- 2026年は夏季オリンピックの開催年ではない: 最新の開催済み大会はパリ2024、次回はロサンゼルス2028。 - パリ2024の男子・女子5人制はアメリカが金メダル: 男子はフランスが銀、セルビアが銅。女子はフランスが銀、オーストラリアが銅。 - 日本代表は5人制で苦戦: 男子11位、女子12位。男女とも予選グループで3連敗した。 - 3x3は男女で異なる国が優勝: 男子はオランダ、女子はドイツが金メダルを獲得。 - LA28の日程は公表済み: 5人制は2028年7月12日から30日、3x3は7月16日から22日に予定されている。
【2026年最新】夏季オリンピックのバスケットボール競技日程と最新情報

まず押さえておきたいのは、2026年には夏季オリンピックが開催されないという点だ。
夏季オリンピックは原則4年ごとに開催される。直近のパリ2024が終了し、次の大会は2028年のロサンゼルス大会となる。
2026年時点のオリンピック開催状況| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 前回大会 | パリ2024 |
| 前回大会開催期間 | 2024年7月26日~8月11日 |
| 2026年 | 夏季オリンピック開催なし |
| 次回大会 | ロサンゼルス2028 |
| 次回開催期間 | 2028年7月14日~30日 |
| バスケットボール会場 | Intuit Domeなど |
| 最新スケジュール | 2026年6月9日版の公式競技日程 |
ロサンゼルス2028の大会公式サイトでは、オリンピック全体の開催期間を2028年7月14日から30日と発表している。
加えて、LA28が公開した2026年6月9日版の競技日程には、バスケットボールの予選から決勝までの具体的な日付も掲載されている。つまり、2026年11月現在は、競技日程を確認できる一方、実際の対戦結果やメダル獲得国はまだ決まっていない段階だ。
オリンピックのバスケットボールは2つの競技形式夏季オリンピックのバスケットボールには、次の2種類がある。
- 5人制バスケットボール: 男女それぞれ12チームが参加する伝統的な競技。
- 3x3バスケットボール: 男女それぞれ8チームが参加する、ハーフコートを使用した3人制競技。
3x3は東京2020で初めてオリンピック競技に採用された。5人制とは試合時間や得点方法、選手交代などのルールが異なる。
両競技を同じ「バスケットボール」として一括してしまうと、日程やメダル結果を取り違えやすい。検索する際には、5人制と3x3を区別することが大切だ。
【パリ2024】男子・女子バスケットボールの日程と最終結果
パリ2024の5人制バスケットボールは、2024年7月27日から8月11日まで開催された。
男女とも12か国が出場し、予選グループフェーズから準々決勝、準決勝、メダル決定戦へと進む方式だった。
男子5人制の日程| 日程 | 競技内容 |
|---|---|
| 7月27日~8月5日 | 予選グループフェーズ |
| 8月6日 | 準々決勝 |
| 8月8日 | 準決勝 |
| 8月10日 | 3位決定戦・決勝 |
男子決勝では、アメリカが開催国フランスを98-87で破り、金メダルを獲得した。
フランスはビクター・ウェンバンヤマらを中心に対抗したものの、アメリカの攻撃力を最後まで止められなかった。
3位決定戦ではセルビアがドイツを93-83で下し、銅メダルを手にした。
男子の最終順位は以下の通り。
1. アメリカ
2. フランス
3. セルビア
4. ドイツ
5. カナダ
6. オーストラリア
アメリカは大会を6戦全勝で終えている。
女子5人制の日程| 日程 | 競技内容 |
|---|---|
| 7月28日~8月4日 | 予選グループフェーズ |
| 8月7日 | 準々決勝 |
| 8月9日 | 準決勝 |
| 8月11日 | 3位決定戦・決勝 |
女子決勝はアメリカ対フランスという組み合わせになった。
試合は最後まで接戦となり、アメリカが67-66という1点差でフランスを破った。
この勝利によってアメリカは女子オリンピック通算10度目の金メダルを獲得。さらに8大会連続優勝という記録も更新した。
3位決定戦ではオーストラリアがベルギーを85-81で破り、銅メダルを獲得している。
女子の最終順位は次の通りだ。
1. アメリカ
2. フランス
3. オーストラリア
4. ベルギー
5. スペイン
6. セルビア
決勝で21得点、13リバウンド、4ブロックを記録したエイジャ・ウィルソンは、大会MVPにも選ばれた。
パリ2024の大会結果・エンティティ関係一覧ここまでの大会情報を、競技形式とメダル獲得国、日本代表の成績という観点から整理すると次のようになる。
※開催日程は現地時間。日本代表の5人制順位は日本バスケットボール協会の大会結果報告に基づく。
この一覧から分かるのは、5人制ではアメリカが男女とも頂点に立った一方、3x3では男子と女子で優勝国が異なったことだ。
競技形式によって世界の勢力図が違う点も、オリンピックのバスケットボールを楽しむうえで見逃せない。
【日本代表の結果】男子・女子はなぜ予選突破できなかったのか
日本のバスケットボールファンにとって、パリ2024は期待と悔しさが入り交じる大会となった。
男子は48年ぶりの自力出場を果たし、女子は東京2020の銀メダルを携えて大会に臨んだ。しかし、男女とも予選グループで3連敗し、決勝トーナメント進出を逃している。
男子日本代表の全試合結果男子日本代表はドイツ、フランス、ブラジルと同じグループBに入った。
| 試合日 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
|---|---|---|---|
| 7月27日 | ドイツ | 77-97 | 敗戦 |
| 7月30日 | フランス | 90-94(延長) | 敗戦 |
| 8月2日 | ブラジル | 84-102 | 敗戦 |
最も注目を集めたのは、開催国フランスとの第2戦だった。
日本は試合終盤までリードを保ち、残り10秒ほどの段階でも4点差をつけていた。しかし、フランスのマシュー・ストラゼルが3ポイントシュートを成功させ、さらにフリースローも決めて同点に追いついた。
試合は延長戦に突入し、最終的に日本は90-94で敗れた。
特に河村勇輝に対する終盤のファウル判定は、大会後も長く議論されることになった。
最終的な男子日本代表の順位は11位/12チーム。3試合を通じて勝利を挙げることはできなかった。
女子日本代表の全試合結果女子日本代表は、アメリカ、ドイツ、ベルギーと同じグループCで戦った。
| 試合日 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
|---|---|---|---|
| 7月30日 | アメリカ | 76-102 | 敗戦 |
| 8月1日 | ドイツ | 64-75 | 敗戦 |
| 8月4日 | ベルギー | 58-85 | 敗戦 |
東京2020で銀メダルを獲得した日本は、パリでも上位進出が期待されていた。
しかし、アメリカ戦では高さとフィジカルの差が表れ、リバウンド争いでも苦戦。日本が得意とするスピードと3ポイントシュートを生かそうとしたものの、アメリカの守備を崩し切れなかった。
ドイツ戦では64-75と善戦したが、最後まで主導権を奪えず敗北。ベルギー戦でも相手のサイズとフィジカルへの対応に苦しんだ。
日本バスケットボール協会のテクニカルレポートでは、リバウンドや守備面の課題などが詳しく分析されている。
女子の最終順位は12位/12チームだった。
日本代表の結果から見える課題男子・女子に共通するのは、国際大会におけるフィジカル面と試合の安定性だ。
日本はスピード、運動量、外角シュートを強みとしている。一方、世界の強豪国は高さやリバウンド、ゴール下の攻防でも優位に立てる選手をそろえている。
日本バスケットボール協会が2025年6月に公開したテクニカルレポート2024も、パリ大会の戦いを振り返り、技術、フィジカル、戦術理解などの強化課題を整理している。
単にシュート成功率を上げるだけではなく、相手の守備に対応する判断力や、接戦の終盤で試合をコントロールする力が求められる。
【3x3バスケットボール】パリ2024の日程・結果と日本の出場状況
3x3は5人制とは異なる展開の速さと試合運びが特徴だ。
パリ2024では、2024年7月30日から8月5日まで、パリのコンコルド広場に特設コートが設けられた。
男女それぞれ8チームが参加し、予選プールと決勝トーナメントでメダルを争った。
男子3x3の結果男子3x3ではオランダが優勝し、フランスが銀メダル、リトアニアが銅メダルを獲得した。
決勝トーナメントでは、オランダがリトアニアを20-9で破り、フランスもラトビアを下して決勝へ進出。
地元フランスとの決勝は延長にもつれ込む接戦となり、オランダが勝利を収めた。
女子3x3の結果女子3x3ではドイツが初優勝を果たした。
決勝の相手はスペイン。試合は最後まで競り合い、ドイツが17-16で勝利した。
準決勝ではスペインが前回王者アメリカを延長戦の末に18-16で破っており、波乱の展開も話題になった。
アメリカは3位決定戦でカナダを16-13で下し、銅メダルを獲得している。
日本の3x3代表はなぜ出場しなかった?パリ2024の3x3には、日本の男女代表は出場していない。
これは5人制とは別の出場権獲得制度が設けられていたためだ。
日本は2024年に開催された3x3のオリンピック予選に男女とも挑戦したが、最終的な出場枠を獲得できなかった。
日本バスケットボール協会のテクニカルレポートによると、男子はオリンピック出場を決めたポーランドに1点差で敗れるなど、惜しい試合もあった。
女子も最終的に金メダルを獲得したドイツと予選で対戦し、接戦を経験している。
3x3では個人の能力だけでなく、少人数ならではの連携やスクリーンを使った駆け引き、試合終盤の判断力が勝敗を左右する。5人制とは違った強化が必要になる理由でもある。
【ネットの反応・炎上】日本対フランス戦の判定騒動と噂の真相
パリ2024の男子バスケットボールで、日本国内のSNSを大きく動かしたのがフランス戦終盤のファウル判定だった。
河村勇輝へのファウル判定が議論に2024年7月30日(日本時間31日)、日本はフランスとの予選第2戦に臨んだ。
日本は終盤まで優位に試合を進めていたが、残り約10秒でストラゼルの3ポイントシュートとフリースローによって同点に追いつかれた。
このプレーで河村にファウルが宣告されたことが、SNS上で大きな議論を呼んだ。
日刊スポーツなどの報道によると、「あと16秒」「世紀の大誤審」といった言葉がトレンドに浮上。FIBA公式SNSの試合関連投稿にも批判的なコメントが集まったと報じられている。
選手・監督は判定についてどう語った?試合後、河村は判定について厳しいコールだったとの認識を示しながらも、審判の判断を受け止める姿勢を見せた。
トム・ホーバス監督も、問題となった場面について河村の守備は良いクローズアウトだったと評価している。
つまり、当事者のコメントからも、問題のプレーが非常に際どい判断だったことが分かる。
炎上した判定について、何が事実なのかこの騒動を整理すると、次の3点が重要だ。
- 日本が試合終盤にリードしていたことは公式記録で確認できる。
- 河村にファウルが宣告され、フランスが同点に追いついたことも事実。
- SNSで判定に対する批判が広がったことは複数の報道で確認できる。
一方、SNS上の批判が多かったことと、審判の判定が公式に誤りと確定したことは同じではない。
また、開催国フランスに有利な判定だったという批判だけで、試合操作や意図的な不正があったと結論づけることもできない。
実際の試合結果は日本90-94フランス(延長)。 この試合が大きな反響を呼んだ背景には、日本代表が歴史的な勝利に手をかけていたという状況があった。
単なる判定への不満だけでなく、日本男子バスケットボールが世界の強豪と互角に戦える姿を見せたことも、ファンの関心を集めた理由の一つだ。
【ロサンゼルス2028】バスケットボール競技の最新日程と注目ポイント
次回大会となるロサンゼルス2028では、男女5人制と3x3の両方が実施される。
注目すべきなのは、バスケットボールの競技開始日がオリンピックの開会式よりも早いことだ。
LA28公式の競技日程では、5人制の女子予選が7月12日、男子予選が7月13日に始まる。大会全体の開会式は7月14日なので、バスケットボールは開会式前から試合が始まる予定となっている。
5人制の競技日程| 日程 | 競技内容 |
|---|---|
| 7月12日~20日 | 女子予選 |
| 7月13日~21日 | 男子予選 |
| 7月22日~23日 | 女子準々決勝 |
| 7月24日~25日 | 男子準々決勝 |
| 7月26日 | 女子準決勝 |
| 7月27日 | 男子準決勝 |
| 7月28日 | 女子3位決定戦 |
| 7月29日 | 女子決勝・男子3位決定戦 |
| 7月30日 | 男子決勝 |
特に注目されるのが、7月29日の女子決勝と7月30日の男子決勝だ。
男子決勝はロサンゼルス2028の最終日、7月30日に予定されている。
会場はカリフォルニア州イングルウッドのIntuit Dome。LA28公式の競技日程に掲載された時間は基本的に現地の太平洋時間(PT)である。
3x3の競技日程3x3は5人制より早い7月16日に競技が始まる。
| 日程 | 競技内容 |
|---|---|
| 7月16日~20日 | 男女予選 |
| 7月21日 | 男女プレーイン・準々決勝 |
| 7月22日 | 男女準決勝・メダル決定戦 |
開催場所はValley Complex 3とされている。
男女ともに予選から短期間で決勝まで進むため、5人制とは異なるスケジュールで大会が進行する。
なお、これらは2026年6月9日版の公式競技日程に基づくもので、主催者は大会終了まで変更の可能性があると説明している。
LA28で日本代表に期待されること日本代表にとってロサンゼルス2028は、パリ大会の課題を次につなげる重要な舞台となる。
5人制では男女ともに世界とのフィジカル差への対応が課題だ。特にリバウンド、インサイドの守備、試合終盤の判断力は継続して強化したいポイントとなる。
3x3では少人数の連携や国際大会の経験値、短時間で勝敗を決める勝負強さが問われる。
ただし、2026年11月時点でLA28の日本代表メンバーや具体的な対戦カード、各国の最終出場チームは確定していない。現在公表されている競技日程と、今後発表される代表選考・出場国情報は分けて確認したい。
【よくある質問】夏季オリンピックのバスケットボール競技日程と結果
Q1:2026年に夏季オリンピックのバスケットボールは開催される?
A1:2026年は夏季オリンピックの開催年ではない。直近の大会はパリ2024で、次回はロサンゼルス2028。2028年の5人制は7月12日から30日、3x3は7月16日から22日に予定されている。
Q2:パリ2024のバスケットボールで優勝した国はどこ?
A2:5人制は男子・女子ともにアメリカが優勝した。3x3は男子がオランダ、女子がドイツ。競技形式によって優勝国が異なる。
Q3:パリ2024で日本のバスケットボール代表は何位だった?
A3:5人制男子は11位、女子は12位。男女とも予選グループフェーズで3連敗し、決勝トーナメントには進出できなかった。なお、3x3の男女日本代表は本大会への出場権を獲得していない。
【プロの結論】今後の夏季オリンピックを楽しむためのポイント
夏季オリンピックのバスケットボールは、5人制と3x3を分けて確認することで、日程も結果も正確に把握できる。
パリ2024では、アメリカが5人制の男女で金メダルを獲得した一方、3x3ではオランダとドイツが頂点に立った。日本代表は5人制で厳しい結果となったものの、男子フランス戦のように世界の強豪を追い詰める試合も見せた。
2026年11月現在、次の大きな注目はロサンゼルス2028だ。
特に覚えておきたい日程は次の3つ。
- 2028年7月22日: 3x3のメダル決定戦
- 2028年7月29日: 女子5人制決勝
- 2028年7月30日: 男子5人制決勝
大会の競技日程はLA28公式発表、過去の試合結果はFIBAと日本バスケットボール協会の公式記録を基準に確認すると、SNSの速報や古い情報による混乱を避けやすい。
2028年のロサンゼルス大会で日本代表がどのような進化を見せるのか。パリ2024で浮き彫りになった課題を踏まえながら、今後の代表強化と国際大会の動向に注目したい。
主な情報出典:国際バスケットボール連盟(FIBA)、日本バスケットボール協会(JBA)、日本オリンピック委員会(JOC)、ロサンゼルス2028大会組織委員会、日刊スポーツ、デイリースポーツ。