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都成竜馬七段の現在地は?2026年最新成績と順位戦・竜王戦の実力を徹底解説

玲奈 水無瀬 玲奈 水無瀬 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

将棋棋士の都成竜馬(となり・りゅうま)は、宮崎県出身、谷川浩司十七世名人門下のプロ棋士だ。2026年11月現在、七段として順位戦B級2組に在籍し、竜王戦では2組を主戦場としている。奨励会三段時代に新人王戦を制した異色の経歴を持ち、2025年度の順位戦C級1組では9勝1敗の好成績でB級2組昇級を決めた。

2026年の成績を見ると、順位戦では3勝2敗と中盤戦を迎えている一方、竜王戦2組や王将戦、銀河戦では厳しい結果も残している。年度別勝率、主要棋戦の対局結果、得意戦型を整理すると、都成竜馬がどのような強みを持ち、現在どの位置にいる棋士なのかが見えてくる。

【プロフィール】都成竜馬七段とはどんな棋士?出身・師匠・基本情報

都成竜馬

都成竜馬七段は、関西所属の将棋棋士。1990年1月17日生まれで、2026年11月現在36歳。出身地は宮崎県宮崎市で、師匠は谷川浩司十七世名人だ。

日本将棋連盟の棋士データベースによると、棋士番号は304。2026年現在の段位は七段で、順位戦B級2組、竜王戦2組に所属している。竜王戦では過去に1組在籍も2期経験しており、若手時代から竜王戦で一定の実績を残してきた。

都成竜馬のプロフィール一覧
  • 名前:都成竜馬(となり・りゅうま)
  • 生年月日:1990年1月17日
  • 年齢:36歳(2026年11月現在)
  • 出身地:宮崎県宮崎市
  • 師匠:谷川浩司十七世名人
  • 棋士番号:304
  • 段位:七段
  • プロ入り:2016年4月1日
  • 所属:日本将棋連盟・関西
  • 順位戦:B級2組
  • 竜王戦:2組
師匠・谷川浩司との関係

都成竜馬を語るうえで欠かせない人物が、師匠の谷川浩司十七世名人だ。

谷川は名人獲得経験を持つ将棋界の第一人者であり、長年にわたって関西将棋界を代表してきた棋士でもある。都成はその門下で研鑽を積み、2016年にプロ棋士となった。

2026年度には、師匠と同じ順位戦B級2組に所属している。師弟が同じクラスに在籍することは、順位戦での直接対決という観点からも注目される関係だ。

【経歴・年表】奨励会三段で新人王獲得から七段昇段まで

都成竜馬の経歴で特に注目されるのは、プロ入り前の2013年に新人王戦を制したことだ。

新人王戦は若手棋士を中心とした公式棋戦だが、第44期では奨励会三段だった都成が決勝三番勝負で藤森哲也四段を破り、2勝1敗で優勝した。1970年の創設以来、奨励会三段が新人王となった初めての事例だった。

プロ入り前からプロ棋士を相手に勝ち進み、棋戦優勝まで達成した実績は、当時から高い実力を持っていたことを示している。

都成竜馬の主なキャリアと関係者
時期 関連人物・出来事 経歴・実績 意味
2000年9月 関西奨励会 6級で入会 プロ棋士を目指す修業を開始
2013年 藤森哲也四段 第44期新人王戦で2勝1敗 奨励会三段として史上初の新人王獲得
2016年4月1日 第58回三段リーグ 成績1位で四段昇段 プロ棋士として正式にデビュー
2018年3月15日 順位戦C級1組 五段に昇段 順位戦での昇級が昇段につながる
2019年11月13日 竜王戦5組 金井恒太六段に勝利し六段昇段 竜王戦での昇級実績を積み重ねる
2021年3月25日 竜王戦 七段に昇段 竜王ランキング戦での連続昇級が背景
2026年3月 第84期順位戦C級1組 9勝1敗でB級2組昇級 順位戦で再び大きな前進を遂げる

特に2019年の竜王戦5組昇級者決定戦では、金井恒太六段に140手で勝利。自身初の4組昇級を決めた。その後も竜王戦で昇級を重ね、2021年3月に七段へ昇段している。

そして2025年度の第84期順位戦C級1組では、10局を戦って9勝1敗。上位3名に入り、2026年度からのB級2組昇級を決めた。

奨励会時代の新人王獲得、竜王戦での昇級、順位戦での9勝1敗という実績は、都成竜馬のキャリアを理解するうえで重要な転換点となっている。

【2026年最新成績】年度別勝率と現在の対局状況を分析

都成竜馬の現在の実力を客観的に判断するには、単年の勝敗だけでなく、複数年度の成績を比較する必要がある。

日本将棋連盟の公式棋士データベースでは、2026年11月1日対局分までの今年度成績として、11局5勝6敗、勝率0.4545が掲載されている。未放映のテレビ対局は通常の集計対象から除外されるため、対局記録を掲載する他の棋士データベースとは集計数に差が生じる場合がある。

年度別成績・勝率の推移
  • 2026年度:5勝6敗、勝率0.4545(日本将棋連盟の11月1日時点の掲載値)
  • 2025年度:23勝13敗、勝率0.639
  • 2024年度:25勝18敗、勝率0.581

2024年度は勝率58.1%、2025年度は63.9%と、2年連続で5割を上回った。特に2025年度は36局で23勝を挙げており、年間を通じて安定した勝ち星を積み重ねた。

一方、2026年度は11月初めの公式集計で勝率45.45%。前年までと比較すると数字は低下している。ただし、年度の途中経過であり、順位戦の残り対局や他棋戦の結果によって最終的な評価は変わる。

2026年の主な対局結果

2026年度の個別対局記録を見ると、勝敗の両面で注目すべき結果がある。

  • 4月10日:王将戦一次予選で佐藤紳哉七段に勝利
  • 4月10日:王将戦一次予選で高田明浩五段に敗戦
  • 6月2日:銀河戦で宮嶋健太四段に敗戦
  • 6月12日:竜王戦2組昇級者決定戦で佐々木大地七段に敗戦
  • 7月15日:順位戦で三浦弘行九段に勝利
  • 8月5日:順位戦で及川拓馬七段に勝利
  • 8月26日:順位戦で佐藤和俊七段に勝利
  • 10月7日:棋聖戦二次予選で中村太地八段に勝利
  • 10月16日:王位戦予選で石川優太五段に敗戦
  • 10月28日:順位戦で戸辺誠七段に敗戦

2026年の対局では、順位戦の勝ち星が目立つ一方、トーナメント形式の棋戦では上位進出に届かない結果も出ている。棋戦ごとに勝ち上がりの条件や対戦相手が異なるため、単純な勝率だけでは競技力の全体像を判断できない。

【順位戦B級2組】第85期の成績は3勝2敗!昇級争いの現在地

2026年の都成竜馬を評価するうえで、最も重要な棋戦の一つが第85期名人戦・順位戦B級2組だ。

都成は第84期C級1組を9勝1敗で突破し、2026年度からB級2組に昇級した。B級2組はA級、B級1組に続く順位戦のクラスであり、各棋士が原則11局を戦うリーグ戦だ。第85期の昇級枠は3名となっている。

第85期B級2組の対局結果

10月28日の第6回戦終了時点で、都成の成績は3勝2敗。第5回戦は抜け番だったため、実際に対局したのは5局となる。

  • 第1回戦・6月17日:岡部怜央六段に敗戦
  • 第2回戦・7月15日:三浦弘行九段に勝利
  • 第3回戦・8月5日:及川拓馬七段に勝利
  • 第4回戦・8月26日:佐藤和俊七段に勝利
  • 第5回戦:抜け番
  • 第6回戦・10月28日:戸辺誠七段に敗戦

開幕戦では岡部怜央六段に敗れたものの、その後は三浦弘行九段、及川拓馬七段、佐藤和俊七段に3連勝。中盤に入る前に勝ち越しを確保した。

しかし、10月28日の戸辺誠七段戦では敗れ、3勝2敗となった。ここから昇級争いに食い込むには、残る対局で勝ち星を伸ばす必要がある。

今後の順位戦スケジュール

11月3日時点で確認できる主な対局予定は次の通り。

  • 11月18日:斎藤明日斗六段戦
  • 12月9日:石井健太郎七段戦
  • 2027年1月13日:渡辺和史七段戦
  • 2027年2月3日:羽生善治九段戦
  • 2027年3月10日:北浜健介八段戦

特に11月18日の斎藤明日斗六段戦は注目したい。斎藤は10月28日時点で6戦全勝と、B級2組の昇級争いをリードしている棋士の一人だ。

この対局で都成が勝てば、昇級争いに向けて大きな弾みがつく。一方で敗れれば、残りの対局での巻き返しが必要になる。

なお、3勝2敗という数字だけで昇級の可能性を判断することはできない。同じ勝敗数の棋士が複数いるため、今後の直接対決や最終成績、順位の差も関係してくる。

【竜王戦2組・王将戦・銀河戦】2026年の主要棋戦を検証

都成竜馬は順位戦だけでなく、竜王戦、王将戦、銀河戦など複数の公式棋戦に参加している。2026年度は各棋戦で異なる結果を残している。

第39期竜王戦2組の結果

竜王戦は、棋士が1組から6組までの各組でランキング戦を戦い、上位者が決勝トーナメントへ進む棋戦だ。

都成は2026年1月21日の2組ランキング戦1回戦で藤井猛九段に勝利した。しかし、3月12日の2回戦では久保利明九段に敗れた。

その後、1組昇級を目指す昇級者決定戦に回ったものの、6月12日の2回戦で佐々木大地七段に敗戦。第39期の2組では本戦出場や1組昇級を実現できなかった。

ただし、2組に所属していること自体が一定の実績を示す。過去には1組在籍も2期経験しており、竜王戦で上位クラスを戦ってきたキャリアは評価できる。

王将戦では一次予選で敗退

第76期王将戦では、4月10日に一次予選で2局を戦った。

最初の対局では佐藤紳哉七段に勝利したが、続く高田明浩五段戦では敗戦。一次予選の段階で敗退となり、挑戦者決定リーグ進出には届かなかった。

王将戦は、予選を勝ち抜いた棋士が挑戦者決定リーグへ進む構造になっている。都成にとっては、最初の勝利を次の勝ち上がりにつなげられなかった棋戦となった。

銀河戦は第34期Cブロックで敗退

銀河戦では、6月2日に行われた第34期Cブロック6回戦で宮嶋健太四段に敗れた。

銀河戦はテレビ放送を通じても将棋ファンに知られる公式棋戦で、各ブロックの勝ち上がりが決勝トーナメントにつながる。都成は今回、ブロック戦で上位進出を逃した。

このほか、2026年10月7日の第98期棋聖戦二次予選では中村太地八段に勝利している。主要棋戦の結果を総合すると、勝ち上がりを実現した棋戦と、予選や途中段階で敗退した棋戦が分かれている。

【得意戦型と棋風】都成竜馬の将棋は何が強い?実力を客観評価

都成竜馬の棋風を理解するには、居飛車と振り飛車のどちらを中心に指すのか、また具体的にどの戦型を採用しているのかを見るとよい。

将棋データベースの過去2年間の戦型登録40局を対象とした集計では、居飛車系の採用が目立つ。特定の戦型だけに依存するというより、相手や局面に合わせて複数の作戦を選択している。

過去2年間の主な戦型傾向
  • 居飛車の力戦:25.0%
  • 矢倉:15.0%
  • 相掛かり:15.0%
  • 雁木:10.0%
  • 角換わり:5.0%
  • 対振り飛車:5.0%
  • 三間飛車:7.5%
  • 角交換振り飛車:7.5%
  • 相振り飛車:7.5%
  • 中飛車:2.5%

最も多いのは居飛車の力戦で、矢倉と相掛かりも比較的多い。これらの数字からは、定跡に沿った将棋だけでなく、局面ごとの判断が問われる展開にも対応していることがうかがえる。

ただし、採用頻度は勝率とは異なる。居飛車の力戦が25%だからといって、同戦型で最も勝っていると断定することはできない。戦型別の勝敗を評価する場合には、対局数と勝率を別々に確認する必要がある。

七段としての実力をどう評価するか

都成竜馬の実力を評価する際には、次の3点が重要になる。

第一に、順位戦での安定した昇級実績。第84期C級1組で9勝1敗を記録したことは、長期間にわたるリーグ戦で高い勝率を維持できることを示す。順位戦での成績は、一発勝負のトーナメントとは異なる継続的な実力を測る材料になる。

第二に、竜王戦上位クラスでの経験。1組在籍2期、現在の2組所属という経歴は、上位棋士との対戦経験を積んできたことを示している。竜王戦での昇級実績も七段昇段につながった。

第三に、2026年度の成績をどう立て直すか。公式集計の勝率は45.45%で、2025年度の63.9%を下回る。今後、順位戦で勝ち越しを維持できるか、他の棋戦で上位進出を実現できるかが、現在の実力を判断するポイントになる。

都成はタイトル獲得を前面に出してきた棋士というより、順位戦や竜王戦で実績を積み重ねてきた実力派だ。新人王戦の優勝、竜王戦1組の経験、C級1組9勝1敗という実績を合わせて考えると、七段という肩書だけでは捉えきれないキャリアの厚みがある。

【都成竜馬の実力を総括】プロの結論と注目すべきポイント

都成竜馬は、奨励会時代から高い実力を示し、2013年には新人王戦で歴史的な優勝を成し遂げた棋士だ。2016年のプロ入り後も竜王戦で昇級を重ね、2021年には七段に昇段。さらに2025年度には順位戦C級1組で9勝1敗を記録し、B級2組への昇級を決めた。

2026年11月現在の評価は、上位クラスでの経験と順位戦の実績を持つ一方、今年度は勝率の改善が課題というものになる。

今後の注目要点は、次の3つだ。

  • 順位戦:第85期B級2組で残り5局をどう戦い、昇級争いに加われるか。
  • 竜王戦:次期の2組で再び上位進出を目指せるか。
  • 年度成績:2025年度の勝率63.9%に近い水準まで調子を戻せるか。

特に11月18日の斎藤明日斗六段戦は、今期の順位戦を占う重要な対局となる。3勝2敗からさらに勝ち星を伸ばせるかどうかが、B級2組での現在地を判断する材料になるだろう。

都成竜馬に関するよくある質問(FAQ)

Q1:都成竜馬は現在何段ですか?
A1:2026年11月現在、七段です。2021年3月25日に竜王ランキング戦での実績を背景に七段へ昇段しました。

Q2:都成竜馬の2026年度の順位戦成績は?
A2:第85期B級2組で、10月28日の第6回戦終了時点で3勝2敗です。次の対局は11月18日の斎藤明日斗六段戦です。

Q3:都成竜馬は新人王を獲得していますか?
A3:はい。2013年の第44期新人王戦で藤森哲也四段を2勝1敗で破り、奨励会三段として史上初の新人王となりました。

Q4:都成竜馬の得意戦型は何ですか?
A4:過去2年間の戦型登録では、居飛車の力戦が25%で最多です。矢倉と相掛かりもそれぞれ15%を占めています。複数の戦型を採用する柔軟さが特徴です。

Q5:都成竜馬は竜王戦で何組に所属していますか?
A5:2026年現在は2組です。過去には1組在籍も2期経験しています。第39期竜王戦では2組ランキング戦と昇級者決定戦に出場しましたが、いずれも途中で敗退しました。

都成竜馬七段は、2013年の新人王戦優勝から2016年のプロ入り、2021年の七段昇段、そして2026年度のB級2組昇級まで、着実にキャリアを積み重ねてきた棋士だ。

2026年は第85期順位戦B級2組で3勝2敗。第39期竜王戦2組や王将戦、銀河戦では厳しい結果もあったが、棋聖戦二次予選では勝利を挙げている。

年度別勝率を見ると2025年度は63.9%、2026年度は公式集計で45.45%。今期の成績を回復させることが今後の課題だ。

都成竜馬の実力を判断するなら、七段という段位だけでなく、順位戦の昇級実績、竜王戦での所属クラス、年間勝率、戦型の幅を合わせて見ることが大切だ。次の注目局は11月18日の斎藤明日斗六段戦。B級2組でどこまで勝ち星を伸ばせるか、今後の対局から目が離せない。

主な事実確認資料: 日本将棋連盟の棋士データベース・年度別成績・第85期順位戦公式対戦表、第84期順位戦公式結果、棋士別成績一覧、戦型統計、2013年新人王戦の報道記録。

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玲奈 水無瀬
トレンドリサーチャー 玲奈 水無瀬
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タレントの経歴・学歴・家族構成は公式サイトと公表資料のみで検証。誤記を見つけたら即日に修正する方針で執筆している。

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