2026年11月3日時点の2026/27明治安田J2リーグは、第15節を終え、アルビレックス新潟が勝点29で首位に浮上した。2位カターレ富山と3位横浜FCは勝点28で並び、4位RB大宮アルディージャ、5位ベガルタ仙台、6位テゲバジャーロ宮崎までが勝点3差にひしめく。J1自動昇格と昇格プレーオフの出場権を巡る争いは、序盤から激しい展開となっている。
今季のJ2は2026年8月8日から2027年5月23日まで開催される20クラブ参加のリーグ戦だ。全38節のうち15試合を消化した段階で、勝点ランキングだけでなく、得失点差や直近5試合の成績にも各クラブの特徴が表れている。ここではJリーグ公式順位表を基準に、全20クラブの最新順位、昇格・降格条件、今後の注目ポイントを整理する。
【11月3日最新】2026/27 J2リーグ上位順位と勝点ランキング

11月3日の第15節終了時点で、最も大きな動きがあったのは首位争いだ。前節まで首位だったベガルタ仙台が敗れた一方、アルビレックス新潟が勝利。これによって新潟が勝点29で単独首位に立った。
2位富山と3位横浜FCはともに勝点28。4位大宮と5位仙台も勝点27で並び、6位宮崎は勝点26を確保している。上位6クラブの差はわずか3ポイントであり、1試合の結果によって順位が入れ替わる状況だ。
11月3日の第15節で起きた主な順位変動新潟はアウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦。スコアレスで迎えた89分、舞行龍ジェームズが決勝ゴールを決め、1-0で勝利した。勝点を29に伸ばし、首位に浮上している。
一方、前節首位の仙台はアウェーで富山に0-1で敗戦。68分に髙橋馨希が決勝点を挙げ、富山は2連勝で2位に浮上した。仙台は3連敗となり、順位を5位まで下げている。
横浜FCもホームでブラウブリッツ秋田に2-1で逆転勝利。81分に細井響、87分に山田康太が得点し、勝点28を獲得した。
宮崎は栃木シティを3-0で下し、4連勝を達成。松本ケンチザンガは4試合連続ゴールを記録した。順位は6位ながら、直近の勢いでは上位陣の中でも目立つ存在となっている。
【2026年11月3日版】J2順位表・全20クラブの勝点と得失点差
以下はJリーグ公式サイトの2026年11月3日更新データをもとにした全20クラブの順位表だ。全クラブが15試合を消化しており、勝点、勝敗、得点、失点、得失点差、直近5試合を比較できる。
| 順位 | クラブ | 勝点 | 試合 | 勝-分-負 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 直近5試合 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アルビレックス新潟 | 29 | 15 | 9-2-4 | 22 | 24 | -2 | LWWLW |
| 2 | カターレ富山 | 28 | 15 | 8-4-3 | 27 | 14 | +13 | DWLWW |
| 3 | 横浜FC | 28 | 15 | 8-4-3 | 28 | 17 | +11 | DWDWW |
| 4 | RB大宮アルディージャ | 27 | 15 | 7-6-2 | 27 | 18 | +9 | LLDWW |
| 5 | ベガルタ仙台 | 27 | 15 | 8-3-4 | 23 | 14 | +9 | DWLLL |
| 6 | テゲバジャーロ宮崎 | 26 | 15 | 7-5-3 | 24 | 16 | +8 | DWWWW |
| 7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 23 | 15 | 7-2-6 | 21 | 19 | +2 | WWWWW |
| 8 | 大分トリニータ | 22 | 15 | 5-7-3 | 18 | 12 | +6 | WDDLW |
| 9 | ジュビロ磐田 | 22 | 15 | 6-4-5 | 18 | 16 | +2 | DDDWW |
| 10 | 湘南ベルマーレ | 22 | 15 | 5-7-3 | 15 | 14 | +1 | DDWLL |
| 11 | いわきFC | 20 | 15 | 6-2-7 | 24 | 22 | +2 | WDDWL |
| 12 | サガン鳥栖 | 20 | 15 | 6-2-7 | 15 | 17 | -2 | WLWLW |
| 13 | モンテディオ山形 | 19 | 15 | 6-1-8 | 14 | 14 | 0 | DLLWW |
| 14 | ブラウブリッツ秋田 | 17 | 15 | 4-5-6 | 16 | 17 | -1 | LLWDL |
| 15 | 徳島ヴォルティス | 17 | 15 | 5-2-8 | 11 | 15 | -4 | DLWLL |
| 16 | 藤枝MYFC | 16 | 15 | 3-7-5 | 17 | 17 | 0 | DDLDL |
| 17 | ヴァンラーレ八戸 | 14 | 15 | 4-2-9 | 11 | 25 | -14 | DWLLL |
| 18 | 栃木シティ | 12 | 15 | 3-3-9 | 21 | 28 | -7 | DDLLL |
| 19 | FC今治 | 12 | 15 | 3-3-9 | 16 | 31 | -15 | DLLDL |
| 20 | ヴァンフォーレ甲府 | 12 | 15 | 3-3-9 | 11 | 29 | -18 | LLDDL |
直近5試合の表記:W=勝利、D=引き分け、L=敗戦。左から右への並びはJリーグ公式順位表の表示に準じる。
得失点差ランキングで見る上位クラブ勝点ランキングと得失点差ランキングを比較すると、各クラブの戦い方や結果の積み重ねに違いが見えてくる。
- 1位:カターレ富山(+13) — 上位6クラブで最も高い得失点差。
- 2位:横浜FC(+11) — 28得点で上位6クラブ最多。
- 3位タイ:RB大宮アルディージャ(+9) — 27得点、18失点。
- 3位タイ:ベガルタ仙台(+9) — 14失点で富山と並ぶ上位の守備成績。
- 5位:テゲバジャーロ宮崎(+8) — 勝点26を獲得し、上位6クラブに入る。
注目すべきは、首位新潟の得失点差がマイナス2であることだ。新潟は得点22に対して失点24。それでも勝利数9で上位に立っている。対照的に富山は27得点、14失点でプラス13を記録している。
順位表は勝点を最優先に決定されるため、得失点差が大きいチームが必ず首位になるわけではない。新潟のように勝点を積み上げて首位に立つクラブと、富山のように得失点差で優位に立つクラブの競争は、今後の見どころの一つだ。
【上位6クラブを比較】新潟・富山・横浜FC・大宮・仙台・宮崎の現在地
アルビレックス新潟:89分の決勝点で首位浮上アルビレックス新潟は15試合で9勝2分4敗、勝点29を獲得。今回の甲府戦では終盤まで得点できなかったものの、89分の決勝ゴールで勝点3を手にした。
首位に立った一方、得失点差はマイナス2。失点24という数字は上位6クラブの中で最も多い。首位を守るためには、得点力だけでなく守備面の安定も今後の課題になる。
カターレ富山:守備と得失点差が際立つ2位カターレ富山は勝点28で2位。15試合で27得点、14失点、得失点差プラス13を記録している。
11月3日の仙台戦では68分の髙橋馨希のゴールで1-0と勝利。連勝を2に伸ばした。勝点では首位新潟と1差、得失点差では上位6クラブのトップという状況で、自動昇格争いの中心にいる。
横浜FC:攻撃力を生かして3位をキープ横浜FCは勝点28で3位。28得点は上位6クラブで最多となっている。
秋田戦では先制を許したものの、81分に細井響、87分に山田康太が得点して逆転。終盤の得点で試合をひっくり返したことは、勝点3を得ただけでなく、プレーオフ圏を維持するうえでも大きな結果となった。
RB大宮アルディージャ:敗戦の少なさが強み大宮は勝点27で4位。7勝6分2敗という成績で、上位6クラブの中では敗戦数が最も少ない。
11月3日は、いわきFCに2-1で勝利。山本桜大と泉柊椰が得点した。6試合の引き分けは勝点を積み上げる一方で、勝利に変えられる試合を増やせるかという課題にもつながる。
ベガルタ仙台:3連敗からの立て直しが急務仙台は勝点27で5位。8勝3分4敗、得失点差プラス9と、シーズン全体の数字では上位を争う力を示している。
ただし、直近の状況は厳しい。富山戦の敗北によって3連敗となり、首位から5位へ後退した。現時点では自動昇格圏から1ポイント差だが、連敗が続けばプレーオフ圏からの転落もあり得る。
テゲバジャーロ宮崎:4連勝で上位に食い込む宮崎は勝点26で6位。直近5試合は4勝1分で、11月3日の栃木シティ戦では3-0と快勝した。
松本ケンチザンガの4試合連続ゴールも記録されており、チームとして好調を維持している。首位との勝点差は3。連勝をさらに伸ばせば、自動昇格圏への浮上も十分に視野に入る。
上位争いの構図を読むポイント現在の上位6クラブには、それぞれ異なる特徴がある。新潟は勝利数、富山は得失点差、横浜FCは得点力、大宮は敗戦の少なさ、仙台はこれまでの勝利数、宮崎は直近の連勝が注目材料だ。
さらに7位札幌は勝点23で5連勝中。6位宮崎との差は3ポイントしかない。昇格プレーオフ圏の6位争いには、今後札幌が加わる可能性も高く、上位6クラブだけを見ていればよい状況ではない。
【J1昇格条件】自動昇格は1位・2位、3〜6位はプレーオフ
2026/27シーズンのJ2からJ1への昇格枠は、基本的に3クラブだ。年間順位の上位2クラブが自動昇格し、3〜6位の4クラブが参加するJ1昇格プレーオフで優勝した1クラブがJ1へ昇格する。
J1自動昇格の条件自動昇格を達成するには、リーグ戦終了時点で年間順位2位以内に入る必要がある。シーズン途中の順位ではなく、全38試合を終えた最終順位が判定基準となる。
11月3日時点では、新潟と富山が自動昇格圏に位置している。ただし、3位横浜FCとの差はわずか1ポイント。順位が入れ替わる可能性は十分にある。
J1昇格プレーオフの出場条件リーグ戦3〜6位の4クラブがJ1昇格プレーオフに進出し、その優勝クラブがJ1への昇格権を獲得する。
現在の対象クラブは横浜FC、大宮、仙台、宮崎。7位札幌は勝点23で、6位宮崎の26ポイントを追っている。
自動昇格が難しくなった場合でも、6位以内に入れば昇格の可能性を残せる。反対に7位以下になると、通常の順位条件ではプレーオフに参加できない。
クラブライセンスによる例外に注意J1昇格には順位だけでなく、J1クラブライセンスの交付判定も関係する。上位2クラブがライセンスを取得できない場合や、3〜6位のクラブにライセンス上の問題がある場合は、昇格・プレーオフの対象が規定に従って制限される。
特に、3〜6位のクラブがライセンスを取得できなかった場合、7位以下のクラブが繰り上がってプレーオフに参加する仕組みにはなっていない。最終的な昇格条件を判断する際は、順位とライセンスの両方を確認する必要がある。
【J3降格圏・降格条件】18〜20位の3クラブは巻き返せるか
J2の順位表では上位の昇格争いと同じくらい、下位の降格争いも重要だ。2026年11月3日時点では、18位栃木シティ、19位FC今治、20位ヴァンフォーレ甲府がJ3自動降格圏に位置している。
現在のJ3自動降格圏- 18位:栃木シティ — 勝点12、得失点差マイナス7。
- 19位:FC今治 — 勝点12、得失点差マイナス15。
- 20位:ヴァンフォーレ甲府 — 勝点12、得失点差マイナス18。
3クラブはいずれも勝点12で並んでいる。順位は得失点差や総得点などの条件によって決まっており、甲府は11得点29失点、FC今治は16得点31失点という状況だ。
17位ヴァンラーレ八戸は勝点14。降格圏との差はわずか2ポイントであり、17位も安全圏とは言い切れない。
J3への降格条件は年間順位の下位3クラブ基本ルールでは、J2年間順位の下位3クラブがJ3へ降格する。J3からは年間順位上位2クラブと、3〜6位のクラブが参加するJ2昇格プレーオフの優勝クラブが昇格する。
ただし、J3から昇格するクラブのライセンス取得状況によって入れ替え数に例外が生じる。昇格資格を持つクラブの数によって、J2から降格するクラブの数も規定に沿って変わる場合がある。
残り23試合で降格圏は大きく変わる全38試合のうち、現時点で消化したのは15試合。残りは23試合ある。勝点12の3クラブも、今後の連勝によって順位を押し上げる余地が残されている。
特に注目したいのは、得失点差の改善だ。勝点が同じクラブ同士では得失点差が順位を決める要素になる。勝利を増やすことに加え、大量失点を防ぐことも下位クラブにとって重要なテーマとなる。
【順位決定の仕組み】勝点・得失点差・直近成績はどう見る?
J2の順位は、単純に勝利数が多い順に決まるわけではない。Jリーグの大会規定では、年間順位は勝点合計を最優先に決定し、同じ勝点のクラブが複数ある場合には、決められた優先順位で比較する。
勝点の計算方法- 勝利:3ポイント
- 引き分け:1ポイント
- 敗戦:0ポイント
38試合を戦うため、全勝した場合の獲得勝点は114ポイントとなる。現在の勝点は、このルールに基づいて積み上げられている。
勝点が同じ場合の順位決定ルールJ2では、勝点が同じ場合、次の順序で順位を決定する。
- 得失点差:得点から失点を引いた数値。
- 総得点数:シーズンを通じて記録した得点の合計。
- 当該チーム間の対戦成績:対象クラブ同士の勝点、得失点差、総得点数の順に比較。
- 抽選:昇降格チームの決定など、チェアマンが必要と判断した場合に実施。
例えば、富山と横浜FCはともに勝点28だが、富山は得失点差プラス13、横浜FCはプラス11。そのため、富山が2位、横浜FCが3位となっている。
また、大宮と仙台は勝点27、得失点差もともにプラス9で並んでいる。しかし、総得点は大宮が27、仙台が23。総得点の差によって大宮が4位、仙台が5位となっている。
直近5試合の成績は順位表とセットで確認する年間順位だけでは、現在のチーム状態を正確に把握できないことがある。そこで参考になるのが直近5試合の勝敗だ。
今回の順位表では、札幌が5連勝、宮崎が4連勝、仙台が3連敗となっている。年間順位では仙台が5位、札幌が7位だが、直近の勢いを比較すると両クラブの状況は対照的だ。
ただし、直近5試合だけで最終順位を予測することはできない。年間勝点、得失点差、残り試合数を組み合わせて見ることで、より正確に順位争いを把握できる。
順位表を見るときに間違えやすい3つのポイント- 現在の順位は最終順位ではない:シーズン途中の順位は、今後の試合結果によって変動する。
- 得失点差だけで昇格は決まらない:最優先されるのは勝点であり、得失点差は勝点が同じ場合の比較材料となる。
- プレーオフ圏と自動昇格圏は異なる:3〜6位はJ1昇格プレーオフの出場圏であり、自動昇格が確定する順位ではない。
【よくある質問】J2順位表2026/27に関するFAQ
Q1:2026年11月3日時点のJ2首位はどのクラブ?
A1:アルビレックス新潟だ。第15節終了時点で勝点29を獲得し、2位カターレ富山に1ポイント差をつけている。
Q2:J2からJ1へ自動昇格できるのは何位まで?
A2:原則として年間順位1位と2位の2クラブだ。ただし、J1クラブライセンスの交付判定などの条件がある。
Q3:J1昇格プレーオフには何位まで参加できる?
A3:原則として3〜6位の4クラブが参加する。プレーオフを制した1クラブがJ1へ昇格する。
Q4:2026/27シーズンのJ2からJ3への降格は何クラブ?
A4:基本ルールでは年間順位下位3クラブがJ3へ降格する。ただし、J3から昇格するクラブのライセンス状況によって例外がある。
Q5:J2で勝点が同じ場合、順位はどう決まる?
A5:得失点差、総得点数、当該チーム間の対戦成績の順に比較する。それでも決まらない場合は、規定に基づき抽選が行われることがある。
Q6:2026/27シーズンのJ2は全部で何試合?
A6:20クラブによるホーム&アウェイの2回戦総当たり方式で、全38節・380試合が開催される。
Q7:現時点でJ2の降格圏にいるクラブは?
A7:11月3日時点では18位栃木シティ、19位FC今治、20位ヴァンフォーレ甲府の3クラブがJ3自動降格圏に位置している。
2026年11月3日時点のJ2順位表では、アルビレックス新潟が勝点29で首位に立ち、カターレ富山と横浜FCが勝点28で追走している。大宮、仙台、宮崎も勝点26〜27を獲得しており、上位6クラブの差はわずか3ポイントだ。
得失点差では富山がプラス13でトップ。横浜FCは28得点で攻撃力を示し、大宮は上位陣で最少の2敗にとどまる。宮崎は4連勝で勢いを増す一方、仙台は3連敗からの立て直しが必要な状況にある。
一方、下位では栃木シティ、FC今治、ヴァンフォーレ甲府が勝点12で並び、J3降格を回避するための戦いが続く。17位八戸との勝点差も2ポイントしかなく、下位争いもまだ流動的だ。
【プロの結論】J2順位表を正しく読むためには、現在の順位だけでなく、勝点差、得失点差、直近5試合、残り試合数の4つを組み合わせることが欠かせない。自動昇格を狙うクラブは2位以内、プレーオフを目指すクラブは6位以内、残留を目指すクラブは降格圏からの脱出が当面の目標となる。
2026/27シーズンはまだ全38試合の途中段階だ。今後の直接対決や連勝・連敗によって順位表は大きく変わる可能性がある。Jリーグ公式の最新順位表を確認しながら、昇格争いと残留争いの両方を追っていきたい。
主な情報源:Jリーグ公式サイト「明治安田J2リーグ順位表」「J2大会概要」「2026/27シーズン開催情報」、Jリーグ公式第15節試合サマリー。
公式データ・根拠資料: Jリーグ公式順位表、2026/27大会概要、第15節公式試合サマリー。