メンズノンノモデルオーディションは、1986年の創刊以来、原則として毎年開催されてきた専属モデル選考制度だ。
単に容姿や身長だけで判断するものではなく、誌面での表現力、ファッションとの相性、将来性なども含めてモデルを選出している。
2026年の第41回オーディションの選考内容2026年の募集要項では、応募資格は以下のように設定されていた。
- メンズノンノの専属モデルを目指す男性
- 応募時点で23歳以下
- 身長175cm以上
- 他の雑誌などとの専属契約がないこと
選考は複数段階で実施された。
第1次審査:書類選考
応募書類や写真をもとに候補者を選ぶ。
第2次審査:カメラテスト・面接
写真だけでは分からない表現力や個性を確認する。
第3次審査:読者投票・編集部審査
ファイナリストが誌面やウェブ、SNSなどで自己表現し、読者投票と編集部の審査を受ける。
最終審査:編集部・協賛企業による選考
最終候補者から専属モデルを決定する。
2026年の実績は特に注目に値する。
| 選考項目 | 結果 |
|---|---|
| 応募総数 | 1,972通 |
| ファイナリスト | 12名 |
| 第3次審査通過 | 8名 |
| 読者投票総数 | 102,376票 |
| 最終合格者 | 3名 |
創刊40周年を記念して、セレクトショップのBEAMSが特別協賛として参加。「ビームス アワード」も新設され、野﨑祥平がグランプリと同賞を受賞した。
賞品は40万円分のビームスギフトカードだった。
オーディションの変化で注目したい3つのポイント1. 写真中心から総合的な自己表現へ
従来の募集要項でも写真審査やカメラテストは重視されてきた。2026年にはSNS動画やウェブ企画も選考過程に組み込まれ、候補者自身が継続的に個性を発信する仕組みが整っている。
2. 読者が新人モデルの誕生に参加する
2026年は10万票を超える投票が集まった。読者は完成したモデルを見るだけでなく、選考過程から新人の成長を応援できる。
3. ファッション以外の個性も評価される
2026年の合格者を見ると、野﨑祥平のスポーツ経験、佐々木南風花の読書や文章への関心、及川意男のアウトドア志向など、それぞれ異なる個性がある。
一つの理想的な男性像に全員を当てはめるのではなく、多様な魅力を持つ人材を選ぶ方向性が見える。
【専属モデルとレギュラーモデルの違い】人気ランキングの正しい見方も解説

メンズノンノには「専属モデル」と「レギュラーモデル」という異なる呼び方がある。
両者は同じ意味ではないため、歴代モデルを調べる際には区別しておきたい。
専属モデルとは?専属モデルは、メンズノンノ編集部と専属契約を結び、雑誌やウェブの顔として継続的に活動するモデルを指す。
2021年の公式募集要項では、合格後に編集部と約1年間の専属契約を結び、契約期間中は特別な場合を除いて他誌のモデルの仕事ができないと説明されていた。
2026年の募集要項でも、他の雑誌との専属契約がないことが応募条件になっている。
つまり、メンズノンノの専属モデルは、雑誌のブランドを代表する存在として位置づけられている。
レギュラーモデルとは?レギュラーモデルは、雑誌の誌面や特定の企画に継続的に登場するモデルの呼称だ。
専属モデルのように、その雑誌との専属契約を意味する名称ではない。
例えば、Snow Manのラウールはメンズノンノのレギュラーモデルとして紹介されてきた。
また、中島裕翔は約8年間レギュラーモデルを務め、2025年にはその活動の集大成となる誌面企画が組まれた。
このように、レギュラーモデルも雑誌にとって重要な存在であり、専属モデルとは別の立場から誌面を盛り上げている。
専属モデルとレギュラーモデルの比較| 比較項目 | 専属モデル | レギュラーモデル |
|---|---|---|
| 基本的な立場 | 雑誌との専属契約 | 継続的な出演・起用 |
| 雑誌との関係 | 専属契約に基づく | 企画・出演内容に応じた関係 |
| 主な活動 | ファッション、美容、表紙、ウェブなど | 定期的な誌面や企画への出演 |
| 他誌での活動 | 契約条件による制限がある | 専属契約の有無などによる |
| 代表的な例 | 鈴鹿央士、中川大輔 | ラウール、中島裕翔 |
※個別の契約条件は人物や契約時期によって異なる。レギュラーモデルについて、全員に共通する契約条件が公表されているわけではない。
メンズノンノモデル歴代人気ランキングは存在する?歴代モデルの人気を比較したい読者も多いはずだ。
ただし、歴代全員を対象にした公式の総合人気ランキングが公表されているわけではない。
人気を評価する場合には、次のような指標を分けて考える必要がある。
- 雑誌への貢献度: 表紙登場回数、専属活動期間、誌面での存在感
- 俳優としての知名度: 映画・ドラマへの出演、受賞歴
- 一般的な知名度: テレビ出演、広告、メディア露出
- ファッション界での評価: ブランドとの仕事、ファッションショー、スタイリングへの影響
- SNSでの影響力: フォロワー数、投稿への反応、情報発信力
これらを総合すると、阿部寛、田辺誠一、谷原章介、坂口健太郎、成田凌、鈴鹿央士などは、歴代を代表する知名度の高い人物として挙げられる。
ただし、知名度とモデルとしての人気は必ずしも一致しない。
例えば阿部寛は43号連続表紙という歴史的実績を持つ。一方、坂口健太郎は専属モデル卒業後も俳優として活躍し、2026年にも同誌の表紙に戻っている。
どちらが上かという単純な順位ではなく、それぞれの時代にどのような影響を与えたかで評価するのが適切だ。
【よくある質問】メンズノンノ歴代モデルに関するFAQ
Q1:メンズノンノの初代モデルは誰ですか?
A1:創刊号の表紙を飾った阿部寛です。ただし、阿部寛は一般的な第1回オーディション合格者とは異なり、ノンノ・ボーイフレンドとして選ばれた人物です。公式の歴代モデル一覧では別枠で紹介されています。
Q2:メンズノンノ出身で最も有名な俳優は誰ですか?
A2:阿部寛、田辺誠一、谷原章介、坂口健太郎、成田凌、鈴鹿央士などが代表的です。いずれもモデル活動を経て俳優として活躍しています。公式な歴代人気順位はありません。
Q3:2026年の現役メンズノンノモデルは何人ですか?
A3:2026年7月更新の公式プロフィール特集では22名が紹介されています。その後、9月26日に第41回オーディションの合格者として野﨑祥平、佐々木南風花、及川意男の3名が新たに発表されました。7月の22名という数字と9月の新加入者は、発表時期を区別して確認する必要があります。
Q4:メンズノンノモデルになるにはどうすればよいですか?
A4:毎年開催される専属モデルオーディションに応募する方法があります。2026年の募集では23歳以下、身長175cm以上などの条件が設定され、書類審査、カメラテスト、面接、読者投票、編集部審査を経て合格者が決まりました。
Q5:メンズノンノモデルを卒業すると芸能活動も終了しますか?
A5:いいえ。専属モデルの卒業は雑誌との専属活動の区切りです。坂口健太郎や成田凌のように俳優業を中心に活動する人もいれば、米倉強太のように映像制作へ進む人もいます。
1986年の創刊から2026年の40周年まで、メンズノンノは日本の男性ファッションを彩るモデルを数多く輩出してきた。
歴代の顔ぶれを振り返ると、時代ごとに異なるスターが誕生している。
- 1980年代: 阿部寛、田辺誠一ら創刊期を象徴する世代
- 1990年代: 谷原章介ら俳優として活躍するモデルが登場
- 2000年代: 東出昌大、栁俊太郎ら次世代の顔ぶれ
- 2010年代: 坂口健太郎、成田凌、宮沢氷魚、鈴鹿央士らが台頭
- 2020年代: 野村康太、豊田裕大など新しい世代が活躍
- 2026年: 第41回オーディションから野﨑祥平、佐々木南風花、及川意男が加入
40年間変わらないのは、ファッションを通じて新しい才能を発掘し、その人物が次のステージへ進むきっかけをつくってきたことだ。
一方、現在は雑誌だけでなく、ウェブ、SNS、動画、ブランドとの協業など、モデルの活躍の場も広がっている。
これからのメンズノンノモデルに求められるのは、服を着こなす力だけではない。自分ならではの個性を持ち、それをファッションやカルチャーを通じて読者に伝えられる表現力も重要になる。
創刊40周年の2026年に加わった3人が、阿部寛や坂口健太郎らに続く新しい時代の顔となるのか。今後の誌面や映像作品での活躍にも注目したい。