2026年11月3日時点で、SAMURAI BLUEは3月から10月までに国際試合を11試合消化している。スコアを90分間の結果で集計すると、8勝2分け1敗、18得点8失点、得失点差はプラス10となる。
特に注目したいのは、ワールドカップ後の成績だ。9月のウルグアイ戦、ベネズエラ戦に連勝し、10月のキリンカップサッカー2026でもエクアドル、ニュージーランドを破って大会優勝を果たした。
なお、エクアドル戦は90分では0-0だったものの、PK戦を5-4で制している。この試合を勝利に含めるJFAの結果表記では、年間成績は9勝1分け1敗となる。
| 集計項目 | 2026年11月3日時点 |
|---|---|
| 試合数 | 11試合 |
| 90分間の勝利 | 8試合 |
| 引き分け | 2試合 |
| 敗戦 | 1試合 |
| 得点 | 18点 |
| 失点 | 8点 |
| 得失点差 | +10 |
| PK戦 | エクアドル戦で勝利 |
この数字から見えてくるのは、ワールドカップでの経験を経て、秋の代表戦でも結果を残していることだ。もっとも、親善試合での勝利とワールドカップの勝ち上がりでは、対戦相手の強度も試合の重圧も異なる。両方を分けて評価する必要がある。
【W杯全試合の結果】日本はグループFを2位で突破

FIFAワールドカップ2026で、日本はグループFに入った。
対戦相手はオランダ、チュニジア、スウェーデン。初戦から強豪オランダと対戦する厳しい組み合わせだったが、日本は最終的に1勝2分け、勝ち点5でグループ2位となり、ラウンド32へ進出した。
第1戦:日本 2-2 オランダ(6月15日)大会初戦は、2度のリードを許しながら追いつく展開となった。
オランダは50分にフィルジル・ファン・ダイクのヘディングで先制。日本は57分、中村敬斗のゴールで同点に追いついた。
しかし64分にクリセンシオ・サマーフィルの得点で再びリードを許す。それでも87分、伊東純也のコーナーキックから生まれたチャンスに鎌田大地が反応し、土壇場で2-2とした。
JFAの公式マッチレポートでは、2度のビハインドをはね返した粘り強さが紹介されている。
結果:引き分け(勝ち点1)
第2戦:日本 4-0 チュニジア(6月21日)チュニジア戦は、日本の攻撃力が際立った試合だった。
得点者は以下の通り。
- 4分:鎌田大地
- 31分:上田綺世
- 69分:伊東純也
- 83分:上田綺世
上田綺世が2ゴールを記録し、伊東純也も得点。日本は4-0で快勝した。
この4得点は、当時の日本代表にとってワールドカップ1試合最多得点記録を更新するものだった。従来の記録は2010年南アフリカ大会のデンマーク戦で記録した3得点だった。
攻撃の組み立てだけでなく、ボールを失った後の素早い守備への切り替えも勝因となった。
結果:4-0で勝利(勝ち点3)
第3戦:日本 1-1 スウェーデン(6月26日)グループステージ突破を懸けた最終戦では、スウェーデンと対戦した。
56分、堂安律と上田綺世の連係から前田大然がゴールを決め、日本が先制する。
しかし62分、アンソニー・エランガに得点を許して1-1となった。
終盤はスウェーデンの攻撃を受ける時間も長くなったが、GK鈴木彩艶の好セーブなどで追加失点を防いだ。
日本はこの引き分けによって勝ち点5を獲得。グループFの2位で決勝トーナメント進出を決めた。
結果:引き分け(勝ち点1)
ラウンド32:日本 1-2 ブラジル(6月30日)決勝トーナメント初戦の相手は、サッカー王国ブラジルだった。
日本は29分、佐野海舟が中盤でボールを奪い、そのまま持ち上がって右足でシュート。日本が先制に成功した。
しかし後半に入るとブラジルが攻撃の形を修正。56分にカゼミーロのヘディングで同点とされ、試合終盤にはガブリエウ・マルティネッリに逆転ゴールを決められた。
最終スコアは1-2。
日本はラウンド32で敗退し、目標としていたベスト16以上への進出はならなかった。
この試合で注目すべきなのは、先制後の試合運びだ。前半は守備ブロックを維持してブラジルの攻撃を抑えていたものの、後半は相手のサイド攻撃とクロスへの対応を迫られ、自陣に押し込まれる時間が増えた。
先制できる力と、リードを守り切る力は別物である。その差が結果に表れた試合だった。
【2026年の試合結果一覧】日本代表の対戦相手・スコア・勝敗
ここでは、ワールドカップだけでなく、2026年3月から10月までのSAMURAI BLUEの試合結果を時系列で整理する。
出典:JFAの2026年SAMURAI BLUE公式試合日程・結果、各試合の公式記録。日付は日本時間。
この一覧で押さえておきたいのは、春の欧州遠征から秋の国内開催試合まで、対戦相手の地域やプレースタイルが幅広いことだ。
特にスコットランドとイングランドに連勝した3月・4月の欧州遠征は、ワールドカップ本大会に向けた強化という意味でも重要だった。
また、9月以降の試合では上田綺世が継続的に得点を記録。攻撃陣の得点源として存在感を示している。
【秋の国際試合を総括】ウルグアイ・ベネズエラ・エクアドル・NZ戦
ワールドカップ終了後、日本代表は9月から10月にかけて国内で4試合を実施した。
この4連戦は、単なる大会後の調整ではない。選手の組み合わせやシステムを試しながら、次の国際大会を見据えたチーム作りを進める機会となった。
9月24日:ウルグアイに3-1で勝利宮城のキューアンドエースタジアムみやぎで開催された一戦は、日本が3-1で勝利した。
日本の得点者は以下の3人。
- 11分:松木玖生
- 90+1分:塩貝健人
- 90+6分:上田綺世
ウルグアイは42分にマキシミリアノ・アラウホが得点したものの、日本は試合終盤に2点を追加して突き放した。
特に注目されたのは、途中出場の選手も含めた攻撃の厚みだ。終盤まで得点を狙い続け、試合を決定づけた。
9月28日:ベネズエラに2-1で逆転勝利広島のエディオンピースウイング広島で行われた試合では、上田綺世が2得点を記録した。
ベネズエラに46分に先制された日本だったが、49分に上田が同点ゴール。さらに90+6分にも上田が得点し、劇的な逆転勝利を収めた。
この試合では、森保一監督がウルグアイ戦から先発メンバーを大幅に変更。新戦力を積極的に起用し、選手層の確認を進めた。
JFAの公式レポートによると、この試合では4人が代表デビューを果たしている。
10月1日:エクアドルにPK戦で勝利キリンカップサッカー2026の初戦では、エクアドルと対戦した。
90分間は両チームとも得点できず、0-0のまま終了。PK戦に突入した。
ここで存在感を見せたのがGK鈴木彩艶だ。相手の3人目のキックをセーブし、日本はキッカー5人全員が成功。PK戦を5-4で制した。
この試合は、攻撃面で課題を残した一方、GKのセービングとPK戦での集中力が勝利につながった一戦だった。
10月5日:ニュージーランドに2-1で勝利し大会優勝キリンカップサッカー2026の決勝では、ニュージーランドと対戦した。
28分に上田綺世が先制したものの、32分にベン・オールドのゴールで同点に追いつかれる。
その後、71分に中村敬斗の折り返しから堂安律が決勝ゴールを決め、日本が2-1で勝利した。
JFAの試合レポートによれば、日本はこの試合でシュート20本を記録し、ニュージーランドのシュートを3本に抑えた。
この勝利によって、日本はキリンカップサッカー2026で優勝。9月から10月の4連戦をPK戦の勝利を含む4連勝で終えた。
【日本代表の次戦日程】11月はブラジル・パラグアイと対戦
2026年11月3日時点で、SAMURAI BLUEの次の活動はシンガポール遠征だ。
JFAが公表している日程では、11月14日にブラジル、11月17日にパラグアイと対戦する。
いずれも「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」の試合として開催される。
第1戦・2026年11月14日(土)日本 vs ブラジル
19:15 キックオフ
会場:シンガポールナショナルスタジアム
第2戦・2026年11月17日(火)日本 vs パラグアイ
22:10 キックオフ
会場:シンガポールナショナルスタジアム
キックオフ時刻はいずれも日本時間。試合結果は開催前のため未確定。
ブラジルは、2026年ワールドカップのラウンド32で日本を1-2で破った相手だ。
日本にとって11月14日の再戦は、単なる親善試合以上の意味を持つ。
ワールドカップでは佐野海舟のゴールで先制したものの、後半に2失点して逆転された。今回は、前回の試合で露呈した守備の課題にどう対応するかが注目される。
また、欧州のクラブでプレーする選手たちが多い日本代表にとって、強豪国との対戦は個々の競争力を測る機会にもなる。
日本対パラグアイ戦の日程と見どころ11月17日の対戦相手はパラグアイだ。
パラグアイは南米特有の球際の強さや守備の粘りを持つチームとして知られる。
ブラジル戦とは異なるタイプの相手に対して、どのように攻撃を組み立てるのか。選手の起用や戦術面にも注目したい。
加えて、JFAの年間予定には12月30日のキリンチャレンジカップ2026も掲載されている。会場は大阪のパナソニック スタジアム 吹田で、11月3日時点では対戦相手とキックオフ時間は未定だ。
【プロの分析】2026年の日本サッカーから見える3つの課題と強み
2026年の日本代表の結果を評価する際には、勝敗だけでなく、対戦相手のレベルや試合展開も考慮したい。
特にワールドカップと秋の国際試合を比較すると、今後の強化に必要なポイントが見えてくる。
1. 強豪相手にも得点できる攻撃力オランダ戦では2度追いつき、ブラジル戦では先制点を奪った。
チュニジア戦では4得点を記録し、ニュージーランド戦でも終盤に決勝点を決めている。
この結果は、日本が相手の守備を崩すための複数の攻撃パターンを持っていることを示している。
上田綺世、堂安律、中村敬斗、伊東純也、鎌田大地など、異なる特徴を持つ選手が得点に絡んでいる点も強みだ。
2. ブラジル戦で露呈したリード後の守備2026年の最大の課題は、強豪相手にリードした後の試合運びだ。
ブラジル戦では前半を1-0で終えたが、後半に相手の攻撃的な修正を受けて守備が後退した。
セカンドボールを回収できなくなり、攻撃に転じる回数も減少。最終的には逆転を許した。
このような試合では、守備陣だけでなく中盤の選手によるボール回収や、前線で時間を作るプレーも欠かせない。
3. 選手層の厚さと競争力の向上9月のベネズエラ戦では、森保監督が先発を大きく入れ替えた。
その中で新戦力が代表デビューを果たし、上田綺世は2得点を記録。10月のニュージーランド戦でも上田と堂安が得点した。
代表チームは限られた活動期間で連係を深めなければならない。主力選手だけに依存せず、複数の選手が異なる役割を担えることは長期的な強化に直結する。
11月のブラジル、パラグアイとの2連戦は、ワールドカップで得た課題をどの程度改善できているかを確かめる機会となる。
日本サッカーの結果を確認するときの判断基準試合結果を正確に理解するには、次の3点を区別することが大切だ。
- 90分間のスコア: 試合中に記録された得点と失点を確認する。
- PK戦の結果: 90分のスコアとは別に、勝ち上がりや大会順位を判断する。
- 大会の成績: 親善試合の勝利と、ワールドカップなど公式大会での勝利を同じ価値として扱わない。
例えば、エクアドル戦は0-0という試合結果と、PK戦5-4という勝ち上がり結果の両方を把握する必要がある。
また、速報サイトの表示とJFAの公式記録で表記方法が異なる場合もある。最終的な得点者や試合結果は公式記録を優先するのが確実だ。
【日本サッカーの結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のサッカー日本代表の最新試合結果は?
A1:2026年10月5日のキリンカップサッカー2026決勝で、日本はニュージーランドに2-1で勝利した。上田綺世と堂安律が得点し、日本が大会優勝を果たしている。
Q2:日本代表のワールドカップ2026の最終結果は?
A2:グループFを1勝2分け、勝ち点5の2位で突破した。ラウンド32ではブラジルに1-2で敗れ、ベスト16進出はならなかった。
Q3:日本対ブラジルの次の試合はいつ?
A3:2026年11月14日(土)19時15分キックオフ予定。シンガポールナショナルスタジアムで開催される。
Q4:日本対パラグアイの試合日程は?
A4:2026年11月17日(火)22時10分キックオフ予定。ブラジル戦と同じくシンガポールナショナルスタジアムで行われる。
Q5:日本代表の試合結果や最新スコアはどこで確認できる?
A5:JFA(日本サッカー協会)の公式サイトにある「SAMURAI BLUE」の試合日程・結果ページが基本となる。試合速報、最終スコア、得点者、公式記録などを確認できる。
2026年の日本サッカーは、ワールドカップでのグループF突破と、秋のキリンカップ優勝という2つの大きな成果を残した。
一方、ラウンド32のブラジル戦では、先制後の試合運びや守備の対応に課題も見えた。
11月14日のブラジル戦、17日のパラグアイ戦は、その課題に対する現在地を測る重要な機会になる。
日本代表の結果を追う際は、単純な勝敗だけでなく、得点者、試合内容、対戦相手、公式大会での成績まで確認したい。
2026年11月の注目カードは、日本対ブラジルと日本対パラグアイ。 ワールドカップ後のSAMURAI BLUEがどのような進化を見せるのか、次の代表戦にも期待が集まる。