2026年11月現在、NBAでプレーする八村塁の2026-27シーズンの年俸は1,400万ドル(約14 million dollars)だ。日本人NBA選手の中でも際立つ高額契約を手にしている。
2026年7月6日、八村はロサンゼルス・レイカーズを離れ、同じロサンゼルスを本拠地とするLAクリッパーズへの移籍を決めた。契約は2年総額2,800万ドル(約45億円)。ただし、2年目の2027-28シーズンにはチームオプションが設定されており、2,800万ドル全額が契約時点で保証されているわけではない。
ワシントン・ウィザーズでNBAキャリアをスタートさせ、レイカーズで実績を積み、クリッパーズで新たな契約を結んだ八村。年俸の変化を追うと、NBAでの評価がどのように変わってきたのかが見えてくる。
【2026年最新】八村塁の年俸は1,400万ドル!クリッパーズ移籍後の給与を解説

2026-27シーズン、八村塁の年俸は1,400万ドルとなっている。
2026年7月に成立したLAクリッパーズとの契約によるもので、年俸ベースでは約1,400万ドル、契約全体では最大2,800万ドルという条件だ。
2026-27シーズンの年俸はいくら?2026-27シーズンの契約条件を整理すると、次のとおり。
- 所属チーム:LAクリッパーズ
- 背番号:28
- ポジション:フォワード
- 年俸:1,400万ドル
- 契約期間:1年+チームオプション1年
- 契約総額:最大2,800万ドル
- 2026-27シーズンの保証額:1,400万ドル
1ドル=150円で単純換算すると、年俸1,400万ドルは約21億円に相当する。
もちろん、実際の円換算額は為替レートによって変わる。また、この金額は税金や代理人手数料などを差し引く前の契約上の年俸であり、本人の手取り額とは異なる。
2,800万ドルは全額保証されている?ここは間違えやすいポイントだ。
AP通信が2026年7月6日に報じた契約内容によると、クリッパーズとの2年契約は、2027-28シーズンのチームオプションが行使された場合に総額2,800万ドルとなる。
つまり、契約の内訳は次のようになる。
- 2026-27シーズン:1,400万ドル(保証)
- 2027-28シーズン:1,400万ドル(チームオプション)
2年目の契約を継続するかどうかは、八村本人ではなくクリッパーズ側が判断する。
このため、契約総額2,800万ドルと、確実に保証された1,400万ドルは区別して理解する必要がある。
【契約内容を徹底解剖】八村塁とLAクリッパーズの2年2,800万ドル契約とは?
八村の2026年の移籍は、ロサンゼルスのNBAファンにとっても大きなニュースだった。
それまで所属していたレイカーズから、同じ都市を本拠地とするクリッパーズへの移籍だったからだ。
NBA公式サイトは2026年7月7日、八村とクリッパーズが2年総額2,800万ドルの契約で合意し、7月6日に正式に契約が成立したと伝えた。
なぜクリッパーズは八村を獲得したのか?注目されたのは、八村のシュート力と身体的な強さだ。
2025-26シーズン、レイカーズでの八村はレギュラーシーズン68試合に出場。平均11.5得点、3.3リバウンドを記録した。
特に評価されたのが3ポイントシュートの精度である。
同シーズンの3ポイント成功率は44.3%。フィールドゴール成功率も51.4%と高い数字を残した。
また、プレーオフでは10試合すべてに先発出場し、平均17.5得点、3ポイント成功率56.9%を記録。重要な試合で得点力を発揮した。
クリッパーズのバスケットボール運営部門代表ローレンス・フランクも、八村について、優れた3ポイントシューターであり、効率的なミドルレンジの得点力とサイズを生かしたミスマッチ攻略能力を評価している。
こうした実績が、新契約の背景にある。
2027-28シーズンのチームオプションとは?今回の契約で特に注目したいのが、2027-28シーズンのチームオプションだ。
チームオプションとは、契約の対象となる翌シーズンについて、球団側が契約を継続するかどうか決められる条項である。
八村の場合、2年目の年俸は1,400万ドルに設定されているが、クリッパーズがオプションを行使しなければ、そのシーズンの契約は継続されない。
この条件には球団側のメリットがある。
選手のパフォーマンスやチーム事情を見極めながら、翌シーズンの戦力構成を決定できるからだ。
一方、八村にとっては、2026-27シーズンのプレーが次の契約評価につながる。
2,800万ドルという数字だけを見るのではなく、保証額1,400万ドルと翌年のチームオプションを分けて考えることが大切だ。
【歴代年俸推移】八村塁はウィザーズからレイカーズ、クリッパーズでいくら稼いだ?
八村の年俸は、NBAデビュー当初の約447万ドルから、レイカーズ時代には1,800万ドルを超える水準まで上昇した。
2019年のドラフトから2026年のクリッパーズ移籍まで、各シーズンの推移を見てみよう。
八村塁の歴代年俸一覧| シーズン | 所属チーム | 年俸 |
|---|---|---|
| 2019-20 | ワシントン・ウィザーズ | 4,469,160ドル |
| 2020-21 | ワシントン・ウィザーズ | 4,692,840ドル |
| 2021-22 | ワシントン・ウィザーズ | 4,916,160ドル |
| 2022-23 | ウィザーズ→レイカーズ | 6,263,188ドル |
| 2023-24 | ロサンゼルス・レイカーズ | 15,740,741ドル |
| 2024-25 | ロサンゼルス・レイカーズ | 17,000,000ドル |
| 2025-26 | ロサンゼルス・レイカーズ | 18,259,259ドル |
| 2026-27 | LAクリッパーズ | 14,000,000ドル |
| 2027-28 | LAクリッパーズ | 14,000,000ドル(チームオプション) |
※金額は各シーズンの基本年俸。2022-23シーズンはシーズン途中の移籍があったため、年間給与を合算した金額で表示。2027-28シーズンはオプション未確定。
ワシントン・ウィザーズ時代の年俸八村は2019年のNBAドラフトで、ワシントン・ウィザーズから全体9位指名を受けた。
NBAでの最初の契約は、4年間で総額約2,034万ドルのルーキー契約だった。
ルーキー契約はNBAのドラフト順位に応じた規定に基づくため、実績を積んで自由交渉で結ぶ大型契約とは性質が異なる。
ウィザーズ時代の年俸は以下のように推移した。
- 2019-20:約447万ドル
- 2020-21:約469万ドル
- 2021-22:約492万ドル
- 2022-23:約626万ドル
デビュー当初から年俸は段階的に上昇している。
2022-23シーズンの途中、2023年1月23日にレイカーズへトレードされた。移籍後は新しい契約を結んだわけではなく、ウィザーズ時代のルーキー契約を引き継いでプレーした。
ロサンゼルス・レイカーズ時代の年俸八村の年俸が大きく跳ね上がったのが、2023年7月のレイカーズとの契約だ。
レイカーズとは3年総額5,100万ドルの契約を締結。年平均では1,700万ドルという大型契約だった。
各シーズンの年俸は次のとおり。
- 2023-24:1,574万741ドル
- 2024-25:1,700万ドル
- 2025-26:1,825万9,259ドル
ウィザーズ時代のルーキー契約と比べると、年俸は約3倍以上の水準に達した。
レイカーズでの評価を押し上げたのは、得点力だけではない。
レブロン・ジェームズやルカ・ドンチッチなど、ボールを保持して攻撃を組み立てる選手がいる環境では、周囲の選手が限られたチャンスで確実にシュートを決めることが求められる。
八村はコーナーからの3ポイントシュートや、ミスマッチを利用したミドルレンジの攻撃で存在感を示した。
2025-26シーズンの3ポイント成功率44.3%という数字は、こうした役割における強みを端的に表している。
クリッパーズ移籍で年俸が下がった理由2025-26シーズンの1,825万9,259ドルから、2026-27シーズンは1,400万ドルへと年俸が下がった。
差額は約425万9,000ドル。割合にすると約23%の減少となる。
しかし、これをそのまま選手としての評価低下と結び付けるのは適切ではない。
NBAの契約金額は、個人の成績だけで決まるわけではない。
球団のサラリーキャップ、チームの補強方針、契約年数、フリーエージェント市場の状況、選手に求める役割など、複数の条件が影響する。
今回の契約では、2年目にチームオプションが設定されたことも特徴だ。
レイカーズ時代の3年契約とクリッパーズ時代の契約では、保証内容と契約期間の構造が異なる。
年俸の数字だけでなく、契約の確実性まで比較することが、選手の市場価値を判断するうえで重要になる。
【NBA契約総額】八村塁のキャリア通算年俸はいくら?
八村がこれまでに結んできたNBA契約を合算すると、名目上の契約総額は約9,934万ドルに達する。
契約ごとの内訳は以下のとおり。
- ウィザーズ:4年約2,034万ドル
- レイカーズ:3年5,100万ドル
- クリッパーズ:最大2年2,800万ドル
合計すると、約9,934万ドルとなる。
1ドル=150円で換算した場合、約149億円に相当する規模だ。
ただし、この金額にはクリッパーズとの契約における2027-28シーズンの未保証オプションが含まれている。
実際の年俸累計と契約総額は違うここは混同されやすい。
契約総額は契約書に記載された条件上の金額であり、すべてが確実に支払われるとは限らない。
八村の場合、2026-27シーズンまでの各シーズンの基本年俸を合算すると、約8,534万ドルとなる。
内訳を整理すると、次のようになる。
- 2019-20〜2022-23:ルーキー契約約2,034万ドル
- 2023-24〜2025-26:レイカーズとの契約5,100万ドル
- 2026-27:クリッパーズとの契約1,400万ドル
合計約8,534万ドルだ。
なお、これは2026-27シーズンの年俸を含むシーズン単位の基本年俸合計であり、2026年11月時点で実際に受け取った現金の累計額を意味するものではない。
また、スポンサー収入や広告出演料などは含まれていない。
NBA選手の年俸と個人の純資産も別の数字である。税金、代理人手数料、生活費、資産運用などによって実際の資産額は変わるため、年俸累計だけから純資産を断定することはできない。
【日本人NBA選手と比較】八村塁の年俸はどれほど突出している?
八村の年俸1,400万ドルは、日本人NBA選手の給与を考えるうえでも大きな意味を持つ。
比較対象として挙げられるのが、渡邊雄太や河村勇輝だ。
ただし、NBAでは通常契約と2WAY契約で給与体系が異なるため、単純な金額比較には注意が必要になる。
渡邊雄太との比較渡邊雄太は、トロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツ、フェニックス・サンズなどでプレーした日本人NBA選手だ。
Basketball-Referenceの給与記録では、NBAでのキャリア給与は約626万7,000ドルと記録されている。給与記録には集計上の注記があるものの、八村の2026-27シーズンの年俸1,400万ドルが、渡邊の記録上のキャリア給与累計を大きく上回る規模であることが分かる。
これは単に能力の差を表すものではない。
NBAでの契約年数、所属チーム、契約形態、出場機会などが異なるためだ。
河村勇輝との比較河村勇輝もNBAでプレーした日本人選手の一人だ。
2025-26シーズンにはシカゴ・ブルズと2WAY契約を結んでおり、報道された契約上の年俸は35万4,794ドルだった。
一方、八村の2026-27シーズンの年俸は1,400万ドル。
単純に比較すると約39倍の差がある。
ただし、河村の契約は2WAY契約であり、八村の通常のNBA選手契約とは制度が異なる。
2WAY契約はNBAと傘下のGリーグを行き来する選手を対象とする契約制度で、通常のロスター契約とは給与や出場条件が異なる。
したがって、この差は選手個人の能力だけでなく、NBAにおける契約上の立場や役割の違いも反映している。
【プロの結論】八村塁の年俸1,400万ドルは実績に見合う評価なのか?
八村の契約を評価する際、注目すべきなのは年俸の絶対額だけではない。
重要なのは、NBAのチームがどのような役割を期待して契約を結んだのかという点だ。
評価ポイント1:3ポイントシュートの安定感2025-26シーズンの3ポイント成功率44.3%は、八村の大きな武器だ。
現代NBAでは、ゴール下で得点できる選手だけでなく、外から高確率でシュートを決められるフォワードの価値が高まっている。
八村は203センチのサイズを持ちながら、アウトサイドから得点できる。
これは攻撃の選択肢を増やすうえで大きな強みになる。
評価ポイント2:プレーオフでの実績レギュラーシーズンの平均11.5得点だけを見ると、スター選手と比較して突出した数字ではない。
しかし、2026年のプレーオフでは平均17.5得点を記録し、3ポイント成功率も56.9%だった。
重要な試合で得点力を発揮できる選手は、球団にとって貴重な存在だ。
八村の市場価値を考えるうえでは、レギュラーシーズンだけでなく、プレーオフでのパフォーマンスも評価材料になる。
評価ポイント3:2027-28シーズンの契約オプション今後の大きな焦点は、クリッパーズが2027-28シーズンのチームオプションを行使するかどうかだ。
八村が期待される役割を果たし、シュートの精度や出場機会を維持できれば、チームにとって契約を継続するメリットは大きくなる。
反対に、チームの補強方針やロスター構成が変化すれば、オプションを行使しない可能性もある。
プロ選手の契約は、過去の実績だけでなく、今後の戦力としてどれだけ必要とされるかによって決まる。
八村にとって2026-27シーズンは、単に1,400万ドルを受け取るシーズンではなく、次のキャリアを左右する重要な評価期間でもある。
【八村塁の年俸】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:八村塁の2026-27シーズンの年俸はいくらですか?
A1:2026-27シーズンの年俸は1,400万ドルです。1ドル=150円で換算すると約21億円になります。所属チームはLAクリッパーズです。
Q2:八村塁とクリッパーズの契約は2年総額2,800万ドルで確定していますか?
A2:契約は最大2年総額2,800万ドルです。ただし、2027-28シーズンの1,400万ドルはチームオプションで、保証されているのは2026-27シーズンの1,400万ドルです。
Q3:八村塁の歴代最高年俸はいくらですか?
A3:これまでのシーズン年俸で最高額は、レイカーズ時代の2025-26シーズンに記録した1,825万9,259ドルです。2026-27シーズンは1,400万ドルとなっています。
Q4:八村塁のNBA契約総額はいくらですか?
A4:ウィザーズ、レイカーズ、クリッパーズとの契約額を単純合算すると、約9,934万ドルです。ただし、クリッパーズとの契約には未保証のチームオプションが含まれます。
Q5:八村塁の年俸はレイカーズ時代より下がりましたか?
A5:はい。レイカーズ最終年の2025-26シーズンは1,825万9,259ドルでしたが、クリッパーズ移籍後の2026-27シーズンは1,400万ドルです。ただし、年俸の変化だけで選手としての評価が下がったとは判断できません。
Q6:八村塁の2027-28シーズンの所属チームは決まっていますか?
A6:2027-28シーズンにはクリッパーズのチームオプションが設定されています。球団が行使するかどうかによって、契約継続が決まります。
2026年11月現在、八村塁の2026-27シーズンの年俸は1,400万ドル。2026年7月に成立したLAクリッパーズとの契約は、最大2年総額2,800万ドルという大型契約だ。
2019年にワシントン・ウィザーズからドラフト9位で指名され、NBAキャリアをスタートさせた八村は、レイカーズで3年総額5,100万ドルの契約を獲得。2025-26シーズンには3ポイント成功率44.3%、プレーオフ平均17.5得点という実績を残し、新天地での契約につなげた。
今回の契約で特に注目すべきなのは、2027-28シーズンのチームオプションだ。
今後の活躍次第では、クリッパーズとの契約継続だけでなく、次の大型契約に向けた市場価値の上昇も期待できる。
八村の年俸推移は、日本人選手がNBAで実力を証明し、世界最高峰のバスケットボールリーグで高額契約を獲得するまでの道のりを示している。
今後の注目要点は、2026-27シーズンの成績、3ポイントシュートの精度、そして2027-28シーズンのチームオプションの判断だ。
1,400万ドルという現在の年俸だけでなく、その先の契約評価まで追うことで、八村塁のNBAキャリアの現在地がより明確になる。
主な事実確認資料: NBA公式サイトの移籍発表・選手プロフィール、AP通信の契約報道、ロサンゼルス・タイムズのレイカーズ取材、ゴンザガ大学のドラフト発表、NBA契約給与データベース、Basketball-Referenceの給与記録など。