2023年6月20日の試合は、大阪府吹田市のパナソニック スタジアム 吹田で開催された。キックオフは18時55分。キリンチャレンジカップ2023の国際親善試合として行われた一戦だ。
試合結果は次のとおり。
KIRIN CHALLENGE CUP 2023
日本4 - 1

前半 2-0
後半 2-1
ペルー
日本代表の得点経過
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83分
クリストフェル・ゴンサレス
ペルーの得点
開催日:2023年6月20日/会場:パナソニック スタジアム 吹田
日本の4得点は、それぞれ異なる攻撃パターンから生まれた。
22分:伊藤洋輝の代表初ゴール
最初に試合を動かしたのは、左サイドバックで先発した伊藤洋輝だった。
遠藤航を経由して右サイドから展開されたボールが伊藤に渡ると、伊藤はミドルレンジから左足を振り抜く。強烈なシュートがゴールに突き刺さり、日本が先制した。
この得点は伊藤にとって日本代表での初ゴール。守備だけでなく、後方から攻撃に参加する能力も印象づけた。
37分:三笘薫が追加点
2点目は三笘薫の個人技が光った場面だ。
鎌田大地から左サイドでボールを受けた三笘は、内側へ切り込んで右足でシュート。相手守備陣に当たったボールがゴールに入り、日本は2-0とリードを広げた。
63分:伊東純也が3点目
後半に入っても日本の攻撃は止まらない。
遠藤からの縦パスを起点に、前田大然が前線で競り合い、こぼれ球を鎌田が拾う。そこから三笘が左サイドを突破し、右側へ展開した。
最後は伊東純也が相手GKの動きを見極めて冷静にシュート。日本が3点目を奪った。
75分:前田大然が4点目
最後の日本の得点は、途中出場の前田大然によるものだった。
ペルーのDFが右サイドで出したパスを前田が素早く奪取。そのままペナルティエリアに持ち込み、右足でゴールを決めた。
相手のミスを見逃さない前線からの守備が、得点に直結した場面である。
83分:ペルーが1点を返す
ペルーは終盤、ウィルデル・カルタヘナのクロスから攻撃を仕掛ける。
日本の守備陣がヘディングでクリアしたボールを、途中出場のクリストフェル・ゴンサレスが拾って左足でシュート。これが決まり、ペルーが1点を返した。
最終スコアは4-1。日本は4点を奪いながらも、最後まで攻撃の姿勢を崩さなかった。
【スタメン・フォーメーション】日本代表とペルー代表の先発11人を比較
2023年6月20日の試合で、森保一監督はエルサルバドル戦から先発メンバーを6人変更した。
日本は4-1-4-1を基本布陣とし、古橋亨梧を1トップに配置。伊東純也と三笘薫を両サイドに置き、遠藤航を中盤の底に配置する構成だった。
日本代表のスタメン| ポジション | 選手名 |
|---|---|
| GK | 中村航輔 |
| DF | 菅原由勢 |
| DF | 板倉滉 |
| DF | 谷口彰悟 |
| DF | 伊藤洋輝 |
| MF | 遠藤航(主将) |
| MF | 伊東純也 |
| MF | 鎌田大地 |
| MF | 旗手怜央 |
| MF | 三笘薫 |
| FW | 古橋亨梧 |
| ポジション | 選手名 |
|---|---|
| GK | ペドロ・ガジェセ |
| DF | マルコス・ロペス |
| DF | ヒルマル・ロラ |
| DF | アンデルソン・サンタマリア |
| DF | カルロス・サンブラーノ |
| MF | ウィルデル・カルタヘナ |
| MF | クリスティアン・クエバ |
| MF | セルヒオ・ペーニャ |
| MF | ヨシマール・ヨトゥン |
| FW | パオロ・ゲレーロ(主将) |
| FW | ジャンルカ・ラパドゥラ |
両チームの先発メンバーは、日本サッカー協会の公式試合記録に掲載されている。
選手同士の役割と得点の関係この試合を理解するうえでは、ゴールを決めた選手だけでなく、得点につながる攻撃を組み立てた選手にも注目したい。
森保監督は後半から積極的に選手を入れ替えた。
- 46分:旗手怜央に代わって守田英正
- 61分:菅原由勢に代わって相馬勇紀
- 61分:古橋亨梧に代わって前田大然
- 71分:伊東純也に代わって堂安律
- 71分:鎌田大地に代わって久保建英
- 81分:遠藤航に代わって瀬古歩夢
特に注目したいのが71分の変更だ。
堂安と久保を投入したタイミングで、日本は4-2-3-1へ移行。中盤の構成を調整しながら攻撃の選択肢を増やした。その直後の75分に前田が得点しており、交代策が結果にも結びついた。
なお、フォーメーションは媒体によって4-3-3と表記される場合もある。JFAの試合レポートでは試合開始時の布陣を4-1-4-1と明記しているため、公式レポートを基準に整理するのが適切だ。
【試合分析】森保ジャパンが4得点を奪えた3つの理由
日本対ペルーは、単純に日本がボールを保持して相手を押し込んだ試合ではない。
むしろ、攻守の切り替えとサイドのスピードを活用し、相手の守備が整う前に攻撃を完結させたことが大きかった。
1. 伊東純也と三笘薫の両サイドが機能した日本の攻撃で最も目立ったのは、左右のウイングによる突破力だった。
右サイドの伊東はスピードを生かしたドリブルやクロスで相手守備陣に圧力をかけた。一方、左サイドの三笘は1対1の局面で相手をかわし、中央へ切り込む動きを繰り返した。
ペルーにとっては、両サイドを同時に警戒しなければならず、守備の対応が難しくなった。
伊藤洋輝が先制点を決めた場面でも、三笘が左サイドで相手選手を引きつけたことがスペースの創出につながっている。
2. 攻守の切り替えから速攻を完成させたこの試合の日本代表は、相手からボールを奪った後の攻撃が非常に効果的だった。
特に63分の伊東のゴールは、その特徴をよく表している。
前田が前線で競り合い、鎌田がこぼれ球を回収。三笘がドリブルで運び、伊東へパスを送るという一連の流れが、相手守備陣の対応を遅らせた。
75分の前田の得点も、相手のパスミスを見逃さない前線からの守備が生んだものだった。
3. ボールを持たない時間帯も得点につなげたもう一つ見逃せないのが、ボール保持率と試合結果の関係だ。
Football LABの試合データでは、ボール保持率は日本40%、ペルー60%。それでも日本は4得点を記録している。
シュート数は日本12本、ペルー8本。日本は保持率で劣っても、攻撃の質とフィニッシュの精度で上回った。
つまり、この試合の評価要点は単なるボール支配ではない。
相手にボールを持たせる時間があっても、守備ブロックを整え、奪った後に素早く前進する。伊東や三笘の突破力を生かし、少ない手数でゴールまで持ち込む。
こうした攻撃の効率性が、4-1というスコアにつながった。
VARで取り消されたペルーのゴールも重要前半41分には、ペルーのラパドゥラがゴールネットを揺らす場面があった。
しかし、VARによる確認の結果、オフサイドと判定されて得点は認められなかった。
仮にこの得点が認められていれば、2-1で後半に入る展開となっていた可能性がある。日本が前半の2点リードを維持できたことは、試合の流れを考えるうえでも重要だった。
JFAの公式レポートでは、森保監督も攻撃面の収穫とともに、失点場面や交代選手を含めたチームの共通認識を今後の課題として挙げている。4得点という結果だけでなく、失点を防ぐための守備の連係も評価すべき試合だった。
【過去の対戦成績】日本とペルーは通算2勝2分2敗
日本代表とペルー代表の対戦は、2023年の試合だけではない。
過去の対戦記録を整理すると、両国は1999年から2023年までに6試合を戦っている。
対戦成績は、日本の2勝2分2敗。勝敗数では完全に並んでいる。
日本対ペルーの過去の試合結果| 開催日 | 試合結果 | 大会 |
|---|---|---|
| 1999年6月6日 | 日本 0-0 ペルー | キリンカップ |
| 1999年6月29日 | ペルー 3-2 日本 | コパ・アメリカ |
| 2005年5月22日 | 日本 0-1 ペルー | キリンカップ |
| 2007年3月24日 | 日本 2-0 ペルー | 国際親善試合 |
| 2011年6月1日 | 日本 0-0 ペルー | 国際親善試合 |
| 2023年6月20日 | 日本 4-1 ペルー | キリンチャレンジカップ |
過去6試合の得点を合計すると、日本は8得点、ペルーは5得点となる。
日本は2023年の試合で4得点を挙げ、過去の対戦で最大の得点差を記録した。
一方、1999年のコパ・アメリカではペルーが3-2で勝利している。日本は招待国として同大会に参加しており、南米の強豪との対戦経験を積んだ。
また、2005年のキリンカップでもペルーが1-0で勝利。2007年には日本が2-0で勝ち、2011年には0-0で引き分けている。
このように、2023年の4-1だけを見ると日本が一方的に優勢だったように感じるが、長期的な対戦成績では互角だ。
よくある誤解は、2023年の大勝をもって日本がペルーに大きく勝ち越していると考えること。 実際には、6試合で2勝2分2敗という拮抗した関係が続いている。
【2026年最新情報】日本対ペルーの次回試合日程は決まっている?
2026年11月3日時点で、日本代表とペルー代表の次回対戦はJFAの公表スケジュールに掲載されていない。
したがって、2026年に日本対ペルーが開催されると決まっているわけではない。
2026年の日本代表の主な試合日程JFAの年間スケジュールによると、2026年はワールドカップやキリンチャレンジカップなど、国内外で複数の試合が組まれている。
| 日程 | 対戦相手 | 結果・予定 |
|---|---|---|
| 3月29日 | スコットランド | 1-0で勝利 |
| 4月1日 | イングランド | 1-0で勝利 |
| 5月31日 | アイスランド | 1-0で勝利 |
| 6月15日 | オランダ | 2-2 |
| 6月21日 | チュニジア | 4-0で勝利 |
| 6月26日 | スウェーデン | 1-1 |
| 6月30日 | ブラジル | 1-2で敗戦 |
| 9月24日 | ウルグアイ | 3-1で勝利 |
| 9月28日 | ベネズエラ | 2-1で勝利 |
| 10月1日 | エクアドル | 0-0、PK5-4で勝利 |
| 10月5日 | ニュージーランド | 2-1で勝利 |
| 11月14日 | ブラジル | 開催予定 |
| 11月17日 | パラグアイ | 開催予定 |
| 12月30日 | 未定 | 開催予定 |
11月の日本代表は、シンガポールで開催される「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」に参加する。
- 11月14日:日本対ブラジル
- 11月17日:日本対パラグアイ
いずれも南米勢との対戦となる。
ペルーとの試合ではないものの、南米特有の球際の強さや守備の組織力に対して、日本代表がどのような戦い方を選ぶかという点で注目できる。
さらに12月30日には、大阪のパナソニック スタジアム 吹田でキリンチャレンジカップ2026が予定されている。ただし、11月3日時点で対戦相手は未定だ。
ここが今後の注目ポイントになる。12月の大阪開催は2023年のペルー戦と同じ会場だが、対戦相手がペルーになるという公式発表はない。
日本対ペルーが再び実現する可能性は?日本とペルーは、過去にキリンカップやキリンチャレンジカップなどで対戦してきた。
両国は異なる大陸に所属しているため、通常の公式大会で直接対戦する機会は限られる。そのため、再戦が実現する場合は、国際親善試合や特別大会などが候補となる。
ペルーは南米サッカーらしい球際の強さと技術を備えた相手であり、日本にとっては異なる戦術への対応力を試せる対戦カードだ。
ただし、次回対戦の日時、会場、招集メンバー、テレビ放送については、JFAとペルーサッカー連盟の正式発表を待つ必要がある。
【テレビ放送・試合ハイライト】2023年の日本対ペルーはどこで見られた?
2023年6月20日の日本対ペルーは、TBS系列で全国生中継された。
キックオフは18時55分で、キリンチャレンジカップ2023の日本代表戦として放送された。
これは当時のJFA公式放送情報にも記録されている。
試合ハイライトを確認する方法過去の日本対ペルーを映像で振り返りたい場合は、次の公式情報を確認する方法がある。
- JFAのSAMURAI BLUE公式試合記録
- JFA公式の試合レポート
- JFATVの公式動画コンテンツ
特に映像で見直したいのは、次の4場面だ。
1. 22分の伊藤洋輝による代表初ゴール
2. 37分の三笘薫のカットインシュート
3. 63分の三笘から伊東につながった連係
4. 75分の前田大然によるボール奪取と追加点
スコアだけを確認するなら公式試合記録、攻撃の流れや選手の動きを見たいなら公式ハイライトが適している。
なお、2026年の日本対ペルー戦のテレビ放送予定は、次回対戦自体が発表されていないため未定だ。
【よくある質問】日本対ペルーに関するFAQ
Q1:日本対ペルーの2023年6月20日の試合結果は?
日本代表がペルー代表に4-1で勝利した。伊藤洋輝が22分、三笘薫が37分、伊東純也が63分、前田大然が75分に得点。ペルーは83分にクリストフェル・ゴンサレスがゴールを決めた。
Q2:日本代表のペルー戦のスタメンとフォーメーションは?
GK中村航輔、DF菅原由勢・板倉滉・谷口彰悟・伊藤洋輝、MF遠藤航・伊東純也・鎌田大地・旗手怜央・三笘薫、FW古橋亨梧。JFA公式レポートでは4-1-4-1が採用されていた。
Q3:日本とペルーの過去の対戦成績は?
2023年6月の試合までに通算6試合が行われ、日本の2勝2分2敗。得点数では日本が8点、ペルーが5点となっている。
2023年6月20日の日本対ペルーは、森保ジャパンが攻撃のスピードと選手個々の突破力を生かし、4-1で勝利した試合だった。
伊藤洋輝の代表初ゴール、三笘薫の個人技、伊東純也との連係、前田大然の前線からの守備。4つのゴールには、それぞれ異なる攻撃の特徴が表れていた。
一方、ペルーもボールを保持して日本の守備を揺さぶり、終盤に1点を返している。日本が改善すべき守備面の課題も残された。
【プロの結論】注目すべきはスコア以上に攻守の切り替えこの試合から読み取れる最大の収穫は、ボール保持率に依存しない攻撃の形を実現したことだ。
相手の攻撃を組織的に抑え、ボールを奪った瞬間に伊東や三笘のスピードを生かす。さらに前田のような選手が途中出場しても、前線からの守備で得点を狙える。この複数の攻撃パターンが、日本の4得点を支えた。
また、通算対戦成績は2勝2分2敗であり、2023年の4-1だけで両国の力関係を判断するのは早い。過去の試合を含めて見ることで、日本と南米のサッカーの違いや、森保ジャパンの戦術的な進化も理解しやすくなる。
2026年11月3日現在、次回の日本対ペルーは未定。今後はJFAの正式な日程発表、招集メンバー、開催地、放送情報が注目される。2023年の快勝を振り返りながら、次の対戦が実現する日を待ちたい。
主な情報確認先: 日本サッカー協会(JFA)公式試合記録・試合レポート・2026年年間日程、Jリーグ公式試合速報、Football LAB、11v11の国際対戦記録。