2026年11月3日時点の侍ジャパンの試合結果を振り返ると、最大の注目を集めたのは3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)だ。日本代表は1次ラウンドでチャイニーズ・タイペイ、韓国、オーストラリア、チェコに4連勝したものの、準々決勝でベネズエラに5対8で敗れ、ベスト8で大会を終えた。
一方、大会前の宮崎・名古屋での強化試合ではソフトバンクや中日と対戦し、大阪でのWBC強化試合にも臨んでいる。加えて、次の大きな舞台となるラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026は11月12日に開幕する。ここでは、侍ジャパンの2026年最新勝敗一覧から各試合のスコア、WBCの戦いぶり、次戦の日程までを時系列で整理する。
【2026年最新】侍ジャパンの試合結果と勝敗一覧

2026年の侍ジャパンは、WBC本大会に向けて2月から国内で実戦を重ねた。宮崎では福岡ソフトバンクホークス、名古屋では中日ドラゴンズと対戦。その後、大阪でオリックス、阪神との強化試合を行い、東京ドームでWBCの1次ラウンドに臨んだ。
2026年の主な試合結果を大会別に整理すると、次のようになる。スコアはすべて日本代表から見た表記だ。
【WBC本大会】
- 3月6日:チャイニーズ・タイペイ戦 13対0(7回コールド勝ち)
- 3月7日:韓国戦 8対6(勝利)
- 3月8日:オーストラリア戦 4対3(勝利)
- 3月10日:チェコ戦 9対0(勝利)
- 3月15日:ベネズエラ戦 5対8(準々決勝敗退)
【WBC前の強化試合】
- 2月22日:福岡ソフトバンク戦 13対3(勝利)
- 2月23日:福岡ソフトバンク戦 0対4(敗戦)
- 2月27日:中日戦 5対3(勝利)
- 2月28日:中日戦 7対3(勝利)
- 3月2日:オリックス戦 3対4(敗戦)
- 3月3日:阪神戦 5対4(勝利)
強化試合6試合の成績は4勝2敗。WBC本大会は4勝1敗だった。両者を合算すれば、今回取り上げる2026年の11試合では8勝3敗となる。ただし、練習試合と公式国際大会は競技上の位置づけが異なるため、成績を比較する際には分けて考えたい。
これらのスコアは、侍ジャパン公式サイトおよび日本野球機構(NPB)の試合記録で確認できる。
【時系列で完全整理】宮崎・名古屋・WBCの2026年試合結果
2026年の侍ジャパンの戦いを理解するには、WBC本大会だけでなく、代表チームがどのように準備を進めたかを追うことも大切だ。
NPBの公式試合記録と侍ジャパンの大会記録をもとに、宮崎シリーズからベネズエラとの準々決勝までを時系列でまとめた。
| 日付 | 大会・会場 | 対戦相手 | 日本代表のスコア | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2月22日 | 宮崎シリーズ | ソフトバンク | 13対3 | 勝利 |
| 2月23日 | 宮崎シリーズ | ソフトバンク | 0対4 | 敗戦 |
| 2月27日 | 名古屋シリーズ | 中日 | 5対3 | 勝利 |
| 2月28日 | 名古屋シリーズ | 中日 | 7対3 | 勝利 |
| 3月2日 | 大阪強化試合 | オリックス | 3対4 | 敗戦 |
| 3月3日 | 大阪強化試合 | 阪神 | 5対4 | 勝利 |
| 3月6日 | WBC・1次ラウンド | チャイニーズ・タイペイ | 13対0 | 勝利 |
| 3月7日 | WBC・1次ラウンド | 韓国 | 8対6 | 勝利 |
| 3月8日 | WBC・1次ラウンド | オーストラリア | 4対3 | 勝利 |
| 3月10日 | WBC・1次ラウンド | チェコ | 9対0 | 勝利 |
| 3月15日 | WBC・準々決勝 | ベネズエラ | 5対8 | 敗戦 |
この一覧から見えてくるのは、WBC開幕前から日本代表が複数のタイプの相手と対戦していたことだ。国内プロ球団との試合で実戦感覚を養い、その後、国際大会特有の緊張感がある短期決戦へと移行している。
なお、宮崎シリーズはひなたサンマリンスタジアム宮崎、名古屋シリーズはバンテリンドーム ナゴヤ、大阪の強化試合は京セラドーム大阪で行われた。WBCの日本代表の1次ラウンドは東京ドーム、準々決勝は米国マイアミのローンデポ・パークが舞台となった。
【WBC全試合を検証】台湾13対0、韓国・豪州・チェコ戦の勝因
2026年WBCの日本代表は、プールCに所属した。対戦国はオーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイの4チーム。日本は4試合すべてに勝利し、1次ラウンドを4勝0敗で突破した。
チャイニーズ・タイペイ戦:13対0の圧勝3月6日の初戦で日本はチャイニーズ・タイペイと対戦し、13対0で7回コールド勝ちを収めた。
初戦から二桁得点を記録したことは、チームの攻撃力を印象づける結果となった。7回終了を待たずに試合が決着した点からも、得点差の大きさが分かる。
WBCでは試合規定に基づいてコールドゲームが適用される場合がある。この試合は大量リードによる7回コールドとなり、日本は好スタートを切った。
韓国戦:8対6の接戦を制す3月7日の韓国戦は8対6。台湾戦のような一方的な展開ではなく、得点を取り合う試合となった。
日本と韓国の対戦は、WBCでも長く注目されてきたカードだ。互いに国際大会での実績があり、試合ごとに戦術や選手起用の駆け引きが生まれる。
2026年大会でも日本は接戦をものにし、1次ラウンド突破に向けて重要な1勝を挙げた。
オーストラリア戦:4対3で逃げ切る3月8日のオーストラリア戦は4対3。得点差はわずか1点で、最後まで気の抜けない展開だった。
WBCのような短期決戦では、必ずしも大量得点が勝利に直結するわけではない。少ない得点差を守り切る投手運用や、終盤の守備が結果を左右する。
この試合を制したことで、日本はプールCでの4連勝に向けてさらに前進した。
チェコ戦:9対0で1次ラウンド全勝3月10日のチェコ戦では9対0で勝利した。
日本は4試合を通じて安定した試合運びを見せ、プールCを4勝0敗で終了。韓国、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイ、チェコを相手に全勝という結果を残した。
1次ラウンドの段階では、攻撃力と投手陣の安定感の両方が際立っていた。しかし、その好成績が必ずしも準々決勝での勝利を保証するものではなかった。
【最大の注目試合】ベネズエラ戦5対8で敗退した理由
2026年WBCの日本代表にとって、最大の転換点となったのが3月15日の準々決勝だ。対戦相手は強力な選手層を持つベネズエラ。日本は5対8で敗れ、準決勝進出を逃した。
1次ラウンドを4連勝で通過した日本にとって、予想外の厳しい結果となった。
試合の流れを変えた6回の逆転3ランMLB公式の試合レポートによると、この試合で大きな分岐点となったのは6回だった。
ベネズエラのウィリエル・アブレイユが、日本の伊藤大海から勝ち越しとなる3ランホームランを放った。これによってベネズエラが主導権を握り、日本は追いかける展開となった。
最終的に日本は5点を挙げたものの、ベネズエラの8得点を上回ることができなかった。最後は大谷翔平が打ち取られ、試合終了となった。
1次ラウンド全勝でも優勝できない短期決戦の難しさ今回の敗退で注目したいのは、1次ラウンドの成績と決勝トーナメントの結果は別物だという点だ。
日本はプールCで4勝0敗という完璧な成績を残した。しかし、準々決勝は一発勝負であり、1試合の投手起用、打線のつながり、相手の長打力によって試合の流れが大きく変わる。
ベネズエラはその後も勝ち進み、準決勝でイタリアを4対2で下した。決勝では米国を3対2で破り、2026年WBCの初優勝を達成している。
日本は3度の優勝経験を持つ強豪だが、2026年はベネズエラが世界一に輝いた大会となった。なお、大谷翔平は2026年WBCのオールトーナメントチームで指名打者部門に選出されている。
【宮崎・名古屋シリーズ2026】強化試合の詳細と注目ポイント
WBC本大会の結果だけを見ていると見落としやすいのが、2月に行われた国内での強化試合だ。侍ジャパンは宮崎と名古屋で計4試合を行い、WBCに向けた実戦経験を積んだ。
宮崎シリーズ:ソフトバンクと1勝1敗ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 宮崎は、2月22日と23日にひなたサンマリンスタジアム宮崎で開催された。
初戦は福岡ソフトバンクホークスに13対3で勝利。7回裏無死でコールドゲームとなり、日本代表が大量得点で試合を締めくくった。
一方、翌23日はソフトバンクに0対4で敗戦。打線が得点を奪えず、相手投手陣に抑え込まれる結果となった。
2試合を通じた成績は1勝1敗。大量得点での勝利と無得点での敗戦という対照的な内容だった。
名古屋シリーズ:中日に連勝2月27日と28日にバンテリンドーム ナゴヤで開催された名古屋シリーズでは、中日ドラゴンズと対戦した。
27日は5対3で勝利。初回に佐藤の3ランホームランが飛び出し、序盤から試合を優位に進めた。2回にも佐々木のソロホームランが生まれている。
翌28日も7対3で勝利した。牧、森下の本塁打などで得点を重ね、中日との2連戦を連勝で終えた。
宮崎シリーズで1勝1敗だった日本代表は、名古屋で2連勝。WBC本番に向けて勝ち越しを記録した。
大阪の強化試合:オリックスに敗れ、阪神に勝利3月2日と3日には、京セラドーム大阪でWBC直前の強化試合が行われた。
初戦のオリックス戦は3対4で敗戦。侍ジャパン公式の試合レポートでは、吉田正尚が5回に特大の本塁打を放ったことが紹介されている。結果は敗戦だったものの、打撃面で注目を集める場面もあった。
翌日の阪神戦では5対4で勝利。大阪での2試合は1勝1敗となり、宮崎・名古屋を含むWBC前の強化試合全体では4勝2敗だった。
これらの試合は、WBCの公式勝敗とは区別する必要がある。プロ球団との強化試合は選手の状態やチームの連携を確認する場であり、国際大会の順位を決める試合ではない。
【歴代WBC成績】侍ジャパンは2026年までに何回優勝した?
侍ジャパンはWBCの歴史において、最も多くの優勝経験を持つ代表チームの一つだ。2006年の第1回大会で初代王者となり、2009年には連覇を達成。2023年にも世界一を取り戻した。
一方、2013年と2017年は準決勝に進出したものの優勝には届かず、2026年は準々決勝で敗退している。
【侍ジャパンのWBC歴代成績】
- 2006年・第1回:優勝。王貞治監督のもと初代王者に輝く。
- 2009年・第2回:優勝。原辰徳監督のもと大会連覇を達成。
- 2013年・第3回:ベスト4。山本浩二監督が指揮。
- 2017年・第4回:ベスト4。小久保裕紀監督が指揮。
- 2023年・第5回:優勝。栗山英樹監督のもと3度目の世界一。
- 2026年・第6回:ベスト8。井端弘和監督のもと1次ラウンドを全勝で突破するも準々決勝で敗退。
MLBが公表しているWBCの大会記録でも、日本の優勝は2006年、2009年、2023年の3回となっている。2026年大会はベネズエラが初優勝し、日本は4度目の世界一を逃した。
過去5大会では、いずれも準決勝以上に進出していた日本代表にとって、2026年のベスト8は一つの節目となる結果だ。
ただし、WBCの成績を評価する際には優勝回数だけでなく、対戦相手の強さや大会方式、各大会の代表編成も考慮したい。特に2026年は1次ラウンドで圧倒的な成績を残しながら、決勝トーナメントで敗退した点が大きな特徴だった。
【次戦はいつ?】アジアプロ野球チャンピオンシップ2026の日程
2026年11月3日時点で、侍ジャパンの次の大きな国際大会は「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」だ。
大会期間は2026年11月12日から15日まで。会場は東京ドームで、日本、韓国、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイの4チームが参加する。
日本代表の予選ラウンド3試合の日程は次のとおりだ。
【日本代表の試合予定】
- 11月12日(木)19時:チャイニーズ・タイペイ対日本
- 11月13日(金)19時:日本対韓国
- 11月14日(土)12時:オーストラリア対日本
11月15日(日)には、予選順位に応じて3位決定戦と決勝が行われる予定だ。3位決定戦は11時、決勝は19時開始となっている。
次の注目カードはチャイニーズ・タイペイ戦日本の初戦は11月12日のチャイニーズ・タイペイ戦だ。2026年WBCでは日本が13対0で勝利している相手だけに、今回の対戦でも注目が集まる。
ただし、WBCとアジアプロ野球チャンピオンシップでは大会の位置づけや選手構成が異なる。APBCは若手選手を中心とする大会で、原則として24歳以下またはプロ入団3年目までの選手を対象とし、29歳以下のオーバーエイジ枠も設けられている。大会概要では選手登録は28名とされている。
そのため、WBCのようなトップレベルの国際大会とは異なり、若手選手が国際経験を積み、次世代の日本代表を担う存在へ成長するための舞台という側面もある。
放送・配信予定も確認侍ジャパン公式サイトが公表した放送・配信情報によると、11月12日のチャイニーズ・タイペイ戦はPrime Videoで18時30分から配信予定となっている。
11月13日の韓国戦はテレビ朝日系列とPrime Video、11月14日のオーストラリア戦もテレビ朝日系列とPrime Videoで放送・配信される予定だ。
15日の決勝と3位決定戦についてもPrime Videoで配信予定となっている。地上波放送は日本が出場する場合に限られる試合があるため、当日の対戦カードと放送予定を確認しておきたい。
【侍ジャパン試合結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:侍ジャパンの2026年WBCの最終結果は?
A1:日本は1次ラウンドを4勝0敗で突破しましたが、3月15日の準々決勝でベネズエラに5対8で敗れ、ベスト8で大会を終えました。
Q2:2026年WBCの台湾戦の結果は?
A2:3月6日に東京ドームで行われ、日本が13対0で勝利しました。試合は7回コールドで終了しています。
Q3:侍ジャパンの2026年韓国戦の結果は?
A3:3月7日のWBC1次ラウンドで対戦し、日本が8対6で勝利しました。
Q4:オーストラリア戦とチェコ戦の結果は?
A4:オーストラリア戦は3月8日に4対3、チェコ戦は3月10日に9対0で、いずれも日本が勝利しました。
Q5:ベネズエラ戦はなぜ敗れた?
A5:3月15日の準々決勝で日本は5対8で敗れました。特に6回、ベネズエラのウィリエル・アブレイユに勝ち越し3ランを許したことが試合の大きな転換点となりました。
Q6:侍ジャパンシリーズ2026の宮崎と名古屋の結果は?
A6:宮崎シリーズはソフトバンクに13対3で勝利、0対4で敗戦し1勝1敗。名古屋シリーズは中日に5対3、7対3で連勝しました。
Q7:侍ジャパンの次の試合はいつ?
A7:2026年11月12日(木)19時開始予定のアジアプロ野球チャンピオンシップ2026、チャイニーズ・タイペイ戦です。会場は東京ドームです。
Q8:侍ジャパンはWBCで何回優勝している?
A8:2006年、2009年、2023年の計3回です。2026年大会は準々決勝敗退となり、4度目の優勝はなりませんでした。
2026年の侍ジャパンは、宮崎・名古屋・大阪での強化試合を経てWBCに出場し、1次ラウンドでは4連勝を達成した。チャイニーズ・タイペイに13対0、韓国に8対6、オーストラリアに4対3、チェコに9対0と、いずれも勝利を収めた。
しかし、準々決勝ではベネズエラに5対8で敗戦。1次ラウンドの勢いをそのまま優勝につなげることはできず、2026年WBCはベスト8という結果に終わった。
一方、2026年11月12日からは東京ドームでアジアプロ野球チャンピオンシップが開幕する。チャイニーズ・タイペイ、韓国、オーストラリアとの対戦は、次世代の代表選手たちの実力を確認する重要な機会となる。
侍ジャパンの試合結果を追う際は、WBCのような公式国際大会と、国内球団との強化試合を分けて確認することが大切だ。スコアだけでなく、対戦相手、大会の位置づけ、勝敗が決まった経緯まで把握すれば、代表チームの現在地がより明確になる。
次の注目は11月12日の初戦。2026年の侍ジャパンがどのような戦いを見せるのか、東京ドームでの新たな挑戦に期待したい。
主な情報確認先: 侍ジャパン公式サイト、NPB公式試合記録、MLB公式WBC大会記録。