、医学的にすべての症状がなくなったことは同じではありません。現在のコンディションについては、今後の球団発表や公式戦への出場状況が判断材料になります。
【関係者と出来事を整理】近本光司・高太一・阪神タイガースの関係
今回の負傷から復帰までの経緯には、阪神の近本選手、広島の高太一投手、阪神の球団スタッフ、そして二軍での調整環境が関係しています。
広島・高太一投手との死球について負傷のきっかけとなったのは、4月26日の阪神対広島戦で高太一投手が投じた直球でした。
近本選手の左手首に151キロの投球が当たり、病院で骨折と診断されました。
5月1日のリハビリ開始を報じた日刊スポーツによると、高投手から関係者を通じて連絡があり、近本選手は相手投手を気遣う対応を見せていました。
死球は野球の試合中に起きるアクシデントですが、今回のように主力選手が長期間離脱する結果になると、チーム編成や打線にも影響します。
阪神の二軍施設SGLが果たした役割近本選手は負傷後、尼崎市内の二軍施設SGLでリハビリを開始しました。
その後、室内練習場での打撃、屋外フリー打撃、シート打撃、ファーム公式戦という順序で実戦復帰へ向けた調整を進めています。
今回の復帰経過で分かるのは、一軍に戻る前に二軍で実戦感覚を取り戻す段階が設けられていたことです。二軍での調整は、単なる出場機会ではなく、復帰後のプレーを確認する重要な過程となりました。
【プロの結論】近本光司の復帰が阪神にもたらした意味とは
近本選手の2026年の復帰を振り返ると、単純に「7月11日に戻ってきた」という日付だけでは、その価値を十分に理解できません。
重要なのは、阪神の攻撃を組み立てる1番打者が長期間離脱し、段階的なリハビリを経て、シーズン終盤には再び高い打撃成績を残したことです。
近本の復帰は打線の攻撃パターンを取り戻すことにつながった近本選手は、出塁能力、走塁、外野守備を兼ね備えた選手です。
特に1番打者としての役割は、単にヒットを打つことだけではありません。塁に出て相手投手にプレッシャーを与え、後続打者が得点する機会を広げることも求められます。
そのため、近本選手の復帰は、個人の戦力回復だけでなく、阪神の攻撃の組み立てを整える意味も持っていました。
復帰後の評価は打率だけで判断しない2026年の打率.306は十分に注目すべき数字ですが、近本選手の価値を打率だけで評価するのは適切ではありません。
114安打、12盗塁、出塁率.374という数字を合わせて見ることで、安打を積み重ねながら塁に出て、走塁でも貢献する選手としての特徴が見えてきます。
さらに9・10月の打率.364は、復帰後の状態がシーズン終盤に向けて良好だったことを示す材料です。
長期離脱から戻った選手を評価する場合は、復帰直後の成績だけでなく、出場を継続できているか、守備や走塁を含めてプレーできているか、シーズン終盤にどの程度の数字を残したかという複数の観点が必要です。
【近本光司の復帰時期】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:近本光司の一軍復帰はいつですか?
A1:2026年7月11日です。阪神は同日に出場選手登録を行い、近本選手は甲子園でのヤクルト戦に1番・中堅で先発出場しました。
Q2:近本光司の二軍復帰はいつですか?
A2:2026年7月7日です。ファーム・リーグ西地区の広島戦に1番・DHで出場し、4月26日の負傷から72日ぶりに実戦復帰しました。
Q3:近本光司はなぜ長期離脱したのですか?
A3:2026年4月26日の広島戦で、高太一投手の投球を左手首付近に受け、病院で左手首骨折と診断されたためです。
Q4:近本光司の2026年の打率はいくつですか?
A4:阪神球団公式サイトに掲載された10月8日時点の2026年度成績では、90試合出場、114安打、打率.306です。
Q5:近本光司は9・10月度の月間MVPを受賞しましたか?
A5:阪神球団選定の9・10月度月間最優秀選手に選ばれています。この期間は26試合で39安打、打率.364でした。ただし、NPB公式の大樹生命月間MVP賞のセ・リーグ打者部門は大山悠輔選手が受賞しています。
Q6:近本光司は現在も左手首のリハビリを続けていますか?
A6:2026年11月3日時点で、現在のリハビリ内容や医学的な治癒状況についての詳細な公式発表は確認できません。少なくとも10月まで公式戦でプレーした記録があり、9・10月には球団選定の月間最優秀選手にも選ばれています。
近本光司選手の2026年の復帰日は、二軍が7月7日、一軍が7月11日です。
4月26日の広島戦で高太一投手から死球を受け、左手首骨折と診断された近本選手は、5月1日からリハビリを開始。室内打撃、屋外フリー打撃、シート打撃を経て、約2か月半後に一軍へ戻りました。
復帰後は10月8日時点で90試合に出場し、打率.306、114安打、12盗塁を記録。さらに9・10月には打率.364を残し、阪神球団選定の月間最優秀選手にも選出されています。
今回の離脱は阪神にとって大きな痛手でしたが、近本選手は段階的な調整を経て復帰し、シーズン終盤には再び打線の中心として存在感を示しました。
2026年11月現在の患部の詳細な医学的状態については新たな公式情報を待つ必要がありますが、復帰後の実績を見る限り、7月11日の一軍復帰がシーズンの大きな転換点になったことは間違いありません。
今後も阪神の攻撃を支えるリードオフマンとして、近本選手のコンディションと活躍に注目が集まります。
主な根拠資料: 阪神タイガース公式サイト、日本野球機構(NPB)、日刊スポーツ、共同通信、スポニチ、デイリースポーツの2026年公表資料。