2026年WBCの日本代表には、オリックスから宮城大弥、曽谷龍平、若月健矢の3選手が選出された。
選出までの経緯を見ると、若月が先行して1月16日に発表され、1月26日に宮城と曽谷の2投手が追加発表されている。
オリックス球団も1月26日の公式ニュースで、若月を含めた3選手の選出を発表した。最終的な侍ジャパンの選手一覧にも3人の名前が掲載されている。
宮城大弥:左腕エースとして期待される投手は、オリックスを代表する左腕投手の一人だ。
2026年WBCでは背番号13を着用。左投左打の投手として日本代表に加わった。
宮城の特徴は、先発投手として試合を組み立てられる能力にある。球速だけに頼らず、制球や変化球を組み合わせて打者と対峙する投球スタイルは、国際大会でも重要な武器になる。
2026年WBCの公式投手成績では、2試合に登板して3回1/3を投げ、被安打0、失点0、防御率0.00を記録した。奪三振は4。短い投球回ながら、安定した内容を残している。
曽谷龍平:左腕の選択肢を広げる存在は、2022年ドラフト1位でオリックスに入団した左投手だ。
2026年WBCでは背番号47で代表入り。宮城とともにオリックスの左腕投手として日本代表の投手陣に加わった。
WBC公式成績では、1試合に登板して1回を投げ、被安打0、失点0、奪三振1、防御率0.00を記録している。
宮城と曽谷が同時に選出されたことは、オリックスの左腕投手陣の層の厚さを示す材料でもある。
若月健矢:捕手として代表入りは、2026年WBCで背番号4を着用した右投右打の捕手だ。
投手2人とは異なる役割で代表に選ばれたことに注目したい。
国際大会では、投手の能力だけでなく、相手打者の特徴を踏まえた配球、投手との意思疎通、守備面の安定性なども捕手に求められる。
若月は2026年WBCで4試合に出場。打撃成績は次のとおりだった。
- 打数:8
- 安打:3
- 打率:.375
- 出塁率:.545
- 長打率:.500
- OPS:1.045
- 打点:1
少ない打席数ながら、打率3割7分5厘という数字を残した。出塁率も5割を超えており、打撃面でも結果を残したことが分かる。
3選手の役割を整理すると、オリックスの代表選出は単なる投手偏重ではなく、投手と捕手の両方からチーム力を支える構成だった。
【APBC2026】オリックスの選出ゼロはなぜ?11月の代表メンバーを検証

2026年10月7日、侍ジャパンは11月開催の「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」に出場する28選手を発表した。
このメンバーに、オリックスの選手は1人も含まれていなかった。
同じく阪神からも選出はなく、井口資仁監督が率いる新体制の初陣は、関西の2球団から選手が選ばれない編成となった。
APBC2026の基本情報と出場資格は、日本、韓国、台湾、オーストラリアの4チームが参加する国際大会だ。
大会は2026年11月12日から15日まで東京ドームで開催される。
WBCとは異なり、若手選手の育成や国際経験の蓄積という側面が強い大会である。
特に重要なのが、出場選手の年齢・在籍年数に関する規定だ。
| 項目 | APBC2026の条件 |
|---|---|
| 登録人数 | 28人 |
| 基本資格 | 24歳以下 |
| 在籍年数による資格 | プロ入団3年目まで |
| オーバーエージ | 29歳以下、最大3人 |
| 特例 | チーム編成が困難な場合、関係団体の承認を得て25歳以下の選手を登録できる |
| 開催日程 | 2026年11月12日~15日 |
| 開催場所 | 東京ドーム |
| 日本代表監督 | 井口資仁 |
この条件は侍ジャパン公式の大会概要に掲載されている。
つまり、WBCのように年齢を問わず各球団の主力を招集する大会とは、選考対象そのものが異なる。
オリックスの主力選手がWBCに選ばれていても、APBCで同じように選出されるとは限らない。
2026年APBCで選ばれた28選手10月7日に発表された日本代表は、投手13人、捕手3人、内野手7人、外野手5人の計28人で構成されている。
主な選手は次のとおりだ。
- 投手:高橋宏斗、金丸夢斗、武内夏暉、吉田聖弥
- 捕手:松尾汐恩、小島大河、進藤勇也
- 内野手:宗山塁、渡部聖弥、佐々木泰
- 外野手:度会隆輝、西川史礁、長谷川信哉
このほか、正木智也、山口航輝、辰見鴻之介の3人がオーバーエージ枠で選ばれた。
球団別では西武から5人が最多。巨人、中日、ソフトバンク、ロッテ、広島、DeNAからも選出されている。
2026年11月3日時点では大会はまだ開催前ここで時系列を整理しておきたい。
APBC2026のメンバー発表は10月7日、大会開幕は11月12日だ。
したがって、11月3日時点で確定しているのは「オリックスからの代表選出がなかった」という事実であり、大会での日本代表の成績や最終順位はまだ決まっていない。
WBCの結果とAPBCの選出状況を混同しないことが、2026年の侍ジャパン情報を理解するうえで大切だ。
【井口資仁監督の代表選考】オリックスが選ばれなかった理由を読み解く
今回のオリックス選出ゼロについて、最も重要な手がかりとなるのが、井口資仁監督による2026年10月7日の説明だ。
日刊スポーツなどの報道によると、井口監督は選考にあたり、約70~80人の選手を候補としてリストアップしたうえで、各球団や監督と相談して最終メンバーを決めたと説明している。
井口監督が説明した選考のポイント監督が説明した内容には、次の3つのポイントがある。
1.約70~80人を候補として検討
28人の代表メンバーを決める前に、より広い候補者リストを作成していた。
つまり、最終的な代表選出は単純な成績ランキングだけで決まったわけではない。
2.各球団の監督と相談
代表招集は選手本人だけでなく、所属球団の事情とも関係する。
シーズン終了後の休養、翌シーズンへの準備、選手のコンディションなどを考慮する必要がある。
3.11月開催を踏まえたコンディション重視
井口監督は11月開催であることを挙げ、選手の体調面などを球団と話し合ったと説明している。
報道された説明の核心は次の部分だ。
「今現時点でベストな状態である選手を最終的に選考」
この説明から分かるのは、選考が単純なシーズン成績の比較ではなかったという点だ。
ただし、井口監督がオリックスの特定選手について、コンディションや能力を理由に落選させたと公表したわけではない。
井口監督が重視したのは次世代の代表選手デイリースポーツの報道では、井口監督は今回の大会について、次世代の侍ジャパンを背負う選手を選ぶ方針を説明している。
また、打撃力、長打力、走力など、それぞれの分野に強みを持つ選手を選考したことにも言及した。
ここから見えてくるのは、今回のAPBCが単なる若手選手の集合ではなく、将来のトップチームを見据えた選手発掘の場でもあるということだ。
オリックスの主力がWBCで評価されたことと、APBCで若手の代表候補が選ばれることは、必ずしも矛盾しない。
WBCは国際大会で勝つための戦力編成、APBCは次世代の代表を育てるための戦力編成。
この違いが、2026年の選出人数に表れている。
【オリックス日本代表の歴代選手】2023年WBCから2026年までを比較
オリックスと侍ジャパンの関係を振り返るうえで、2023年のWBCは外せない。
2023年大会では、オリックスから山本由伸、宮城大弥、宇田川優希が選出された。その後、山崎颯一郎が追加選出され、最終的に球団から計4選手が代表入りした。
これはオリックス球団自身が2023年3月14日に発表した公式情報で確認できる。
WBCとAPBCの代表歴・選手関係一覧| 大会・年 | 選手 | ポジション | オリックスとの関係 |
|---|---|---|---|
| 2023年WBC | 山本由伸 | 投手 | オリックス所属時に選出 |
| 2023年WBC | 宮城大弥 | 投手 | オリックス所属時に選出 |
| 2023年WBC | 宇田川優希 | 投手 | オリックス所属時に選出 |
| 2023年WBC | 山崎颯一郎 | 投手 | 追加選出 |
| 2026年WBC | 宮城大弥 | 投手 | オリックス所属で選出 |
| 2026年WBC | 曽谷龍平 | 投手 | オリックス所属で選出 |
| 2026年WBC | 若月健矢 | 捕手 | オリックス所属で選出 |
| 2026年APBC | 該当者なし | ― | 28人の代表メンバーに選出なし |
この比較から分かるのは、オリックスが継続的に日本代表へ選手を送り出している球団だということだ。
2023年WBCの4人から2026年WBCの3人へと人数は変化しているが、複数のポジションで代表選手を輩出している点は共通している。
2023年WBCの実績が示すオリックスの代表力2023年大会の代表選出では、山本由伸、宮城大弥、宇田川優希、山崎颯一郎という投手陣が中心だった。
一方、2026年WBCでは宮城と曽谷の投手2人に加え、若月という捕手が選ばれた。
この変化は興味深い。
2023年は投手陣の厚みが目立ったのに対し、2026年はバッテリー全体で代表に貢献できる選手構成になったからだ。
オリックスの日本代表選出を長期的に見る場合、単純な選出人数だけでなく、どのポジションから選手が選ばれたかにも注目したい。
【オリックスの侍ジャパン選考基準】宮城・曽谷・若月に共通する評価とは?
侍ジャパンの選考基準は、大会によって異なる。
WBCの場合は国際大会での勝利を目指し、投手力、打撃力、守備力、選手の経験などを総合的に考慮する。
APBCでは年齢・在籍年数の規定が加わるため、選考対象が限定される。
オリックスの3選手がWBCで選ばれた背景をポジション別に整理すると、代表チームが求める能力も見えてくる。
投手は先発・左腕の選択肢が重要宮城と曽谷はともに左投手だ。
国際大会では、対戦相手の打線構成や試合展開によって投手起用が変わる。
異なる特徴を持つ左腕を複数確保することは、投手陣の運用に幅を持たせることにつながる。
また、WBC公式成績で宮城が2試合、曽谷が1試合に登板したことからも、両選手が代表の投手陣に加わっていたことが分かる。
捕手は守備・配球・打撃の総合力が求められる若月の代表入りは、捕手というポジションの重要性を考える材料になる。
捕手には次のような能力が求められる。
- 投手の持ち味を引き出す配球
- 試合状況に応じた守備判断
- 相手打者の特徴を把握する能力
- 投手とのコミュニケーション
- 打撃面での貢献
国際大会では、普段対戦しない外国人選手と向き合う機会も多い。
そのため、捕手には短期間で情報を整理し、試合中に対応する能力も求められる。
若月の2026年WBCにおける打率.375、OPS1.045という数字は、守備だけでなく打撃でも貢献したことを示している。
APBCの選考では年齢とプロ年数が大きな分岐点APBCでは、WBCとは異なり、若手選手を中心とする登録資格が設けられている。
そのため、オリックスで主力として活躍する選手であっても、年齢やプロ在籍年数によって選考対象から外れる可能性がある。
加えて、オーバーエージ枠は3人だけだ。
各球団の有力選手が同時に候補となっても、28人という登録人数の中でポジションのバランスを取らなければならない。
つまり、代表選出を判断するときは、シーズン成績だけでなく、次の4点を確認する必要がある。
1. 大会の出場資格を満たしているか
2. チームが必要とするポジションか
3. 大会時期のコンディションに問題がないか
4. 他球団の候補者とのバランスが取れているか
この4つを分けて考えることで、オリックスの選出人数が大会ごとに異なる理由を理解しやすくなる。
【2026年WBCの結果】オリックス選手の成績と日本代表の最終結果
2026年WBCでは、日本代表は1次ラウンドを突破したものの、準々決勝でベネズエラに5対8で敗れた。
日本の最終結果はベスト8。大会連覇には届かなかった。
オリックスから選出された3人の大会成績を
| 選手 | 出場 | 主な成績 |
|---|---|---|
| 宮城大弥 | 2試合 | 3回1/3、被安打0、奪三振4、防御率0.00 |
| 曽谷龍平 | 1試合 | 1回、被安打0、奪三振1、防御率0.00 |
| 若月健矢 | 4試合 | 打率.375、3安打、1打点、OPS1.045 |
2人の投手は、いずれも登板した試合で失点を許さなかった。
ただし、投球回数には違いがある。宮城は3回1/3、曽谷は1回の登板記録であり、両者の成績を単純に同じ条件で比較することはできない。
それでも、国際大会で無失点を記録したことは、オリックスの投手陣にとって一つの実績になる。
若月は打率.375で打撃面でも貢献若月は4試合で3安打を記録した。
打数が8と限られているため、シーズン成績と同じ感覚で評価するのは適切ではないが、出塁率.545という数字は注目に値する。
捕手としての役割に加えて、打席でも結果を残した点は2026年WBCの代表歴を振り返る際のポイントだ。
【日本代表とオリックス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年WBCでオリックスから選ばれた選手は誰ですか?
A1:宮城大弥、曽谷龍平、若月健矢の3選手です。投手2人と捕手1人が選出され、オリックス球団も公式発表しています。
Q2:2026年11月のAPBCでオリックスから選手が選ばれなかったのはなぜですか?
A2:APBCには24歳以下または入団3年目までという基本資格があり、オーバーエージ枠も29歳以下の3人までです。また、井口資仁監督は約70~80人を候補に挙げ、球団との相談や選手のコンディションを踏まえて最終選考したと説明しています。
Q3:宮城大弥は2026年WBCでどのような成績を残しましたか?
A3:2試合に登板し、3回1/3を投げて被安打0、失点0、奪三振4、防御率0.00でした。
Q4:曽谷龍平も2026年WBCの日本代表でしたか?
A4:はい。2026年1月26日に宮城とともに最終メンバー入りが発表され、背番号47で出場しました。
Q5:若月健矢の2026年WBCでの打率は?
A5:打率.375です。4試合で8打数3安打、1打点、OPS1.045を記録しました。
Q6:オリックスは過去のWBCでも代表選手を輩出していますか?
A6:はい。2023年WBCでは山本由伸、宮城大弥、宇田川優希、山崎颯一郎の4選手がオリックスから選出されました。
Q7:井口資仁監督は2026年WBCでも日本代表監督でしたか?
A7:いいえ。2026年WBCの日本代表監督は井端弘和氏です。井口資仁氏は11月開催のAPBC2026で日本代表の監督を務めます。大会ごとの監督を混同しないように注意しましょう。
2026年の侍ジャパンとオリックスの関係を整理すると、WBCとAPBCでは選手選考の目的が異なることが分かる。
WBCでは宮城大弥、曽谷龍平、若月健矢の3人が選ばれ、投手と捕手の両面から日本代表を支えた。
一方、11月のAPBC2026ではオリックスからの選出はゼロ。井口資仁監督は約70~80人の候補を検討し、球団との調整や選手のコンディションを踏まえて28人を決定した。
今回の選出状況から押さえておきたいのは、次の3点だ。
- WBCの3選手選出は、オリックスの主力選手が国際大会で評価された実績である。
- APBCの選出ゼロは、年齢・在籍年数の規定や大会の目的、コンディションなどを含む別の選考結果である。
- 2023年WBCでも4選手を輩出しており、オリックスは複数大会で侍ジャパンに選手を送り出している。
2026年11月12日に開幕するAPBCでは、井口ジャパンが次世代の代表選手をどのように起用するかも見どころになる。
オリックスの選手が今回選ばれなかったという一点だけで球団の代表選考に対する評価を決めるのではなく、WBCでの実績、APBCの参加資格、今後の代表候補の成長を分けて見ることが、侍ジャパンとオリックスの関係を正確に理解するための判断基準となる。
主な確認資料:侍ジャパン公式サイト、オリックス・バファローズ公式サイト、2026 WORLD BASEBALL CLASSIC公式記録、MLB公式大会成績、日刊スポーツ、デイリースポーツ。