第108回大会には、全国47都道府県から選ばれた49代表校が出場しました。
北海道と東京都はそれぞれ2地区に分かれるため、都道府県数は47でも代表校数は49になります。日本高野連の開催要項でも、北海道・東京の南北または東西分割を含む49代表制が定められています。
2026年夏の甲子園・49代表校一覧| 地域 | 地区 | 代表校 |
|---|---|---|
| 北海道 | 北北海道・南北海道 | 白樺学園、札幌日大 |
| 東北 | 青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島 | 青森山田、花巻東、横手、鶴岡東、仙台育英、東日大昌平 |
| 関東 | 茨城・栃木・群馬・埼玉・山梨・千葉・東東京・西東京・神奈川 | 霞ケ浦、佐野日大、健大高崎、花咲徳栄、東海大甲府、拓大紅陵、関東第一、八王子実践、横浜 |
| 北信越 | 長野・新潟・富山・石川・福井 | 松商学園、日本文理、高岡商、遊学館、敦賀気比 |
| 東海 | 静岡・愛知・岐阜・三重 | 聖隷クリストファー、享栄、中京、三重 |
| 近畿 | 滋賀・京都・奈良・和歌山・大阪・兵庫 | 八幡商、立命館宇治、天理、智辯和歌山、履正社、社 |
| 中国 | 岡山・鳥取・広島・島根・山口 | 岡山学芸館、鳥取城北、福山、立正大淞南、高川学園 |
| 四国 | 香川・愛媛・徳島・高知 | 英明、新田、鳴門渦潮、明徳義塾 |
| 九州・沖縄 | 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 | 東筑、佐賀商、長崎日大、有明、大分商、日南学園、神村学園、沖縄尚学 |
今回の代表校には、長いブランクを経て甲子園に戻った学校もあれば、初出場を果たした学校もありました。
例えば、秋田代表の横手は57年ぶり2回目、千葉代表の拓大紅陵は24年ぶり6回目の出場。広島の福山、熊本の有明、東京の八王子実践は初出場でした。
一方、智辯和歌山は3年連続29回目、横浜は2年連続22回目、仙台育英は2年連続32回目の出場です。
このように、49校の顔ぶれには伝統校の復活と新勢力の台頭が同時に表れていました。
組み合わせ表で注目された勝ち上がり組み合わせ抽選によって決まったトーナメントは、1回戦から決勝までの一発勝負です。
2026年大会では、準々決勝に天理、三重、仙台育英、智辯和歌山、花巻東、横浜、健大高崎、有明が進出しました。
その後の準決勝では智辯和歌山と横浜、健大高崎と天理が対戦。智辯和歌山と健大高崎が決勝に進みました。
以下は、両チームの準々決勝以降の勝ち上がりを整理したものです。
決勝進出2校の対戦経路・公式記録
この対戦経路を見ると、智辯和歌山は準々決勝で仙台育英、準決勝で横浜という強豪校を破り、決勝に進んでいたことが分かります。
健大高崎も有明、天理を相手にいずれも1点差で勝利しており、投手力と接戦への対応力を示して決勝に進出しました。
【決勝結果を詳しく解説】智辯和歌山が健大高崎を4対3で破り優勝

2026年8月22日、阪神甲子園球場で第108回大会の決勝が行われました。
対戦カードは、和歌山県代表の智辯和歌山と群馬県代表の健大高崎です。
試合開始は午前10時02分。結果は智辯和歌山4-3健大高崎でした。
智辯和歌山は5年ぶり4度目の全国制覇を達成。健大高崎は6回目の出場で初優勝を目指しましたが、あと一歩届きませんでした。
決勝のイニング別スコア| チーム | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 健大高崎 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 |
| 智辯和歌山 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 4 |
序盤に試合を動かしたのは智辯和歌山でした。2回に2点を挙げ、先行する展開を作ります。
健大高崎は5回に1点を返し、8回にはさらに2点を加えて逆転。しかし、その裏に智辯和歌山も2点を奪い返し、再びリードを奪いました。
9回の健大高崎の攻撃を無得点に抑え、智辯和歌山が1点差で逃げ切りました。
8回に両校が2点ずつを取り合ったことが、試合の大きな転換点です。最後まで勝敗の分からない展開となり、決勝にふさわしい接戦になりました。
優勝校と準優勝校の記録| 項目 | 智辯和歌山 | 健大高崎 |
|---|---|---|
| 代表地区 | 和歌山 | 群馬 |
| 出場回数 | 29回目 | 6回目 |
| 決勝結果 | 4-3で勝利 | 3-4で敗戦 |
| 大会成績 | 5年ぶり4度目の優勝 | 準優勝 |
| 決勝開始 | 10時02分 | 10時02分 |
決勝の公式記録では、試合終了は12時06分、観客数は44,700人でした。閉会式は12時22分に始まり、12時50分に終了しています。
この結果によって、第108回大会の優勝校は智辯和歌山に決まりました。
【甲子園の日程で間違えやすいポイント】予定と実際の記録はどう違う?
夏の甲子園の日程を調べる際には、予定表と試合終了後の記録を区別することが欠かせません。
2026年大会では、特に次の3点が混同されやすい情報でした。
1.大会期間18日間と試合開催15日間は別8月5日から22日までの18日間という表現には、休養日3日が含まれています。
実際に試合が行われたのは15日間です。「18日間開催」と「15日間試合開催」は矛盾する数字ではありません。
2.開門時間と試合開始時間は異なる決勝日は8時30分に開門しましたが、決勝戦の開始は10時02分でした。
また、8月5日は16時に開会式が行われ、開幕戦の開始は17時39分です。
観戦予定を立てる際は、入場できる時刻と試合開始時刻を別々に確認する必要があります。
3.順延は必ずしも大会最終日の延期を意味しない8月12日の東海大甲府対健大高崎は13日に順延されましたが、22日の決勝は予定どおり実施されました。
順延が発生したというニュースだけを見て、大会全体が後ろ倒しになったと判断するのは誤りです。
日程変更の有無を確認するときは、対象試合の振り替え日と最終日の実施記録をそれぞれ確認することが大切です。
【よくある質問】夏の甲子園2026の日程に関するFAQ
Q1:2026年の夏の甲子園はいつ開幕し、いつ決勝が行われましたか?
A1:8月5日(水)に開幕し、8月22日(土)に決勝が行われました。会場は兵庫県西宮市の阪神甲子園球場です。
Q2:2026年の夏の甲子園の優勝校はどこですか?
A2:和歌山県代表の智辯和歌山です。決勝で群馬県代表の健大高崎を4対3で破り、5年ぶり4度目の優勝を果たしました。
Q3:8月12日の雨天順延では、どの試合が変更されましたか?
A3:東海大甲府対健大高崎の2回戦です。天候不良が見込まれたため8月13日に順延され、翌日の第1試合として実施されました。健大高崎が1対0で勝利しています。
Q4:2026年大会の休養日はいつでしたか?
A4:8月17日、19日、21日の3日間です。3回戦2日目、準々決勝、準決勝のそれぞれ翌日に設けられました。
Q5:甲子園の2部制とは何ですか?
A5:朝の部と午後の部に分けて試合を行い、朝の第1試合終了後に観客を入れ替える開催方式です。2026年は第3日から第8日まで実施され、暑さによる選手の負担を減らすことが目的でした。
Q6:2026年の夏の甲子園には何校が出場しましたか?
A6:49校です。北海道と東京都がそれぞれ2地区に分かれるため、47都道府県から49代表校が選出されました。
Q7:2026年の決勝戦は何時に始まりましたか?
A7:8月22日(土)の午前10時02分です。試合は12時06分に終了し、智辯和歌山が4対3で勝利しました。
2026年の第108回全国高等学校野球選手権大会は、8月5日に開幕し、8月22日に決勝を迎えました。
49代表校が出場した今大会では、暑さ対策としての2部制や3日間の休養日が設けられ、8月12日には東海大甲府対健大高崎の試合が天候不良の予想によって翌日に順延されました。
それでも決勝は当初の日程どおり8月22日に開催され、智辯和歌山が健大高崎を4対3で破って5年ぶり4度目の優勝を達成しました。
今回の大会を振り返るうえで、押さえておきたい要点は次のとおりです。
- 開幕日:8月5日
- 決勝日:8月22日
- 出場校:49代表校
- 試合開催日:15日間
- 休養日:8月17日・19日・21日
- 主な順延:8月12日の東海大甲府対健大高崎
- 優勝:智辯和歌山
- 準優勝:健大高崎
- 決勝スコア:智辯和歌山4-3健大高崎
大会の公式記録を確認する際は、日本高等学校野球連盟の大会日程・組み合わせ表・試合結果を基準にすると、予定と実際の変更を正しく把握できます。
2026年の夏の甲子園は、暑さ対策と日程調整という大会運営上の課題に向き合いながら、最後は智辯和歌山の優勝で幕を閉じました。49校がつないだ夏の戦いは、第108回大会の記録として残されています。