コフレドールのブランド終了が公表されたのは、2024年4月1日です。製造元のカネボウ化粧品は、同年6月から商品を順次生産終了とし、12月末を目途に販売を終了する方針を発表しました。
2007年に誕生したコフレドールは、17年間にわたってベースメイクやポイントメイクを展開してきたブランドです。「Be Playful~私らしく、肌を操る~」というコンセプトを掲げ、幅広い世代に向けたメイクを提案していました。
ブランド終了の理由は化粧品市場の変化ブランド終了について、カネボウ化粧品の発表では、個別商品の不振など具体的な理由までは説明されていません。
一方、2024年4月2日のテレビ朝日系「グッド!モーニング」では、化粧品市場の二極化が背景として取り上げられました。
高価格帯の化粧品は百貨店やインバウンド需要を背景に存在感を高め、低価格帯では韓国コスメなど高機能な商品が支持を集めています。その間に位置する中価格帯ブランドは、価格と機能の両面で競争が厳しくなっていました。
化粧品市場に詳しい富士経済の栗田洋一郎氏も、低価格でも高機能な商品が増え、中価格帯の市場が縮小する傾向を指摘しています。
また、花王は化粧品事業におけるブランド投資を、幅広いブランドへの分散型から重点ブランドへの集中型に転換していました。
今後の投資先として報道で挙げられたのが、カネボウ化粧品の「KANEBO」や「KATE」です。同じく中価格帯のメイクブランド「AUBE(オーブ)」も販売終了となっており、コフレドールだけに限った動きではありませんでした。
ブランド終了は商品の品質問題だったのかここで注意したいのは、ブランド終了と個々の商品の品質評価は別の問題だということです。
コフレドールの下地には、発売から数年が経過しても口コミが投稿され、愛用者が存在していた商品があります。
ブランド終了は、商品が肌に合わなくなった、品質に問題が発生した、という意味ではありません。
むしろ、ブランド全体への投資方針や市場環境の変化によって、長年展開されてきた商品群が整理されたと理解するのが適切です。
【2026年現在の販売状況は?公式通販と在庫の実態】

2026年11月現在、コフレドールの下地はメーカーが通常生産している現行商品ではありません。
ただし、ブランド終了後に市場からすべての商品が一斉に消えたわけではなく、販売店や通販事業者が保有している在庫が残っている場合があります。
花王の公式通販には商品情報が残っている注目したいのが、花王の公式通販「My Kao Mall」です。
2026年11月時点でもコフレドールの商品一覧や個別商品ページが確認できます。下地ではスキンイリュージョンプライマーUVnが掲載されていますが、商品には「製造終了品」の表示があります。
花王は公式サイトで、製造終了品について、原則として店頭販売終了の2か月前に製造終了予定の表示を付け、販売終了から6か月後まで掲載すると説明しています。
つまり、公式サイトに商品ページが残っていることと、現在購入できることは同じではありません。
実際にスキンイリュージョンプライマーUVnのグリーンは、2024年9月30日をもって生産終了したと公式ページに記載されています。My Kao Mallでの販売対象外で、公式ブランドオンラインショップの販売・在庫情報を確認するよう案内されています。
コフレドールの下地を探すならどこ?購入を検討する場合は、次の順番で探すと効率的です。
1. 花王・カネボウ化粧品の公式商品情報: 商品の製造終了状況や正規の仕様を確認する。
2. 化粧品専門店・ドラッグストア: 店舗に旧商品の在庫が残っていないか問い合わせる。
3. 大手通販サイト: 楽天市場などで商品名とカラーを指定して検索する。
4. 中古・フリマ市場: 未開封品の出品状況を確認する。ただし、保管状態や出品者の信頼性を慎重に判断する。
特に注意したいのが、通販サイトの商品ページに「在庫あり」と表示されていても、メーカーの現行品として販売されているとは限らない点です。
出品者が保有する旧在庫の場合、購入後の返品条件や商品の保管環境も確認しておきたいところです。
廃盤コスメを購入するときのチェックポイント- 未開封か、開封済みか
- 外箱や容器に破損・液漏れがないか
- 保管環境が適切だったか
- 出品者の評価や返品条件に問題がないか
- 希望するカラーと容量が一致しているか
- 現行品より極端に高い価格になっていないか
化粧下地は肌に直接使う化粧品です。ブランド終了から時間が経過している商品を購入する場合、価格の安さだけで判断するのは避けたいところです。
【歴代コフレドール下地を徹底比較!人気商品の特徴と違い】
コフレドールの下地は、時期によって仕上がりや機能が異なります。
毛穴を目立たなくするタイプ、色補正を重視するタイプ、乾燥対策を意識したタイプなど、それぞれに特徴がありました。
ここでは代表的な歴代商品を整理します。
スキンイリュージョンプライマーUVn
2022年1月22日発売・25ml
SPF50・PA+++。毛穴カバーと肌色補正を両立する3色展開。ヒアルロン酸・水溶性コラーゲン配合。
スキンイリュージョンプライマーUV
2020年2月16日発売・25ml
SPF50+・PA+++。くすみを飛ばし、毛穴の凹凸をカバーする軽やかな使用感の下地。
カラースキンプライマーUV
2019年2月16日発売・25g
SPF20・PA+。5色展開。肌色を補正しながら、毛穴や凹凸をなめらかに整えるタイプ。
モイスチャーグロウベースUV
25g・SPF13・PA++
美容液のような使用感で、しっとりとしたツヤとうるおいを与える保湿重視の下地。
コフレドール グラン カバーフィットベースUV
2016年9月16日発売・25g
SPF29・PA++。くすみや色ムラをカバーする、50代からの高機能カバー下地。
歴代商品のなかでも、スキンイリュージョンプライマーUVnは、コフレドールの下地を代表する商品の一つです。
2022年1月22日に発売され、容量25ml、全3色という構成でした。
特徴は、単純に肌色を明るくするだけでなく、光の散乱を利用して毛穴の凹凸を目立ちにくく見せる設計です。
美容メディア「美的.com」の2024年5月の記事では、従来の10分の1以下という微細なフラッシュカバー粉体を採用し、毛穴カバーと明るい仕上がりの両立を目指した商品として紹介されています。
また、SPF50・PA+++という紫外線防御性能も備えていました。
毛穴の目立ちやすさ、くすみ、肌の色ムラを一つの下地で整えたい人にとって、使いやすい設計だったことが特徴です。
モイスチャーグロウベースUVの特徴一方、乾燥しやすい肌やツヤ感を重視する人に向いていたのがモイスチャーグロウベースUVです。
花王の公式商品情報では、水溶性コラーゲン、ローヤルゼリーエキス、ナイアシンアミドを保湿成分として配合していると説明されています。
美容液のようになじむ感触で、肌をしっとりなめらかに整え、ファンデーションの密着力を高める設計でした。
UV性能はSPF13・PA++です。強い紫外線対策を最優先するタイプというより、保湿と化粧のりを重視する下地だったといえます。
なお、こちらも2024年9月30日をもって生産終了しています。
毛穴つるんとカバー&化粧もち下地UVは別商品?商品を探す際に混同しやすいのが、「毛穴つるんとカバー&化粧もち下地」という表現です。
これはスキンイリュージョンプライマーUVの商品特徴を説明するキャッチコピーとして使われているものです。
独立した別の現行商品名と考える必要はありません。
2020年発売のスキンイリュージョンプライマーUVと、2022年発売のUVnを区別して探すと、通販サイトでの検索ミスを減らせます。
【スキンイリュージョンプライマーUVnの口コミ・評判と色選び】
廃盤になっても名前が検索され続ける背景には、実際に使用した人の評価があります。
アットコスメの商品情報では、スキンイリュージョンプライマーUVnに323件の口コミが掲載されています。2026年11月時点で確認できる評価は5.4です。
ただし、口コミ評価は投稿状況に応じて変化するため、購入時には最新の表示を確認してください。
良い口コミで注目されるポイント口コミで見られる主な評価要点は、次のようなものです。
- 毛穴の凹凸が目立ちにくくなり、肌がなめらかに見える
- グリーンカラーで頬や小鼻の赤みを補正できる
- 薄く伸ばしやすく、ファンデーションとの組み合わせがしやすい
- 肌のくすみを補正して明るい印象に仕上がる
- UVカット機能があるため、日中のベースメイクに取り入れやすい
特にグリーンを使った人からは、赤みの補正を評価する口コミが確認できます。
実際にアットコスメには、グリーンを使って肌の赤みが気になりにくくなったという投稿や、毛穴カバーと伸びのよさを評価する投稿が掲載されています。
気になる口コミ・購入前に知っておきたいこと一方、使用感には個人差があります。
口コミでは、少しベタつきを感じたという意見も確認できます。また、グリーンなどのカラー補正下地は、塗布量が多いと肌色とのバランスが崩れることがあります。
毛穴を目立ちにくく見せる機能についても、毛穴そのものを消したり、肌の凹凸を物理的に治したりするものではありません。
下地を塗る量、肌の水分量、重ねるファンデーションとの相性によって仕上がりは変わります。
カラースキンプライマーUVの色選び2019年発売のカラースキンプライマーUVは全5色でした。
それぞれの色の選び方は次のとおりです。
| カラー | 色選びの目安 |
|---|---|
| 01 グリーン系 | 頬や小鼻の赤みが気になる人 |
| 02 ラベンダー系 | 黄ぐすみや顔色の暗さが気になる人 |
| 03 ホワイト系 | 明るさや透明感をプラスしたい人 |
| 04 コーラル系 | 血色感を補いたい人 |
| 05 ピンク系 | 健康的で明るい肌印象にしたい人 |
色の補正効果は肌色や塗布量によって異なります。特に顔全体に色付き下地を使う場合は、首との色の差が大きくならないように注意しましょう。
なお、カラースキンプライマーUVの全色は生産終了品です。現在購入できるカラーがある場合も、残存在庫によるものと考える必要があります。
【コフレドール下地の代替品は?2026年おすすめの現行商品】
コフレドールの下地が見つからない場合、無理に古い在庫を購入する必要はありません。
現在販売されている化粧下地のなかにも、毛穴カバー、皮脂対策、カラー補正、保湿といった機能を備えた商品があります。
選ぶ際は、以前愛用していたコフレドールの下地がどのような役割を担っていたかを基準にすると、代替品を見つけやすくなります。
1. 毛穴カバーを優先するならアリィー
30g・SPF50+・PA++++
価格目安:2,178円
肌の凹凸や色ムラを補正しながら紫外線を防ぐタイプ。2026年1月31日発売で、美的の2026年UVベストコスメ毛穴カバーUVランキング1位にも選ばれています。
スキンイリュージョンプライマーUVnのように、毛穴を目立ちにくく見せる仕上がりを求める人におすすめです。
2. 皮脂やテカリを抑えたいならセザンヌ
25g・SPF50・PA++++
価格目安:858円
光反射パウダーによる毛穴ぼかしと、皮脂によるテカリ対策を組み合わせた商品です。
コフレドールを使っていたものの、できるだけ価格を抑えて新しい下地に切り替えたい人に向いています。2026年3月4日発売の商品です。
3. 化粧もちとUVカットを重視するならレブロン25ml・SPF50+・PA++++
価格目安:各2,090円
皮脂吸収パウダーを配合し、テカリやヨレを抑える設計。003ブルーは透明感、004パールホワイトはツヤ感を演出します。
コフレドールの化粧もちや肌の明るさを重視していた人は、比較候補に入れたい商品です。2026年3月9日に発売されました。
代替品を選ぶときの判断基準| 重視するポイント | おすすめの選択肢 |
|---|---|
| 毛穴の凹凸をカバー | アリィー |
| 価格を抑えたい | セザンヌ |
| テカリ・化粧崩れ対策 | レブロン |
| 色補正を重視 | カラーコントロールタイプ |
| 乾燥・ツヤを重視 | 保湿美容液タイプ |
コフレドールの下地を長く愛用していた人ほど、商品名だけで代替品を選ばないことが大切です。
毛穴カバーと保湿は別の機能です。毛穴をきれいに見せたいのか、乾燥による粉吹きを抑えたいのかによって、選ぶべき商品は変わります。
【コフレドール下地に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:コフレドールの下地は2026年現在も購入できますか?
A1:購入できる可能性はあります。ただし、メーカーによる生産は終了しており、販売店や通販サイトに残っている在庫が中心です。公式通販の商品ページが残っていても、購入可能とは限りません。
Q2:コフレドールのブランド終了はいつ発表されましたか?
A2:2024年4月1日に発表されました。2024年6月から順次生産を終了し、12月末を目途に販売を終了する方針でした。
Q3:スキンイリュージョンプライマーUVnの後継品はありますか?
A3:コフレドールブランドからの正式な後継下地は、2026年11月時点で確認できません。毛穴カバーを重視するならアリィー、皮脂対策ならセザンヌやレブロンなど、機能が近い現行商品を比較する方法があります。
Q4:スキンイリュージョンプライマーUVとUVnの違いは何ですか?
A4:UVは2020年発売の毛穴カバーを中心とした下地で、UVnは2022年発売の後続商品です。UVnはピンク・グリーン・ラベンダーの3色展開で、毛穴カバーに加えてカラーによる肌印象の補正を提案していました。
Q5:モイスチャーグロウベースUVはまだ販売されていますか?
A5:メーカーでは2024年9月30日に生産を終了しています。公式商品情報は残っていますが、現在は残存在庫を探す商品です。
コフレドールの化粧下地は、2026年現在、メーカーの現行生産品としては販売されていません。2024年4月のブランド終了発表を経て、同年6月から順次生産終了となり、年末を目途に販売終了という流れをたどりました。
スキンイリュージョンプライマーUVn、カラースキンプライマーUV、モイスチャーグロウベースUVなどは、それぞれ毛穴カバー、カラー補正、保湿という異なる魅力を持っていました。愛用者が今も商品を探しているのは、こうした機能の組み合わせに魅力を感じていたからでしょう。
今から購入する場合は、公式商品情報で製造終了状況を確認し、通販や店舗では未開封品かどうか、保管状態や返品条件に問題がないかを確認することが大切です。
特にスキンイリュージョンプライマーUVnのような毛穴カバー重視の商品を探しているなら、アリィーなど2026年の現行商品も比較する価値があります。
長年愛用してきたブランドの商品を手放すのは寂しいものですが、コフレドールが培ってきたベースメイクの魅力は、今の化粧下地を選ぶ際にも役立つ判断基準になります。過去の人気商品にこだわりすぎず、自分の肌悩みや仕上がりの好みに合う一品を選びたいところです。