2026年度の高校サッカー選手権に出場する学校はどこなのか。第105回全国高校サッカー選手権大会の都道府県予選は10月から各地で進み、11月3日時点で全国48代表枠のうち8校が出場権を獲得した。残る40枠は、11月7日から15日にかけて行われる各都道府県の決勝で決まる予定だ。
すでに青森山田、聖和学園、尚志、丸岡、米子北、岡山学芸館などの全国大会出場が決定。加えて、明桜と羽黒も代表の座をつかんでいる。この記事では、2026年11月3日時点の最新情報を基に、決定済みの代表校、決勝スコア、出場回数、都道府県別の決勝日程、組み合わせ抽選会や全国大会の開催日まで整理する。
【速報】高校サッカー選手権2026の出場校はどこ?11月3日時点で8校が決定

第105回全国高校サッカー選手権大会の出場枠は、全国で48校。日本サッカー協会(JFA)の大会概要によると、46道府県から各1校、加盟校数が最も多い東京都から2校が出場する仕組みだ。
つまり、出場枠は47都道府県に対して48チームとなる。東京だけがA・Bの2代表制を採用している点は、全国の出場校一覧を見る際に押さえておきたいポイントである。
11月3日時点で代表決定済みなのは次の8校だ。
- 青森県:青森山田高校
- 宮城県:聖和学園高校
- 秋田県:明桜高校
- 山形県:羽黒高校
- 福島県:尚志高校
- 福井県:丸岡高校
- 鳥取県:米子北高校
- 岡山県:岡山学芸館高校
フットボールチャンネルの11月2日更新の代表校一覧でも、決定8校、未決定40代表という状況が掲載されている。11月3日現在、全国大会の出場校がすべて出そろったわけではない。
特に東北勢では青森山田、聖和学園、尚志という全国的な知名度を持つ学校が早い段階で代表を決定。北信越では伝統校の丸岡、中国地方では米子北と岡山学芸館が全国への切符をつかんだ。
【確定校一覧】都道府県予選の決勝結果・出場回数を比較
ここでは、11月3日までに代表が確定した8校について、都道府県予選の決勝結果と全国大会への出場回数をまとめる。
| 都道府県 | 代表校 | 決勝結果 | 出場回数 |
|---|---|---|---|
| 青森 | 青森山田 | 2-0 八戸学院野辺地西 | 30大会連続32回目 |
| 宮城 | 聖和学園 | 1-0 東北生文大高 | 2大会連続7回目 |
| 秋田 | 明桜 | 4-3 秋田商 | 3大会ぶり7回目 |
| 山形 | 羽黒 | 4-2 米沢中央 | 4大会ぶり10回目 |
| 福島 | 尚志 | 3-2 帝京安積 | 6大会連続17回目 |
| 福井 | 丸岡 | 5-0 福井商 | 3大会ぶり35回目 |
| 鳥取 | 米子北 | 9-0 境 | 17大会連続22回目 |
| 岡山 | 岡山学芸館 | 2-1 作陽学園 | 6大会連続9回目 |
青森県代表は青森山田高校。決勝では八戸学院野辺地西を2-0で下し、30大会連続32回目の全国大会出場を決めた。
青森山田は全国高校サッカー選手権の歴代優勝校にも名を連ねる強豪だ。第102回大会(2023年度)では優勝を果たし、第100回大会(2021年度)でも頂点に立っている。
長期間にわたって全国大会に出場し続けていることは、青森県内での競争力だけでなく、選手育成やチームづくりを継続してきた実績を示すものでもある。今大会でも全国の優勝候補を考える際に、まず名前が挙がる学校の一つだ。
聖和学園高校:宮城県予選を1-0で制して7回目の出場宮城県からは聖和学園高校が代表に決まった。決勝の相手は東北生文大高で、結果は1-0。接戦をものにして2大会連続7回目の全国大会出場を果たした。
聖和学園は東北地方の高校サッカーを語るうえで存在感のある学校だ。決勝で1点を守り切った結果からも、全国大会への切符を懸けた試合の緊張感が伝わる。
尚志高校:6大会連続17回目の出場を決める福島県代表は尚志高校。決勝では帝京安積と対戦し、3-2で勝利した。これにより6大会連続17回目の選手権出場が決まった。
尚志は前回の第104回大会でも準決勝まで進出した実績を持つ。2025年度大会のベスト4という結果を踏まえると、今大会でも上位進出への期待が集まる学校だ。
福島県予選の決勝も3-2という僅差の結果であり、全国大会に向けて競争力の高いチームが代表権を獲得した。
丸岡高校:35回目の出場となる福井県の伝統校福井県代表は丸岡高校。決勝で福井商を5-0で破り、3大会ぶり35回目の全国大会出場を決めた。
今回の8校の中でも、35回という出場回数は際立っている。全国高校サッカー選手権の長い歴史の中で、丸岡が積み重ねてきた実績の大きさがうかがえる。
前回出場から3大会ぶりの復帰という点も注目材料だ。全国大会でどのような戦いを見せるか、福井県のサッカーファンにとっても楽しみな大会となる。
米子北高校:17大会連続22回目の出場鳥取県代表は米子北高校。決勝で境高校に9-0と大差をつけ、17大会連続22回目の全国大会出場を決めた。
決勝での9得点は、今回の確定8校の中でも目を引くスコアだ。さらに17大会連続という記録からは、鳥取県内で安定した競争力を維持していることが分かる。
連続出場の実績を全国大会でどこまで生かせるかが見どころとなる。
岡山学芸館高校:6大会連続9回目の全国大会へ岡山県代表は岡山学芸館高校。決勝で作陽学園を2-1で下し、6大会連続9回目の出場を決めた。
岡山学芸館は第101回大会(2022年度)の優勝校でもある。岡山県勢として初めて全国制覇を達成した実績があり、選手権の歴代優勝校としても知られている。
6大会連続で全国の舞台に立つ今回、過去の優勝経験を持つ学校がどこまで勝ち上がるかにも注目したい。
明桜・羽黒も代表決定秋田県代表の明桜高校は、決勝で秋田商を4-3で下して3大会ぶり7回目の出場を決めた。
山形県代表の羽黒高校は米沢中央との決勝に4-2で勝利。4大会ぶり10回目の全国大会出場となった。
両校とも東北地方の代表として全国大会に臨む。青森山田、聖和学園、尚志と合わせ、東北勢の代表校がどのような存在感を示すかも第105回大会の見どころだ。
【未確定40枠】都道府県別の予選決勝日程はいつ?
11月3日時点で決定していないのは40代表。都道府県予選の決勝は11月7日、8日、14日、15日の4日間に集中している。
サッカーキングが掲載する第105回大会の都道府県予選日程を基に、決勝予定日を整理すると次のとおりだ。
11月7日(土):10代表が決定予定11月7日は次の10地域で決勝が予定されている。
- 滋賀県
- 沖縄県
- 岐阜県
- 奈良県
- 茨城県
- 京都府
- 島根県
- 熊本県
- 富山県
- 香川県
関東では茨城県、北信越では富山県、近畿では滋賀・京都・奈良、中国地方では島根県などの代表が決まる予定となっている。
11月8日(日):12代表が決定予定11月8日は今回の予選日程で最も多い12地域が決勝を迎える。
- 北海道
- 岩手県
- 神奈川県
- 新潟県
- 長野県
- 石川県
- 福岡県
- 広島県
- 愛媛県
- 長崎県
- 鹿児島県
- 佐賀県
北海道や岩手県など、東北・北海道地域の代表もこの日に決まる見込みだ。神奈川県や新潟県、長野県といった強豪校が集まる地域の決勝も見逃せない。
11月14日(土):10代表が決定予定11月14日は以下の10地域で決勝が予定されている。
- 三重県
- 宮崎県
- 兵庫県
- 栃木県
- 千葉県
- 静岡県
- 大阪府
- 徳島県
- 山梨県
- 愛知県
静岡県、愛知県、大阪府、千葉県など、全国大会での実績が豊富な学校が集まる地域の代表決定が控えている。予選の勝ち上がり次第では、最後まで目が離せない展開になりそうだ。
11月15日(日):最後の8代表が決定予定11月15日は全国大会出場校が出そろう予定の最終日。次の8代表が決まる。
- 群馬県
- 東京A
- 大分県
- 山口県
- 和歌山県
- 東京B
- 高知県
- 埼玉県
東京都はA・Bの2代表がそれぞれ決勝を行う。東京都の代表枠は2校のため、ほかの都道府県とは異なる2チーム選出の仕組みになっている。
11月15日までに残る40代表が確定すれば、第105回大会の全48校が出そろう。その翌日の11月16日には組み合わせ抽選会が予定されている。
【大会概要】組み合わせ抽選会2026と全国大会の日程・放送予定
各都道府県の代表が決まった後は、全国大会の組み合わせに注目が移る。日本サッカー協会が2026年10月21日に公表した大会概要では、第105回全国高等学校サッカー選手権大会の日程が正式に示されている。
組み合わせ抽選会は11月16日組み合わせ抽選会は2026年11月16日(月)に実施予定だ。
全48校の対戦カードやトーナメントの位置が決まるため、出場校のファンにとって重要な日程となる。どの強豪校が初戦で対戦するのか、連続出場校同士の対決が実現するのかなど、抽選結果によって大会への注目度も大きく変わる。
第105回全国高校サッカー選手権の開催日程- 2026年12月28日(月):開会式・開幕戦
- 2026年12月29日(火):1回戦
- 2026年12月31日(木):2回戦
- 2027年1月2日(土):3回戦
- 2027年1月4日(月):準々決勝
- 2027年1月9日(土):準決勝
- 2027年1月11日(月・祝):決勝
決勝の会場はMUFGスタジアム(国立競技場)。年末に開幕し、年明けの成人の日に全国の頂点が決まるスケジュールだ。
大会方式と試合時間全国大会は48チームによるノックアウト方式で実施される。敗れれば敗退となる一発勝負で、優勝から第3位までを決定する。3位決定戦は行われない。
試合時間は準々決勝まで80分、準決勝と決勝は90分。決勝以外で同点の場合はPK戦で勝者を決める。決勝のみ延長戦を実施し、それでも決着しない場合はPK戦となる。
テレビ放送・ライブ配信大会概要によると、民間放送43社によるテレビ放送が予定されている。また、民放公式テレビ配信サービスのTVerとSPORTS BULLでは、全試合の無料ライブ配信が予定されている。
全国大会のチケット発売は11月22日(日)午前10時から。現地観戦を希望する場合は、組み合わせ発表後に会場と試合日程を確認しておきたい。
【歴代優勝校】第105回大会で注目したい強豪校と選手権の歴史
高校サッカー選手権の魅力は、単に各都道府県の代表が集まることだけではない。過去の優勝実績を持つ学校が再び全国の舞台に立つ一方、初出場や久々の出場を果たした学校が新しい歴史をつくる可能性もある。
日刊スポーツの歴代優勝校一覧によると、直近4大会の優勝校は次のとおりだ。
- 第104回(2025年度):神村学園(鹿児島)
- 第103回(2024年度):前橋育英(群馬)
- 第102回(2023年度):青森山田(青森)
- 第101回(2022年度):岡山学芸館(岡山)
この中で、第105回大会の出場権を11月3日までに獲得しているのが青森山田と岡山学芸館だ。両校は過去の優勝実績に加え、今大会でも予選を勝ち抜いた代表校として注目される。
一方、前回優勝校の神村学園や前橋育英については、過去の優勝実績と今大会の出場決定状況を分けて見る必要がある。歴代優勝校だからといって、自動的に翌年の出場権が与えられるわけではない。全国大会に進むには、各都道府県の予選を勝ち抜かなければならない。
出場回数だけでは測れない全国大会の面白さ今回の代表決定校を見ると、青森山田の32回目、丸岡の35回目、米子北の22回目など、長年にわたって全国の舞台に立ってきた学校が並ぶ。
ただし、出場回数は過去の実績を示す数字であり、今大会の勝敗を保証するものではない。高校年代のチームは選手の入れ替わりが大きく、同じ学校でも年度によって戦力やチームカラーは異なる。
全国大会をより深く楽しむなら、過去の出場回数だけでなく、直近の予選結果、決勝の得点差、連続出場の背景、そして組み合わせ抽選後の対戦相手まで確認することが大切だ。
【プロの結論】高校サッカー選手権の出場校情報で押さえるべき3つのポイント
11月3日時点の第105回全国高校サッカー選手権大会は、代表48枠のうち8校が確定し、残る40枠の争いが続いている段階だ。ここから大会情報を追う際には、次の3点を意識したい。
1. 代表決定と予選決勝の日程を分けて確認する都道府県予選の決勝日が公表されていても、その時点では代表校が決まっているわけではない。例えば11月8日決勝予定の岩手県や北海道は、決勝の結果が出るまでは出場校を確定できない。
出場校一覧を確認するときは、学校名が掲載されているかだけでなく、代表決定済みなのか、決勝予定日が記載されているだけなのかを区別することが重要だ。
2. 出場回数と直近の大会成績をセットで見る青森山田や丸岡のように出場回数が多い学校は、長い歴史と経験を持つ。一方、尚志のように前回大会でも上位に進出した学校は、直近の全国大会での実績にも注目できる。
歴史的な実績と現在のチーム力は別の指標である。優勝候補を見極める際には、過去の優勝回数だけでなく、最近の公式戦成績や組み合わせも判断材料にしたい。
3. 11月16日の抽選会後にトーナメント全体を確認する全48校が決まった後、組み合わせ抽選会によって対戦カードが確定する。抽選前に強豪校の名前だけで優勝争いを予想するよりも、初戦の相手、勝ち上がった場合の対戦候補、準々決勝までの道筋を確認した方が大会の見通しを立てやすい。
特に48校によるノックアウト方式では、序盤の対戦相手が大会の流れを左右する。代表校の顔ぶれとトーナメント表を合わせて見ることが、選手権観戦を楽しむための有効な方法だ。
高校サッカー選手権の出場校に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年度の高校サッカー選手権出場校は全部決まっていますか?
A1:2026年11月3日時点では、まだ全校は決まっていない。48代表枠のうち8校が決定し、残る40枠は11月7日から15日にかけて行われる都道府県予選の決勝で決まる予定だ。
Q2:第105回全国高校サッカー選手権大会は何校が出場しますか?
A2:全国48校が出場する。46道府県から各1校、東京都から2校が選出されるため、47都道府県で48代表枠となる。
Q3:高校サッカー選手権2026の組み合わせ抽選会はいつですか?
A3:2026年11月16日(月)に予定されている。各都道府県の代表校が出そろった後、全国大会のトーナメント組み合わせが決まる。
Q4:第105回全国高校サッカー選手権大会の開幕日と決勝日はいつですか?
A4:2026年12月28日(月)に開幕し、2027年1月11日(月・祝)に決勝が行われる。決勝会場はMUFGスタジアム(国立競技場)だ。
Q5:高校サッカー選手権の試合は無料で視聴できますか?
A5:大会概要では、TVerとSPORTS BULLによる全試合無料ライブ配信が予定されている。また、民間放送43社によるテレビ放送も実施予定となっている。
第105回全国高校サッカー選手権大会は、2026年11月3日時点で青森山田、聖和学園、明桜、羽黒、尚志、丸岡、米子北、岡山学芸館の8校が出場を決めている。残る40枠は11月7日、8日、14日、15日の都道府県予選決勝で決定する予定だ。
全国大会の組み合わせ抽選会は11月16日。開幕は12月28日で、2027年1月11日に国立競技場で決勝を迎える。
青森山田や岡山学芸館といった歴代優勝校の復活ではなく、継続的な出場実績を持つ両校が今大会でも代表権を獲得したこと、そして丸岡や米子北など伝統校も全国への切符をつかんだことが、現時点での大きな見どころだ。
11月15日までの代表決定と翌16日の組み合わせ抽選会を経て、いよいよ全国大会の全貌が明らかになる。各都道府県の予選結果と代表校の最新情報を確認しながら、冬の高校サッカー日本一を懸けた戦いに注目したい。
参照した主な資料:日本サッカー協会の第105回大会概要、サッカーキングの都道府県予選結果、フットボールチャンネルの11月2日更新代表校一覧、日刊スポーツの歴代優勝校記録。