2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、3月8日から3月22日(日本時間)にかけて開催され、日本代表・侍ジャパンが3大会ぶり3度目の世界一に輝いた。東京ドームで行われた1次ラウンドでは中国、韓国、チェコ、オーストラリアと対戦。その後、イタリアとの準々決勝、メキシコとの準決勝、アメリカとの決勝を勝ち抜いた。
2026年に過去の大会を振り返る読者に向けて、WBC 2023の全体日程、日本代表の試合開始時間、対戦カード、試合結果、テレビ放送予定を整理する。特に注意したいのが、アメリカ開催の試合は現地時間と日本時間で日付が異なる点だ。準決勝は日本時間3月21日、決勝は3月22日に行われている。
【大会日程を総整理】WBC 2023はいつからいつまで開催された?

第5回WBCは、2023年3月8日に1次ラウンドが始まり、3月22日の決勝で全日程を終えた。開催地は日本、台湾、アメリカの3地域。1次ラウンドから決勝まで、合計47試合が行われた。
大会は4つのプールに分かれて1次ラウンドを実施し、各プールの上位チームが準々決勝へ進出する方式だった。準々決勝以降は一発勝負のトーナメントとなり、敗れればその時点で敗退する。
1次ラウンドから決勝までの全体スケジュール- プールA:3月8日~13日。台湾・台中インターコンチネンタル野球場。
- プールB:3月9日~13日。日本・東京ドーム。
- プールC:3月11日~15日。アメリカ・チェイス・フィールド。
- プールD:3月11日~15日。アメリカ・ローンデポ・パーク。
- 準々決勝ラウンド1:3月15日・16日。東京ドーム。
- 準々決勝ラウンド2:3月17日・18日。ローンデポ・パーク。
- 準決勝:3月19日・20日(現地時間)。ローンデポ・パーク。
- 決勝:3月21日(現地時間)。ローンデポ・パーク。
ここで押さえておきたいのは、アメリカ開催の試合が日本時間では翌日になることだ。例えば現地3月20日19時開始の準決勝は、日本時間では3月21日8時開始となる。決勝も現地3月21日19時、日本時間では3月22日8時だった。
そのため、海外開催分の日程を調べる際には、現地日付だけで判断すると日本での放送日や試合日を間違えやすい。日本の読者にとっては、日本時間を基準に整理するのが最も分かりやすい。
【東京プール1次ラウンド】侍ジャパンの中国・韓国・チェコ・豪州戦の日程
日本が所属したのはプールB。東京ドームを舞台に、日本、韓国、オーストラリア、中国、チェコ共和国の5チームが総当たりで対戦した。
1次ラウンドの開催期間は3月9日から13日まで。各チームが4試合を戦い、上位2チームが準々決勝に進出する仕組みだった。
東京プール全10試合の対戦カードと結果- 3月9日12:00:オーストラリア8-7韓国
- 3月9日19:00:中国1-8日本
- 3月10日12:00:チェコ8-5中国
- 3月10日19:00:韓国4-13日本
- 3月11日12:00:中国2-12オーストラリア
- 3月11日19:00:チェコ2-10日本
- 3月12日12:00:チェコ3-7韓国
- 3月12日19:00:日本7-1オーストラリア
- 3月13日12:00:オーストラリア8-3チェコ
- 3月13日19:00:韓国22-2中国
上記の試合結果からも分かるように、日本は4試合すべてに勝利した。特に韓国戦では13得点を挙げ、攻撃力の高さを示した。チェコ戦では佐々木朗希が8奪三振を記録し、オーストラリア戦では大谷翔平の先制3ランが飛び出している。
東京プールの最終順位- 1位:日本(4勝0敗)
- 2位:オーストラリア(3勝1敗)
- 3位:韓国(2勝2敗)
- 4位:チェコ(1勝3敗)
- 5位:中国(0勝4敗)
日本は勝率1.000で1位通過。オーストラリアも3勝1敗で準々決勝進出を決めた。日本の1次ラウンドは4試合で38得点、8失点という結果だった。攻撃と投手陣の両面で安定した戦いを見せ、東京での戦いを終えた。
【侍ジャパン全7試合】WBC 2023日本戦の日程・開始時間・結果一覧
侍ジャパンは1次ラウンド4試合、準々決勝1試合、準決勝1試合、決勝1試合の合計7試合を戦った。以下は大会公式記録を基に、日本時間で統一した全試合の一覧だ。
日本代表の全試合スケジュール| 日付(日本時間) | ラウンド | 対戦カード・結果 | 開始時間 | 会場 | 主な放送 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3月9日(木) | 1次ラウンド | 日本 8-1 中国 | 19:00 | 東京ドーム | TBS・Prime Video |
| 3月10日(金) | 1次ラウンド | 日本 13-4 韓国 | 19:00 | 東京ドーム | TBS・Prime Video |
| 3月11日(土) | 1次ラウンド | 日本 10-2 チェコ | 19:00 | 東京ドーム | テレビ朝日・Prime Video |
| 3月12日(日) | 1次ラウンド | 日本 7-1 オーストラリア | 19:00 | 東京ドーム | テレビ朝日・Prime Video |
| 3月16日(木) | 準々決勝 | 日本 9-3 イタリア | 19:00 | 東京ドーム | テレビ朝日・Prime Video |
| 3月21日(火) | 準決勝 | 日本 6-5 メキシコ | 8:00 | ローンデポ・パーク | TBS・Prime Video |
| 3月22日(水) | 決勝 | 日本 3-2 アメリカ | 8:00 | ローンデポ・パーク | テレビ朝日・Prime Video |
日本代表の試合開始時間は、東京開催の5試合がすべて19時。アメリカ開催の準決勝と決勝は、いずれも日本時間の午前8時だった。
この一覧で特に重要なのが、準決勝と決勝の日付だ。メキシコ戦は日本時間3月21日、アメリカ戦は3月22日。現地時間の大会日程と日本国内の報道・放送日程が異なるため、両方を区別しておく必要がある。
【東京ドーム準々決勝から決勝へ】WBC 2023の勝ち上がりと名勝負
1次ラウンドを4連勝で突破した日本は、3月16日に東京ドームで準々決勝を迎えた。対戦相手はプールAを2位で通過したイタリア。勝てばアメリカでの準決勝に進む重要な一戦だった。
3月16日19時:日本対イタリアは9-3で勝利日本はイタリアに9-3で勝利した。試合の流れを変えた場面として、公式大会記録は大谷翔平のバントや岡本和真の5打点を挙げている。
日本は序盤から得点を重ね、5大会連続となる準決勝進出を決定。東京ドームでの戦いを終え、舞台はアメリカ・マイアミへ移った。
準々決勝ラウンド2の結果も確認アメリカで行われたもう一方の準々決勝では、次の2試合が実施された。
- 日本時間3月18日8:00:プエルトリコ4-5メキシコ
- 日本時間3月19日8:00:アメリカ9-7ベネズエラ
この結果、準決勝はアメリカ対キューバ、日本対メキシコの組み合わせとなった。日本が決勝へ進むには、勢いのあるメキシコを破る必要があった。
3月21日8時:日本対メキシコは6-5の劇的サヨナラ勝ち準決勝は現地3月20日19時、日本時間3月21日8時に開始された。日本はメキシコに先行を許し、8回終了時点でも4点を追う厳しい展開となった。
しかし、7回に3点を返すと、8回にも1点を追加。迎えた9回裏、村上宗隆が逆転サヨナラ打を放ち、日本が6-5で勝利した。
この勝利で侍ジャパンは3大会ぶりの決勝進出を決めた。村上の一打は、2023年大会を象徴する名場面の一つとして記録されている。
3月22日8時:日本対アメリカの決勝は3-2決勝は現地3月21日19時、日本時間3月22日8時にローンデポ・パークで行われた。相手はアメリカ代表。世界一を懸けた最後の一戦だった。
日本は3-2でアメリカを破り、3大会ぶり3度目の優勝を達成。9回には大谷翔平がマウンドに上がり、最後の打者となったマイク・トラウトを三振に仕留めた。
大会公式記録では、日本の優勝とともに大谷翔平が胴上げ投手となったことが紹介されている。決勝のスコアは日本3-2アメリカ。これが2023年大会の最終結果となった。
【テレビ放送予定を振り返る】WBC 2023はどこで見られた?
2023年大会の日本戦は、TBS系列とテレビ朝日系列を中心に地上波生中継が行われた。インターネット配信ではPrime Videoも中継を担当。ラジオではニッポン放送が放送した試合もあった。
日本戦の主な放送局と放送開始時間- 3月9日・中国戦:TBS系列、Prime Video。地上波は18時開始。
- 3月10日・韓国戦:TBS系列、Prime Video。地上波は18時開始。
- 3月11日・チェコ戦:テレビ朝日系列、Prime Video。地上波は18時30分開始。
- 3月12日・オーストラリア戦:テレビ朝日系列、Prime Video。地上波は18時34分開始。
- 3月16日・イタリア戦:テレビ朝日系列、Prime Video。地上波は18時30分開始。
- 3月21日・メキシコ戦:TBS系列、Prime Video。日本時間7時から中継。
- 3月22日・アメリカ戦:テレビ朝日系列、Prime Video。テレビ朝日は7時55分から生中継。
なお、上記は試合開始時間ではなく、当時の放送開始時間を含む情報だ。試合そのものの開始時刻とテレビ中継の開始時刻は一致しない場合がある。
1次ラウンドの日本戦以外については、J SPORTSおよびJ SPORTSオンデマンドも中継を担当した。特に海外開催のプールC・プールDでは、日本時間の早朝や深夜に試合が組まれていた。
2026年現在、これらは2023年大会当時の放送実績であり、現在の生中継予定を示すものではない。
【大谷翔平の2023年WBC出場試合】二刀流の成績と優勝への貢献
2023年大会で大きな注目を集めた選手が大谷翔平だった。打者として全7試合に出場し、投手としても3試合に登板。日本の優勝に大きく貢献し、大会MVPにも選出された。
大谷翔平の打者成績- 出場試合:7試合
- 打率:.435
- 安打:10本
- 本塁打:1本
- 打点:8
- 四球:10
- 出塁率:.606
特に印象的だったのが、3月12日のオーストラリア戦。大谷は先制3ランを放ち、日本の1次ラウンド全勝通過を後押しした。
投手としての登板記録- 登板:3試合
- 先発:2試合
- 成績:2勝0敗1セーブ
- 投球回:9回2/3
- 奪三振:11
- 防御率:1.86
投手としての登板は、中国戦、イタリア戦、アメリカとの決勝。中国戦とイタリア戦では先発し、決勝では9回に救援登板した。
最後のマイク・トラウトとの対決は、大会を締めくくる象徴的な場面となった。打者として全7試合に出場しながら、投手としても重要な局面を任されたことが、二刀流の価値を世界に示した。
MLB公式の2023年大会成績でも、大谷は打率.435、1本塁打、8打点を記録。投打両面での活躍が評価され、MVPに選ばれた。
【プロの結論】WBC 2023の日程を調べる際に間違えやすい3つのポイント
WBC 2023の日程を振り返る際、単に試合日を覚えるだけでは不十分だ。大会の開催地や時差、試合開始時間と放送開始時間の違いを理解すると、記録をより正確に読み取れる。
1. アメリカ開催の試合は日本時間で翌日になる準決勝の現地開催日は3月19日・20日だが、日本時間では3月20日・21日。決勝も現地3月21日、日本時間3月22日だった。日本国内での試合結果やニュースを探すなら、日本時間を優先するのが確実だ。
2. 東京ドームの準々決勝とマイアミの準々決勝は別会場準々決勝は東京ドームだけで行われたわけではない。日本を含む準々決勝ラウンド1は東京ドーム、メキシコやアメリカなどが進出した準々決勝ラウンド2はローンデポ・パークで開催された。
日本は東京ドームでイタリアと対戦し、9-3で勝利。その後、アメリカへ移動して準決勝と決勝を戦っている。
3. 試合開始時間とテレビ中継開始時間は異なる例えば中国戦の試合開始は19時だったが、TBS系列の中継は18時から始まった。テレビ朝日系列のチェコ戦も、試合開始19時に対して中継開始は18時30分だった。
過去の番組表や試合記録を調べる場合、この違いを混同しないことが大切だ。
2023年大会の記録を確認するなら、WBC大会公式の「日程&開催地」、侍ジャパン公式の「試合・大会詳細」、TBSやテレビ朝日の当時の放送情報を照合すると、対戦カード、スコア、開始時間を把握しやすい。
WBC 2023の日程に関するよくある質問(FAQ)
Q1:WBC 2023で日本代表の初戦はいつだった?
A1:2023年3月9日(木)19時開始の中国戦だった。会場は東京ドームで、日本は8-1で勝利した。
Q2:日本対メキシコの準決勝は日本時間で何日何時だった?
A2:2023年3月21日(火)8時開始だった。ローンデポ・パークで行われ、日本が村上宗隆の逆転サヨナラ打によって6-5で勝利した。
Q3:WBC 2023の決勝はいつ開催された?
A3:日本時間2023年3月22日(水)8時開始だった。日本対アメリカの決勝で、日本が3-2で勝利し、3大会ぶり3度目の優勝を達成した。
WBC 2023は、2023年3月8日から3月22日(日本時間)まで開催された。侍ジャパンは東京ドームの1次ラウンドで中国、韓国、チェコ、オーストラリアに4連勝。準々決勝でイタリア、準決勝でメキシコ、決勝でアメリカを破り、全7試合を全勝で終えた。
大会を象徴する結果は、準決勝の日本6-5メキシコ、決勝の日本3-2アメリカだ。村上宗隆のサヨナラ打、大谷翔平の二刀流での活躍、そして最後のトラウトとの対決が、2023年大会を印象深いものにした。
2026年に過去のWBCを振り返る際は、東京開催の試合は19時、アメリカ開催の日本戦は日本時間8時という基本を押さえておきたい。特に3月21日の準決勝と3月22日の決勝を区別すれば、侍ジャパンが世界一に至った全日程を正確に把握できる。
主な参照記録: WBC 2023大会公式日程、侍ジャパン公式大会記録、MLB公式大会成績、TBS・テレビ朝日の放送記録。