2026年11月現在、龍谷大学硬式野球部は、春季リーグ戦で2位に入る好成績を残した一方、夏に発覚した部員間の暴力行為、寮内での盗難、不適切動画の撮影・共有問題によって、大きな組織改革を迫られている。7月28日から8月27日までの1カ月間は活動停止となり、伝統だった全寮制についても廃止する方針が示された。
その後、山下裕介監督代行の指揮で秋季リーグ戦に復帰したものの、最終順位は5位。2026年度主将の上野楓真を中心とするチームは、競技面での立て直しと、部員が安心して活動できる組織づくりという二つの課題に直面している。公式サイト、関西六大学野球連盟の記録、龍谷大学の発表、報道各社の取材内容から、成績・不祥事の経緯・再発防止策・指導体制・入部方法まで整理する。
- 2026年の成績: 春季リーグ2位(8勝3敗・勝ち点4)、秋季リーグ5位(4勝7敗)。
- 活動停止の理由: 部員間の暴力3件、寮内の盗難被害、不適切動画の撮影・共有などが判明し、7月28日から8月27日まで活動停止。
- 組織改革: 龍谷荘の全寮制を廃止する方針が決定。秋季リーグでは山下裕介監督代行が指揮を執った。
- 2026年度主将: 上野楓真。春季には藤本颯太が最優秀防御率賞、市橋昂士が首位打者賞とベストナインを獲得。
- 入部希望者: 2026年度のスポーツ推薦による2027年度入試の募集は、公式サイトで募集終了と案内されている。
【2026年最新成績】龍谷大学硬式野球部は春季2位から秋季5位へ

龍谷大学硬式野球部は、関西六大学野球連盟に加盟する大学野球の伝統校だ。2026年度は春季リーグ戦で優勝争いに加わったが、夏の活動停止を経て臨んだ秋季リーグ戦では順位を落とした。
最初に、年間の成績を確認したい。
2026年春季リーグ戦は8勝3敗で2位2026年度の春季リーグ戦で、龍谷大学は8勝3敗、勝ち点4で2位という成績を収めた。
優勝には届かなかったものの、6大学によるリーグ戦で上位に入り、チームの競争力を示したシーズンだった。
特に投打の個人成績が光った。
- 藤本颯太:最優秀防御率賞、防御率0.41
- 市橋昂士:首位打者賞、打率.489
- 市橋昂士:外野手部門のベストナイン
- 市橋昂士:担当記者クラブ賞
藤本は春季リーグで7試合に登板し、22イニングを投げて自責点1。防御率0.41という優秀な数字を残した。
市橋は打率.489を記録。規定打席に到達した選手の中でもトップの打撃成績を残し、首位打者とベストナインの二つの実績を手にした。
この2人の活躍は、春季リーグにおける龍谷大の強さを象徴している。関西六大学野球連盟の個人賞記録とリーグ戦成績にも、それぞれの受賞結果が掲載されている。
秋季リーグ戦は5位・4勝7敗春季の好成績から一転、秋季リーグ戦では苦しい結果となった。
2026年春季2位
8勝3敗
勝ち点4・勝率.727
2026年秋季5位
4勝7敗
勝ち点2・勝率.364
秋季リーグ戦は9月5日から10月19日まで開催され、龍谷大学は最終的に5位となった。
秋季リーグでは、活動停止による練習環境の変化に加え、監督代行による新しい指導体制で戦う必要があった。
ただし、順位低下の原因を活動停止だけに求めることはできない。試合ごとの戦力や対戦結果など、競技面の要素も含めて評価する必要がある。
2026年は、春季に示した実力と、秋季に露呈した課題の両方が記録された一年だった。
【活動停止の理由】暴力行為・寮内盗難・不適切動画で何が起きたのか
2026年8月27日、龍谷大学は硬式野球部で発生した複数の不適切行為について、京都市伏見区の深草キャンパスで記者説明会を開いた。
大学側が説明した問題は、大きく分けて次の3つだ。
1. 上級生や学生コーチによる下級生への暴力行為
2. 寮内での金銭・衣類などの盗難と、指導者への未報告
3. 滋賀県内の河川などで撮影された不適切動画の寮内での共有
大学の調査で明らかになった暴力行為は、少なくとも3件に及ぶ。
最初に確認された事案の一つは2025年5月に発生した。
当時、4年生部員が1年生に2年生のものまねをさせ、その様子を撮影して当該の2年生に送信した。その後、2年生が激高し、1年生の腹部を蹴ったり、肩を複数回殴ったりする行為があった。
この事案を受け、野球部は2025年6月に再発防止策を策定。全部員への聞き取りも行い、関西六大学野球連盟に報告した。全日本大学野球連盟からも厳重注意などの対応を受けたと報じられている。
ところが、問題はそれで終わらなかった。
2025年2月には、入部予定者が練習を抜け出してラーメンを食べたことを、当時の2年生リーダーが注意する際、胸ぐらをつかんで胸を押す行為があったことも判明した。
さらに2026年3月から6月にかけては、学生コーチを務める当時3年生の部員が、1年生に対してバットで小突いたり、平手打ちをしたりする行為が確認された。
これらの事案では、被害者に外傷はなかったと報道されている。
重要なのは、2025年に再発防止策を策定し、2026年3月にも見直していたにもかかわらず、その後も問題が発生していた点だ。
寮内盗難では20人以上が被害もう一つの深刻な問題が、寮内での盗難だ。
被害に遭った部員は20人以上とされ、金銭やアンダーウェアなどが盗まれていた。
大学の説明によると、盗難被害は部員同士では共有されていたものの、指導者には報告されていなかった。
つまり、問題を認識していた学生が複数いたにもかかわらず、組織の管理側に情報が届いていなかったことになる。
寮という共同生活の場で、被害を受けた学生が安心して相談できる仕組みが十分に機能していなかった点は、組織運営上の大きな課題だ。
不適切動画の撮影・共有も発覚2025年2月から3月ごろには、部員数人が滋賀県内の河川などで社会的通念に反する不適切な動画を撮影していた。
その動画を別の機会に寮内のリビングにあるテレビ画面に映し、複数人で共有していたことも大学の調査で判明した。
動画は既に削除されたと報じられている。
また、2026年8月27日の説明では、実際に動画撮影などに関与した学生は既に卒業しており、大学には在籍していないとの説明もあった。
問題は特定の学生の行為だけではない。撮影された動画が寮内で共有され、組織として問題を把握できなかった経緯も問われている。
【不祥事の時系列】活動停止から再開までの経緯と関係者一覧
今回の問題を理解するには、発生時期と大学側の対応を時系列で整理することが欠かせない。
特に注目したいのは、2025年に最初の暴力事案が確認されてから、2026年夏の活動停止に至るまで、再発防止策の策定と追加調査が繰り返されていたことだ。
龍谷大学硬式野球部の問題発覚から再建まで大学が重く見たのは、暴力行為や盗難などが発生したことだけではない。
問題が繰り返されたにもかかわらず、指導者に十分な情報が伝わらず、適切な対応ができていなかった点も大きな理由だった。
2026年6月には調査委員会が設置され、過去の事案や寮内の状況などについて調査が進められた。
その結果、大学は7月28日から8月27日までの1カ月間、硬式野球部を活動停止とした。
これは一部の選手だけに対する措置ではなく、部全体の活動を停止する対応だった。
一方、大学は秋季リーグ戦への参加を認め、8月28日から活動を再開させた。9月5日開幕のリーグ戦に向けて、チームは短い準備期間で再スタートを切ることになった。
【龍谷荘の全寮制廃止】大学が進める再発防止策と組織改革
今回の不祥事を受けて大きく変わることになったのが、硬式野球部の生活環境だ。
龍谷大学硬式野球部は、滋賀県大津市にある「龍谷荘」を拠点とする全寮制の生活を採用してきた。
報道によると、説明会当時は62人が入寮し、原則として2人1部屋で生活していた。
しかし、寮内で盗難被害が発生し、部員同士では情報が共有されていたにもかかわらず、指導者には報告されていなかった。
大学側は、この状況を組織管理の問題として受け止めた。
全寮制を廃止する方針を決定2026年8月27日の説明会で大学が示した大きな方針が、全寮制の廃止だ。
玉木興慈副学長は、寮生と指導者がすぐに相談できる関係になかったことや、閉鎖的な空間が問題を生みやすいことを理由として説明した。
この方針は、単に生活場所を変えるという話ではない。
大学スポーツにおける寮生活は、練習時間の確保、生活リズムの統一、部員同士の連帯感などの利点がある。その一方で、生活と競技の人間関係が重なり、上下関係が過度に強くなった場合、問題を外部に相談しにくくなる可能性もある。
今回の龍谷大のケースでは、まさに後者の問題が表面化した。
ただし、全寮制の廃止と龍谷荘という建物そのものの閉鎖は同じ意味ではない。 公表された方針の中心は、部員全員を寮に入れる生活制度の廃止であり、施設の具体的な今後の運用や移行スケジュールについては別途確認が必要だ。
再発防止に必要な3つの改革今回の問題を踏まえると、再建には次の3点が欠かせない。
1. 部員が安心して相談できる仕組み
部員同士で被害情報が共有されていても、指導者に伝わらなければ組織として対応できない。
相談先の明確化や、上級生・下級生の関係に左右されない報告環境が求められる。
2. 指導体制の見直し
学生コーチや上級生による指導が、暴力や威圧的な行為に変わらないよう、指導者の役割と責任を明確にする必要がある。
3. 寮生活と競技活動の管理体制の再構築
全寮制の廃止に加えて、生活上の問題を大学側が把握できる仕組みが重要になる。
大学側は、学生が安心して正課・課外活動に取り組める環境づくりと、信頼される指導体制の構築を再発防止の課題として示した。
なお、相談窓口の具体的な運用方法や改革の完了時期などについては、今後の正式な公表内容を確認する必要がある。
【2026年度の監督・主将・部員情報】本郷宏樹監督と山下裕介監督代行
2026年度の龍谷大学硬式野球部では、主将に上野楓真が就任していた。
また、夏の活動停止後に迎えた秋季リーグ戦では、従来の指導体制から変更があり、山下裕介が監督代行を務めた。
2026年度の主な関係者上野楓真(主将)
2026年度の主将を務めた4年生内野手。出身高校は京都国際高校。
2026年1月に公表された新幹部紹介で、主将への就任が正式に発表された。
チームスローガンは「覇~待っとけ神宮,纏え新風~」。リーグ優勝と日本一を目標に掲げていた。
本郷宏樹(監督)
龍谷大学硬式野球部の監督。2019年にコーチとして就任し、2020年に監督に就任した経歴が、野球部OB会の歴史資料に記録されている。
2026年秋季リーグ戦では指揮を執らず、監督代行に指揮を引き継いだ。
山下裕介(監督代行)
龍谷大学の副部長で、同大学OB。2026年秋季リーグ戦では本郷監督に代わって監督代行を務めた。
9月5日の開幕戦から指揮を執り、活動停止明けのチームを率いた。
秋季リーグ戦における監督代行という立場と、今後の正式な監督人事は区別して考える必要がある。監督交代が正式に決定したとする情報とは異なる。
春季リーグで結果を残した注目選手
藤本颯太
- 2026年春季リーグ
- 防御率0.41
- 7試合登板、22イニング
- 4年生・投手
市橋昂士
- 2026年春季リーグ
- 打率.489
- 外野手部門ベストナイン
- 担当記者クラブ賞も受賞
秋山昌広
- 2026年春季リーグ
- 2年生
- 出身校:彦根総合高校
この3人の実績は、活動停止以前から龍谷大に高い競技力を持つ選手が在籍していたことを示している。
特に藤本の防御率0.41と市橋の打率.489は、数字の面でも際立つ結果だった。
【歴代優勝回数29回】龍谷大学野球部の伝統とプロ野球OB
龍谷大学硬式野球部は、1913年(大正2年)9月に創部された歴史ある野球部だ。
関西六大学野球連盟の加盟校として長く活動し、数多くの優秀な選手を輩出してきた。
優勝回数は29回?30回?龍谷大学硬式野球部の優勝回数については、資料によって29回と30回の表記が見られる。
これは集計対象の違いによるものだ。
- 現行の関西六大学野球における優勝回数:29回
- 旧関西六大学野球の優勝1回を含む通算:30回
龍谷大学硬式野球部の公式サイトは「関西六大学野球 優勝回数29回」と掲載している。
一方、龍谷大学の2021年10月の公式発表では、旧関西六大学野球を含めた通算30回目の優勝と説明されている。連盟の歴代優勝校記録でも、旧リーグの1回を含む30回という整理になっている。
そのため、29回と30回は単純な誤記の違いではない。集計対象を区別することが正確な理解につながる。
龍谷大学出身のプロ野球選手・滝中瞭太
- 出身高校:滋賀県立高島高校
- 大学:龍谷大学
- 社会人野球:Honda鈴鹿
- 2019年ドラフト:東北楽天6位
- ポジション:投手
龍谷大学硬式野球部のOBとして知られる選手の一人が、東北楽天ゴールデンイーグルスの滝中瞭太だ。
龍谷大学の2019年10月の公式発表によると、滝中は社会学部を2017年に卒業し、Honda鈴鹿でプレーした後、2019年のプロ野球ドラフト会議で楽天から6位指名を受けた。
大学卒業後、社会人野球を経由してプロ入りした経歴は、龍谷大野球部の卒業後の進路を考えるうえでも参考になる。
滝中のほか、長谷川凌汰や石田健人マルクなど、龍谷大学硬式野球部OBからプロ野球の世界に進んだ選手もいる。
NPBの選手プロフィールでも、滝中の経歴として高島高校、龍谷大学、Honda鈴鹿が記載されている。
【入部方法・部員募集】龍谷大学硬式野球部に入るには?
龍谷大学硬式野球部への入部を検討している高校生や受験生にとって、気になるのが入部方法だ。
公式サイトには「入部希望の方へ」という案内があり、スポーツ推薦に関するセレクション情報も掲載されている。
スポーツ推薦・セレクションについて龍谷大学硬式野球部では、総合型選抜入試(スポーツ活動)による入部希望者に向けて、個別練習参加・セレクションの案内を掲載している。
ただし、2026年に掲載された2027年度入試向けの案内では、スポーツ推薦枠が充足したため募集終了と明記されている。
そのため、2027年度入試でスポーツ推薦による入部を希望している場合、現在の募集状況を公式案内で確認する必要がある。
入部希望者が確認したいポイント入部を考えている場合は、次の点を事前に確認しておきたい。
- スポーツ推薦の募集対象とセレクションの実施状況
- 一般入試で入学した場合の入部条件
- 練習参加や入部前の相談方法
- 練習場所や通学・住居環境
- 全寮制廃止に伴う生活環境の変更
- 部員の学業と競技活動の両立条件
特に2026年の問題を受けて、全寮制の廃止方針が示されているため、従来の寮生活を前提に進学を検討している人は注意が必要だ。
なお、スポーツ推薦の募集終了は、野球部へのあらゆる入部経路が閉ざされたという意味ではない。一般入試後の入部条件などについては、公式に確認することが重要になる。
どんな人に向いている野球部なのか龍谷大学硬式野球部を進学先として考えるなら、競技実績だけでなく、大学生活との両立やチームの運営方針も判断材料になる。
特に確認したいのは次の3点だ。
1. 大学野球の高い競技レベルに挑戦したいか。
2. 自主性と集団生活の両方に対応できるか。
3. 指導体制や生活環境について納得したうえで入部できるか。
歴史と実績のあるチームで競技を続けたい人には魅力がある一方、生活環境や指導方針について十分な説明を受けずに進学先を決めることは避けたい。
2026年の改革が進む過程だからこそ、入部前の確認が重要になっている。
【プロの結論】龍谷大学硬式野球部の再建を判断する3つの基準
2026年の龍谷大学硬式野球部を評価する際、春季2位や秋季5位という順位だけで判断するのは十分ではない。
今回の問題は、競技力の低下だけではなく、部員の生活環境、指導者との関係、組織内の情報共有にまで及んでいるからだ。
再建の進み具合を判断するうえで、重要なのは次の3つの基準だ。
第一に、部員が問題を報告できる環境が整うか。
今回の盗難問題では、20人以上が被害に遭いながら指導者に情報が伝わっていなかった。相談窓口の設置だけでなく、実際に学生が利用できる環境になっているかが重要になる。
第二に、指導体制が透明化されるか。
本郷宏樹監督から山下裕介監督代行へと指揮体制が変わった秋季リーグは、チームにとって新しい出発点だった。今後は、監督や学生コーチ、上級生それぞれの責任と権限が明確になっているかが問われる。
第三に、全寮制廃止後の生活環境が適切に整備されるか。
寮を廃止する方針だけでは、組織改革が完成したとはいえない。部員が生活面で困ったときに相談でき、競技に集中できる環境が整って初めて改革の実効性が評価できる。
龍谷大学には、1913年創部という歴史と、関西六大学野球で積み上げてきた実績がある。滝中瞭太のようなプロ野球選手を輩出してきた伝統も、チームの大きな財産だ。
しかし、過去の実績があることと、現在の組織運営が適切であることは別問題である。
これからの龍谷大学硬式野球部に必要なのは、単にリーグ優勝を取り戻すことだけではない。部員が安心して野球に取り組める組織を再構築し、そのうえで競技成績を伸ばすことだ。
【龍谷大学硬式野球部】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:龍谷大学硬式野球部は2026年現在も活動停止中ですか?
A1:いいえ。活動停止期間は2026年7月28日から8月27日までの1カ月間です。8月28日に活動を再開し、9月5日からの秋季リーグ戦にも出場しました。秋季リーグは10月19日に終了しています。
Q2:龍谷大学野球部の活動停止の理由は何ですか?
A2:部員間の暴力行為が少なくとも3件発生したほか、龍谷荘で20人以上が金銭や衣類などの盗難被害に遭い、指導者に報告されていなかったこと、不適切動画の撮影・共有などが判明したためです。
Q3:龍谷大学硬式野球部の2026年度主将は誰ですか?
A3:上野楓真です。京都国際高校出身の4年生内野手で、2026年度の主将に就任しました。
Q4:龍谷大学硬式野球部の2026年春季リーグの個人賞は?
A4:藤本颯太が最優秀防御率賞(防御率0.41)、市橋昂士が首位打者賞(打率.489)と外野手部門のベストナインを獲得しました。市橋は担当記者クラブ賞も受賞しています。
Q5:龍谷大学野球部の寮はなくなるのですか?
A5:大学は全寮制を廃止する方針を示しています。これは全部員が寮に入る制度を改めるもので、建物そのものの閉鎖時期や今後の具体的な運用については、別途確認が必要です。
Q6:龍谷大学硬式野球部に入部するにはどうすればよいですか?
A6:公式サイトにスポーツ推薦・個別練習参加(セレクション)の案内があります。ただし、2027年度入試向けのスポーツ推薦枠は充足し、募集終了と案内されています。一般入試後の入部条件などは大学・野球部への確認が必要です。
Q7:龍谷大学硬式野球部の優勝回数は29回と30回のどちらですか?
A7:現行の関西六大学野球での優勝回数は29回です。旧関西六大学野球での優勝1回を加えると通算30回となります。
2026年の龍谷大学硬式野球部は、春季リーグ2位という好成績から始まり、夏の活動停止、全寮制廃止方針、監督代行による秋季リーグ戦という大きな転換を経験した。
最終的な年間成績は、春季2位・8勝3敗、秋季5位・4勝7敗。藤本颯太や市橋昂士が春季リーグで個人賞を獲得するなど、選手個々の能力は高い水準を示している。
一方、部員間の暴力、寮内盗難、不適切動画の問題は、長年の伝統だけでは解決できない組織運営上の課題を浮き彫りにした。
今後注目したいのは、全寮制廃止の具体化、部員と指導者の信頼関係の再構築、そして新しい環境での競技成績だ。
龍谷大学硬式野球部の本当の再出発は、リーグ順位の回復だけでなく、選手が安心して野球に打ち込める環境を取り戻せるかどうかにかかっている。
2026年11月以降も、大学・硬式野球部の公式発表と関西六大学野球連盟の記録が、今後の動向を判断する重要な情報源となる。