2026年11月3日17時14分更新のJリーグ公式順位表によると、J2は第15節終了時点でアルビレックス新潟が首位。2位から6位までは勝点26~28にひしめき、昇格圏を巡る競争が激しくなっている。
以下が、全20クラブの最新順位、勝点、試合数、勝敗、得点、失点、得失点差、直近5試合の成績だ。順位の区分は現在の年間順位に基づくもので、シーズン終了時の確定結果ではない。
基準日:2026年11月3日/第15節終了時点/出典:Jリーグ公式順位表
W=勝利、D=引き分け、L=敗戦。勝・分・敗は左から勝利数、引き分け数、敗戦数。直近5試合は古い試合から新しい試合への順。公式順位表の数値を整理。
出典:Jリーグ公式サイト「明治安田J2リーグ順位表」。2026年11月3日17時14分更新。
順位表から読み取れる3つのポイント1.首位新潟と2位富山の差はわずか1ポイント
新潟は勝点29でトップだが、得失点差はマイナス2。対する富山は勝点28ながらプラス13を記録している。勝点差だけを見ると新潟が優勢だが、得失点差では富山が大きく上回る。
2.横浜FC、大宮、仙台、宮崎が追走
3位横浜FCは28点、4位大宮と5位仙台は27点、6位宮崎は26点。首位から6位までの差はわずか3ポイントで、1試合の結果によって昇格圏内の顔ぶれが変わる可能性がある。
3.最下位グループも勝点差が小さい
18位栃木シティ、19位FC今治、20位ヴァンフォーレ甲府はいずれも勝点12。17位八戸との差は2ポイントしかない。下位3クラブの順位が入れ替わるだけでなく、17位まで含めた残留争いが続く状況だ。
【順位表の見方】勝点・得失点差・直近5試合で本当の強さを判断する

J2の順位表を正しく読み解くには、順位と勝点だけで判断しないことが大切だ。特に注目したいのが、勝点の積み上げ方、得失点差、直近5試合の成績という3つの指標である。
勝点ランキングは勝利数だけでは決まらないJ2の勝点制度は、勝利が3点、引き分けが1点、敗戦が0点。15試合を終えた新潟は9勝2分4敗で29点を獲得している。
一方、大宮は7勝6分2敗で27点。勝利数では新潟に2勝少ないものの、敗戦が2試合だけに抑えられているため、上位を維持している。
この違いは、リーグ戦における安定性を考えるうえで興味深い。勝ち切る力があるクラブと、負けない試合運びができるクラブでは、同じ勝点でもチームの特徴が異なる。
得失点差ランキングでは富山がトップ得失点差とは、総得点から総失点を引いた数値だ。勝点が同じクラブが並んだ場合、Jリーグでは得失点差が最初の順位決定基準になる。
今回の順位表では、カターレ富山がプラス13でトップ。横浜FCがプラス11、大宮と仙台がプラス9、宮崎がプラス8と続く。
特に富山は15試合で27得点14失点。攻撃で得点を積み上げながら、守備でも失点を抑えている。順位表上では2位だが、得失点差という観点では上位クラブの中でも際立った数字だ。
対照的に、新潟は22得点24失点でマイナス2。首位に立っている理由は、得失点差ではなく、勝点を積み上げた結果にある。
直近5試合の成績でチームの勢いを確認する年間順位は過去15試合の結果を反映するが、直近5試合は現在のチーム状態を考える材料になる。
今節終了時点で最も目を引くのが北海道コンサドーレ札幌だ。直近5試合がすべて勝利で、5連勝を記録している。順位は7位だが、勝点23まで伸ばしており、6位宮崎との差は3点に縮まっている。
宮崎も直近5試合で4勝1分と好調。6位に位置しており、プレーオフ圏内を守るだけでなく、自動昇格圏への接近も狙える立場だ。
一方、仙台は直近5試合が1勝1分3敗。第15節の富山戦にも敗れており、27ポイントを持ちながらも、今後の立て直しが課題になる。
【第15節の最新試合結果】新潟が首位浮上、富山と札幌も存在感
2026年11月3日に開催されたJ2第15節では、全10試合が行われた。上位争いに直接影響する試合が複数あり、順位表にも大きな動きが生まれた。
11月3日のJ2全試合結果| 対戦カード | 結果 |
|---|---|
| カターレ富山 vs ベガルタ仙台 | 1-0 |
| モンテディオ山形 vs 徳島ヴォルティス | 1-0 |
| RB大宮アルディージャ vs いわきFC | 2-1 |
| 横浜FC vs ブラウブリッツ秋田 | 2-1 |
| 湘南ベルマーレ vs サガン鳥栖 | 0-1 |
| ヴァンフォーレ甲府 vs アルビレックス新潟 | 0-1 |
| 藤枝MYFC vs ジュビロ磐田 | 1-2 |
| 大分トリニータ vs ヴァンラーレ八戸 | 1-0 |
| テゲバジャーロ宮崎 vs 栃木シティ | 3-0 |
| FC今治 vs 北海道コンサドーレ札幌 | 0-4 |
出典はJリーグ公式サイトの第15節日程・結果。各試合のスコアは公式記録に基づく。
新潟が甲府に勝利して首位を奪取アルビレックス新潟はアウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で勝利した。
この勝利で新潟は勝点を29に伸ばし、首位に浮上。前節まで上位争いにいた仙台が富山に敗れたこともあり、順位表の先頭に立つ結果となった。
ただし、得失点差はマイナス2であり、富山や横浜FCと比較すると数字上の余裕はない。今後は勝点を確実に積み上げると同時に、失点を減らせるかが焦点になる。
富山が仙台を破り2位に浮上カターレ富山はベガルタ仙台を1-0で下した。勝点28となり、2位を確保。得失点差もプラス13と、上位6クラブの中で最も優れている。
仙台はこの敗戦で勝点27のまま5位に後退した。直近5試合でも3敗を喫しており、昇格争いを続けるためには連敗を避けたいところだ。
大宮と横浜FCも勝利、宮崎は3得点RB大宮アルディージャはホームでいわきFCに2-1で勝利。横浜FCもブラウブリッツ秋田を2-1で下し、勝点28で3位につけた。
テゲバジャーロ宮崎は栃木シティに3-0で快勝。得失点差をプラス8に伸ばし、6位をキープしている。
さらに北海道コンサドーレ札幌はFC今治に4-0で勝利。5連勝という結果は、順位表の数字以上に今後の上位争いへの影響を感じさせる。
【J1昇格争い】自動昇格とプレーオフ進出の条件を解説
2026/27シーズンのJ2では、最終的な年間順位によってJ1昇格のルートが決まる。大きく分けると、自動昇格とJ1昇格プレーオフの2種類だ。
J1自動昇格の条件は年間順位1位・2位J2年間順位の上位2クラブには、原則としてJ1への自動昇格枠が与えられる。
現在はアルビレックス新潟とカターレ富山がその位置にいる。両クラブとも15試合を消化しており、残り23試合で順位を維持できるかが焦点だ。
ただし、自動昇格にはJ1クラブライセンスの交付判定も関係する。順位だけで昇格が無条件に確定するわけではない。
3位~6位はJ1昇格プレーオフ進出圏年間順位3位から6位までの最大4クラブがJ1昇格プレーオフに参加する。準決勝2試合と決勝1試合で構成され、優勝したクラブがJ1昇格を果たす仕組みだ。
現時点でプレーオフ出場圏内にいるのは、横浜FC、RB大宮アルディージャ、ベガルタ仙台、テゲバジャーロ宮崎の4クラブ。
ただし、プレーオフの参加にはJ1クラブライセンスが必要となる。ライセンスを取得できなかったクラブは参加できず、7位以下のクラブが繰り上がる制度でもない。
現在の上位6クラブの比較- 1位・新潟: 勝点29。自動昇格圏を維持するための勝点確保が最優先。
- 2位・富山: 勝点28。得失点差プラス13という強みを持つ。
- 3位・横浜FC: 勝点28。28得点で上位クラブ最多の得点力。
- 4位・大宮: 勝点27。15試合で敗戦は2回と安定している。
- 5位・仙台: 勝点27。直近の成績を改善できるかがポイント。
- 6位・宮崎: 勝点26。直近5試合で4勝を挙げている。
注目したいのは、2位富山と6位宮崎の勝点差が2しかないことだ。自動昇格圏とプレーオフ圏の境界が極めて接近しており、上位争いはまだ大きく動く余地がある。
【J3降格・残留争い】下位3クラブはどこまで巻き返せる?
J2の下位争いでは、年間順位18位から20位までの3クラブが基本的にJ3自動降格の対象となる。
2026年11月3日時点では、栃木シティ、FC今治、ヴァンフォーレ甲府の3クラブが降格圏内にいる。
18位・栃木シティは得失点差で優位栃木シティは勝点12で18位。FC今治、ヴァンフォーレ甲府と勝点で並んでいるが、得失点差はマイナス7で、降格圏の3クラブの中では最も良い。
第15節では宮崎に0-3で敗れた。直近5試合も2分3敗と勝利がなく、まずは連敗を止めて勝点を積み上げる必要がある。
19位・FC今治は守備の立て直しが課題FC今治は勝点12、得失点差マイナス15で19位。15試合で31失点を喫しており、全20クラブの中で最も多い失点数となっている。
第15節では北海道コンサドーレ札幌に0-4で敗戦。直近5試合も1分4敗と苦しい結果が続いている。
失点を減らすことはもちろん、試合の流れが悪い時間帯に立て直せるかが残留争いのポイントになる。
20位・ヴァンフォーレ甲府は最下位からの反撃が必要ヴァンフォーレ甲府は勝点12、得失点差マイナス18で最下位。15試合で11得点29失点という数字は、攻守両面の課題を示している。
第15節では首位に浮上した新潟に0-1で敗れた。直近5試合は2分3敗で、勝利から遠ざかっている。
ただし、18位から20位までは同じ勝点12。順位は得失点差によって分かれているため、1勝を挙げるだけでも順位を大きく動かせる可能性がある。
17位・八戸と16位・藤枝も安全圏とはいえない17位ヴァンラーレ八戸は勝点14で、降格圏との勝点差はわずか2。16位藤枝MYFCも勝点16で、18位との差は4ポイントだ。
残留争いは降格圏にいる3クラブだけの問題ではない。17位、16位のクラブも、連敗が続けば一気に危険な位置へ転落する可能性がある。
なお、実際の昇降格にはJ3側のクラブライセンス条件も関係する。Jリーグの規定では、J3の昇格対象クラブが必要なライセンスを得られない場合、J2から降格するクラブ数が通常の3クラブから変わるケースも定められている。
【今後の注目ポイント】2026年後半から2027年最終節までの展望
2026/27シーズンのJ2は、全20クラブによるホーム&アウェー方式の2回戦総当たり。全38節、合計380試合で年間順位を決定する。
Jリーグ公式発表による開催期間は2026年8月8日から2027年5月23日まで。2026年内は12月13日の第22節まで行われ、ウインターブレークを挟んで2027年2月20日に再開する予定だ。
2026年11月時点はシーズンの中盤に向かう重要な局面第15節終了時点で、各クラブは全38試合のうち15試合を消化。残りは23試合ある。
上位6クラブの勝点差は3ポイントしかなく、首位とプレーオフ圏の順位が今後も入れ替わる可能性がある。特に富山、横浜FC、大宮、仙台のように勝点が接近しているクラブ同士の直接対決は重要だ。
12月13日の第22節までに注目したいこと2026年内は第22節まで開催されるため、11月以降の試合はウインターブレーク前の順位を左右する。
注目したいのは次の3点だ。
- 新潟と富山が自動昇格圏を維持できるか。
- 横浜FC、大宮、仙台、宮崎が上位2クラブに迫れるか。
- 栃木シティ、FC今治、甲府が降格圏を抜け出せるか。
特に札幌の5連勝が続くかどうかも見逃せない。現在7位ながら6位との差は3ポイントであり、年内の成績次第ではプレーオフ圏に食い込む可能性がある。
2027年5月の最終節が昇降格を決めるJ2の最終節は2027年5月23日。リーグ戦終了後にはJ1昇格プレーオフの準決勝・決勝が予定されている。
Jリーグが公表した開催予定では、J1昇格プレーオフの準決勝は2027年5月29日・30日、決勝は6月5日・6日。試合の詳細な開催日は別途発表される予定だ。
そのため、J2の年間順位で2位以内を確保できるか、3位から6位に入ってプレーオフへ進めるかは、最終節まで重要な争点になる。
【プロの結論】J2順位表は勝点だけでなく3つの数字で読む
2026/27シーズンのJ2順位表を分析すると、現時点で注目すべきなのは次の3つのポイントだ。
第一に、勝点の近さ。 首位新潟と6位宮崎の差は3ポイントしかない。上位争いは一見すると新潟と富山が先行しているように見えるが、横浜FC、大宮、仙台、宮崎にも十分な逆転の余地がある。
第二に、得失点差の違い。 富山のプラス13、横浜FCのプラス11に対し、新潟はマイナス2。順位表のトップにいるクラブが必ずしも攻守の数字で優れているわけではないことが分かる。
第三に、直近の勢い。 札幌の5連勝、宮崎の直近5試合4勝は、年間順位だけでは見えにくい上昇傾向を示している。反対に、仙台や下位クラブは直近の敗戦をどこまで減らせるかが課題になる。
J2の順位を追いかける際は、年間順位を基本にしながら、勝点差、得失点差、直近5試合の結果をセットで確認するのがおすすめだ。昇格争いと降格争いの両方を立体的に理解できる。
サッカーJ2順位に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026/27シーズンのJ2で現在1位のクラブはどこ?
A1:2026年11月3日更新のJリーグ公式順位表では、アルビレックス新潟が勝点29で1位。2位カターレ富山は勝点28で、1ポイント差となっている。
Q2:J2からJ1に自動昇格できるのは何クラブ?
A2:原則として年間順位1位と2位の2クラブ。3位から6位のクラブにはJ1昇格プレーオフへの出場権が与えられ、プレーオフ優勝クラブもJ1に昇格する。
Q3:J2からJ3に降格するのは何クラブ?
A3:基本的には年間順位下位3クラブ。2026年11月3日時点では、栃木シティ、FC今治、ヴァンフォーレ甲府が18位から20位に位置している。ただし、J3側の昇格資格やクラブライセンスの状況によって入れ替え数が変わる場合がある。
Q4:J2で勝点が同じ場合は何で順位を決める?
A4:まず得失点差、次に総得点数を比較する。それでも同じ場合は当該チーム間の対戦成績を勝点、得失点差、総得点数の順に比較し、最終的には必要に応じて抽選となる。
Q5:J2の試合は全部で何試合ある?
A5:2026/27シーズンは20クラブによる2回戦総当たりで、全38節、合計380試合。各クラブはホーム19試合、アウェー19試合を戦う。
Q6:J2の最新順位はどこで確認できる?
A6:Jリーグ公式サイトの明治安田J2リーグ順位表で確認できる。勝点、試合数、勝敗、得点、失点、得失点差、直近5試合の成績も掲載されている。試合終了直後は公式記録の反映状況にも注意したい。
2026年11月3日時点のJ2順位表では、アルビレックス新潟が勝点29で首位。カターレ富山と横浜FCが勝点28で追い、RB大宮アルディージャ、ベガルタ仙台、テゲバジャーロ宮崎も昇格争いに加わっている。
一方、下位では栃木シティ、FC今治、ヴァンフォーレ甲府が勝点12で並び、17位八戸との差もわずか2ポイント。残留争いも予断を許さない状況だ。
シーズンはまだ38試合中15試合を終えた段階で、残り23試合がある。今後は首位争いだけでなく、プレーオフ圏への浮上、連勝による順位変動、下位クラブの巻き返しにも注目したい。
最新のJ2順位をチェックする際は、勝点だけで判断せず、得失点差と直近5試合の成績まで確認することが、2026/27シーズンの昇格・降格争いを正確に読み解くポイントになる。